勉強本を紹介「勉強法以前の勉強体質のつくり方」:212冊目 | 技術士を目指す人の会

技術士を目指す人の会

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

本日ご紹介する本はこちら。

 「勉強法以前の勉強体質のつくり方」

 

●勉強体質

勉強体質とは何か?

作者は、勉強体質について特別な定義をしているわけではありません。

本来、誰でも勉強はできるはずなんです。

ただ、勉強をやってもできない、そう思い込んでいる人がいるのだそうです。

勉強をやってもできないと思っていると、当然、やる気も損なわれます。

では、なぜ、やっでもできないと状況に陥るのか?

問題を解いて間違った場合、ほとんどの子供は、赤鉛筆で正解を書き込みむのだそうです。

そして、正答を書き込むことで、内容をわかったつもりになってしまいます。

しかし、正答を知っただけで、その問題をなぜ間違えたのか理解をしていないです。

正答を知ることで勉強した気になりますが、実際には、その問題について掘り下げて考える機会を逸した状態です。

勉強したことにはなりません。

これを積み重ねると、授業を聞いても理解できなくなります。

こうして、やってもできないという状況に陥るわけです。

 

このため、問題を解いて間違った時は放置してはいけません。

赤ペンで正答を書き込むだけではダメです。

答を導きだすプロセスで、どの部分を間違えたのか、なぜ間違えたのかを確認する必要があります。

この一手間が大切なんです。

 

つまりです。勉強体質とは、次のことを意味ます。

間違えた理由をすぐに把握して、同じ間違えをしない方法を考える習慣を身につけている

ことを意味します。

 

まずは間違えたことを黙殺せず、ちゃんと向き合う必要があります。

そして、間違えたところをチェックするだけではなく、間違えた理由まで確認する必要があります。

単なるミスかもしれませんし、誤解や理解不足かもしれません。

間違えた理由を把握することが重要です。

原因を知った上で、再発防止策を講じます。

逃げてはいけないわけです。

こうした習慣を身につけることの重要性は、勉強だけではなく、仕事にも共通することだと思いますね。

 

 

★具体的な勉強法

いつ、どこで、誰が、何を、どうやって、なぜ、勉強するのか、整理しておきます。

①When:-
②Whrere:

③Who:学生

④What:国語、算数、社会等
⑤How:3つのステップ(❶できることから始める、❷楽しみながら続ける、❸ふり返ることでのびる)、音読
⑥Why:
⑦モチベーション:ゲームで楽しむ(ゲームやカルタで競う、日本地図パズル、日本歴史漫画)

 

 

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※208冊目は「身の丈にあった勉強法」。これを見たい方は、こちら をクリックしてください。