勉強本を紹介「身の丈にあった勉強法」:208冊目 | 技術士を目指す人の会

技術士を目指す人の会

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

本日ご紹介する本はこちら。

身の丈にあった勉強法

 

●作者は菅さん

作者の菅さんは、漫才コンビ「ロザン」の一人です。

このため、この本には宇治原さんの話がよく出てきます。

 

●予習と復習はどっちが重要か

予習と復習についてです。

多くの書籍は復習を重んじています。

しかし、この本では予習が重要だと言っています。

なぜか?

①意味が解らない授業を聞いていると

②先生が勝手にしゃっべっているだけで授業に参加していない気分になり、

③眠たくなってしまう

から、勉強嫌いになるのだそうです。

授業についていけなくなるリスクを解消するため、少しの時間でもいいから予習をする。そうすれば、予備知識があるから授業に参加できるというわけです。

作者は、学校の授業、学校での生活をとても大切にしています。

この書籍の中でも、学校の勉強をせずに塾に行くのは暴飲暴食をしながらスポーツジムに行くのと同じだと言っています。

これは、暴飲暴食をしてジムに行ってもダイエットにならないのと同じで、学校の勉強を疎かにしておいて塾に行っても成績はアップしないという意味です。

学校で勉強しているからこそ、塾に行く意味がある。なるほどですね。

 

●小学生が国語力を鍛える方法

作者曰く、小学生が国語力を鍛える方法は、読者や作文ではありません。

どんな方法か?

親としゃべる です。

学校であったこと、友達と何をしたか、先生がどんなことを言ってたか、登下校で何があったか、そんな話を親とするんです。

話をするためには頭のなかで文章を組み立てる必要があるわけですから、しゃべればしゃべるほどに、文章力がアップするというわけです。

なるほどですね。

 

★具体的な勉強法

いつ、どこで、誰が、何を、どうやって、なぜ、勉強するのか、整理しておきます。

 
①When:-
②Whrere:変な場所(普通の場所よりも記憶が定着する)
③Who:学生
④What:受験科目(まずは国語)
⑤How:新聞の社説を読む、苦手科目がある時はかなり過去の内容まで遡って勉強しなおす、人に教える(先生になったつもりでエアー授業をする)
⑥Why:どんなことをするかはわからないが勉強をしたときの過程で身につけたことは何かに活かせるから
⑦モチベーション:ギリギリの成績で学校に入るよりも余力を持った成績で学校に入った方がいい

 

 

※207冊目は歴史の勉強法」。これを見たい方は、こちら をクリックしてください。

※206冊目はすごい勉強メソッド」。これを見たい方は、こちら をクリックしてください。

※205冊目は「思考の整理学」。これを見たい方は、こちら をクリックしてください。

※204冊目は「独学の技法」。これを見たい方は、こちら をクリックしてください。