「やりたいこと」は外にはない。自分の「初期装備」を確認すれば、冒険のルートは勝手に決まる。
「自分が本当にやりたいことが分からない……」「何をすればいいか分からない」そうやって、外側の世界に答えを探し続けては立ち止まる、そんな繰り返しをしていませんか。そんなあなたは、自分のキャラクターの職業を知らないまま冒険に出ているプレイヤーのようなものです。といった感じで、今回は冒険ゲーム(RPG)に例えて人生という旅を「苦行」ではなく「最高の冒険」に変えるためには絶対的な順番があると思います。そして、その冒険に占星術がどう役立つのかも。◆多くの人が陥る「迷子の冒険者」「未来のために頑張らなきゃ」と焦る状態は、自分の持ち物もスキルも確認せずに、とりあえず村の外へ飛び出した状態です。周りの人が「あっちに伝説の剣があるらしいよ」「魔法使いが最強だよ」と言うのを聞いて、なんとなくそっちへ歩き出します。その目的地にたどりつきました。でも、実際は、剣を持ってみたけれど重くて振れない、魔法を唱えようとしてもMPが足りない……。「自分には才能がないんだ」と落ち込み、旅がどんどん辛くなります。でも、それはあなたが「弱い」のではありません。戦士が魔法の杖を振ろうとしているだけなのです。なにが起きているかと言うと、自分の「初期装備(スペック)」と「向かっている場所」がズレているだけなのです。◆ 占星術は、あなたの「キャラ設定画面」を開くこと「やりたいこと(目的地)」を無理やりひねり出す前に、まずはメニュー画面を開いて、自分の「ステータス」と「説明書」を確認しましょう。そこで役立つのが「占星術(ホロスコープ)」です。占星術で自分の星を知ることは、画面上に自分の「職業」や「スキル」を映し出す作業です。太陽: メインコマンド(人生の進む方向)月: 宿屋での休み方・最大HP(心の安定)水星:得意スキル(言語・コミュニケーション)金星: 装備を彩るアクセサリー(好きなこと・魅力)火星:攻撃力(行動の起こし方)「自分は魔法使いタイプだったんだ!」とか「実は隠密行動が得意な盗賊タイプだった!」ということが分かると、「今の自分のままでいいんだ」という在り方のようなものが定まります。◆「職業」が分かれば、行くべき場所は勝手に見つかる自分のスペック(職業)が判明した瞬間、これまで真っ暗だった冒険の地図に、光り輝く「目的地」が浮かび上がります。例えばですが、「戦士」だと分かったら。「強敵と戦いたい!(困難に挑戦する)」という目的地が見つかる。「吟遊詩人」だと分かったら。「世界中の人に歌を届けたい!(表現や発信)」という目的地が見つかる。このように、説明書(占星術)を読んで自分のスペックを受け入れると、やりたいこと(目的地)は探さなくても「こっちだよ!」と向こうから教えてくれるのです。◆未来が確定すると、冒険が楽しくなる自分の職業にぴったりの目的地がセットされると、「未来は確定」します。「自分はこのルートで、この伝説を完成させるんだ」という確信が生まれるからです。そうなれば、あとの「行動」は簡単です。レベル上げ(努力)さえも、次のスキルを覚えるためのワクワクするプロセスに変わります。他人の歩幅を気にする必要もありません。◆まず「自分」というキャラクターを愛することから始めよう占星術は、今のあなたの「初期装備」と「才能」を確認することができます。そして、自分だけの説明書を読んだ瞬間、あなたの目の前には、あなただけにしか攻略できない「最高に面白い冒険ルート」が真っ直ぐに伸びているはずです。「何者かになろうとする」のをやめて、「自分であること」を極める。それが、このゲームの最速攻略法です。追記;「星占い」と聞くと、雑誌の運勢などで見る「〇〇座」の一つだけを思い浮かべるかもしれません。ですが、本来の占星術では10個の天体(キャラクターの各パーツ)を扱います。いわゆる「私は〇〇座です」と言っているのは、その中の「太陽」というパーツの役割を指しているに過ぎません。実際には、月、水星、金星……と、それぞれの天体が別々の星座の力を宿しています。それらすべてを掛け合わせて読み解くことで、あなたというキャラクターの「フル装備のスペック」が判明するのです。