TVのオーディション番組での一コマ。
とても歌唱力のある方に対して審査員の方が「孤独に打ち勝つだけの心の体力が備わっている歌い方だ」なんて評されていました。
「歌が技術的に上手い方は沢山おられますが、人の心に響く歌い方ができる方は、心の体力が備わっているので言霊がこもる」とのこと。
歌や楽器の演奏もそうですが、料理や工芸などもそう言ったことは昔からよく言われることで、やはり一流の方は技術以上の何かを持ち合わせておられるようです。
スポーツにももれなく存在します。
昔から「心技体」と言われています。
テニスにおいて「悪童」なんていうニックネームをつけられたプレーヤーが、天真爛漫にプレーし、格上選手に勝ってしまうシーンなどがしばしば見られます。
その反面、ふがいなく調子が上がらないことで、悪童っぷりがどんどん表に出てしまい、自身で試合を壊してしまう場面も目にすることがあります。
いわゆる技術が突出しているプレーヤーのことですね。
体力自慢の選手もいます。
打球時に荒々しい声を出しながら、コートを駆け回るファイター型や、片や寡黙に一定のペースを守り続けながら淡々とプレーをするディフェンス型。
そんな体力プレーに相手が根負けしてしまう時もありますが、その反面、相手の才あるプレーに翻弄され、持ち味を封じられたり、無理な攻めや意味のないつなぎが多くなったりで負けパターンから脱却できなくなる時があります。
で、「心」の強いプレーヤーは、
接戦に強い方、動じない方、楽しめる方。
心の体力が備わっているので、上手くいかないことや孤独感という重量も軽々と持ち上げてしまう。
孤独(悪い状況)に打ち勝つ心の体力が「技術」「体力」と相まって、淡々飄々としながらも、逆境でも選択を見誤らない精神力、勝負所で集中力がさらに増して精度を上げられるなど、まさに「心」の強さが備わっている感じです。
例えば・・・、
ミスした時におどける方、ダブルスだとすぐにペアに謝る方がおられます。
気楽でいよう、すぐに謝ってなかったことにしてしまおうとする心の表れだそうです。
ただ、なんでもそうされるので、ペアからすると「失点の本質が分かっているのか」と疑りたくなります。
しょげたり、弱音、否定的発言で雰囲気を自ら悪くされる方もおられます。
悪い状況の際、それ以上傷口を広げないよう周りからいたわって欲しいとアピールし、自己防衛をするのです。
そんな方はそういった一連の動作を癖としてしまっているので、なかなか心の体力が上達しません。
で、言い訳や不幸アピールばかりが上達するのです。
上手な方は、自虐の中にも内なる自信があります。
ダメだと感じながらも、それをすぐに修正、変更するアプリケーションが常時起動しています。
だから、おどけても謝ってもプレーの質が落ちません。
また、ダメな自分から目を背けません。
ミスした時に、ダメな自身と真剣に向き合います。
ですが、すぐに修正、変更します。
なので、おどける姿にも、他者に謝る仕草にも自虐の中にも内なる自信が見えるのです。
で、そんなプレーヤーは真剣になれば、おどけるも謝るもしょげるもしません。
勝つためのことを考えたプレーを心がけるからです。
「心」も日頃の練習で上達します。
「技術」「体力」そして「心」。
まずは、ダメだと感じながらも、それをすぐに修正、変更するアプリケーションを常時起動させることからです。
日常もテニスも、笑顔で前向きで、愚痴不満を言わず穏やかで、元気で気分にムラがなく、信念を持ち辛抱強く、他者に勝つことより自身を向上させようとしている方は必ず上達します!!
日頃から心がけて参りましょう(^^)/


















