二桁回に突入です。
事件も新しくなります。
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。![]()
『猟罪図鑑Ⅱ』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ
2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024
45分×全28話
脚本: Zhang Lai
演出: Liu Shu Qiao
『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から
第十集 罪恶之火(一)
#EP10-1
バイクの配達員が、場所を確認しながら、トンネルの中に入っていく。
実際の道路のトンネルというより、防空壕の入口って感じかな。
ナビ「現在の場所の通信電波は微弱です。位置情報の更新が遅れる可能性があります」
地図アプリの機械音声がそう案内を告げている。
壕の中は結構広いし、迷路のように入り組んでるっぽい。
今は、倉庫や居住地として使ったりしてる感じ。
途中、止まって、位置を確認する配達員。
ようやく、目的の家の前に到着する。
鉄板で出来た扉をドンドンドンとノックする配達員。
応答なし。
強めに叩いた時、ドアが浮いたような感じになり、施錠されていないことがわかる。
普通に、ドアを開けた配達員、そのまま、固まり・・・しばらくして、震えだす。
~事件現場~
そりゃ、配達員さんも、こんな血まみれの遺体を発見したとなれば、そりゃ、固まるわ。。。
早速、警察が呼ばれ、鑑識や刑警隊も到着。
床の上に横たわる遺体をじっと見つめる沈翊。
傍らでは、メモを取っている溶月。
家の外、というか、防空壕通路には、規制線が貼られている。
杜城から、事情を聞かれている配達員。
杜城「亡くなった人は知ってる人?」
配達員「いいえ、ここに来たのも初めてです。」
担当の配達エリアとかが決まってるならまだしも、地図を見ながらだったし・・無理もないよね。
配達員「あの・・刑事さん・・これ・・先に、ズボンを取り替えにいってもいいですか?」
濡れているズボンや滴った地面を見て・・・お察し。
杜城「連れてってやれ」
部下の刑事に指示する杜城。
こういう時って、どうするんだろう。
刑事さんがコンビニとか衣料品店に行って、パンツとかズボンを買ってきてくれるのかな?
家の中に入る杜城。
ずっと、遺体を見ていた沈翊。
沈翊「絶望的な画みたいだ・・」
ん?と、沈翊を見る杜城。
また、こういう抽象的なことを言い出すと、杜城が心配しちゃうよ。
それでも、特に返事をかえすわけでもなく、部屋の中の様子を見て回る杜城。
マットが剥き出しの、寝乱れたままのベッド。
携帯や通信機器を押収する鑑識。
防空壕の中でも、内装とインテリア次第で、こんなふうに、ちょっとコンクリート打ちっぱなしの、アングラな空間って感じになるのね。
血の付いた靴跡がくっきり残されている。
デスクの下を捜索していた蒋峰が、「城隊・・」と杜城を呼ぶ。
キャビネにしまわれていたバッグの中から、現金が出てくる。
蒋峰「現金で5万元ほどあります」
※昨年12月頃のレートで、1元20~21円くらいだったので、100万ちょっとって感じですね。
杜城の背後に、沈翊もやってくる。
「それから・・」と机の下に視線を向ける蒋峰。
蒋峰「この下に、二つのデスクトップコンピューターのオリジナルがあるんですが、一つは持ち去られています」
机の下を覗きこむ杜城。
その時、沈翊が、机の上に会った小さな破片に気づく。
バッグについていたのかな?
つまみあげ、よく見てみる沈翊。
杜城「なんだ? セメントか?」
沈翊「色は似てるけど、セメントより細かいな。なにかの建築資材かもしれないし、それか・・彫刻用の粘土のようなものかもしれない。僕にも、はっきりとはわからない。分析のために、署に持ち帰ったほうがいいと思う」
さっと、保管袋を取り出し、破片を受け取る蒋峰。
杜城「被害者の身元は確認できたのか?」
蒋峰「まだです。李晗が今、やってます。それにしても、この場所は奇妙ですよ。こんな防空壕の中で、生活しながら仕事をしていたなんて・・」
確かに、オフィス的なものも兼ねている感じ。
資料やファイル、本などが壁面の本棚に並べられているのをじっと注目している沈翊。
蒋峰「確認したところ、ここにある本はすべて法律に関するものでした。被害者は、一体、なにがあって、こんなにひどい死に方をしたっていうんでしょう・・」
~北江分局 解剖室~
遺体の解剖が終わったようです。
溶月の所見を待っている杜城と蒋峰。
ホネ男も一員のような佇まいで聞いている(苦笑)
制作陣、絶対、狙ってるでしょ。
溶月「死亡時刻は、およそ昨日の午前8時から午前11時の間ね。死因は多臓器損傷による大量失血。凶器は、長さ15センチ、幅5センチ、片刃の鋭利な刃物。胸部に5か所の刺し傷があり、それぞれ、致命傷となる急所を突いてる。下腹部には、16か所の刺し傷があって、完全に切り裂かれていたわ。」
ん?と、溶月を見返す杜城。
性器も含めて、めった刺しってことでしょう。
溶月「(刃物の)角度と襲撃者の攻撃力に基づいて考えると、被害者は、おそらく地面に横たわった状態だったはず。手首の縛られた跡や様々な痣の様子から判断して、死亡前に、襲撃者から殴打され続けていた、と見ていいわね」
溶月からファイルを受け取り、目を通す杜城。
杜城「・・・犯人は、相当、残忍で暴力的だな」
~北江分局 会議室~
すでに、李晗の手で、被害者の身元は判明。
基本情報が示されている。
氏名:董一旦(ドン・イーダン)
李晗「情報照会後、被害者の名前は、董一旦(ドン・イーダン)と判明。39歳、法学部卒で、弁護士として働いていましたが、複数の違反行為により、資格は剥奪されています。現在は、非合法の私立探偵でした。警察の捜査妨害に関する知識(監視システムに対抗する知識)があり、そのため、監視カメラは、彼のオフィスの出入り口を撮影することはできない仕様になっています」
なるほど、そもそも、防空壕じゃ通信電波も弱いしね。
杜城「私立探偵?・・・(蒋峰に)最近、彼が扱っていた事件とか把握できてるか?」
蒋峰「いいえ、デスクトップパソコンが消失しており、電源カードのみが残されていただけです」
李晗「通信会社から寄せられた情報によると、彼の通信状態は、昨日午前9時の時点で、情報を送信していました。つまり、犯人が、殺害後に持ち去った可能性が極めて高いと言えます」
頷く杜城。
杜城「(溶月に)犯行現場については?」
溶月「犯行に使われた凶器は、現場では発見されておらず、誰の指紋も残されていなかった。床にも足跡は見つからなかったことから見て、犯人は故意に後片付けをしている。
しかしながら、玄関マットの上には血まみれの靴の跡が2つ見つかっている。サイズは45。」
※日本サイズで、28~30cmに相当。
溶月「ベッドには、ベッドシーツがなかったものの、犯人が持ち去ったかどうかは不明。ソファのクッションの上には、遺体(董一旦)の精液と女性の体液が付着していた。あの部屋の温度、湿度、空気の流れから判断して、犯行の10~20時間前に生成された可能性が高いと考えられるわ」
李晗「現場で見つかったボイスレコーダーに、事件の1週間前から録音された音声が残ってました。ん~・・・」
続きが言いにくそうな李晗。
杜城「どうした?」
李晗「内容は、以下のとおりです」
音声を再生する李晗。
途端に、女性の喘ぎ声が流れてきて、非常に気まずそうな李晗と、若干、蒋峰もそんな感じ。← 他の、沈翊や杜城たちは、全然、平気そうですけどね。
途中で、停止ボタンを押す李晗。
内容的にも、なにか人の名前なり、関係性がわかるようなものは録音されてなかったってことですね。
しばらく考えている杜城。
杜城「・・・この録音の情報元は発見できたか?」
李晗「まだです。ただ、事件の前日、女性が彼に電話をしています。彼女の名前は、宋敏杰(ソン・ミンジェ)」
蒋峰「それから、現場で、キャンバスバッグに入った現金5万元が発見されています」
溶月「残念ながら、バッグの中の現金は、循環中にあまりにも多くの人が扱っていたし、バッグからも何の指紋も抽出できてません」
李晗「電話の通信ログから、事件当日、彼の携帯電話からいくつかの写真が削除されたことが判明しています。リカバリーシステムを使って、それらの写真を復元しましたが、それらは覆われていたり非常にぼやけていて、まったく判別不能でした。」
正面のスクリーンに並べられた写真の数々に注目する沈翊。
食い入るように見てるね。
杜城「これで、全部か?」
李晗「現段階では、これが全部です。ですが、これらの写真は、携帯電話にあった、破棄された写真である可能性が高いと思います。」
杜城「どういうことだ?」
李晗「携帯電話からパソコンに写真を転送する場合、通常は転送したい写真を選択します。そして転送後、携帯電話から既に転送済みの写真を削除します。すると、携帯電話に残るのは役に立たないボツ写真だけになり、1ヶ月かそれ以上経つと自動削除されてしまう感じです」
杜城「技術部門に言えば、あれらの写真を修復できるのか?」
李晗「露出だけの問題であれば可能ですけど、これらの写真は、もともと物で覆われていたり、不鮮明に撮影されていたりするので、どうすることもできないと思います」
腕組みをして、う~ん、と唸ってしまう杜城。
いるじゃありませんか、うってつけの人物が、ここに。😉
沈翊「試してみることはできるよ」
呟いた沈翊に注目する面々。
マジで?
ほぼ出来そうな目をして、写真を見つめている沈翊。
~北江分局 沈翊の部屋~
早速、何枚も紙を並べ、筆を動かしてる沈翊。
ぼけた写真は、引き伸ばそうと何をしようと、普通は、ぼけたまま。
それを恐るべき集中力で、自分の目の力で焦点を合わせながら、そこにあるものを推定していく沈翊。
建物を映した写真だったらしく、覌釉陶芸工房という可能性が高くなる。
その時、沈翊は、現場で、見つけたあの小さな破片を思い出す。
~回想~
つまみあげ、よく見てみる沈翊。
杜城「なんだ、これは? セメントか?」
沈翊「色は似てるけど、セメントより細かいな。なにかの建築資材かもしれないし、それか・・彫刻用の粘土のようなものかもしれない。」
ここで、つながったのね。
沈翊「杜城!」
そのまま、大きな声で、杜城を呼ぶ沈翊。
これ、考えようによったら、すごくない?(笑)
これがさ、蒋峰や李晗だったら、自分の持ち場から、「城隊!」なんて呼びつけたりしないよね(笑)
うん、絶対しない!
なのに、このドーベルマンが素直に来るのよ、いそいそと(笑)
何の疑問も湧かずに(笑)
杜城「どうした? 俺に用か?」
沈翊「ここが、削除された写真から追跡できた場所だ。」
地図の上に、描き起こした絵とともに、場所の付箋が貼られている。
一瞬、まじで、本当に突き止めたのかって感じで、見ちゃう杜城。
何度、目の当たりにしても、沈翊マジックには驚かされるよね。
杜城「脱出部屋?・・・自動車修理工場・・・・陶芸工房・・・」
沈翊が付けた付箋を読み上げていく。
沈翊「僕たちが見つけた、現金の入ったバッグについてた土の塊・・覚えてる?」
杜城「・・・・・」
沈翊「僕、ここに関係するような気がするんだ」
覌釉陶芸工房の付箋を指さす沈翊。
~モニタールーム~
杜城「沈翊が割り出した三か所について、なにかわかったか?」
おお、もう、李晗に回されてたのね。
李晗「はい、これらは、それぞれ、黄韜(ホアン・タオ)、郝自強(ハオ・ズーチャン)、阮芳芳(ルアン・ファンファン)の職場です。」
顔色を変える杜城。
杜城「彼らで間違いないのか?」
頷く李晗。
李晗「はい、確かです」
既に、杜城や李晗には、彼らが何者かわかってるようですね。
沈翊「彼ら、何者なの?」
杜城を見ながら問いただす沈翊。
李晗「8年前、彼らは、ある事件の犯人でした。」
杜城「海速ネットカフェ放火事件だ・・」
ちょっとびっくりしたような表情の沈翊。
北江じゃ有名な事件だったようですね。
詳細を説明する李晗。
李晗「ネットカフェのオーナーが、警察の抜き打ち検査を避けるために鉄の門を施錠したことにより、彼ら三人は、オーナーと口論した後に、報復のためにいたずらを仕掛けようとしたんです。ネットカフェの裏口のガラクタに火をつけた結果、オーナー他18名が焼死しました」
杜城「当時、彼ら三人とも18歳以下だった。
黄韜は懲役7年、
郝自強は8年の懲役につき、
阮芳芳はたしか14歳以下だったため、刑事責任を問われなかった」
沈翊「・・・・・・」
李晗「それから、事件当日、董一旦の事務所の近くに設置されていた公的監視カメラから、この映像を発見しました・・・」
二人の男性が、董一旦の事務所がある防空壕の入口に差し掛かったところで、映像を止める李晗。
李晗「この二人の男性が、董一旦に、現金の入った黒いキャンバス地のバッグを渡したものと思われます」
顔はよく写ってないけれど、手に黒いバッグを持っている。
李晗「彼らの逃走経路と、沈先生によって再現された場所は、共に一致しました。つまり、この2名の男性は、黄韜と郝自強である可能性が極めて高いです」
シーンの途中ですが、ここで、切ります。
★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.10-1 雑感★
この事件・・・正直、あまり好きじゃなくて・・・、いや、事件そのものの好き嫌いというより、『猟罪図鑑Ⅱ』の中でも、前半を象徴するような事件になるので、気が重いんです。
【フライングネタバレ】しかも、#城翊の二人に、ちょっと大きめな問題勃発。
これまでに、くすぶっていたものが表面化してくるところが辛すぎて。
嫌な予感的中。。。って感じなんです。
それなのに、10、11、12、13集の前半くらいまで続くの。
なので、事件に関しては、本当の意味での筋追いになります(笑) ← 筋だけ追う。。(苦笑)























































