24話終わりで〜す。
こちらのドラマとは関係ないし、話題としては、完全に本家のブログネタなんですけど、取り急ぎ、こっちに書いちゃいます。
この土日&次の土日の計4回で、『トッケビ10周年旅行~一緒にいるから輝く時間~』が配信されてまして、昨日、初回でした!
なんでしょ、すごく変な気分です。
前にもどこかで書いたような覚えがあるんですけど、おそらく、私の全筋追い記事の中で、『トッケビ』最終回が一番アクセス数多く、今でもコンスタントに読んでもらえる記事なんです。
あ、ちなみに、裏窓に限定すると、たしか『UWMA』の最終回で、同じくらいのアクセス数だったと思います(笑)← うろ覚えなんですみません。
一応、撮影してる記事とか紹介記事なんかは目を通していたものの、「どうせ見るもん!」と全然、調べてなかったんですよね。
思ったより、ボリューミーでしたけど、今夜以降も同じくらいやるのかな?
詳細は、また、あちらに記事を書けたらいいなぁと思ってます。
いやぁ、ユネクに入ってて良かった・・と思うことは多々あれど、今回もまた、いつもの如く、ユネクサンキュー!
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。![]()
『猟罪図鑑Ⅱ』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ
2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024
45分×全28話
脚本: Zhang Lai
演出: Liu Shu Qiao
『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から
#EP24-3
~江城凱莱生物研究所~
ひょこひょこと、方凱毅の研究室にやってきた沈翊。
ああ、今日もヒロインはクソ可愛えぇ![]()
階段を登り切ったところで、方凱毅の姿を見つけた時に、あ、いた!って感じで、ふっと笑顔になるの。
こういう演出、まるで恋の始まりみたいだから、やめてくれる? ← 私は杜城側の回し者?! いえ、どちらかというと、沈翊と同化してるつもりの図々しい人です。![]()
![]()
沈翊「どうかした? どうして、こんなに緊急に僕を呼び出したの?」
今日は、方凱毅から呼び出されてやってきたようです。
方凱毅「見てくれ。これらは、実験に使用した遺伝子サンプルのヒートマップだ」
※ヒートマップ:2次元データの個々の値を色や濃淡として表現した可視化グラフの一種。

方凱毅「これらのサンプルの所有者は、それぞれ異なる遺伝的欠陥を持っている。身体的な健康に影響を与えるものもあれば、精神的な健康に影響を与えるものもいる。遺伝子配列解析後、得られたヒートマップによって、これらすべてが可視化されているんだ。
現在、犯罪者の性格に影響を与える遺伝子として広く認識されているものには、既に、君も知ってるモノアミン酸化酵素Aの他に、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ遺伝子とドーパミン受容体D4遺伝子がある。
これらの遺伝子は、個人の感情の安定性と認知機能の強さに先天的に影響を与えるものだ」
方凱毅「さらに、膜貫通型糖タンパク質のような遺伝子は、個人の社会行動に向ける影響を与えたりもする。
ヒートマップでこれらの遺伝子の発現パターンを調べることで、性格の先天的な原因についての理解が深まるだろう」
それを聞いて、嬉しそうに微笑む沈翊。
自分が目指しているものが、科学的に解明されつつあるわけだからね。
沈翊「曹建の遺伝的問題が、色と形状の調和によって、一目で特定できるのであれば、これらの遺伝子も確実に特定できるはずだね。これ、もらってもいいかな」
沈翊の申し出に、表情が固くなる方凱毅。

方凱毅「これらは、全部、機密情報だよ。ここから持ち出すことは出来ない」
あ、そうだった、と、自分の要求が如何に無茶なことだったのか、と気づき、恥ずかしくなる沈翊。
方凱毅「でも、ここで見ていく分にはかまわないよ」
沈翊「うん」
方凱毅のPCを操作しながら、詳細を見ていく沈翊。
なんか、この結びつき・・・ヤな予感。← 杜城に言いつけてやる!(苦笑)
~北江分局 会議室~
制服姿で、揃っている刑警隊チームの面々。
張局長「みんな、揃ってるわね。私から、みんなに、少し話をさせてもらいたいの」
立ったまま、話を始める張局長。
張局長「上層部は、既に、この事件における我々の主要任務を明確に指示してきている。華安メディカルセンターの重要な手がかりをしっかりと把握し、徹底的に掘り下げ、捜査を進める必要がある。」
メモを取りながら、熱心に聞いている蒋峰やイェン予審官。
張局長「この事件は複雑に入り組んでいるため、全員が厳密かつ綿密に、そして慎重に業務に取り組まなければならない。捜査法論を重視し、証拠を優先的に扱うこと。
一刻も早く大きな突破口を開くように!」
全員にむけて、叱咤激励する張局長。
ここでは、杜城が隣の沈翊を少し気にしてる感じなんだよね。
張局長「さぁ、では、華安メディカルセンターの重要な手がかりを改めて確認していきましょう」
という感じで、会議は進んでいき・・・。
~北江分局 杜城のオフィス~
パソコンのモニターには、茂宇集団(マオユグループ)の企業サイトが映し出されている。
クリックして、会社案内から見ていく杜城、そして、蒋峰、李晗。
っていうか、このトップページに、“江城凱莱生物”研究所がロゴ入りで載ってるってことは、茂宇集団(マオユグループ)の基幹事業ってことじゃないの?!(@_@;)
サイトには、
茂宇グループは、2000年に設立された多国籍ヘルスケア投資会社です。「技術革新と医療サービス」という経営理念に基づき、世界中の患者に高品質な医療製品とサービスを提供することに尽力しています。傘下企業には、医療機器、医薬品、ヘルスケア、研究開発などがあり、華安医療と凱来生物は傘下企業の一部です。
華安医院は、10年前に茂宇グループに買収され、茂宇グループの重要な子会社の一つとなった高級私立病院です。美容整形、健康管理、生殖補助医療、遺伝性疾患など、多岐にわたる分野に注力しています。
の説明文あり。
李晗「華安メディカルセンターは、高級私立病院です。顧客は、富裕層か名門階級の出身者ばかりです。10年前、茂宇グループによって買収され、その規模は急速に拡大していってます。関連する事業分野には、美容整形手術や健康、健康管理、生殖補助医療、遺伝性疾患、その他など含まれています。その親会社である、茂宇グループは多国籍医療投資会社です」
蒋峰「江城凱莱生物研究所と華安メディカルセンターは協力関係にあります。研究所の医療プロジェクトのほとんどが、華安メディカルセンターによって、臨床試験を受けています。この両機関は、緊密に連携していると言えます」
さすが、二人とも、予備知識は、ばっちり頭に入ってます。
杜城「・・・・・・」
その目は、江城凯莱生物研究所のページに向けられている。
ここでも、組織の説明文が映し出されてます。
茂宇グループの遺伝子研究子会社である凯莱生物研究所(KALE BIOTECH)は、遺伝子の研究、改変、複製に注力しています。医療業界のリーダーとして、凯莱生物は、がん治療や免疫調節などの分野において、先進的なバイオテクノロジーを用いて患者に革新的な治療法を提供し、人々の健康増進に貢献することを使命としています。
遺伝子は、生物における遺伝形質の伝達と発現を制御する基本的な遺伝単位です。遺伝子は染色体上に存在し、DNAで構成されており、生物の遺伝情報コードを保持し、形態的特徴、生理機能、そして遺伝形質の発現様式を決定するものです。
凯莱生物の院長として、方凱毅の名前が記載されてる。
助手として、唐可盈の名前もね。
先入観を持つのはいけないかもしれませんが、すでに、杜城にとって、江城凱莱生物研究所(=方凱毅)は不審な存在だったわけで、これで、ますますそれが濃厚になったって感じです。
杜城「唐可盈、これら二つの機関にとって共通の関係者であり、今後の捜査のための、我々の突破口になるだろう」
りりしい隊長さん。💘
~江城凱莱生物研究所~
研究所のエントランスで、一人立っている杜城。
ふふ、この立ち姿、無造作にポケットに手を突っ込んでるの、最高!
こういう抜け感のある、背景がシンプルな引きの画になると、ゴツさが薄れて、スタイルが際立つ金世佳さま。
ここで言うスタイルがいいっていうのは、モデル的な意味でのスタイルの良さとか、ポージングのうまさというより、体つきの等身バランスというか、いわゆる、ホネ男とは骨格が違う、という意味に近いかもしれません(笑)
そう言えば、この時も、そんなこと言ってたな、私。
(画面比率のせいかもしれませんが、この時の世佳さま、スタイル抜群)
シーズン1 #18-4
杜城「ああ、これは奇遇だな、唐可盈さん」
唐可盈「研究所の入口で、あなたにバッタリ会ったのは、おそらく、ただの偶然なんかじゃないんでしょ? 杜刑事さん」
待ち構えていたくせに・・・と非難めいた響きです。
杜城「ちょっと、話をしてもいいかな?」
唐可盈「申し訳ありませんが、出席しなければならない会議があるんです」
そういって、歩き出そうとする唐可盈。
杜城「長くはかからない」
微笑む唐可盈。
唐可盈「私は、なにも知りませんよ」
余裕で、微笑みをかえす杜城。
杜城「まだ、何も聞いてないのに、なぜ、なにも知らないだなんて、わかるのかな?」
唐可盈「・・・・・(-"-)ムカッ」
杜城「君は、凯莱生物に採用され、着任早々、方凱毅教授の研究助手となった。そして、2か月も経たないうちに、華安メディカルセンターと江城凱莱生物研究所の間の連絡役になった。」
唐可盈「具体的には、何をお聞きになりたいの?」
杜城「我々の捜査によって、華安メディカルセンターには、重大な違法行為の疑いがある、と発覚した。君には、我々の捜査に協力してもらい、いくつか手がかりの提供もしてもらいたいんだが。」
唐可盈「私には、技術的な問題に対する責任があるのみです。他のことは、何も知りません」
杜城「君に与えられたその特別な立場や、安陸然とは親友とも言える親しい関係にあることからしても、君が全くなにも気づいていなかった、と信じるのは難しいな」
唐可盈「申し訳ありませんが、本当に、会議に行かなければならないんです」
杜城「君は一人っ子だよな。ご両親の収入はそれほど多くはないが、君は、その人生を通じ、最高の学校に通わせてもらった。ご両親は、君の教育をサポートするために、自分たちにできる限りのすべてのことをしたし、それだけ、君に高い期待を寄せている。君自身、君のせいで、ご両親の心を打ち砕くのを望んでいないだろう」
唐可盈「・・・・・・」
親のことを持ち出されて動揺するな、というほうが無理かもしれません。
杜城「雪崩が発生する時というのは、どんな雪の結晶も決して無垢ではない。」
唐可盈「・・・・・」
杜城「君なら、俺の言ったことをよく考えてくれるだろう、と願っているよ」
唐可盈「・・・・・」
後半は、一切、口を開かなくなった唐可盈。
杜城「あ、そうだ。電話したいんだけど、君の電話を貸してもらえないかな?」
まぁ、相手は刑事だし・・と思ったのか、素直にバッグからスマホを取り出し、手渡す唐可盈。
杜城「ありがとう」
自分の番号を入力すると、ポケットの中で、呼び出し音が鳴る。
え、スマホ、持ってるじゃない、と不審がる唐可盈。
杜城「これ、俺の電話番号だ。なにか、情報があれば、連絡してきてほしい」
唐可盈にスマホを返す杜城。
一貫して、唐可盈を委縮させないよう努めている風に感じるのは、なんとか、安陸然の牙城を、唐可盈きっかけで崩したいからですよね。
杜城「これ以上、君の会議を引き留めたりしないよ」
会議なんてないだろうけど、って背中のあたりで語りながら、立ち去る杜城。
唐可盈「・・・・・」
スマホの画面をしばし見つめている。
誰かに電話するつもりなのか、はたまた、かかってきたのか・・・。
不穏な音楽とともに、北江市内が映し出され・・・
~屋上レストラン?~
サングラスかけてる安陸然が先に来て待っている。
待ち合わせ相手は、唐可盈。
唐可盈「安总、コンテナ事件のあと、警察は私たちを厳しく監視しているわ。接触を減らしたほうがいいのかしら?」
安陸然「なにをそんなに慌ててるの? (警察が)なにか証拠を掴んでいるなら、私たち、今頃、訊問室にいるでしょ。でも、現状を考えると、私たちはこれ以上、国内ではビジネスできないわね。」
サングラス越しでも、悔しそうなのはわかる。
え?と、安陸然を見る唐可盈。
テーブルについた安陸然を追うように座った唐可盈の顔色は真っ青。
唐可盈「それって、私をここに残して、責任を押し付けるつもり?」
そのくらいの知恵は働くよね。
安陸然「私と一緒に来る気があるの?」
唐可盈「・・・・・・」
即答できない唐可盈。
唐可盈「私は・・・」
安陸然「私と一緒にくることができるなら、少なくとも、あなたを守れるわ。でも、わかってるでしょうけど、私は、使えない人間を周囲に置かないの。あなたも、私のために、なにかしてくれなきゃね。海外の新会社はすでに登録済みなの。投資資金の確保も問題じゃない。私に必要なのは、遺伝子胚の編集に関するコアデータと実験結果。これらの技術を入手できれば、あなただって、自分のスキルを有効に使う場所を得られるのよ」
この人は、欲しいものに対してはストレートに貪欲で、一切、ごまかさないよねぇ。
唐可盈「つまり、方教授の基幹技術を盗んでこい、と言ってるのね」
安陸然「別に、あなたが盗もうと、奪おうと、騙し取ろうと、私は気にしないわ。とにかく、それが条件よ。手に入れられたら、私と一緒に行ける。私が以前、あなたに約束した恩恵と力は、増えることはあっても、目減りすることはない。海外に行けば、自分自身のキャリアを築くために自由に働けるのよ」
迷う唐可盈。
ただし、そこで、彼女にとって、一番重要な懸念を投げかける唐可盈。
唐可盈「方教授はどうなるの?」
腕組みをしながら、「ちょっと冗談でしょ? あなた、まだ、彼のことを心配してるの?あなたに、彼を心配する資格なんてないでしょ」と呆れ果てる安陸然。
安陸然「まだ、彼のことが好きだなんて言わないでよね。もう何年も、あなたは彼の周りをうろうろ飛びまわってるだけ。もし、彼が、あなたのことに少しでも関心があったら今頃どうにかなってるわよ」
辛辣だなぁ。
でも、きっと、安陸然の言う通りなんだろうなぁ。
唐可盈「・・・・・」
安陸然「良く言えば、あなたは彼の腹心よ。でもね、率直に言わせてもらえば、彼の瞳に映るあなたは、ただの遺伝子コードの集合体でしかない」
ああ、そうか。
きっと、それは、唐可盈に限ったことじゃなく、方凱毅にとって、他人ってそういう存在なのね。
そんななかで、沈翊の姿は、ちゃんと人間の姿で見えているからこそ、執着を見せてるのかも。
唐可盈「・・・・・」
しかし、今の話からすると、唐可盈は、方凱毅のために、悪事に加担してきたってことになるよね?
しかも、脈の無いとわかっていて、損得度外視で?
安陸然「もう一度言うけど、男になにか期待するのなんてやめなさい。自分が今までにしてきたすべてのことを振り返って考えてみて。もし、本当に問題が起きたとして、彼にあなたを守れる? 彼に、あなたを守る能力なんてあるかしら?」
唐可盈なりに、考えている。
綺麗なネイルで、キリキリと手を握りしめている。
唐可盈「でも、彼は、自分の行動においては、とても慎重なのよ。これには、遺伝子胚の編集に関する膨大な研究データや、それらにまつわる実験結果なども含まれる。その機会を見つけなければなら・・」
安陸然「だから、あなたなら、それらの基幹データがどこに保管されているのか、知ってるでしょ」
唐可盈「・・・・・」
覚悟を決めきれない唐可盈を、追い詰めていく安陸然。
安陸然「とにかくグループの状況は、日に日に不確定になっていくわ。私たちも、一秒たりとも無駄にはできない。それらの基幹データは私たちが再起するための“王牌(切り札/奥の手)”でもあるし、あなたの生命線なのよ」
サングラスをずらし、直接、唐可盈の目を見る安陸然。
安陸然「あなたの運命は、あなたの手の中にある。私の未来も、あなたの手の中にあるの」
思いつめた顔はしているものの、頷くことのない唐可盈を見て、「とにかく、言うべきことは全部言ったわ。先に行くわね」と、話を切り上げる安陸然。
残された唐可盈、絶対絶命。
~江城凱莱生物研究所 方凱毅の研究室~
方凱毅「この項目において、リボ核酸の分子構造は独特の比率を持っている。その形成要因の研究に注力する必要がある。」
研究員たちとのミーティングが行われているようです。
方凱毅の話など、とても入ってこない唐可盈。
方凱毅「唐くん、この件についてフォローアップを頼むよ。では、来週も議論を続けよう」
唐可盈「・・・・・」
返事をしない唐可盈に、視線が集まる。
方凱毅「聞いていたのか? 小唐!」
方凱毅の厳しめな声に、ハッと我に返る唐可盈。
唐可盈「はい、方教授」
唐可盈を一瞥し、「今晩は、傳博士との夕食会がある。君たちも全員、参加するように」と伝える方凱毅。
唐可盈「あの、方教授・・・体調がすぐれないのですが・・」
方凱毅「だったら、休むべきだな。残りの皆は、私についてくるように」
わかりました、方教授、と答える一同。
・・・というわけで、夜になりました。
当然、方凱毅は会食に出掛けていて、研究室には誰もいません。
密かに、研究室に現れ、方凱毅のデスクの前に座る唐可盈。
メモリに、データをコピーしている途中で、
「僕が知る限り、彼なら、決して、このコンピュータにコアデータを保存したりしないだろうね」という声が聞こえてくる。
沈翊でした。
まるで、唐可盈が来るのを待ち構えていたかのようです。
びくっとして立ち上がる唐可盈。
唐可盈「沈先生・・・」
沈翊「誰が、君をここに送り込んだの?」
唐可盈「ああ、私は、方教授の手伝いで・・」
沈翊「安陸然だろ?」
話しを遮るように、断定する沈翊。
唐可盈「・・・・・」
沈翊「この前、コンテナハウスで会った時から、君が彼女を手伝っているのは分かっていたよ。それで、彼女は君に何をさせたんだ? 研究結果を盗め、とか? 彼女が君に頼んでいることは違法だって、分かっているはずだよね?」
唐可盈「沈先生、方教授には言わないでもらえますか?」
誰に知られるより、方凱毅に知られるのが怖い。
既に、冷静な判断が出来なくなってるのがわかるくらい、唐可盈の瞳は怯えて震えている。
沈翊「僕には・・・君がすでに、この厄介な事態に巻き込まれ、深みに嵌っているってわかってるんだよ。唐可盈、君は、ただの普通のスタッフだったはずだ。君には、こんな濁った水なんて耐えられないだろう。もう二度と同じ過ちを繰り返すな。君が安陸然とどんな取引をしていようとも、ここで損切りして、今すぐ諦めるんだ」
沈翊の言葉には答えることなく、足早に去っていく唐可盈。
これが、ただの自分が、自分の意志で犯した犯罪ならば、たぶん、ここで全てを終わらせることもできる。
でも、方凱毅への想いは、そう簡単にあきらめらない。
沈翊は、その想いにまで気づいているのかな。
黙って佇む沈翊。
24話、終わりです。
エンディング
第24集
『Backfire』 まさかの5回目?
あれ、このエンディング、だいぶアレンジを変えてきてるし、もしかしたら、別曲?
やっぱり、改めて、ちゃんと探したほうがいいかな。
★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.24-3 雑感★
杜城は、沈翊が目指すような、いずれ犯罪を犯すかもしれない、という段階の人間を発見することはできないかもしれないけれど、その経験と職務に対する責任感で、ある程度、容疑が固まる前の容疑者にたどり着くことは出来ているし、犯罪の抑止力になるか、は、わからないけれど、その犯罪者が放つ邪念の段階も、体系的に感じ取っている気がするんですよね。
だからこそ、唐可盈が、この事件の突破口だと見抜いたし、まずは、単独で、唐可盈に会いに行った。
杜城は、唐可盈の事件への関与に気づいていることはもちろんだけど、首謀者とは考えてない。
だからこそ、チャンスを与え、連絡先も渡した。
それを温情と取るか、それこそ、突破口として、唐可盈を利用した、と見るか。
唐可盈の立場に立ってみれば、安陸然に詰められ、長年慕ってきた方凱毅には頼れず。
沈翊に、その動きを見破られてもなお、方凱毅のことを想うと、自分の罪を認める気になれない。
本来なら、唐可盈がそこまで、方凱毅に一筋だったっていう彼女の恋心が示されていれば、私も感情移入しちゃったかもしれませんが、安陸然の台詞だけだったしなぁ。
この先、どんどん追い詰められていく唐可盈を見ると、もう、彼女の足もとには破滅のレールは敷かれていて、自分の意志では、そこから降りることはできなかったんだな、という気がします。
★『猟罪図鑑』Ep.24-4に続く★













































