21話もこれで終了ですが、事件はまだまだ続きます。
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。![]()
『猟罪図鑑Ⅱ』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ
2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024
45分×全28話
脚本: Zhang Lai
演出: Liu Shu Qiao
『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から
#EP21-3
~曹暁東のクラブ~
見た感じ、金持ち向けの高級社交クラブって感じですね。
そこそこ広そう。
上の階に、個室が並んでる感じなのかな。
テーブルの上の、香の道具セットをスマホで撮影する蒋峰。
他の調度品やオブジェを見て回る杜城。
蒋峰「城隊、この彫像、破損してますね」
近よってきた杜城。
蒋峰「ライオンのようですね」
それも、撮影する蒋峰。
その時、今まで寝ていたのか、首の後ろに手を当てながら、上から曹暁東が降りてきて、二人に気づく。
曹暁東「刑事さん・・・どうぞ、おかけください」
ソファに座るなり、「私のところに来られたようだが、他になにかあったんですか?」と訊ねる曹暁東。
杜城「周珊珊・・・」
え?と、杜城を見返す曹暁東。
杜城「君の彼女だね?」
曹暁東「そうですけど、それがなにか?」
杜城「彼女がバイクに轢かれたことは知ってるのか?」
ああ、と頷きながら、「知ってますよ」と答える曹暁東。
ちょっと、落ち着きがない感じ。
杜城「君に、いくつか質問したいんだが、彼女は、仕事関係でも、私生活上でも、なにか恨みを抱かれたりしてる相手でもいるのか?」
首に手を当てながら、しばらく考える曹暁東。
ふふふ、これはわかりやすい演出ですね。『Great Men Academy』の読心法の授業を思い出します。😂
曹暁東「思い当たることはないなぁ」
杜城「だったら、君は? 誰か敵はいるのか?」
苦笑する曹暁東。
曹暁東「もし、俺が親父だって言ったら、信じてくれるのか?」
冗談とも本気とも取れるような顔で聞きかえす杜城。
杜城「なぜ、彼がそんなことをする必要が?」
曹暁東「そんなの、金のせいに決まってる!あいつは、俺の母さんと俺に追い出されるのを恐れているのさ。俺の子供もいずれ、一族の財産の一部を相続することになる。だから、あいつは、誰かを雇って、俺の子供を殺そうとしたんだ」
杜城「・・・・・」
杜城の反応を見ているような曹暁東。
声を潜めて、「あいつが、俺の母さんを殺した犯人だと思う」と囁く曹暁東を、じっと見つめ、隣の蒋峰に視線を向ける杜城。
杜城「周珊珊を知る、ここにいる全員に捜査する必要があるんだが・・」
頷く曹暁東。
~個室ラウンジ階~
二股階段を上がってきた先に、廊下を挟んで、大小さまざまなタイプの個室が並んでるって感じなのかな。
一つの部屋に、ホステスを呼んで事情を聞く杜城と蒋峰。
ホステス1の証言
ホステス1「周珊珊?彼女が最初に店に入って来た時、すごく世間知らずに見えたわね。彼女は、お酒を避ける方法さえ知らなかったんだから。でも、そんな彼女が大物を捕まえるために愚かなふりをしていたなんて、誰が想像できます? 満を持して行動を起こしたとき、彼女は王様と女王を一撃で捕まえたのよ」
※扮豬吃老虎・・・豚のふりして虎を食べる(笑)(笑)つまり、か弱いふりをしたり、服従しているふりをして、強い相手を欺いたり克服したりする戦略や戦術を説明するために使われる慣用表現。
蒋峰「曹暁東か?」
ホステス「違うわよ。曹社長ジュニアの母親よ」
ん?と、ひっかかる杜城。
ホステス2の証言
ホステス2「周珊珊は大卒で大学院生なのよ、驚いた?」
杜城「劉瑶は、ここにしばしば来ていたのか?」
ホステス2「ええ。劉瑶は特に周珊珊のことがお気に入りだったのよ。自分の顧客を案内する時にはいつでも、周珊珊を指名してたもの」
ホステス3の証言
ホステス3「あの周珊珊って子は・・わざと純粋そうに振舞ってたと思います」
ホステス4の証言
ホステス4「高学歴っていうのは、やっぱり、どこか違うのよ。だって、あの子、金持ち連中と同じレベルで会話できちゃうの。ねぇ、知ってる?周珊珊の人生は、実はそれほどいいものじゃない。曹社長の息子(曹暁東)は相変わらず、毎日クラブでお酒を飲んだりカードゲームをしたりして、夜明けに帰宅するだけ。私、曹社長の息子は、周珊珊のこと、あまり好きじゃないと思うわ」
ホステス2
ホステス2「ねぇ、刑事さん、これ、私の名刺よ。ね、受け取って、受け取って。今後、予約する際には、私を指名してね。無料でお酒をサービスするわよ」
左(杜城)から右(蒋峰)へ渡される名刺。
蒋峰の、え、俺っすか?の顔。。。
( ´∀` )
きっと、誰かさんの顔が浮かんでるはず。
ささっと、テーブルの隅に置く蒋峰。
この二人がプライベートでここに来ることなんて、絶対にないと思います。
~周珊珊の自宅マンション~
沈翊&李晗ペアの番です。
部屋の様子を見ている沈翊。
部屋には、ところ狭しと、絵画が飾られてる。
お手伝いさんに付き添われて、周珊珊がリビングに入ってくる。
ボディガードも一緒?
わざとお腹を見せつけるようなピンクのワンピース姿です。
お手伝いさんに下がっていい、と許可を出す周珊珊。
沈翊「北江分局の刑警隊の者です。私は、似顔絵捜査官の沈翊です」
李晗「李晗です」
警察バッジを見せて名乗ると、ボディガードに対しても、席を外すように伝える周珊珊。
周珊珊「警察の方がいらっしゃるのに、なにも起きるはずがないでしょ?」
ボディガード「はい」
周珊珊「ごめんなさいね。先日、ひき逃げされてから、暁東が、私とお腹の赤ちゃんを守るために、運転手兼ボディガードをつけてくれたんです」
李晗「あなたを傷つけたいと考えている人物について、ご自身でも、なにかお心当たりはありますか?」
周珊珊「本当にわからないんです」
沈翊「以前に、誰かを怒らせたこととかは?」
周珊珊「私は、クラブで勤めてました。私たちの仕事では、誰も顧客を怒らせようとはしませんし、私たちのことなど気にするような人もいません。最も大きな争いの類でも、お酒を一杯飲めば解決できてしまいます。辞めた後は、ずっとここに住んで、子供の誕生を待っているだけです。一体、誰を怒らせたりできるんですか?」
李晗「赤ちゃんの様子はいかがですか?」
周珊珊「とても順調です。6か月なんですけど、男の子なんですよ」
母の笑顔としぐさでお腹を撫でる周珊珊。
あ、6か月だったのね?
沈翊「それでは、あなたと、他の曹ファミリーとの関係についてはいかがですか?」
周珊珊「自分の立場は分かっています。私としては、この子を利用して経済的な安定を得たいだけです。この子が曹家と繋がりがあればそれで十分です」
まぁ、潔いというか、サバサバしてるね。
どう取り繕っても、この場所に愛情がある、とは言えないってことか。
沈翊「これらの絵は、あなたが描いたんですか?」
周珊珊「ええ。大人向けの絵画教室で学んだんです」
含みのある笑みを浮かべながら、「いいですね。構図は安定しているし、色使いもあたたかくて明るい。あなたが確かに現状にとても満足していることが、はっきりわかりますよ」と感想を述べる沈翊。
周珊珊「そんなことまでわかるんですか?」
微笑んでますが、目は笑ってない沈翊。
周珊珊「おっしゃるとおりです。轢かれたのもただの事故だったかもしれませんし、曹家は、とてもよく私のことを面倒みてくれます。本当に、心配することなど何もありません」
でもね、そんな表面的な言葉など、沈翊の前では何の意味もない、ということを、私たち視聴者は、叩きこまれています(笑)
沈翊「あなたのブレスレットは、とてもユニークですね」
手首を持ち上げて、よく見せる周珊珊。
周珊珊「曹暁東の父親が私にくれたんです。10万元以上の価値があるみたいです。こんなふうに、家族全員が私によくしてくれます。私が欲しいものは何でも、すぐに買ってくれるんですよ」
大きく頷いてみせる沈翊を、ちらりと、沈翊を見る李晗。
もう十分だ、と合図する沈翊。
~北江分局 沈翊のオフィス~
やった!
二人のまったりタイムよ。
違います。
それぞれ、聴取してきた内容に関するすり合わせです(笑)
杜城「劉瑶は、曹暁東のために、子供を産ませる相手として周珊珊を選んだ。つまり、曹暁東と周珊珊の間には、なんの感情的な下地はない」
声に出しながら、まとめるって感じね。
杜城「だが、曹暁東は、なんでそんなことを受け入れたんだ?」
純粋な杜城には、すでに、理解不能の域みたいです(笑)
ふふ、飲んでいたコーヒーを置くと、混乱中の、杜城さんに、タブレット端末を見せる沈翊。
沈翊「これ、見覚えある?」
お香のセットの画像でした。
杜城「これは・・・たしか、曹暁東のクラブで見たぞ」
沈翊「僕は、曹建の家の中で、同じようなものを見かけた」
杜城「一体、これが何を表していると?」
沈翊「劉瑶は独自のやり方で、自分の優位性を主張していた、と思うんだ」
少し考える杜城。
杜城「彼女が、これらを息子のクラブにも、置いたってことか?」
大きく頷く沈翊。
沈翊「今度は、こっちも見て」
クラブのメインラウンジにあった頭の部分が破壊されたライオン像。
沈翊「これは、雌のライオン像だよね。通常、ライオンの群れは1頭のオスライオンと数頭のメスライオンで構成されているんだけど、実は、メスライオンが絶対的な優位性を持ってるんだ。群れ全体を維持するために、オスライオンの世代交代が複数回起こる可能性が非常に高い。最初は父親、そして次は息子かもしれない」
まだ、話の全体像が掴み切れない杜城。
大きなため息、ついちゃってます。
沈翊「曹暁東が、こんなに大きな彫刻を、この場所の中央に設置したのは、この作品が伝える意味が、彼自身が強く共感するものであったことを示している。だが、雌ライオン像は、いまや、首を落とされている。台座の残骸からみても、これが、つい最近壊されたことがわかるよね。つまり、曹暁東と母親の劉瑶との関係に変化があったと推測できるんだ」
頬杖ついてる杜城が可愛いすぎる。。
でも、今の、沈翊の言葉で、彼の脳みそも急速回転しはじめるよ~~~(笑)
・・・と思ったら、李晗のノックで、中断した(笑)
李晗「城隊、沈先生、曹建が『江城凱莱生物研究所』という遺伝子研究の会社に投資していることを発見しました。彼は、周珊珊も、そこに連れて行っています。なので、実際に見に行ってみるべきじゃないかと思うんですけど・・・」
沈翊「わかった。城隊と一緒に行ってみるよ」
李晗「了解です」
私、直接、杜城本人に呼びかけるときは「杜城」なのに、この、チームメンバーの前だと極力「城隊」って肩書呼称で呼ぶようにしてる沈翊のこと、ちょっとニマニマしちゃうんだよね(笑)← ビョーキだと思ってください。
~江城凱莱生物研究所~
来た!
とうとうこの時が来てしまった!![]()
あいにくの雨模様。
真っ白で、近代的な建物の中庭を、傘をさして歩く二人。
長い螺旋階段を登ってくると、白衣姿の一人の女性が傘をさして待ってました。
唐可盈「こんにちは。唐可盈(タン・クーイン)です。方(ファン)教授から、あなた方のお迎えにあがるよう、頼まれました。」
唐可盈の案内で、建物の内部に入る杜城と沈翊。
~研究所最上階スペース~
唐可盈「こちらです」
階段をあがってきた最上階スペース、ここも、ほぼ、真っ白。。。
唐可盈「方先生、北江分局のお客様がお見えになりました」
その声に、こちらを向いたのが、方凱毅(ファン・カイイー)。
沈翊と目があって、びっくりしたような表情ですが、沈翊はすでに、訪問先の相手の名前の段階でわかっていたのか、微笑みを浮かべてます。
方凱毅「来訪者が君だとは思ってもみなかった」
え?と、ほぼ反射的に、沈翊を見ちゃう杜城。
固まっちゃてる杜城に手をむけると、方凱毅に向かって「杜城、僕の同僚だよ」と紹介する沈翊。
肝心の杜城、方凱毅を見たり、沈翊を見たり・・・
ほら、もう、この少し頭を傾げた不審感いっぱいの立ち姿。
この段階で、早くも杜城の気に入らないオーラ、出ちゃってます。
杜城「知り合いなのか?」
うん、と頷く沈翊。
(自分のこととなると)ちょい鈍感な翊ちゃん、まだ、この段階では、杜城の(ヤキモチを伴う)動揺に気づかず。。
いや、この段階も、あの段階もなく、杜城は超わかりやすいんだけどね(笑)
方凱毅「お会いできて光栄です」
責任者らしく、杜城に握手を求める方凱毅。
しぶしぶ、握手を交わす杜城。
くくくっ! ← 今は、まだ、笑っていよう。
ホントは、沈翊との関係や相手の素性がわかるまでは目も合わせたくないくらいなんだけどね、お仕事なので、そうも言ってはいられません。
余分な話など必要ない、とばかりに、早速、話をはじめる杜城。
杜城「事件の件ですが、我々は、遺伝子検査のために、こちらの研究所に、曹建が周珊珊という女性を連れてきたことがわかりました。それで、周珊珊と曹父子についての詳細を知りたいのです。」
単刀直入にぶっこみます。
方凱毅「曹建・・・周珊珊・・・、(少し思い出すように考えて)彼らは、少し変わった家族ですね」
杜城ではなく、沈翊のほうに向きなおり、「君は、彼らについてどう思う?」と話を進めてしまう。
(杜城の私情に)無自覚な沈翊が、また、馬鹿正直に答えちゃうのよ。
沈翊「曹建の家には、たくさんの、グラフィカルな图腾(トーテムシンボル)がある。欲望が至る所に伝播しているが、それらの欲望と欲望の間には、なにか邪悪なものを育んでいるかのような強い対立が見える」
※図腾(トーテム)・・・古代の文化における象徴的なしるし
でも、沈翊は話してる途中で、ちゃんと視線を杜城に向けてるでしょ?
なるほど、と、沈翊の、抽象的かつ難解な説明を一発で理解したうえで頷いている方凱毅を見て、
(それもまた、ものすごく気に入らないのだが)
二人の会話を黙殺し、「我々は、曹建が周珊珊をここに、何のために連れてきた知りたいんですよ」と軌道修正する杜城。
既に、“お前気に入らねぇ”オーラが出まくってるのを、杜城の表情から方凱毅も感じてるはず。。
方凱毅「私としては、警察の捜査には喜んで協力します。ですが、大変申し訳ない。凱莱生物研究所は、遺伝子を研究している会社組織でもあります。顧客とは、非常に厳格な守秘義務契約を結んでいるのです」
おしえられるわけねぇだろ!
こっちも、首を傾げて、メンチ切ってます。
そんなことは百も承知なんだよ、と、杜城の顔が言ってます。
杜城「我々は、曹建が、こちらの会社の投資家であることも把握している。この観点に立てば、あなたには我々の捜査に協力する義務が生じるはずだ」
ふっと、口許に笑みを浮かべる方凱毅。
方凱毅「とてもすばらしい観点をお持ちでいらっしゃる。・・・ですが、沈翊の感覚は、既に、答えに非常に近いようですよ。(沈翊を見て)君は、君の直感に従い、さらに深く掘り進めるべきだね」
この二人、ほぼ身長も近くて、対立構造の互角感が目に見えてわかりやすい(笑)
鄭雲龍氏がキャスティングされた理由は一つじゃないにしろ、これも重要な要素の一つだったように思います。
方凱毅の、沈翊に注ぐ、このまっすぐで、熱い視線。
杜城に対する挑発は続く。
杜城「あなたは、我々の捜査に協力するつもりがあるんですか!?(そんな目で、沈翊を見るな!)」
ピキピキピキ・・・
ここら一帯の空気の振動周波数が急上昇し、破断しかけてる音が聞こえそうです(苦笑)
さすがの翊ちゃんも、ちょっとこれはまずいぞ、って思って、ちょっとだけ杜城のほうに寄ったよね。
本来なら、杜城の腕や裾を掴んでおさえたいくらいな気分でしょうが、そんなことをしたら、火に油です。
方凱毅「わかりました。確認してみましょう」
ゆっくりと、自分のデスクに向かう方凱毅。
PCでデータを確認しながら、「曹建氏は、長期にわたり、遺伝子検査のために、たくさんの女性を連れてきていますね。周珊珊が最後の人間です」と、杜城に説明する。
この距離感のまま、話をする杜城。
方凱毅に対して、警戒心Maxって感じ。
杜城「なぜ、彼は、そんなにたくさんの人間を遺伝子検査のために連れてきたんですか?」
広い研究室スペースに、ちょっとだけ、杜城の声が反響してる。
方凱毅のほうから、近づいていく。
方凱毅「彼らの遺伝子が適合するかどうか、テストするためですよ」
ん?と、沈翊が反応する。
今、とんでもないことを聞かされたような気がしてますね。
方凱毅「曹家には、とても深刻な遺伝子欠陥があるんです。そして、それは、遺伝性が高いものなのです」
杜城「具体的には、どのような欠陥だと?」
方凱毅「MAOA(モノアミン酸化酵素A)遺伝子、それは、戦士の遺伝子、もしくは、犯罪遺伝子として知られているものです」
またしても、沈翊のほうに向きなおる方凱毅。
方凱毅「研究によると、男性の体内のMAOA遺伝子が変異すると、制御不能な感情につながり、暴力的で攻撃的な行動を引き起こす可能性があると言われています。彼らは、生まれながらの犯罪者と言えるかもしれません」
その言葉に、衝撃を受けつつ、曹建のオフィスを訪れた時のことを思い出す沈翊。
~沈翊の回想~
沈翊「そして、伏羲女媧の図は、“創造(生殖)”の象徴だ。あなたは、もう一人、お子さんを望まれているんですか?」
曹建「沈刑事さん、あなたはとても観察力がある」
沈翊「それじゃ、周珊珊との間に子供を持つことを望んでいたのは、誰なんですか?」
重要なポイントが見えてきましたね。
方凱毅「彼らの家で感じた自分の感覚と、自分の推測を比べてみればいい。答えは見つかるかもしれないね」
よくかんがえてごらん・・・って、完全に、上からの物言いですね。
おそらく、沈翊自身もじきに辿りつきますね。
方凱毅「杜刑事さん・・」
杜城「・・・?」
方凱毅「沈翊の独特な感性は、芸術家としての才能の賜物です。私には、警察官という職業が、彼に制限をかけているようにしか思えない。あまりにも多くの規則、境界線、そして合理性らは、彼の直感と想像力を抑圧しているでしょう」
途中から俯いてしまう沈翊。
方凱毅「我々は、彼の職業選択の再考について、忠告すべきだと思いますよ」
我々って言ったよ、この人。
初対面で、ここまで言うなんて、かなり挑戦的な性格。
もちろん、方凱毅にマウントを取られるつもりなど、微塵もない杜城。
杜城「捜査へのご協力、感謝します。
(沈翊に)行くぞ」
沈翊「・・・・・・」
なんか、すごい状況に、いきなり落とし込まれた沈翊。
っていうか、ヒロインをめぐるライバルたちの攻防なんて、ドラマで何百回も見てきましたが、これ、単純なヤキモチのレベルじゃないですよね。
それでも、方凱毅に軽く会釈し、
杜城の後を追う。
その姿をじっと、見ている方凱毅。
2人がいた時には見せなかった悪いオーラだ。
【フライングネタバレ】今回の、杜城との攻防を見ていてもおわかりの通り、この方凱毅、単純な三角関係の構成員として登場してきたとはとても言えない、シーズン2の最大かつ根幹となる人物です。
ここで、21話、終わります。
エンディングソングは『画像』です。これで、4回目の登場ですね。
★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.21-3 雑感★
いろいろ、進みましたね。
新たな登場人物である、周珊珊。
そして、遺伝子検査。
欠陥なき健康な子孫を残したい、という人間本来の本能が、別の欲望と結びつくと、不純ななにかが混じってしまう。
周珊珊のお腹の中には、もう顔立ちがはっきりしはじめた男の子がいるんだよね。
しかし、この事件に、方凱毅が絡んでくるなんて。。。
しかも、杜城との敵対関係を、ここまで、最初から表面化させるなんてねぇ。
おそらく、このシーズン2は、ここありきだったんだと思いますが、それでも、視聴しているこちらとしては、できれば避けたい方向性を示す展開でした。
路海洲の絡み方が可愛らしく思えるほど、レベルが違うんだもん。
そして、杜城が、ここまで、防御のための攻撃姿勢を取るとは、ちょっと意外。
捜査、どこいった?
私の意図的な差配(紺字)がやりすぎ!とも言えるかもしれないですけど。(苦笑)
沈翊に関して、直感、直感、言ってますけど、杜城の直感もなかなかだと思います。
それだけ大切な人を守りたい、というアンテナが発達している、という証なのかもしれませんが。
★『猟罪図鑑』Ep.22-1に続く★












































































