イェンさんのお嬢さん、晶晶、綺麗な人。

その親友の奥莉が謎すぎる。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑Ⅱ

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ 

 2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024

 45分×全28話 

 脚本: Zhang Lai

    演出: Liu Shu Qiao

 『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から

 

前記事未読の方は #13-1 #13-2

 

 #EP13-3

 

~北江分局 刑警隊オフィス~

 

婚約者の罗一帆や李晗たちが晶晶を慰めていると、イェン爸が、奥莉を連れて入ってきました。

 

李晗「(小声で)来たわよ・・」

 

超絶、気まずそうに、ちらっと晶晶を見る奥莉。

 

立ち上がりかけた晶晶の肩を押さえ、お前は座っていなさい、と無言で促すイェン爸。

 

奥莉「晶晶・・ごめんなさい」

深々と頭をさげる奥莉。

 

当惑したまま、ちらりと、隣の罗一帆を見たり、イェン爸を見る晶晶。

 

一度、俯いてから、立ち上がる晶晶。

もう、イェン爸もなにも言いませんでした。

 

奥莉「私・・・あなたにあんなことすべきじゃなかった・・」

 

いつのまにか、晶晶の隣で、罗一帆も立ち上がり、奥莉に冷たい視線を向けている。

 

奥莉「あなたに、精神的に苦痛を与えてしまって・・本当に申し訳ありませんでした。もう二度としません。・・・どうか、許してくれる?」

 

再び、父親のほうをちらりと見る晶晶。

イェン爸、視線を晶晶に戻すと、「これは、警察から発行した示談書だ。規定上、問題がなければ、二人で署名してもらって構わない。ただし、(どちらか一方ではなく)二人の意志で決めなさい」と、書類を晶晶に渡す。

 

晶晶「・・・・・」

俯いている奥莉を、涙で滲んだ瞳で、じっと見つめた後に、

声をかける晶晶。

晶晶「奥莉・・・あなた、本当にこれほどまで、私のことが嫌いだったの?」

奥莉「いいえ!」

即断する奥莉。

奥莉「私は・・・自分のことが大嫌い。示談書なんかよりも、あなた自身に怒りを鎮めてもらうことのほうがずっと大事なの。お願い、どうか怒らないで」

 

厳しい表情のまま、席に座り、(すでに、奥莉のサイン済み)示談書にサインをする晶晶。

それを見て、呆れたように、席に座る罗一帆。

 

サインを終えた示談書を、イェン爸に渡す晶晶。

一枚を奥莉に手渡すイェン爸。

 

奥莉「ありがとう、晶晶」

少しだけ、ほっとしたように、表情が緩む。

隣の罗一帆を横目で見て、「あなたが結婚する際には、間違いなく、一番大きな赤い封筒をあげるわ」と答える奥莉。

 

晶晶「ありがたいけど、その必要はないわ」

これで、全てを許したわけではない、ということですね。

 

奥莉「あなたたちの幸せな結婚を心よりお祈りするわ」

それでも、そう続ける奥莉。

 

まるで、事の重大さを理解してなさそうな奥莉に対して、さすがに、「あのなぁ、こんなこと、もう絶対に二度と起こしてはならないんだぞ。わかってるか?!」と、保護者のような心持ちで、改めて、奥莉に申し渡すイェン爸。

 

神妙に頷く奥莉。

 

イェン予審官「もういい、連れて行ってくれ」

傍にいた女性警察官に声をかけるイェン爸。

 

部屋を出ていく奥莉を睨みつける罗一帆。

 

イェン爸「一帆・・」

はい、と立ち上がる罗一帆。

イェン爸「しばらくは仕事が終わったら早く帰るようにな。この子(晶晶)のことをちゃんと面倒みてやってくれ」

罗一帆「もちろんです。ご心配いりません」

 

そんなふうに、婚約者として答える罗一帆を見て、廊下から、よく言うわ、と蔑みすら浮かべたように見える奥莉。

 

う~ん、晶晶やイェン爸に対しては、本気で謝ってる感じがしたのにねぇ。

 

~北江分局 廊下~

 

ちょうどそこで、帰りがけの奥莉とすれ違う杜城。

なにか、気になったのか、通り過ぎてからも二度見。

こういうところ、細かいけど、刑事のアンテナなのかな・・って思わせるよね。

 

杜城「ああ、イェンさん・・あ、ジンジンも来てたのか?」

 

杜城の登場に、にっこり微笑む晶晶。

まるで、本当のお兄ちゃんが来たみたいな笑顔ね。

罗一帆とは初対面っぽい。

 

イェン予審官に、ちょっと合図して、少し離れたところで、小声で話をする杜城。

杜城「二日ばかり、不在にします」

イェン「どうした? なにかあったのか?」

杜城「いえ、阮芳芳事件に関して、警察上層部は包括的な総括会議を開催したいと考えているんです。張局長が、私に行け、と言って聞かないんですよ」

確かに、8年前の犯罪と合わせて考えても、法的な処遇も含め、かなり厄介な事件だもんね。

& 張ママの、杜城昇進匂わせの布石って感じもします。← これは私が勝手に思ってることであって、具体的な描写はありませんよ。

 

イェン「行って来ればいいさ。心配するな」

 

ちらっと見たのは、沈翊の部屋のほうね。

今、一番の気がかりですからね。

杜城「沈翊から目を離さないでやってもらえませんか?」

今、このチームで、それを託せるのは、イェンさんだけなのね。

ああ、みなまで言うな、とばかりに頷くイェン予審官。


 

おそらく、例の会議の際に、杜城の様子がおかしい、と気づいていた様子だったし、この様子だと、少し杜城と話をしたのかもね。

 

こうやって、陰では、ちゃんと沈翊を気にして配慮する杜城に泣ける。

 

晶晶のほうに向きなおり、「晶晶・・結婚おめでとうな」と、明るく声を掛ける杜城。

晶晶「ありがとう」

罗一帆「ありがとうございます」

 

それだけ言うと、部屋を出ていく杜城。

 

イェン爸「お前たちも、もう帰っていいぞ」

頷く晶晶と罗一帆。

 

 

~北江分局 沈翊の部屋~

 

杜城隊長、出張の一日目ってところかしら?

 

さしあたり、抱えている大きな事件もなく、杜城もいないし、暇なのか、沈翊の部屋に来てる蒋峰。

蒋峰「沈センセ、あのさ、俺の身に起きた奇妙な話、聞いてくれるか?」

 

ん?と手を止める沈翊。

 

沈翊「どうしたの?」

 

蒋峰「俺の親父がさ、時計を失くしたんだ」

わりと、マジトーンで話す蒋峰。

 

蒋峰「その時計は、俺が初任給で買ったものなんだよ。時計としての価値はそれほどじゃないけど、親父にとっては特別な意味がある。それを失くしてしまったことで、親父は罪悪感を感じて、その心労のせいで、もうずっと不眠症が続いてる」

それは、たしかに心配ね。

 

頷きながら聞いている沈翊。

沈翊「盗まれたの?」

蒋峰「ありえないよ。絶対にありえないね。君には、あの時計がどれほど安物か、わからないんだよ。泥棒だったら、あんなもの、盗んだりしないよ」

沈翊「そう、言い切ったものでもないよ。たとえ、その時計が安物だとしても、泥棒が時計のことに詳しくなかったらどうなる? 君は、お父さんに、(時計を失くした)その日、どんなところを通ったか、思い出してみるように言ってみるべきだよ」

蒋峰「それで思い出せるくらいなら、俺が君のところに聞きにきたりすると思う?」

沈翊「だったら・・・どうして君は僕のところに来たの?」

この、本気でわかってない顔、可愛いなぁ(笑)

 

蒋峰「俺のために描いてくれるかな? 君の、その、真実を明らかにする魔法のペンを使って・・・」

 

蒋峰・・・一回、落ち着こうか(笑)

 

沈翊「・・・(へ?)」

あとにも先にも、こんなことを言われたのは初めてです(笑)

 

内心、呆れつつ、頷いてみせる沈翊。← 別に、絵を描く、ということを了承したわけじゃないですよ(笑)

 

沈翊「蒋峰・・・画を描くっていうのは、単なる技術的な手法にすぎないんだよ。君のお父さんの時計を探すために画を使うなんて、そんなの、今まで試したこともないよ

 

蒋峰「・・・・・・」

 

蒋峰、泣きそう(笑)(笑)


沈翊「だってさ、それって時計を描くべきなの? それとも(在処の)地図を描くべきなの?」

 

蒋峰「できれば、両方・・。新しい技法とやらを開発できるかもしれないじゃん」

どうやら、蒋峰ったら、本気で言ってるらしい(笑)

 

そこへ、あ~、はいはいはいはい、と、李晗が蒋峰を回収に来ました。

 

蒋峰「なぁ、開発してみてくれよ」

李晗「ほら、(沈先生に)迷惑かけたりしないで、もういいから、戻りなさいってば!」

 

蒋峰を引き戻そうとする李晗。

李晗「この件に関しては、あんたは、お父さんと一緒に地元の派出所に行って、遺失物届を出すべきよ」

蒋峰「俺は、警官だぞ。なんで、俺が遺失物届なんて出すんだよ?」

 

李晗「もう、いいから!」

強引に、部屋から押し出そうとする李晗。

 

沈翊「蒋峰・・・」

さすがに見かねた沈翊が声をかける。

沈翊「ねぇ、その時計がそんなに安いものなら、どうして、君は、別のものを買ってあげようとしないの?」

 

蒋峰「・・・・・・・」

一瞬固まって、沈翊が言った意味を咀嚼し始める。。

 

李晗の顔を覗き込むと、ようやくわかった?という表情を浮かべてる。

 

満面の笑みを浮かべる蒋峰。

 

蒋峰「ひえぇ~~~! そうじゃん。 あの時計は超安モノだったんだし、俺が新しいのを買ってやって、親父に「見つかったよ」って言って渡せばいいんじゃん。それで、万事解決だ!

 

蒋峰の素直な喜び様をみて、思わず笑ってしまう沈翊。

 

蒋峰「やっぱり、君は、痕跡を捉える専門家だよ。さすが、名探偵の天才似顔絵捜査官だ!」

 

なんの太鼓判なんだか(笑)

押された沈翊も苦笑い。

 

李晗「はいはい、もういいでしょ。行くわよ」

蒋峰「ありがとう~~、沈センセ~」

 

バタンと扉を閉め、蒋峰を追い出すと、一人部屋に残る李晗。

李晗「まったく、困った人ね。沈先生・・・、私に言わせれば、蒋峰の話なんて、全然、深刻でもなんでもないわ。私のほうが重要よ」

 

なんだ、結局、沈翊が“よろず相談承り所”なのは、変わらないわけね。(笑)

 

李晗「少し、アドバイスもらえませんか?」

 

沈翊「君もなにか失くしたの?」

沈翊の冗談に、脱力する李晗。

 

李晗「違いますよ~~。イェン予審官のお嬢さん、晶晶(ジンジン)のことなんです」

沈翊「あ~、その件なら僕も聞いたよ。どうかしたの? 彼女、大丈夫?」

 

李晗「彼女は大丈夫ですし、既に、示談書も取り交わしました。事件を起こした人物は、奥莉という名前で、晶晶に嫉妬してやったと供述したんですけど、彼女、実は、ネットではかなりの有名人なんです。彼女の収入は、晶晶なんかよりもはるかに上です。彼女のライブ配信をお見せしますね、これなんですけど・・」

 

スマホを見せる李晗。

フラフープ回しながら、セクシーに踊ってる! Σ(゚Д゚)

 

李晗「彼女と晶晶は、大学時代の同級生で、ルームメイトでもあったんです。彼女たちは、ガーデンデザインを専攻してました。卒業後、同じ会社に就職したくらい、とても仲のいい親友だったんですけど、その後、晶晶は罗一帆と付き合いはじめたんです。でも、奥莉もまた、罗一帆に興味があったみたいで、その・・彼ら三人は、なんていうか、三角関係みたいな感じになっていたようでした」

なるほど、と頷きながら、聞いている沈翊。

 

李晗「その後、奥莉は大きな事件を起こし、彼女たちは仲たがいをしてしまったんです」

 

沈翊「つまり・・君は、この事件は終わりじゃないかもしれない、と考えているし、彼女(奥莉)が、他の理由でこんなことをしたのでは、と心配しているんだね?」

 

いつもながら、鋭いことで・・・。

 

李晗「それで、この件について、沈先生とお話ししたかったんです」

納得がいったように頷く沈翊。

 

スマホの画面を一時停止し、奥莉の胸元のペンダントヘッドを最大まで拡大する。

 

沈翊「このペンダントをチェックしてもらえるかな?」

早速、画像検索をかける李晗。

こういうの見ると、ついつい、いつもの自分をみてるみたいで、シンパシー、湧いちゃう(笑)

 

李晗「同じようなものは見つけられませんでした。なにか問題でも?」

 

沈翊「オーダーメイドか、もしくは、彼女自身が作ったものか?」

 

イスに座り、「スマホを貸してみて」と、ペンダントヘッドの絵を描き始める沈翊。

 

その後・・・外はだいぶ、暗くなってきてますね。

なんか、自転車が寂しそうに見えちゃう。

沈翊の自転車:あ~あ、今日は、自力で、坂を登らなきゃならないのか、ボソっ・・

 

冗談はさておき、描き上げた絵を李晗に見せる沈翊。

沈翊「これが、奥莉のペンダントのシンボル部分だよ」

結構、細かいデザインの造形だったのね。

 

沈翊「さらに、それらを、以下の要素に分解してみた」

李晗「女性、月、蛇、そしてフクロウ・・・、これらのシンボルを組み合わせると、何か特別な意味があるのでしょうか?」

 

沈翊「これは、西洋の神話で最初に創造された女性、莉莉丝(リリス)を指しているんだ。でも、彼女に関する伝説には、多くのバージョンがある。例えば、古代からの言い伝えによると、リリスはアダムと同時に創造され、アダムの最初の妻でもあったそうなんだが、イブとは違い、リリスはそのような取り決めに従うことを望まなかった。彼女はエデンの園から逃げ出した。アダムとイブに禁断の果実を食べさせようとした邪悪な蛇は、リリスの化身だったとも言われている。それから、リリスは、夜な夜な子供たちを誘い出して殺す月の悪魔だという伝説さえあるんだ」

 

その時、カチャリと独りでに入口のドアが開いたものの、そこには誰もいない。 

身構える沈翊と李晗。

 

すると、静かに、顔を出したのは、蒋峰。

蒋峰「君ら、夜食とか欲しくない?」

 

李晗「んもう!死ぬほどビックリしたんだからね! 沈先生、続けましょう。こんな奴、相手にしないで」

蒋峰を無視しようとする李晗。🤭

 

反して、にっこにこで近づいてくる蒋峰。

沈翊「ありがとう」

 

結局、みんなで、話しの続きね。

沈翊「リリスには、固定されたイメージというものがないんだ。神話のいろいろな言い伝えのバージョンによって、彼女はさまざまな神秘的な信仰と混ざり合って描かれてきたからね」

 

沈先生の、リリスに関する講義が始まりました。

 

沈翊「これを例にあげてみようか。この作品は、100年以上前に、Dante Gabriel Rossettiによって書かれた、“レディ・リリス”だ」

1868年作ですね。 

 

沈翊「絵の中の女性は、たっぷりとした長い髪、彼女の表情や姿勢、どれも強烈な性的魅力を放っている。これらは、ビクトリア朝時代に、リリスが、ナルシシズムの気配を漂わせながら、自分の美にこだわる女性の象徴であったことを示しているんだ。しかし現代において、リリスは家父長制や女性に課せられた義務に反抗した最初の悪魔もしくは神と見ることも出来、女性個々が持つ力の覚醒の象徴として見られることが多くなってる」

 

真剣に聞き入っている蒋峰と李晗。

 

沈翊「つまり、神話の時代背景やバージョンに関係なく、リリスは常に誘惑と復讐を象徴してきたんだよ」

 

(上にリンク貼った)リリスのWikiを内容が多岐にわたってて読むだけでも、大変よ。

 

李晗「つまり、先生は、奥莉がこういうミステリアスでちょっと邪悪なものが好むから、このようなペンダントを身につけているんだ、とおっしゃってるんですね」

沈翊「あくまでも可能性だよ」

 

その時、「なんだ、君たち、まだ仕事してるのか?」と部屋に入ってきたのは、イェン予審官。

 

イェン「(モニターの写真を見て)奥莉について話しているんだな? 続けてくれ」

イスに腰掛けるイェン爸。

なんだ、聞く気満々ね。

みんなが晶晶を心配してくれてるのもわかってるし、沈翊の様子も見れるし、一石二鳥、三鳥って感じよね。

 

沈翊「つまり、これらのペンダントの要素は、彼女の内面の暗さや攻撃性が投影されているのではないかと推測することができる

 

イェン「暗さ・・攻撃性・・・」

立ち上がると、呟きながら、モニターに近寄って見つめるイェン爸。

 

イェン「私はね、奥莉のような若い女性が嫉妬したり極端な考えを持ったりするのはごく普通のことだと常々思っていたんだ。それに、彼女は私の職業を知っている。(今後)彼女が晶晶に何かする勇気はないだろう」

身内の事件ということもあって、すこし、楽観的に見たい気持ちが働いているのかな。

 

イェンを見つめる沈翊。

現段階では、奥莉の危険性は不確定要素が多いし、確かにイェン爸の言葉にも一理あるし、ことを荒立てたくない親心も理解できるよね。

 

李晗「でも、依然として、彼女が具体的に何をしたいのか、もしくは、何がきっかけであんなことをしたのか、知っておく必要がありますよね?」

2人が示談書を取り交わしたとは言え、納得いってないのね、李晗は・・。

 

イェン「おい、おい、おい・・・」

先走る李晗をけん制するイェン。

 

沈翊「彼女が次に何をするかについては、今の僕の理解だけでは簡単に判断できないんだ」

 

李晗「こうしたらどうでしょう? ともかく、最近は休みが取りやすいし、私、シフトを組みなおして、連休を取って、奥莉の会社に行ってみることにします。人生体験でもしてみるつもりで・・」

 

いや、それはさすがにやりすぎだろ、と顔色を変えるイェン爸。
蒋峰「なんでだ?」

ひと際強い口調で咎める蒋峰。← びっくりしたように、見つめる沈翊。

蒋峰「まさか、女性実況配信者にでもなるためか? そんな場所に入り込むのが適切だと思ってるのか? あんな場所に行って何する気だ? 君が女性警察官だってことを忘れるなよ」

杜城がここにいたら、彼が言いそうなくらい、まともな指摘です。

 

それに、配信者のパフォーマンスすべてが警官にとって不適切なのかどうかはさておき、演目によっては好意を持つ相手や身内にやらせたくないというのは、ある意味、わかりみ強し・・・と思ったら、やはり蒋峰は蒋峰!

蒋峰「・・・もし、誰かが行かなきゃならないとしたら、それは俺が行くべきだろ」

 

はぁ?

 

蒋峰以外の三人の表情がまったく同じなのに、爆笑爆笑爆笑爆笑

 

なんでそうなる???

 

蒋峰「俺はな、子供の頃、3年もダンスの課外授業を受けてたんだぞ」

たしか、絵も習ってましたよね(笑)

恵まれた子供時代だったのね。

 

蒋峰「俺なら、ダンスでそこに行ける」

 

李晗を不特定多数の前で曝したくないのか、自分が行きたいだけなのか・・・

 

どっちにしても、蒋峰の気持ちは、沈翊にしてみれば手に取るようにわかっちゃう。

 

実際問題、少しくらい外圧がないと、蒋峰&李晗も進展しない気がするんだけど、今のところ、沈翔以外、気にしてなさそうなのよ。

 

蒋峰「幸いにも、この時期、俺たちのチームはあまり予定もないし、仕事が終わったら行けばいいんだし、何かあったら、すぐにみんなに報告するよ。それに、なんて言ったらいいかな。俺だって、晶晶のためになんかしてやりたいんだよな」

 

イェン爸、ちょっとうるってきてますね。

 

李晗「でも・・」

蒋峰「これは決定だ」

 

これはもう、くすっと笑うしかない沈翊。

イェン爸も感謝して頷いてます。

 

蒋峰「沈翊、イェンさん、李晗、俺にまかせとけって」

胸をポンと叩く蒋峰。

 

 

~ライブ配信会社~

 

というわけで、さっそく潜入開始。

展開早!Σ(゚Д゚)

リウ社長(刘总)「さすが体育大学出身だな。さっきのテストライブの配信で、その筋肉は絶対ハマると思ったよ

新しく入った蒋峰が、入所のテストでそこそこの筋肉ぶりを見せつけたらしく、新人発掘出来たと上機嫌なリウ社長。

 

リウ社長「いいかね。我が社には、このようなライブ配信ルームが100ほどある。それに応じて、女性ストリーマーも100人以上在籍している。競争はかなり熾烈だが、男性ストリーマーは現在20人にも満たない。イケメン男性ストリーマーが突然人気を集めてたりしなければ、私も、採用するつもりはなかったんだが・・君は、たまたま、この機会を掴んだっていうわけだね」

 

各配信者たちのブースを通りながら、説明を続けるリウ社長。

 

蒋峰「ありがとうございます。機会を与えていただき、感謝しています」

リウ社長「いや、なに、別にたいしたことじゃないさ。」

 

蒋峰「ここでは、古箏を弾く人までいるんですか?」← エロいことばっかだと思ってた?

リウ社長「うちには、あらゆる配信者が揃ってるよ。もちろん、市場の需要に基づいてはいるがね」

蒋峰「ところで、社長、こちらの会社には、奥莉という女性の配信者はいますか?」

リウ社長「なんだね、君は入ったばかりで、もう誰かの人気にあやかりたいのかね?随分、目的が明確だなぁ」

肩をポンポンと叩くリウ社長。

こういうタイプの社長は、ガツガツ系くらいのほうが好きなのよね。

しかも、ボディタッチ多め(笑)

どっちもいけるタイプかな。

 

蒋峰「いえいえいえ、前に、すごく人気があるって聞いたことがあったんです。それで、彼女からいろいろ学べたら、と思っただけなんです。そうすれば、もっと早く金を稼げるかなぁって・・」

いや、だから、そういうのを勝ち馬に乗りたいっていうのよ(笑)

 

リウ社長「うん、気に入った。野心のない人間など、採用対象にすら値しない。それに、ガッツが足りない奴も、この業界には向いてない。そんなようでは、トレンドリストにも入らんからね。奥莉の部屋はこの先だ。ついてきなさい」

 


一旦、ここで、切りますね。
 

★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.13-3 雑感★ 
 

鬼の居ぬ間に洗濯?

 

杜城がいないというだけで、なんかリラックスムード。

私は、杜城のファンなので、寂しいけれど、ま、これはこれで仕方がない。

実際、これが数週間とか、1ヶ月とか言うのならまだしも、出張はたったの2日間ですもん。(笑)

 

お誂え向きと言ってはなんですが、ちょうど、イェン予審官のお嬢さんが関わる事件が勃発。

しかも、親友が犯人だとは言うけど、どうにも、すとんと来ない。

鶏頭はさすがにやりすぎだけどね。← これは、きわめて、日本人的な感覚なのかもしれないけれど。

 

★『猟罪図鑑』Ep.13-4に続く★