正直、この回、マジで、テンション低いのよ、私。

 

なにはともあれ、杜城と沈翔の間で燻(くすぶ)ってきた火種がどうなっていくか、ってことですよね。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑Ⅱ

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ 

 2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024

 45分×全28話 

 脚本: Zhang Lai

    演出: Liu Shu Qiao

 『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から

 

前記事未読の方は #13-1 

  

 #EP13-2
 

 

~北江分局 沈翊の部屋~

 

すでに、雰囲気が暗いわ~~~(涙)

 

壁にむかい、手に持った絵を見ながら、俯いている沈翊。

 

静かに、杜城が入ってきました。

 

背後から、俯いている沈翊の背中を見るこの時の杜城の視線、ホントにぐっとくる。ショボーン

杜城自身だって苦しいはずだけど、(沈翔を思って)胸をぎゅんと鷲掴みされ、締め付けられる気分でしょ。

 

もちろん、改めて、沈翊ときちんと話をしよう、という気持ちで来たことがわかります。

 

コンコンコンとテーブルを大きめに指で叩く杜城。

 

その音に、ハッとして、振り返る沈翊。

沈翊「・・・・・・・・」

じっと、杜城を見つめるだけで、何も言えないの。

 

私が泣きたい!

えーんえーんえーんえーんえーん

 

杜城「分かったぞ。現場検証の結果、ネットカフェの裏に隠された脱出口が発見された」

 

え・・?と目を見開く沈翊。


杜城「黄韜と郝自強の証言をまとめると、阮芳芳は当初から予備計画を持っていたことが分かったんだ。彼女は、彼らを使ってガソリンに火をつけ、大混乱を引き起こし、爆発前に脱出する計画を立てていたようだ」

そのことを伝える際の杜城は、すでに、さきほどの感情的な怒りや叱責は成りを潜めてますね。

 

やっぱりねぇ~~~!

それでこそ、絡新婦(女郎蜘蛛)。

みすみす、命を絶つなんて、おかしいと思ったよ。

 

いや、感心してるわけじゃないよ。

呆れ果ててるんだよ。

 

沈翊「本当?」

 

じっと、阮芳芳を描いたであろう絵を見つめる沈翊。

こりゃまた、犯人の中でも、スペシャル級に闇を感じさせる色オーラだね。

 

沈翊「僕の判断は間違ってなかったようだね。阮芳芳が、彼らと一緒に死ぬなんていう選択をするはずがない」

 

自分の目算が正しかったと知り、ほんの少し自信を取り戻したかのように、微かに笑みを浮かべながら、杜城のほうを振り返った沈翊。

 

でも、「そうだな、問題なかったわけだ」という言葉と、杜城の深い悲しみを湛えた表情を見て、

・・・固まる。

 

杜城「お前はずっと最初から最後まで正しかった」

この言葉、これは決して、沈翊を肯定しているわけじゃない。

あえて、こういう言い方をして、正しいからと言って、必ずしも適切なことばかりではないのだ、と、沈翊にわからせたいんでしょう。

 

立ち上がり、杜城に近づいていく沈翊。

 

沈翊「許可なく、自分の独断で行動すべきじゃなかった。もっと早く予測できていれば、こんなことは起きなかったのに・・・

ああ、そっちにいったか。ショボーン

 

沈翊としては、自分の過ちを認めたつもりなのかもしれないけれど、これは残念ながら、内省であって、真の意味での反省でも謝罪でもありません。

※内省・・・「反省」が過去の失敗に焦点を当てるのに対し、「内省」は自己の成長を目的とした顧(かえり)み。

 

だから当然、杜城の表情は固いままよ。

沈翊には、警察官に求められる境界範囲の認識やチームワークの必要性について、もっと考えてほしかったのに、今の沈翊には、それがかなわないのだ、とわかってしまったのね。

 

杜城「俺たちは・・・警察だ。警察は、予測だけに頼って、犯罪を予防するわけではない」

きっぱりと告げると、部屋を出ていく杜城。

 

もう、前のように、やんわりと伝えることはやめたみたいです。

 

沈翊「・・・・・・・・・」

 

おそらく、この事件としてはここで解決ということなんだろうけれど、なによりも解決しなければならないことが置き去りになったまま。

私の顔はずっとこんなままよ。

 

~北江分局 会議室~

 

そして、事件収束後・・・しばらく経って、今回の、阮芳芳の犯罪に関する沈翊の研究成果及び考察を、張局長や北江市警の上層部やチームのメンバーに報告する場が設けられた、ということらしいです。

 

会議室のモニターに映し出されているのは、阮芳芳の工房の、キャビネにしまわれていた黒焦げを模した陶器の人形たち。

 

そして、それを見つめている、北江分局のメンバーたち。

 

沈翊「私が阮芳芳に接近した時、彼女が収集し、焼成した陶器はすべて黒色で、他の生徒たちが使用する鮮やかな色とは明らかに異なっていることに気づきました。

彼女の色彩の好みと作品から、自己の犯罪行為による功績を評価し、外部に知らしめたいという潜在意識の表れとみることが出来ます」

北江分局からは、杜城、蒋峰、李晗、イェン予審官たちも同席してます。


陶器の人形だけでなく、“地獄の門”のカラーカードを抜粋” とまとめられた、キャビネに埋め込まれた陶器の破片の色構成も提示。

 

沈翊「この疑いに基づき、私は粘土彫刻を用いて彼女に“家樹人テスト”を実施しました。テストの結果、彼女は犯罪者的な性格を持っていることが示されました」

あらま、いつ、写真なんて撮ってたかしら???

(阮芳芳が作ったものじゃなくて、あとから、沈翊が同じ形で作成した例ってこと?)

 

幹部1「確かに、この“家樹人テスト”というのは、精神面でも強靭で極端な犯罪者に対する犯罪心理分析を行うのに役立てるものだ。たしか、以前の“銀の事件”において実施された事例はあるが、犯人が意識しないうちに、粘土の彫刻を用いたテストを実施したケースはこれが初めてだろう」

大きく頷き、笑顔を見せる張局長。

 

幹部2「さらに、色を使って犯罪者の意識を推測するというアプローチは非常に画期的だ。沈翊は、容疑者の肖像画を再構築するだけに満足せず、芸術と心理学という二つの手法を有機的に融合させている。8年前の海速インターネットカフェ放火事件を再び捜査し、その真の首謀者を暴き出した。これは私見だが、この事件は深く議論する価値があるようだ」

平たく言えば、二人とも、沈翊を絶賛してるってことです。

 

でもね、途中、隣で恐ろしいほど厳しい表情を見せている杜城を、気にする沈翊も映りこむのよ。


そして、突然、幹部の言葉を割って入るように、話しはじめる杜城。
杜城「今回の悲劇が事前に回避されたのは、我々のチームが、黄韜と郝自強が大量の水素を購入していたことを突き止め、現場に到着し、犯行を阻止できたということが大きな一因です」

 

杜城が、自分たち刑警隊の功績について、きちんと主張したことを受けて、視線を合わせる蒋峰や李晗。

ただし、このタイミングで、杜城が話しはじめたことや、その口調に違和感があるのか、ちょっと反応が微妙。

 

杜城「一方、沈翊の“樹木人テスト”は、阮芳芳の反社会的性格を推測し、私たちの予測を裏付けるものとなりました。彼の研究は良い補助資料だと言えますが、但し、事件解決には、客観的な証拠が必要であると私は考えます」


発言を求められたわけでもないのに、いきなり、沈翊の功績を過小評価しはじめた杜城を見て、意外そうに見るイェン予審官。

思わず、沈翊と見比べてしまいます。

おまえたち、どうした?

なにかあったのか?

 

言われたほうの沈翊は、当然、なぜ、杜城がこれを言い出したのか、よ~~~くわかってます。

 

杜城「心理テストでは不可能・・・」

さらに、自論を続けようとする杜城。

 

張局長「・・・コホン」

急に咳込んでみせて、杜城の否定的な言葉を阻止する張ママ。

 

なんですか、と言いたげに、張局長を見る杜城。

そりゃ、大事なことを話してるのに、なぜ、邪魔をする?くらいの意識ですからね。

 

咳をしたことを「ごめんなさいね」と手で制すように謝り、そのまま、発言を始める張局長。

 

張局長「今、杜城は、捜査方針や事件処理に関する概念について、話をしてくれましたね。・・・(議題である)沈翊についてですが、以前から、芸術と心理学を用いて犯罪者の性格分析を行い、新たな犯罪捜査手法を模索できると、私に説明してくれていました。ですが、その時はそれが成功するかどうか確信が持てない、と言っていたんです」

ちょっとだけ、杜城をやんわりと覗き込む張局長。

ちゃんと事前に、あなたには説明しておいたはずよね、聞いてないなんて言わせないわよ、という念押しです。

 

張局長「もし、今回、沈翊が自ら容疑者にアプローチしていなければ、今でもこの事件の真の黒幕が誰なのか分からなかった、と思うと、末恐ろしい思いがします」

 

それに関しては、異論なく、大いに頷く幹部たち。

そうなんです。

この場は、沈翊の研究成果と功績を、市局に持ち帰るために設けられた場でもあるんです。

 

張局長「容疑者の性格に関する彼の分析は捜査の過程で役立っただけでなく、(逮捕後の)尋問においても、効果的なアプローチを提供し、阮芳芳が捏造した話の脆弱性を発見することができたわけです

 

取り調べでも、阮芳芳ったら、あの調子で悲劇のヒロインになりきり、辻褄を合わせ、(自分一人だけでも)罪を逃れようとしたんだろうね。

 

特に、この部分の指摘に関しては、尋問の専門であるイェンにとっても、大きく同意する部分であって、何度も頷いている。

 

幹部1「沈翊、今後、市当局の方でも、困難な事件の解決のために、君に対し、より頻繁に参加の誘いをかけることもあるだろう。市当局に入局することに興味はあるかね?」

ほら来た!!

 

うわ、杜城の顔が・・・怖すぎる。

幹部さん、今日のところは、その辺にしておいていただけませんか。

二人とも、この件、まだ冷静に対処し終えたとはとても言い難いんです。ショボーン

 

誤魔化し笑いを浮かべる沈翊。

 

すぐさま、ストップをかける張局長。

張局長「あの・・・、お手伝いするのは構いませんが、正式な異動については改めてご相談ということにさせていただきますので・・」

張局長も、沈翊を手放す気はさらさらないのです。

 

顔を見合わせて、笑う幹部たち。

 

張局長「(沈翊に)そうよね?」

沈翊に問いかける張局長。

 

沈翊「はい」

きっちり返事をする沈翊。

 

沈翊「研究論文の要約作成にはケーススタディも必要です。北江分局の同僚のサポートなしではできません。」

ここで言う同僚というのはもちろん杜城隊のチームメンバーに他なりませんが、心情的には、杜城の存在そのものを言い換えてるに過ぎません。

 

張局長「よく言ってくれたわ」

張ママ、嬉しそう~~!

 

杜城にむかって「どうかしら?」と訊ねつつも、全然、納得してない杜城。

強引に、高笑いでその場を収め、なんとなく、報告会は終了といった雰囲気に。

 

杜城にしてみれば、この、沈翊を持ち上げるような流れが、沈翊のためにならないと思うからこそ、不機嫌にならざるを得ないのよ。

 

言葉少なな杜城のことを気にする沈翊。

ほらね、こじれ始めたよ。

どうすんのよ。

私、こういうの、苦手なのよ。

 

・・・・ということで、モヤモヤしたまま、新しい事件に突入です。

 

さきほどの報告会で、杜城と沈翊の間になにかあったのでは、と察知し、心配する、心優しきおじさま、イェン予審官が大変なことに巻き込まれるエピソードが始まります。

 

ということで、引き続き、新事件に突入です。

 

~マンションの廊下~

 

男性「一体、どうしたんだ? なんで、わざわざ会社を早退してまで戻ってこなきゃならなかったんだ?」

女性「だって、不動産の管理会社の人から電話でキツく言われたのよ。なんでも、うちの玄関のドアになにか怖いものが吊るされているんですって。私一人だけで戻って確認するなんて怖すぎて・・・」

 

彼の腕にしがみつくように歩きながら、事情を説明している女性が、闫晶晶(イェン・ジンジン)。

急遽、仕事先から呼び出されて、少し不機嫌そうな男性は、婚約者の罗一帆(ルオ・イーファン)

 

確かに、部屋の前には人だかりが出来てました。

 

「これ、愛人が結婚によって妻に昇格した、って言ってるわけじゃないわよね?そんなの、大罪じゃないの!」

声高に噂話をまき散らしてる近所の奥さん。

 

罗一帆「ちょっとあなた方、一体、なにをバカなことを言ってるんですか!?」

背後から、強気に、声をかける罗一帆。

 

気まずそうに、道をあける近所の奥さんたち。

 

管理会社の人間「ああ、ようやく見えましたね。警察を呼ぶかどうかはあなた方次第ですが、この件をインターネット上に漏らしたりしないでくださいよ。誰にとっても、得になりませんからね」

 

見れば、玄関ドアに、赤いビニール袋がぶら下がっている。

これが、なにか怖いモノの正体?

 

不動産会社の人間「さぁさぁ、もう戻ってください。」

周囲の野次馬たちを下がらせ、自分も戻っていく。

 

残された当事者の二人。

罗一帆が、ビニール袋を取り去ると、死んだ鶏の頭がぶら下げられていた。

キャプチャーは自粛します。

 

悲鳴を上げる闫晶晶。

 

それだけじゃなく、結婚式の招待状らしきものに、赤い文字で、

 

もし、結婚なんかしたら殺してやる。死んでしまえ!

 

書いたものがドアに貼られている。

 

なるほど、さっきの近所のおばさんは、この呪いのような言葉を読んで、正妻が愛人に嫌がらせをしにきたって思ったのね。

 

いずれにせよ、鶏の頭って・・私の感覚からすれば、イタズラの域を超えてます。

 

~北江分局 相談室~

 

イェン予審官「奥莉、お前、い、一体、どうしてこんな・・・」

透明の証拠品保管袋に入れられた招待状を持ち上げ、突きつけるイェン予審官。

ショックで、最後まで、言葉になってません。

 

身を竦ませる奥莉と呼ばれた若い女性。

 

女性警察官「すでに、彼女とは話をしました。きちんと、自分の過ちを素直に認めていますし、(イェンさんと)お知り合いのようですから、もう一度よく、直接、お話しをされるべきだと思いますよ」

それとなく示談を奨めているような雰囲気です。

イェン予審官の知り合いということもあって、気をつかった言い方をする女性警察官。

 

奥莉「イェンおじさん・・ごめんなさい。ジンジンを傷つけるつもりはなかったの。」

 

ということは、この若い女子が、あの嫌がらせの犯人???ってことよね。

 

殊勝な態度で謝られても、はい、そうですか、とは言えないイェン。

 

奥莉「私、ここ何年もすごく辛いことだらけで、ジンジンばっかりが順調で、もうすぐ結婚するのを見て、ただ動揺しちゃって・・・つい、嫉妬しちゃったの」

涙ながらに説明する奥莉。

 

イェン「奥莉や・・お前とジンジンはお互い知り合って、一体、何年経つと思ってるんだ? ジンジンはな、お前がうまくやれるように望んでいる、と、私によく話してたんだぞ。お前だって、あの子が順調でいることを願うべきじゃないのか?」

懇々と諭すイェン。

 

奥莉「・・・はい。本当に、衝動的にしてしまったんです。勝手に思い込んで、つい、頭が混乱しちゃって、それで、あんなことしちゃったんです」

イェン「だからといって、どこの人間が、他人の家のドアに、血まみれの鶏の頭なんてぶら下げるっていうんだ!たとえ、お前とジンジン の間に過去になにか対立があったとしても、こんなことするなんて、到底許されないことだぞ!」

 

奥莉「・・・・・」

涙ぐみながら、目を伏せる奥莉。

 

イェン「そうだ、確かに、良い人生を送っていない人はたくさんいるし、お前よりも良い人生を送っている人もたくさんいる。でもな、自分なりに考えて、心のバランスを取る必要があるんだよ。お前たち二人が学生だった当時、いつも成績だってよかったじゃないか。どんなに辛い日でも、乗り越えていかなきゃいけないんだから。そうだろ?」

 

奥莉「イェンおじさん・・・私、自分が間違ってたって、本当にわかってます。どうか、許してください、おじさん・・」

 

イェン「・・・・・・」

 

見かねた女性警察官が、「あの・・では、この示談書に・・・」と言いかけて、

 

イェンさんのなんとも情けないような視線をみて、

しりすぼみ・・・。

 

~北江分局 刑警隊~

 

李晗「うわぁ~~、すごくキラキラしてる~~」

闫晶晶の指にはめられたエンゲージリングを見て、大感激の李晗。

 

反して、闫晶晶は、とてもそんな気分になれず。

 

闫晶晶「奥莉と私は、同級生だったの。どうして、こんなことを・・・?」

いくら考えてもわからない、と言った口調で、混乱している闫晶晶。

 

李晗「心配しないで。今、あなたのお父さんがちゃんと聞き取りをしてくれてるんだから。すぐに解決するわよ」

 

闫晶晶「ありがと・・・」

 

李晗が “あなたのお父さん”という言い方をしたとおり、そう、この美人さんな闫晶晶、イェン予審官の娘さんで、李晗とも親しいっていう間柄です。

中国でも、警察という組織は、家族ぐるみで親しくなりやすいのかな。

 

それだけじゃなく、娘の親友である奥莉(嫌がらせの犯人)に対しても、親子のように、叱ったり諭したりしてあげられるくらいの関係性だということになります。

 

罗一帆「君が、奥莉に招待状を送ったのだって善意からだった。(どう考えても)彼女の方が頭がおかしいんだよ!もし彼女が、もっと何か悪いことをしようとしたら、イェンさんと俺で、君を守るよ」

婚約者としては、当然の如く、怒りをあらわにする罗一帆。

 

李晗「それに、私がいることも忘れないでよ」

 


途中ですが、一旦、ここで、切ります。
 

★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.13-2 雑感★ 
 

  

どんなにケンカをしても

価値観のずれが生じても

 

昨年のクリスマスに、企画として作った動画内で、当然、歌詞の内容とは違うと思いつつ、杜城の叱責の場面を、使ってしまいました。

 

これは、“ケンカ”じゃないし、“価値観のずれ”が生じたわけでもない。

 

方法論が違うのは、今までだって、刑事と画家、それぞれ事件に対して、アプローチは違ってた。それを少しずつ少しずつ理解しながら、歩み寄ってきたわけで、別に今に始まったことじゃない。

 

でも、今回はなにかが違う。


沈翊が杜城に背中を向けたこのシーン、

このドラマがブロマンス(BLドラマ)であろうとなかろうと、この時、杜城が、沈翊を行かせまいと(感情が高ぶったまま)後ろから捕まえたり・・・、「助かってよかった」と背中に額をつけて呟いたり・・・、と、怒りよりも、心配がまさったうえでの叱責だった、という演出方法だってあったかもしれないけれど、そういう寄せ方をせず、これが、今の、ありのままの二人として描いたところに、おもわず、唸ってしまいました。

 

杜城と沈翊の二人の結びつきを、ただのカップル(いや、対外的にはバディでしたね)で終わらない、終わらせないためにも、一段階深堀りして、深みを与えたかったのかなぁ。

このシーンは、このドラマにとっても、二人にとって、とても重要な転換点となったような気がしてなりません。

 

今までも何度も触れてきたように、杜城は、沈翊が犯罪者の心理を自分の内に包括し、なぞろうとしていることを誰よりも危険視してます。

杜城の経験値が、沈翊の危うさに対して、かなり真剣に警告音を発してるんでしょう。

周囲の人間は、誰一人気づいていないけれど、← あ、プレゼントを買いに行く前に発した蒋峰の指摘は惜しかったですね。

杜城には、それが見えている。

 

私が危惧しているのは、自分がやろうとしていることが警察上層部に認められる流れに関しては、ある程度、手応えを感じてるあたりかな。

(もちろん、それもこれも、今回に置いて言えば、杜城や自分も含め、大勢の人間の命が失われるかもしれない瀬戸際だったことに衝撃を受けているし、杜城の心配に対して、十分に申し訳なく思っていることは踏まえたうえで、ですけどね。)

 

当然、その根本は、単なる、沈翊の個人的な研究欲じゃなくて、悪を駆逐するために、自分にしか出来ないことを精いっぱい突き詰めたい、という思いだってことはわかるんだけど、市局や張ママなどの対外的な理解や支援を受けて、ますます、この流れは加速しそう。

今後、沈翊には、犯罪捜査に関わる心理分析の専門家としての、プロファイリング的な要素が一層、加味されるし、求められているってことでいいのかな。

北江分局の刑警隊には、専任のプロファイラー、いないもんね。

 

さて、新しい事件というか、隙間事件(失礼でしょ!)がはじまりました。

イェンさんや李晗、蒋峰たちの力を借りて、ちょっと、一息つこうね、って感じなのかもしれません。
 

★『猟罪図鑑』Ep.13-3に続く★