【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。![]()
『猟罪図鑑Ⅱ』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ
2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024
45分×全28話
脚本: Zhang Lai
演出: Liu Shu Qiao
『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から
#EP02-3
この辺で、ちょっと、ブレイクといきましょうか。
お絵かきデート💘シーンから始めます(笑)
~TBBTの宿舎~
杜城「なんのために、ここに俺を呼び出したんだ?」
大きな猿のぬいぐるみを持たされてる杜城さん![]()
![]()
つまり、理由がわからなくても、(沈翊に)呼び出されば、ホイホイ来ちゃう、と申しております![]()
うちのAIは、↑これを『おさるのジョージ』だって言うんですよ。私が、ジョージの絵本を集めてたフリークだとも知らずに、ノー天気な奴だ。
あと、LABUBUだっていう回答も多かったです。
画像はどちらもお借りしました。
はぁ・・・杜城が抱えてるお猿さん、特徴的な顔してるのになぁ
なかなか、これっていうキャラクターが見つかりません。
AIを使いこなしたいびびの挑戦は続く。(笑)
実はこのお猿、本日、大事な大事なお役目があるんです(笑)
沈翊「だって、君は、陳勤と同じくらいの身長だからだよ。そこにモデルとして立ってみて💘」
いちいち語尾に💘マークをつけんでもよろしくて?
杜城「なにしたいんだ?」
なにか目的があるのはわかってますが、このお猿を持たされてる意味がわかりません(笑)
沈翊「監視カメラにとらえられていた影から、陳勤がここに留まっていた理由を見つけ出そうと思うんだ。」
聞けばなんてことない、まぁそりゃ、事件がらみですよね~~(笑)
ま、そういうことであれば・・・と、言われたとおり、素直に、例の死角の場所の壁際に立つ杜城。
杜城「これでいいか?」
お猿をかかえて立つ杜城が可愛すぎて、どうしても、口許が緩んでしまいそうになるのを隠しきれない沈翊。
たぶん、身長云々も大事かもしれないけど、こういうことは、この人にしか頼めないんだと思うのよ(笑)
沈翊「うん!ちょっと待っててね💘」
廊下の奥までいくと、カメラ7の方向から、その陰を描きうつしはじめる沈翊。
沈翊「いいよ、杜城。今度は・・・しゃがんで」
はい、はい、と、言われたとおりにしゃがむ杜城。
ここね、最初、お猿の脚がくしゃっとなってたんだけど、ちゃんと整えてあげたし、肩をつかんで支えてあげてるところとか、杜城の“優しさ”と“育ちの良さ”が垣間見えちゃうのよね~。
また、その陰を描きうつす沈翊。
影と言っても、うっすらすぎる!
ただ、そのままを描きうつしてるんじゃなくて、見えないところまで描けちゃうのが、この人のすごいところなんだけど。。
おそらく、もともとのビデオに映ってた影を見て、どんな格好をしていたのか、当たりがついているんだろうね。
沈翊「杜城・・・」
杜城「今度はなんだ?」
沈翊「膝ついて・・・」
あ~~~、なんなんだよ、一体・・と思いつつ、しょうがないと、膝をつく杜城。
杜城「これでいいか?」
忙しく鉛筆を走らせる沈翊。
沈翊「いいよ。今度は・・猿を床に寝かせて、頭を君のほうに向けて」
だんだん、注文が細かくなってきました。(笑)
デート中の女子なんて、大概そんなもんよ(笑)← あれ、(若い時の)私だけ?![]()
言われたとおりにする杜城。
沈翊「そしたら、その目と合わせてみて」
杜城「やってるよ」
床に手をついて、四つん這いに近くなりました。
これ、陰に変化ある?
私には、陰の違いがそこまでよくわからん(笑)
沈翊「今度は・・、猿にキスして」
杜城「あぁ?」
聞こえなかったわけじゃありませんが、聞きなおします(笑)
沈翊「キスして!!(命令)」
別のシチュエーションで、沈翔にこんなこと言われたら、ドキドキものだけどねぇ。😂
たとえ、ぬいぐるみと言えども、抵抗あるじゃんか。
だって、これ、“小蛋壳”の代わりなんだろ?
それくらい、杜城にだってわかりますよ(笑)
しばらく待っても、杜城の動きがないので、一応、主旨を説明する沈翊。
今頃? 今更?![]()
![]()
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沈翊「ああ・・“小蛋壳(卵の殻ちゃん)”が、陳勤が彼女にキスしたって言ってたじゃん? だから、その瞬間を再現するのを手伝ってよ」
そう言われても、だからこそ、抵抗感があるんだってば。
俺のちう💋は、安くないんだぞ!
うー、しかたない!!
一気に、ぶちゅ~~~~!
これも、“スパイダーマンキス”って言っていいの?
うう~~って声が小さく洩れてたよ。
あはは(笑)
はいはい、目をつぶって、違う人の顔を思い浮かべればいいのよ。
♬壊れるほど愛しても♬
♬純情な感情は空回り♬
♬I love youさえ言えないでいる My heart♬
(「1/3の純情な感情」 SIAM SHADE なつかしいでしょ?)
なにしろ、これ、大事なキーになるポーズですからね。
超真剣な沈翔。
画伯、描くのに必死で、1/3も伝わってない(笑)
(ダイジョブダイジョブ、沈翔はこう見えて、いざという時は、割と隙も見せるし、積極的になるタイプだから(笑))
なかなか「いいよ」の声がかかりません。
杜城「なぁ、どのくらいキスし続けてればいいんだよ~~!」
押し当てたまま叫んでも、くぐもった声の杜城。
沈翊「もうちょっと~~」
腕がプルプルしちゃってる。😂
いつか来るその日のために、今は、代理で我慢しなさいね!
このお絵描きデートのシーンも、大好きです!
描き終わった~~!
あの位置から、これを描ける人です。
~北江分局 刑警隊 モニター室~
あの晩の、カメラ7の、1分間の死角の映像をみて、陰の動きを確認する杜城。
沈翊が写し取った陰の動きと、ほぼ一致したんでしょうね。
愕然としながら呟きます。
杜城「陳勤は、“小蛋壳”にキスするために、1分間、立ち止まったのか?」
卵の殻、卵の殻って・・ニックネームにしても、なにか特別な意味があるのかな?と思って、ググりました。
もちろん、これが、“小蛋壳”全般のイメージではないと思うし、そもそも全然関係ない動画なんだけど(苦笑)、
確かに、みんなの役に立てないって悲しがるところは、ちょっと身につまされるかも。
中国では、傷つきやすいとか、壊れやすい、とか、そんなイメージもあるらしい。
まぁ、(陳勤の方から)キスするつもりがあったかどうかはわかりませんが・・・これで、二人がキスしていたことの説明は、一応つくようになりました。
沈翊「“小蛋壳”だけが、僕たちに真実を話すことが出来るようだね」
~北江分局 聴取室~
袁招娣に、一枚の絵を見せる沈翊。
袁招娣「これはなに?」
微笑む沈翊。
沈翊「この絵を見て、君はどう思う?」
確かに、中央に、ウェディングドレス姿の女性が立っているけど、とにかく、ちょっと不気味な絵。
袁招娣「これは結婚式ね」
嬉しそうに、沈翊を見上げる袁招娣。
この絵を見て、ん?と疑問に思わないって、やっぱり、私とは感性が違うみたいだな。
沈翊「僕は、この絵について、君と話したいんだ。興味あるかな?」
袁招娣「いいわよ」
頷きながら、机に寄りかかり、袁招娣の前に立つ沈翊。
沈翊「この絵のオリジナル版の画家は、彼の奥さんの絵を描くことに、生涯を費やしたんだ。ウェディングドレス、新郎新婦、全て、彼の絵の重要な素材なんだよ」
袁招娣「哥哥と私みたいに?」
それには、はっきり、うん、とは答えられない沈翊。
沈翊「まだ、わかってないみたいだね」
その言葉に、不安そうになる袁招娣。
沈翊「黒い手袋は、強い色彩と歪んだ形状が特徴だ。画家の激しい感情の波動を表現しているんだよ。こっちの花嫁を見てごらん。不安定な環境の中で、唯一、彼女だけが安定した明るさに包まれているよね」
まるで、我がことのように、微笑み、新婦を見つめる袁招娣。
お嫁さんになりたかった気持ちが伝わってくるね。
沈翊「彼女は、真実の愛を表している。でも、彼女の足元にある黒い手袋が見えるかな? 不吉な恐怖だ。
いつ倒壊してもおかしくない家。血のように深紅の鳥。
どこもかしこも混沌としていて、歪んでいて、もがき苦しんでいる。この絵は、ロマンティックな関係に潜む危険性を示しているんだよ。絵の中の新郎のようにね。はるか遠く、そして小さい。」
絵に触れながら、じっと考えている袁招娣。
沈翊「陳勤もおなじだ」
え・・と、沈翊を見る袁招娣。
沈翊「彼は、君自身が作り出した、ただの架空の人間なんだよ。現実じゃないんだ」
袁招娣「現実よ。この世で、私のことをこんなにも気にかけてくれたのは、勤哥ひとりだけだった」
~回想~
はっきりいつ頃とは言えませんが、成長期を迎えた陳勤が苦労していた頃のことみたいです。
地方のイベントなのか、青空ステージみたいなところに立ってる陳勤。
「こいつは、あの少年じゃない!」
「違う!」
「偽物を連れてきたんだろ?」
「物まね芸人でも、これよりはましよ! 来るんじゃなかった」
「だから、来る前に、はっきり言っておきましたよね。あの子は成長したんだよ。そりゃ、見た目も変わりますよ」
ここで、陳勤を擁護している側が、彼の両親なのか、興行主なのか、定かじゃありませんが、陳勤に稼がせようとしている大人ってことですね。
大人たちが揉め始めているのをみて、そっとステージから降りる陳勤。
「ステージから引っ込んじまったのに、まだ、俺に金を払えってのか?」
「ありえない」
「それは、こっちじゃなくて、そっちの問題だろ」
客席に座っていた袁招娣が心配そうに立ち上がり、そっと、舞台裏に向かう。
笑顔で、髪を整えながら、陳勤の前に立つ袁招娣。
袁招娣「あなたは(間違いなく)陳勤よ。私なら証明してあげられる。“日落有星星(星空の夕陽)”を見てたもの。その中で、あなたは妹に、哥哥が守ってあげるから怖がらないでと言ってた」
たしかに、髪型もイマイチで、ニキビが目立つ、ちょっと、もさっとした感じの陳勤だ。
それを言ったら、袁招娣も、おばさんとか年上の人が着るような服の、しかもおさがりみたいな感じだけど。
(おばさんだかお祖母ちゃんと暮らしてるっていうから、どんな生活なのか、推して知るべし?)
陳勤「あのドラマ、随分昔のだよ。・・・君、それ、亡くなった家族のためにつけてるの?」
袁招娣の髪にさしている白い花を指さす陳勤。
袁招娣「うん、お祖母ちゃんが死んじゃったの。もう、誰も私のことを気にかけてくれる人がいなくなっちゃった」
つまり、お祖母ちゃんは優しかったのね。
韓国の、服喪の白いリボンのヘアピンに似てるし、もしかして、こっちが元なのかなと思って、中国にも、同じような風習があるか、ググったら、中国の福建省(特に泉州市など)を含む中華圏には、葬儀や服喪の際に白い花のヘアピンや髪飾りをつける風習が確かに存在します、って、結構、ピンポイントだった。
※ 中国文化において白い花は一般的に葬儀や喪に関連付けられるため、贈り物としては適切ではないとされている。
陳勤「いいじゃん。俺なんか、両親に放っておいてほしいのに、彼らは、金を稼がせるために、ステージに連れていこうとするんだ」
袁招娣「お金を稼げるなら、役に立つ人だよ。すごいじゃない!」
うなだれる陳勤。
袁招娣「落ち込まないで。あなたのために、面白いもの見せてあげる」
そういうと、特技の身体の柔らかさで、両手を背中に回し、
腕を脱臼させる袁招娣。
突然のことにびっくりする陳勤。
そりゃそうだよ。
突然、女の子が、腕をブラブラさせてるんだもの。
陳勤「な・・なにしてんの?」
袁招娣「脱臼させたのよ」
真っ青になる陳勤。
袁招娣「どうして、笑わないの? これをやると、いつもみんな笑うのよ」
陳勤「き・・君、こんなことしちゃだめだよ。自分で自分を傷つけるなんて・・」
最初は、本気でドン引きしてる感じだったけど、心配してないわけじゃないのも伝わるね。
これが、二人の出会いだったんだ。
袁招娣「彼は私に、家を出て新しい家を見つけるように勧めてくれた。私も言うことを聞いて、それからは、彼が行くところはどこでも、アルバイトをしながらついていった」
袁招娣にしては、かなり、身体のラインが出る服を着てるけど、やっぱり、生活と陳勤への貢ぎのために、夜職とかにつくこともあったのかな。
袁招娣「彼は、自分の悩みをなんでも話してくれたし、幸せな瞬間も私に分けてくれた。彼のことならなんでも知ってる。これって、愛じゃないの?」
たしかに、一途で健気かもしれないけれど、それは・・やっぱり違う。
沈翊「君は、ただ君の望む愛を、彼に投影したにすぎないんだ。でも、陳勤は、愛という感情をうまく表現できない。だって、愛とはまぶしく光り輝いてるものだろ。愛していたら、君にナイフなんて持たせたりしない。 君はナイフを掴み、振り上げた瞬間、周囲の闇と邪悪なものに吞み込まれてしまったんだ」
辛いことだけど、袁招娣のためにも、はっきりと言ってあげないとね。
沈翊「袁招娣・・・愛のために犠牲を払うことは間違いではないよ」
立ち上がり、袁招娣の側まで近づく沈翊。
沈翊「でもね、何の意味もない幻のようなキスのために、君自身の命を犠牲にするなんて、そんな価値ないんだよ」
袁招娣「もし、彼が私を愛していなかったら、どうして、私にキスなんかして、私を救ってくれたの?」
陳勤のキスを拠り所のように信じる袁招娣の、ただただ短絡的なまでの想いに、何ともやりきれず、下を向く杜城。
袁招娣「彼の息は温かかった。彼の血は、とても甘かった」
それを聞いていて、ん?となる杜城。
~回想~
杜城<その唇、どうしたんだ?>
陳勤<何日か前に、偶然、ぶつけてしまったんです>
袁招娣「全部、真実よ。全部、本当にあったことでしょ? そうじゃないの?」
そうだ、と言ってほしくて、必死にうるんだ瞳で、沈翊に絵を見せる袁招娣。
その時、モニター室では、イヤフォンを外した杜城がどこかに向かう。
袁招娣から絵を取り上げると、あらためて、彼女に見せる沈翊。
沈翊「すべては作り話なんだ。この愛が本物だと信じたときだけ、彼のために惜しみなく与えることができる。結局のところ、君は、自分が(誰かの)役に立てる人間だということを証明したいだけなんだよ」
泣きだし、顔を伏せる袁招娣。
これ、心のどこかで、そう感じていなかったら、泣き出したりしないよね。
ここで、切ります。
★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.02-3 雑感★
愛していたら、君にナイフなんて持たせたりしない。
このセリフは、胸に迫りました。
客観的にみれば、それは「愛」ではなく、単なる「幻影」なんじゃないの?と問える関係性は多いかもしれませんが、厳密には、線引きできずに、混同してる人たちも多いはず。
一緒にいることで、「情」は湧くし、お互いを必要とする瞬間は、少なからず訪れる。
陳勤だって、先に、袁招娣に殺人教唆した部分が前面に出てしまったから、すごく裏がある人のように見えるけれど、もともと、そんなに非道な男だったわけじゃないと思う。
アイドルとなって、すべての歯車が狂ってくるまでは、再び、舞台で輝くために、袁招娣に悩みを聞いてもらいながら、微笑ましく、過ごしていた日々もあったんじゃないのかな。
むしろ、気高く、大空を目指していたんだろう、と思う。
あの華やかな場所に戻りたい。
だけど、陳勤が思い描く姿は、常に、大空を舞う一羽の白鳥。
他のツルのことは考えてもいないし、考えられない。
袁招娣も、金を稼いでくる人間がエライ、役に立つかどうかで判断する、という留守家庭の価値観のなかで育ったことを思えば、なにも矛盾はないんだよね。
生い立ちや事件の経緯を知ると、どうしても、「本当に悪いのは誰?」と言いたくなるのが、シーズン1だったけれど、今回、この事件においては、残念ながら、この二人にも問題があったように思えて仕方がないのです。
★『猟罪図鑑』Ep.02-4に続く★




























































