※すみません。ズレてたり、同じ文章が入り込んだり・・・ちょっとバグってたので、一旦、ひっこめてました。

お見苦しく、意味が通じない部分もあったかと思いますが、細かい文章まで覚えてないので、取り急ぎ、暫定で修正しました。

原因は不明です。(7/13 19:30)

 

6話、終わりです。

 

悪い男を好きな女の心理は想像できても、悪い男自体の心理がわかるわけではないんだな、と思わされた6話でした。

なので、#6-4は、いつにもまして、妄想甚だしく、男を貶めることすら美化なのかもしれません。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑 ~見えない肖像画~

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑) / Under the Skin 

 2022年(中国)3/6~ 3/16, 2022

 45分×全20話 

 脚本: Jia Dong Yan、 Wu Yao

    演出: Xing Jian Jun

 

前記事未読の方は、こちらから

#6-1 #6-2 #6-3

 

 #EP6-4

 

 

~杜城の車中~

沈翊のスマホは、留守電の無情なアナウンスに切り替わってしまいました。

 

入れ替わりに、フォンから連絡が入ってくる。

フォン「奴の車を、監視システムで行方を追跡中ですが、まだ見つけられていません。主要幹線道路から外れた可能性があります」

 

杜城「直ちに、張局長に連絡しろ。環状線を東西に、それから恒娥道路の3区間も封鎖しろ。皆に、車には身内が同乗しているから、細心の注意を払え、と伝えろ!

無意識かもしれませんが、沈翊を身内だと言ってます。

※自己人=身内

とうとう、仲間だと認めましたね!

 

ここ、もろ手で喜ぶべき雰囲気でなくて、ホント残念。

少なくとも、今まで、第一話から、数件の事件を解決してきましたが、こんな杜城は初めてです。(レイ隊長を失って取り乱した時を除いて)

そのくらい、焦ってるのが丸わかりなくらいの、緊迫した声なんです。
 

今の杜城の頭の中は、最悪のシナリオを想定してることは明らかです。

 

フォン「了解! 曹棟の車の走行履歴を調べたところ、奴は、頻繁に、拘置所と市街地を行き来してます。最終的には、福苑地区に戻ってます。おそらく、その近辺に奴の家があるはずです」

 

杜城「その地域の地元署に、大至急、容疑者の具体的な住所を特定するように調べさせるんだ」

 

フォン「はい!」

 

フォンの電話を横から奪い取るハンちゃん。 ← 杜城に引き続き、二度目です・・・(笑)

しかも、貸せとも言われず、ひったくられた!(笑)

フォン、ファイティン!

 

ハン「城隊!沈先生の位置情報がわかりました。彼らは、まったく動いてません。該当の場所情報を送ります」

 

すぐさま、杜城のスマホに表示された地図上に、印が点滅しはじめる。

 

 

~曹棟の車中~

 

ああ、とうとう描きあがってしまったよ・・・

唇はぷっくりと艶やかで、とても穏やかな眼、柔らかい表情をしてる。

 

いまもなお十分、美しい褚英子の様子に、愛おしそうに、似顔絵を撫でる曹棟。

もちろん、英子に対して、情がないとは言いません。むしろ、ありすぎるくらいなのかもしれない。

 

曹棟「こんな時でも、あんた、こんなに上手に描けるんだな」

英子への想いではなく、絵の出来を褒める曹棟。

 

~大通り~

派手派手しく、猛スピードで方向転換する杜城のジープ。

杜城の焦り方が心配になるほどです。

 

~曹棟の車中~

沈翊「俺の最後の絵になるかもしれないから、中途半端には描きたくなかったんだ・・・」

確かに、あの英子の絵はいいと思う。

 

ああ、わかるよ、と大きく頷く曹棟。

 

曹棟「そう、最後の一枚・・・惜しいよな」

あんたも否定せんのかい!ムキー

 

~杜城のジープ~

もうね、ジープが悲鳴を上げながら、必死に走ってるようにしか見えんのよ!

 

焦りながらも、スマホの地図を確認し、さきほど、曹棟が入ったのと同じ脇道に入る杜城。

 

 

~曹棟の車内~

沈翊「俺の最後の絵を見るのが君だなんて・・・思ってもみなかった・・・」

 

曹棟「ありがたいことだな。 さぁ、そろそろ、いい頃合いだ・・」

沈翊「・・・・・・・」

 

 

~杜城のジープ~

1分1秒過ぎるごとに、事態がどんどん悪化していくことを身に染みて理解している杜城の、焦り具合が半端ない。

 

点滅してる箇所で停車しました。

 

すぐさま、沈翊のスマホを呼び出す杜城。

耳を澄ますと、着信音を鳴らし続けながら、道端に落ちているスマホ発見。

 

そして、その先は、港へと続く・・・人気(ひとけ)のない道路。

 

~曹棟の車内~

 

後部座席には、後ろ手にして縛られ、横たわらされている沈翊。

 

曹棟「(英子が逮捕されて)6年だ。ようやく、チャンスが巡ってきた。やっと、自分の心のうちを話せる時が来た。俺がここにずっとい続けたのはなぜだと思う?そして、あの道をずっと行ったり来たりしてきたのはなんのためだと思う? そう、俺は、彼女が外に出られないことを知ってた。あいつは、俺の身代わりに、あそこに入ったんだ。だから俺は、こうして外であいつと共に過ごしながら、罪滅ぼしをしてるようなもんだった

罪滅ぼしのために、北江から動かず、車で様子を窺ってた?

 この言い方、一見、自分だけ逃げようとかいう意図はなかったかのような発言だけど、多分、それは本心じゃない。

 

この6年間ずっと、自分が共犯者だと疑われないためにも、面会も差入も手紙も含め、一切、連絡を取り合ったりしていなかったはず。

それが、褚英子との取り決めだった。

二人が生き残るためには、必要なことだと言い聞かせたのかもしれない。

 

もしかしたら、知り合って、犯罪に手を染めた頃から、表面的な接点の痕跡を残さなかったのかも。

だから、どれだけ警察が調べても、捜査線上に、曹棟の名が上がって来ることはなかった。

 

もちろん、英子に対する情の深さ?強さ?も否定はしないけれど、結果的に、動かないことが得策だったと考えるほうがしっくりくる。

 

いや、沈翊の指摘どおり、曹棟もまた、シーソーの端から降りられず、この場にとどまっていたにすぎなかったのかも。

 

曹棟「だが、お前もわかってるだろうが、お前には死んでもらうしかない。」

急に、話しは、沈翊へと戻ってきました。

 

しばらく走った車が止まった場所は、船が停泊してるみたいだけど、わりと大きな港?のすぐそば?

手前の砂浜っぽいところです。

 

急に止まったため、モゾモゾと体勢を整えようとする沈翊。

 

曹棟「もはや、今となってはどうしようもない」

こんなことになったのは、沈翔のせいだ、くらいの他責&厭世思考よ。

 

車を降り、後部座席のドアを開け、ナイフで手招きしながら、

「もう終点だ。降りろ」と沈翊に命じる。

 

縛られたまま、慎重に降りる沈翊。

 

周囲を見回し、警戒している曹棟。

 

その隙をつき、体当たりする沈翊。

 

足は縛られていないとは言え、そんなことしたって、そりゃ、すぐに捕まるよ。

でも、諦める気のない沈翔が、最後のチャンスだと思ったのも否定はしないけれど。

 

沈翊の喉元にナイフを当てる曹棟。

曹棟「二度と逃げようとしたら、殺してやる」

 

逃げようとしなくても、どっちにしろ、殺すつもりじゃん。ムキー

 

沈翊の首元を掴み、岸壁に引きずっていく曹棟。

抵抗しても、どんどん近づいていくばかり。

 

いくら美術に関しては、スーパーエリートだからって、実は、武道の達人でした・・なんて、隠し玉持ってないよね。。ショボーン

 

もう・・・あとは、海。。というギリギリのところまで来てしまいました。

 

曹棟「おい、あんた、あんたは先に行け。俺は彼女を待つ」

 なんだ、それ!(怒)

 

沈翊「あんた、曹棟って言うんだろ?」

突然、曹棟の名前を口にする沈翊。← あれ・・いつ知ったんだ?

 

沈翊「いいから、聞いてくれよ」

 

最後の悪あがきと捉えたのか、フルネームを言われたせいなのか、問答無用とばかりに、沈翊を海へと蹴り落とす曹棟。

 

おおきな水しぶきが上がります。

沈翊、手を後ろ手に縛られたまま、つき落とされたんだよね。

浮上できないじゃん。

  

その時、杜城のジープが滑りこみ、急ブレーキで停車!

 

ああ、ちょっと時間差があったのか。。。ショボーン

でも、水面はまだ、波立ってる感じがするんだけど。

 

煙草を吸ってる曹棟が振り返ると、

拳銃を構えた杜城と目が合いました。

 

杜城「俺の仲間はどこだ?」

曹棟「・・・・・・」

 

杜城「手を頭の上に置き、跪け!」

 

挑発がてら、煙草を吸いながら、

ゆっくりと、杜城に向かって歩き始める曹棟。

 

くぅ~~、悔しいが、たぶんこいつはモテる。

 

このビジュアルはもちろんのこと、“生”への執着が強いくせに、厭世的で、刹那的主義的で、どこか、計算ずくに見えない男。

 

こういう男は、決して、女には不自由しない。

 

悔しいと感じるあたり、私もきっとその予備軍かもしれない。← だめじゃん!

 

 

手には、ナイフを持ったまま。

 

威嚇射撃を一発。

 

その場で、足を止め、にやりと笑う曹棟。

 

どうせ、本気で撃つ気なんかないだろ・・

 

挑発的な曹棟に比べ、今の杜城は、冷静に見えますし、実際、冷静ですけど、曹棟はわかってないんです。

ここで、沈翊の安全な姿を確認できないってことが、どれだけ、杜城の怒りスイッチを押しちゃったのかってことを。

 

かまわず、煙草を吸いながら、ずんずん前に進む曹棟。

 

ちゃんと手順に従い、もう一度警告する杜城。

杜城「手を頭の上に置き、跪け!」

 

煙草をポイっと捨てると同時に、

杜城にむかって走り出した曹棟。

 

ナイフを突き出しながら前のめりになる曹棟と、杜城が拳銃を発射するのがほぼ同時でした。

やはり、優男に見えても、悪い奴はそれなりに強い。

 

死に物狂いで、ナイフを杜城に突き立てようとする曹棟。

ね、やっぱり、いざとなると、“生”への執着は強いでしょ。

 

片手で阻止しながら、もう一発、銃声が轟き、今度は、曹棟の太もも(?)に命中。

 

撃たれても、ナイフで反撃してくる曹棟。

こいつ、見た目より、全然、しぶといわ~~!

厭世的な雰囲気を感じてたんだけど、ちょっと目算違ってたかも~~!!

 

あとは、取っ組み合いの末、渾身の力で曹棟を殴り続ける杜城。

ああ、口の中、かなり切れたな。

 

たぶん、骨の2、3本くらい折っても構わないくらいの勢いで、後ろ手に組み敷き、撃った足を押さえつけながら、「俺の同僚はどうした?」と絶叫する杜城。

杜城「同僚はどこだ! 同僚はどこだ!」

 

その必死さに、口の周りを血だらけにしながら、いい気味だと嗤う曹棟。

 

そして・・・暗転。

 

~病院? 緊急処置室っぽい~

寝台に寝かされ、瞳孔を確認される沈翊。

助かったのか?

助かったよね?

 

医師「マンニトール静脈内注入の準備」

 

心肺停止状態で運ばれてきたってことかな?

心臓マッサージされてます。

 

杜城と曹棟が争っていた時間を考えても、それなりの間、海中にいたはず。

 

緊急処置室前の待合ロビーで、身体にタオルをかけた杜城が待っているということは・・・おそらく、あの後、海に飛び込んで、沈翊を助けたのね。

 

顔を覆う杜城。

もう二度と、レイ隊長の時のようなことを起こさないと、捜索中も心に誓っていたことでしょう。

 

天を仰ぐ様子は、単なる心配というよりも、相当な後悔の情も入ってるみたいな感じです。

 

緊急処置室では、心臓マッサージが続けられてます。

 

~回想~

厳密には、回想とは言えないかもしれませんが、海に堕とされた直後からの、沈翊の様子です。

 

必死に、自由になる足でもがきながら、

なんとか、縄抜けを試みる沈翊。

 

もがいても、もがいても、徒労に終わるだけ。

 

意識を失う直前、

目の前が真っ白になり、・・・徐々に、沈んでいく。

 

もしかしたら、海水が体内に入る前に、気絶したのが奏功したのか。


その漆黒の世界で、黒い帽子の女の姿が、揺れながら現れたのは、

沈翊がなんとしてでも、思い出したい、レイ隊長の絵を描いてほしいと依頼してきた女です。

 

顔が見えそうな距離まで近づいてきたのに・・そこで消えていく女性の残像。

 

実際に、沈翊が見たものではなく、彼の脳内の記憶が見せている映像でしょう。

【フライングネタバレ】実際、あの日、沈翊はレイ隊長の絵を描き上げたあと、何者かに海に突き落とされたはずで、おそらく、今と同じ状況だったはず。

 

そこに、飛び込んできたのが、杜城。← はっきり映ってませんけど、それ以外に考えられません。

 

一瞬だけ、目を開けた沈翊。

そして・・・現実でも意識を取り戻す。

 

特に、なにか生命維持装置につながれているということもなく、鼻に酸素チューブくらいかな。あ、心拍モニターもついてた、、

 

ミン「ようやく、目が覚めたのね」

その声に、目をこらすと、声の主は林敏でした。

 

なんとか、身体を起こし、酸素チューブを外す沈翊。

 

ミン「そこまで、価値があることなの?」

 単刀直入すぎるミン姐。

 

それには答えず、「なんで、ここにいる?」と訊ねる沈翊。

 

よかった、今のところ、意識の混濁も記憶障害もなさそうだね。

脳にダメージを負うところまではいかなかったっぽい。

でかした、杜城!!

 

ミンも、沈翊の問いには答えないんだけどね。

たぶん、杜城が連絡したんでしょ。

 

ミン「7年よ。あなた、本当にうまいこと、姿を消したから、私、てっきり蒸発でもしたのか、と思ってた」

 

バッグの中をまさぐり、煙草とライターを取り出すミン。

 

沈翊「ここは病室だぞ。煙草なんか吸っちゃだめだろ」

 

くぅ~~~~~!

その会話を病室の外で、聞いてる杜城。

 

きっと、沈翊が目を覚ますまで心配で、離れられなかったんだよ。

 

この時の杜城の立ち方、いつもの私の好きな立ち方ではないんだけど ← 爆!

手を背中のほうに回して立ってるの。

なんかね、全身を壁に預けきれない感じ、ジワる。

 

それもそうね、と、片づけるミン姐。

 

ミン「みんなが、あんたの絵を探しまわってるのよ、それ、知ってるの?」

 

沈翊「・・・・知ってる」

一瞬だけ目を閉じる沈翊。

勝手に言わせとけって感じでしょうか。

 

沈翊「でも、君も知ってるだろ、もう、奴らのために、絵を描くことはないって」

 

奴ら=美術界ってことでしょうか。

そして、おそらく、このミン姐も、その世界で生きている。

裾野は広いようでいて、上に行けば行くほど、狭くなる世界なのは、どの業界も一緒なのかも。

 

ミン「だったら、誰のため? 今、あなたが描いている絵は、芸術って言えるの?」

もし、沈翊に少しでも迷いがあったら、見透かされそうな目です。

 

沈翊「俺の今の絵は、より多くの人を救えるんだよ」

まったく、ブレない沈翊。

 

ミン「あなた、自分のことですら、救えてないじゃないの・・・」

呆れるミン。

 

ミン「あの刑事さんから、あなたがあの女性の絵を描くことができないって聞いたわ」

 

そう、すべては、あの女が始まりだった。

 

 

再び、目を閉じてしまった沈翊を見て、どれだけ、深く心に傷を負い、そのことに関して、心を閉ざしているのか、気づかないミンじゃないよね。

 

ミン「わかってる。あなたが考えてる今やるべきことにも、あなたなりの事情があって、すごく大事なことなんでしょ。でもね、自分の命をなげうってでもしなければならないなんてこと、この世にないのよ

この言葉は、表面的な心配をしてる人からは出てこない言葉だよね。

 

沈翊「・・・・・・」

 

煙草とバッグを手に取るミン。

 

ミン「沈翊・・・私には、あなたが選んだ新しい人生は、そこまでの価値があるようには思えない」

 

そう言うと、病室を出ていくミン。

 

病室の入口で、杜城と鉢合わせ。

でも、なにも言わずに立ち去っていく。

 

今までの沈翊の言葉に、嘘も裏もなかったんだ、とわかり、かすかに微笑む杜城。

大奮発!!(笑)

 

なにはともあれ、沈翊が助かったんだもの。

 

一方、その時の沈翊は・・・なにか、もっと気になることがありそうです。

 

さて、哀しくも破滅の道を行く殺人者カップルのお話は、これでおしまいですね。

どちらにせよ、彼らに未来はないのだから。

 

そして・・・北江の街に、すでに、新しい事件の芽が・・・

 

待ち合わせなのか、オシャレなレストランが入っているモールの庭で、電話をかけながら、キョロキョロしている若い女性。

いかにも、デートスポットって感じです。

 

背後から近づいてきた長身の男性。

 

男性「もしもし・・」

 

その声の近さに気づき、振り向いた女性、そのまま、笑顔で、男性の腕に飛び込む。

 

男性「携帯を貸してみて」

 

電源を落とす男性。

男性「今夜は、誰からも邪魔されたくないんだ」

女性「わかったわ」

 

幸せの絶頂のようにハグしあう男女が向かった先は・・・

 

お世辞にも、あまり綺麗とは言い難い感じの、古ぼけた建物。

 

女性「ここはどういう場所?」

男性「どうかな? 君のために、特別に借りたんだ。 大切なことをしたいからね。さぁ、中に入ろう」

 

家に入ってきた二人。

女性「なんだか暗いわ。灯りはどこかしら?」

男性「灯りは付けなくてもいいだろ、僕らだけの時間だ」

入口の扉を閉める男性。

 

女性「・・・聞璟(ウェンジン)」

振り返った男性の表情から笑みが消えている。

 

女性「どうかしたの?」

 

ウェンジン「君は・・誘拐されたんだよ」

 

女性「・・・・?」

目を見張る女性。

 

6話、ここで終了です。

 

★『猟罪図鑑』Ep.06-4 雑感★ 

 

今回も、ついあれこれ、書いてしまった。

ダメな男の話など、皆、それほど興味もなかろうに。

でも、渋オジに弱いので、気を抜くと、無茶苦茶、褒めちぎってしまいそうで、結構、大変でした。(笑)

・・・ということで、事件はいつもあっさり終了。

 

実際、このパートの重要なトピックは、なんと言っても、もう、いろんなものが隠せなくなった杜城(笑)

"眼がハートトリオ"も連チャンで登場させてしまった。

 

いや、今までも、チラチラとそういう芽はあったんだけど、人目も気にせず、表に出す、出ちゃう・・っていうところがポイント高くないですか?

 

あ・・誤解なきように言っておきますが、これがもし、フォンやハンちゃんが拉致されたとしても、同じように、焦りまくって、助けにいってくれるし、犯人のことも半殺しの目にあわせてくれるよ。

うん・・・きっと・・・たぶん。ニヤリ

 

★『猟罪図鑑』Ep.07-1 に続く★