ちなみに、前回、話題に出たホガースが描いた"処刑を待つ殺人犯"の絵ですが、イギリスのサラ・マルコムという実在の女性らしいですね。1733年、仲間と四人で、高齢のマダムが暮らすアパートメントに押し入り、マダム本人と、介護人、そしてメイドの3人を殺害した、22歳の強盗殺人犯とのこと。

「彼女は確かに美しかった。しかし、悪に対する自覚がないという点で悪魔的であった」(William Hogarth談)

 

私は、美術史やローカル世界史には全然詳しくないので、世界的に見て、この絵やこの死刑囚がどのくらい有名なのか、わからないのですが、サラの生い立ちやらなにやら、Wikiで読んだだけでも、この6話のエピソードは、そもそもこの逸話ありきで描かれたんじゃまいか🇯🇲、くらいに思えて、ぎゅんぎゅんしました。

 

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑 ~見えない肖像画~

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑) / Under the Skin 

 2022年(中国)3/6~ 3/16, 2022

 45分×全20話 

 脚本: Jia Dong Yan、 Wu Yao

    演出: Xing Jian Jun

 

前記事未読の方は、こちらから

#6-1
 

 #EP6-2

 

~面会室~

 

通常の(一般人とのオープンな)面会室ではなく、捜査関係者との事情聴取のための格子越しの面談部屋って感じですね。

 

先に入室し、準備を始めている沈翊。

 

手錠をかけられた姿で、ゆっくりと姿を現した英子。

 

おそらく、英子が思い描いていた人物ではなかっただけど、そこにいた沈翊のイケメンぶりは、違う意味で、英子の興味を引く。

 

沈翊「褚英子・・・」

 

収監番号0024ではなく、自分のフルネームを呼ぶ男に、前のめりになりながら、微笑んで見せる。

 

英子「あなた、イケメンね」

初対面の男に対して、自分の見せ方(魅せ方)をとことん知り尽くしてる感じ。

 

沈翊ってば、そんな表面的なことを褒められても全く動じたりすることもなければ、本質を見誤ることもないくせに、ふふっと微笑んだ表情が、はにかんだ少年のように見えるところがなかなかの食わせ者だよね(笑)← 褒めてます。

 

そうそう、『猟罪図鑑』の英語タイトルが、『Under the Skin』ってところも意味深でしょ(笑)

 

英子「私、ここに6年いるけど、あなたみたいなイケメン、見たことなかったもの。今日はツイてる」

沈翊「・・どうも。あなたも相当な美人だ」

にっこり微笑む英子。

沈翊「厳密に言っても、かなり美しい。顔の左右は完全に対称だし、三庭五眼の比率も完璧に近い。」

三庭五眼=眉間の横幅を基準に5等分となるのが最も美しい黄金比。#1-4でも出てきましたね。

 

自分の容姿を褒められることは、英子にとっては至福のひと時であり、満足の極み。

手錠ですら、ブレスレットに見えてくる。

沈翊「君の顔は、古典彫刻の原型やモデルにもなりうるよ」

 

英子「本当?」

ご機嫌です。

 

そう言いながら、どこか遠くのほうに視線をむけて、想いを馳せるように話始める。

英子「12か、13歳の頃だったわ、男たちから、きれいだねって言われるようになったのは・・・」

 

沈翊「そうだろうな」

 

英子「でも、あなたみたいな言い方をしてくれた人はいなかった。ちょっと残念だわ、当時の私をみてもらえなくて・・・」

耐性のない男であれば、拗ねて甘えた口調だけで、コロリでしょ(笑)

 

微笑む沈翊。

沈翊「そうとも言えないかも・・・」

 

ええ、視聴者はすでに知ってます。

沈翊なら、赤ちゃんの頃であろうと、12歳であろうと、英子の顔を描き分けられるとね(笑)

 

いきなり、鉛筆を動かし始める。

この陰の感じ、すでに、夕刻が近いのかな。

 

男の視線と賞賛を糧に生きてきた英子と、

顔を凝視しながら、自在に、対象者の人生に切り込むことが出来る沈翊と、

それはもう、単なる肖像画の対象と描き手の関係を超えている空気と濃密な時間。

 

スケッチブックを裏返し、描き上げた顔を、英子に見せる沈翊。

 

沈翊「12歳か、13歳の頃の君だろ?」


一瞬、目を見張る英子。


 

まだ、頬の肉が本来の輪郭を曖昧にしている、可愛らしく、あどけない少女のライン。

一瞬、動揺を見せたものの、ふふっと笑顔を見せる。

英子「前に、私の写真、見たことあるのね?」

 

笑いながら、首を振る沈翊。

 

沈翊「ないよ。現在の君を見て、それを基に、子供の頃の君を描いたんだ」

英子「なるほどね・・・あなた、似顔絵師だったのね」

 

な~んだ・・期待して損しちゃった・・って感じで、大袈裟にがっかりしたそぶりを見せる英子。

 

頷く沈翊。

 

英子「何度もやったのに、まだ、足りないの?」

 

少しイラついたような英子。

 

英子「いいわ、話してあげる。彼は・・・武侠小説に出てくる無法者みたいな外見をしてるの。体格は、中肉中背。薄い眉に大きな眼、髭も生えてる。」

 

はぁ~とため息をつく沈翊。

 

事件資料をめくり、「君が言ってるのはこれのことか?」と、すでに描かれた似顔絵のうちの一枚を見せる。

 

英子「そうよ、もう、そこに全部描いてるの、あるじゃない」

 

更に、一枚をめくる沈翊。

沈翊「だったら、これらはどうなんだ? これらは、君の供述に基づき、5人の似顔絵捜査官が、共犯者の6枚の似顔絵を描いたものだ。だが、それらはどれも、完全に一致しない」

順番にめくり続ける沈翊。

 

英子「そ、それは、あの連中が下手だったからでしょ」

沈翊「違う、君が嘘をついてるからだ」

 

英子「信じようと信じまいと勝手だけど、私は嘘なんか言ってない」

 

閉じた資料を、机の上に、バンと力強く投げ置く沈翊。

 

英子「それか、ここに長くいるせいで、よく覚えてないのかも」

少しトーンダウン。

こんなふうに、相手の出方を見ながら、のらりくらり。

 

じっと無言で、英子を見据える沈翊。

沈翊「彼は、どうやって、君に強要したんだ?」

 

英子「彼は、私に殺すように強要した。言う通りにしないと、彼はわたしを 殺すって言ったの。」

 

沈翊「・・・・・・」

英子「信じないの?」

沈翊「瞳は嘘をつかないんだ。君がその人の話をするとき、君の眼は遠くにいる恋人を想うような眼をしてる」

憶測ではなく、断定的な言い方をあえてする沈翊。

 

ここで、挑発的だった英子の瞳から、一瞬、力が抜け、動揺をかくすように、まばたきが多くなる。

 

6年もの間、耐えてこられたのは、共犯者の男の存在あってこそ、なのかもしれないけれど、それは同時に、英子のウェークポイントでもあるってことよね。

 

沈翊に言い当てられ、必死に、立て直そうと、微笑む英子。

英子「そう?」

 

口数を少なくするのは、それだけ言質を取られたくない証。

おそらく、それすらも察している沈翊。

 

沈翊「褚英子・・・僕が、12、13歳の頃の君を描いた理由がわかるかい?」

 

さぁ、そんなの興味ないわ、とでも言いたげな英子。

 

沈翊「僕になら、君の以前の姿を描くことが出来るだけじゃなく、もう一度、彼に会わせてあげることもできる、と、君に伝えたかったんだ

 

強気に微笑んでいた英子から、す~っと感情が消えていく。

 

沈翊「もし、君が、ただの一枚の絵に対してすら、彼のことを隠し通すのであれば、君たちは永遠に安全かもしれない。それは、一見、完全な計画みたいに思える。だが、君ら二人は、シーソーの両端に立っているみたいだ。足もとは断崖絶壁。このまま、会わずに距離を保てば、バランスは守られる」

 

もう、英子の顔に、見せかけの微笑みや、挑発的な眼光は浮かんでいない。

 

沈翊「君にとって、一時的な転落と、永遠の別離、どちらがより苦しいのか、僕にはわからないけれど・・・この先もずっと、君はこの苦しみの中で生きていくことになるだろうね

 

英子「これまで、たくさんの似顔絵師が来たけど、私の心を掴んだのは、あなたが初めてよ」

 

そういうと、共犯の男とのことを話し始める英子。

 

ライターの火を灯しながら、暗闇で、彼の顔を照らす英子。

英子「最初に、彼の顔を見て、次に、彼の眼を見たの」

ここ、共犯者の男の顔は、髪の毛の影か思ったけど、血だらけなのね。

 

それを聞き、乱暴に鉛筆を置く沈翊。

 

沈翊「嘘だ 」

英子「最後まで聞いてよ。最後に、彼の形のいい唇を見ておきたかったの」

 

沈翊「君は、彼の眼の部分から嘘をついてる。顔に光を近づけると、その光のせいで、人間の眼というものは、思わず細めてしまうものなんだ。つまり、君が言ったことは事実じゃない」

 

立ち上がり、本当に道具をバタバタとしまいながら、「唇が黒ずみ始めてるよ」と指摘する沈翊。

 

さりげなく、もう一度指を噛もうとする英子に、

「そんなことしても無駄だ」とぴしゃり。

 

なぜ、この男には、通じないのか?

それは、英子にとって、恐怖にも近い疑問と感情。

 

沈翊「当時なら、君の美貌は、自慢の武器だっただろうけれど、だが、今となっては、君の美しさは消え失せ、誰からも見向きもされない。」

 

この辺の揺さぶり方はテクニックでもあり、英子に対する本気の哀れみでもあります。

通常時の沈翊なら、絶対、女性に対して、こんなこと言いません。

言わないよね?

でも、彼は芸術家だ。時と場合によるかも。

面と向かって言われたら、私なら立ち直れない。

 

もちろん、英子もなにか言い返そうとして、必死に頭の中では、考えを巡らせるけれど、沈翊は容赦なく、話を続ける。

 

沈翊「殺人者の顔というものは、だんだん恐ろしく変貌していくものなんだ。誰かを殺した瞬間から、人間性を失ってしまうからだろうね。彼らの顔に残るのは、狂暴化した獣の痕跡のみ」

 

英子と隔てている格子の前までくると、先ほど描いた子供の頃の似顔絵を手渡す沈翊。

沈翊「プレゼントだ」

 

手錠のまま、受け取る英子。

 

沈翊「この絵の君が、とても美しいのは、当時の君がなんの飾り気もなく、純粋だったからだよ。でも君は、その男と共に犯罪に手を染めることを選んだんだ。君の美貌や、君の魅力は、顔からどんどん消えてしまった」

 

自分の"美"が衰えていく。

そんなことは、誰に言われるまでもなく、拘置所での単調な毎日の中、短時間だけ許される入浴や洗面の時間に鏡を見るあの一瞬で、日々、実感してきているだろうからね。

 

英子にとっての"恐怖"を、こんなにはっきり指摘され、ブレブレに揺れまくったところに、

幼かった頃の自分がまっすぐに、自分を見据えてくるんだから、たまらんわな。

沈翊「この拘置所で、なんの意味もない生活を送りながら、獣のように生き続けるの
か、それとも、罪悪感と苦痛を終わらせ、君の本当の姿を取り戻すべく、別の道をいくのか、君には選択できるんだよ」

 

それだけ言うと、カバンをもって、面談室を出ていこうとする沈翊。

 

その背中にむけて、「あれは、最後に、彼に会った時のことだったわ・・・」と話し始める英子。

 

振り返った沈翊の眼に映ったのは、

最初に彼女を見た時とは全く別人のような、涙を一筋こぼし、鎧を脱ぎ捨てた英子でした。

 

~回想~

 

殺人犯だ! この女は殺人犯だ!! 

処刑しろ! 今すぐ処刑しろ!

 

今回の冒頭、局長室に押し入った、弟を殺された呉の怒号が響く中、逮捕された褚英子が、警察官に連行されていく。

 

お前は人殺しだ!

直ちに処刑しろ

自分の命で償え!

悪い奴は撃たれてしまえばいい!!

今すぐ、この女を処刑しろ!

 

振り返る褚英子。

その視線は、道路を見下ろす位置から、悲壮な声で叫び狂ってる呉ではなく、

その後方・・庭木に隠れ、はっきりとは姿が見えない男性に向けられている。

 

ただ、黙って、煙草を吸うニット帽の男。

印象的な目をしている。

 

男も、褚英子が自分を見ていることに気づいている。

 

これが、褚英子が見た男の、本当に最後の姿と記憶。

 

促されるように、再び歩き始めた英子。

 

~北江分局 杜城の部屋~

 

パソコンで、書類に目を通している杜城。

 

そこに、フォンが、束になった紙資料を運んでくる。

フォン「過去五年にわたる近隣の市を含めた行方不明者の資料です。全部揃えてきましたよ」

小さく頷く杜城。

 

パソコンの画面をのぞき込むフォン。

 

フォン「まだ、レイ隊長の事件を?もう何度も見てるものですよね?」

不思議そうなフォン。

 

杜城「北江分局のシステムが更新されただろ。レイ隊長の事件に関連するものがないか、他の事件を確認してるんだ」

 

なるほど・・と頷きながら、部屋を出ていこうとするフォンに、「おい、沈翊は戻ったか?」と訊ねる杜城。

さりげなく聞いてますけど、実際には「おい、沈翊は戻ったのか?! なにか連絡くらいあったか?」くらいのニュアンスです。(苦笑)

 

そして、なにより、そろそろ、沈翊が戻ってもよい頃合いだと、杜城が判断する時間くらいにはなっているってことです。

 

フォン「まだですね」

杜城「わかった」

 

ここで、杜城の脳に、小さなフラグが立ったけれど、まだ、それほどの危険信号ではないって感じです。

  

~拘置所 面談室~

 

杜城が沈翊のことを気にしているちょうどそのころ(Just in time)かどうかわかりませんが、現在、沈翊はお仕事中。

 

男の様子を話し終えた英子は、子供の頃の似顔絵をじっと眺めている。

 

沈翊の筆が止まる。

 

ふ~っと、ひと息つくとともに、スケッチブックを裏返し、英子に向ける沈翊。

 

沈翊「君が覚えている誰かさんに似てるかな?」

 

男の顔が露わに・・・

 

ゆっくりと、顔を起こした英子が、自然と手を伸ばし始める。

もう、その視線と仕草が、なにより英子の渇望でしかなくて・・・。

 

ビリっと紙を破き、英子に渡す沈翔。

 

自分の机の前に置き、

 

再び、沈翊を見上げる英子。

その瞳は、既に、この絵が長く待ち望んでいた男の顔であることがわかりすぎるくらい、輝きを放っている。

 

男の絵と、自分の子供時代の絵を並べる英子。

 

再び、自分で噛んだ指の血を、男の眼の上に重ね、自分の眼まで線を結ぶ。

掠(かす)れた線であっても、つながっていたい。

出来ることなら、この絵に、命を吹き込みたい。

 

肩の力が抜け、放心状態の英子。

会えた・・・

6年ぶりに、愛する男に。

自分が一番愛した男の、瞳を、唇を、なにより、その面影と雰囲気を見ることが出来た。

 

沈翊が描いたスケッチを、大切に胸に抱きながら、房に戻っていく英子。

 

~回想~

実際に、二人が離れることを決めた夜・・・

ライターの火を灯したのは本当だった。

 

でも、それは、殺害後、一服するために、煙草に火をつけるために、男が付けたものだった。

 

寄り添う二人の姿が、鏡に映っていた。

煙草に火をつけた男を見て、鏡越しに微笑む英子。

男の顔と、英子の服の胸元に、返り血がついている。

 

 

俺のこと好きか あんた聞くけど

そんなことさえ わからんようになったんか

 

本来、大人の男女の恋唄であるはずの、上田正樹さんの『悲しい色やね』を引用するのは、タイのバンセーンの海じゃなくて、ここだよね。。(苦笑)

・・・とは言うものの、あっちはあっちで、私は好きですけどね。

 

廊下を歩きながら、その時を思い出し、目を伏せる。


 

 

ここで切ります。

 

★『猟罪図鑑』Ep.06-2 雑感★ 

 

三件の結婚詐欺のうち、被害者は四人。これは殺害された、という意味でいいのかな。

二件目までは、英子の色香で何とかなったものの、杜城も指摘していた通り、三件目の、呉さんの弟には疑われ、訴えてやる、と騒がれ、面倒になった共犯の男の手で、手荒な犯行になってしまったって流れでしょうか。← このドラマ、事件の手口や詳細そのものに関しては、そこまで重要視されないんですよね。

なので、脳内補完が必然になります。

  

墓場まで持っていきたい、そんな負の秘密を抱えている人は少なくない。

その一定数の割合に、犯罪者が含まれる。

 

でも、沈翔の絵には、隠しておきたい秘密ですら、白日のもとに晒してしまう力がある。

たとえ、その場になかったとしても、そこにあるべきものを、そのまま描いてしまうから。

 

これをみる限り、

 

英子には、被害者に対する罪の意識も後悔もなく、ただ、好きな男に寄り添い、その幸せに酔っているかのよう。

現代の、サラ・マルコム。

 

それでも、最終的には、沈翔に、男の本当の顔を、絵に描かせた英子。

ある意味、男に対する裏切りであり、自分と男の死期を早める行為でしかないのに。

 

醜い獣のまま、死にたくない。

失ってしまった純粋さを取り戻し、その純粋な心で、男を愛したい。

 

だからと言って、改心したわけじゃなく、そこにあるのは、局所的なエゴイズムでしかないような気がします。

 

男女二人で犯した犯罪ではあるけれど、その二つの心は、同じ方向を向き、ぴったり同じ熱量だったのかな。

 

★『猟罪図鑑』Ep.06-3 に続く★