タイ語のタイトル“นับสิบจะจูบ

タイトル風に整えたら、“10数えたら君とキスしよう”とか、“キスまで10(テン)カウント♥”ってな感じかな?

 

Google先生は、例によっていつものごとく、「何十ものキス」としか訳してくれませんけどね(笑)

もうね、Google先生を頼りに、筋追いしてる私の訳部分が、多少とんちんかんでも仕方ないでしょう?・・・というのは、泣き言です。

 

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

前回のお話(Ep.01)が気になる方へ・・・

【Ep.01】 (1/6)

【Ep.01】 (2/6)

【Ep.01】 (3/6)

【Ep.01】 (4/6)

【Ep.01】 (5/6)

【Ep.01】 (6/6)

 

『Lovely Writer』

นับสิบจะจูบ 

【Ep.02】 (1/4)

 

~Geneのコンドミニアム リビング~

Tum「まだ・・・なにも言い終わってないのに・・・・えー?

改めて、椅子に腰かけるGene。

Gene「あんだけ言ってて、俺がわからないとでも思うのか?」

可愛いけど、そこまでバカじゃないって(笑)

 

Tun「頼むよ、Gene! 泊まるところがなくて、困ってるんだ。 なぁ、Nubsibをここに1か月だけでも泊めてやってくれないか?」

この目・・・(笑)

そして、ムチャ色っぽい唇!

 

Gene「だめだ」

Tum「3週間?」

Gene「だめだ」

Tum「2週間なら?」

Gene「だめだ! いくら何日にしようと、答えは、ノーだ!」

諦めずに、言葉をつづけるTum。

Tum「なぁ、頼むよ。俺だって、お前に迷惑をかけたいわけじゃないんだけど、これ以外に方法がなくてさ。Nubsibの家は、すごく遠いんだが、彼は授業と仕事のために、こっちまで出てこなきゃならない。それで、俺は、こいつを事務所のビルに住まわせてたんだが、J'Tam(たぶん、お姉さんだと思います)が、新しい入居者を決めちゃったんだ」

※ 新入社員に寮として使わせる・・・って感じかな?

 

Tum「それもこれも、みんなNubsibのせいなんだ。こいつが、姉さんとどういう話をしたのか知らないが、結局、こんがらかってしまって、こいつの部屋がなくなったってわけだ。」

Gene「・・・・・(ジロリ)」

なんだかんだ言っても、結局、Nubsibのことが気になって、経緯を聞いちゃうGene。(笑)

 

Tum「こいつの部屋が見つからなくて、今、俺もひどいことになってるんだ。 ドラマの撮影ももうすぐ始まるし・・・」

Gene「ホテルを借りればすむ話なのに、なぜ、そうしないんだよ。おまえのところの会社、相当、リッチじゃないか。所属してる子のために支払うくらい、微々たるものだろ」

ちらっと、TumがNubsibのほうを見ると、

微かに頷くSib様。

ははは、この話が出るのは、想定済みだったってことね(笑)

 

Tum「お前、バカか? Nubsibは有名人だぞ、もし、ホテルにいるところを気づかれたら、俺たちは、グチャグチャにされるじゃないか。ファンはロビーに居続けるし、それどころか、ストーカーもだぞ! ホテルにはプライバシーなんてものはないんだ。」

Gene「お前の家は?」

はぁ、と溜息をつくTum。

Tum「俺だって、最初はそうしようと思ったよ。でも、俺の家は、Nubsibの家より、さらに遠いんだ。な、最悪だろ。頼むよ、お前のところが一番いい選択なんだよ。それにさ、Nubsibは、お前の家事も手伝ってくれるぞ。こいつ、家事がすごく得意で、料理も上手だぞ!」

うんうんうんうん、と、小刻みに頷くNubsib。(笑)

Gene「おい、Tum、俺は、Nubsibとは親しくないし、いくらお前は一時的だと言っても、俺は家で仕事をしてるし、新しい台本を考えることができなくなる。俺やNubsibじゃなくたって、みんな、プライバシーは必要なんだよ」

思ってた以上に、手ごわいGeneに、下を向くNubsib。(苦笑)

Tum「・・・Nubsibは気にしないよな?」 ← 必死な助け舟(笑)、マネージャーの鑑?

またしても、うんうんうんうん、と、小刻みに頷くNubsib。(笑)

Nubsibに必死に見つめられて・・・・すでに、陥落寸前のGene、目が泳ぎはじめました。。。。

Gene「本当に、お前たち、他に当てがないんだな?」

ちらり・・・

内心は勝利を確信しつつあるNubsib。

 

Tum「正直、俺も困り果ててるんだ。俺たち、再会したばかりなのに、こんなにすぐに俺を信用してくれっていうのは早すぎるってわかってるよ。でも、他に誰もいないんだよ・・・。なぁ、Gene。Nubsibだって、ここにタダで泊まろうとしてるわけじゃない。光熱費だって払うし、それに・・・」

Nubsib「もし、Geneが忙しければ、部屋の掃除も手伝います!」

Geneが躊躇ってるのは、そういうことじゃないんだけどね。

両手を腿の脇に置く、Sibのこの座り方も、ちょっと、あざと可愛くて好き。。

 

Tum「そうだよ、Nubsibは、優秀な家政夫なんだから!お前、ほこりすら、目にしなくてすむぞ。なぁ、1か月だけ・・・」

TumもNubsibも、必死に、Geneを見つめてきます。。。

 

Gene「おい、おまえら、マジで押し売りだな。。」

Tum「・・・・じゃぁ・・・」

Gene「ああ、もう、あれこれ言わなくてもいいよ。1か月ならいいよ。」

やったな、と Nubsibを見るTum。

ホッとして、嬉しそうなNubsib。

 

Gene「お前が困ってるっていうからだぞ、Tum。お前、うちの兄貴でさえ、ここで寝てないってこと、知ってるか?」

そのくらい、自分だけの絶対領域だと言いたいのね(笑)

 

今度は、Nubsibに言い渡すGene。

Gene「掃除については結構だし、光熱費についても気にしなくていい。」

 

Tum「ああ、Gene! お前は命の恩人だよ」

手を合わせて、Geneを拝み始めるTum。

Gene「おい、吐きそうだから、やめろ!」

 

うまくいった!・・・

「狡猾」という言葉が、誉め言葉になるのは、この人だから?

 

なんだか、わからないけど、いやな予感と・・・なぜか抗えない何かを感じてしまうGene。

 

 

******************

オープニング

 

はい、Nubsibです。

これだって、ニックネームのはずなのに、すでに、Sibと省略されはじめてます。(苦笑)

Name: Kao Noppakao Dechaphatthanakun

09/Sep.1994 26歳

Upくんと同い年。

あら、Boyfriendプロジェクトで、『Manner of Death』のMくんこと、Greatくんと一緒に、"คิดได้" (Too Little, Too Late) って曲を出したですって!

あ、これか・・・。

あ、そう言えば、Greatくんのことを調べたときに、そんなことを読んだような記憶あり。

Boyfriendプロジェクトの時って、正直言って、がるぴとウォーくんのデュエットPVばっかり見てたような気がする。。。(笑) ← あまりの可愛さに、何度、萌え死んだことか。。。

 

Kaoくんのことは、New監督の、『Until We Meet Again』で、その過去パートの主役Korn役を演じた時から、気になる存在でした。

 

(本当に気になってたのは、Meanくんが演じた特別出演のAlexのくせに・・・と思われた方、びびを知りすぎてます(笑) )

 

ちょっと時代がかった設定だったのに、今風のイケメンでした(笑)

(ああ、UWMAのことは、また、改めて機会を設けますね・・・・)

 

今回の『Lovely writer』でも、どのシーンを見ても、イケメンっぷりがハマる、ハマる。

お茶目でも、拗ねても、ハマる、ハマる。

しかし、顔だけじゃない、どことなく、ベールの奥に何かを秘めてるっぽいNubsibに、みんなが釘付けです。(笑)

******************

 

使用していなかった部屋の掃除をしながら、つい、うとうととしてしまうGene。

昨日、寝てないんです。。。

 

なかなか、部屋から出てこないのを心配したのか、Nubsibが部屋に入ってきました。

Nubsib「Gene?」

掃除機の音がガーガー鳴り響いてます。 全然、吸えてないけど。。。

しかも、家具への埃除けの白い布に掃除機をかけても、意味はない(笑)

Gene「・・・・・・ぐぅぐぅ

Nubsib「Gene?」

 

Geneが寝ていることに気づいたNubsibが、掃除機をとめて、Geneの手をホースから外す。

Geneの隣に腰をおろすと、今度は耳元で、「Geneさん」に声をかけるNubsib。

ようやく、目を覚ますGene。

Gene「え?・・ああ」 

眠いながらも、ちょっとだけ、身体を横にずらす、並々ならぬ警戒心の持ち主!

Gene「なんで、俺のこと、呼んだの?」

Nubsib「どうか、休んでください。あとは、僕がやりますから・・・」

心も男前よね~~。ラブ

 

Gene「・・・・・・・・」

まだ、覚醒しきれてないGene。

Gene「ん・・・、ちょっと、横になってくるよ、昨日、仕事のことで遅くまで考え事をしてたせいかな・・」

そういうと、立ち上がるGene。

振り返ると、Nubsibに説明する。

Gene「俺は作家だから、人とは働く時間が違うんだ」

小さく頷くNubsib。

Gene「それに、新しい小説に取り組んでて、アイデアは夜中に思いつくこともある。もし、君がここに住む気なら、俺からの要望はたった一つ、仕事中に煩わせないことだけだ。わかったか?」

またも、黙って頷くだけのNubsib。

この角度も完璧にかっこいい。この人には、死角はないのかな・・・。

 

Gene「ここが君の部屋だ。好きにつかってくれ」

それだけ言い終えると、部屋を出ていくGene。

 

改めて、部屋を見回すNubsib。

 

~リビング~

置きっぱなしのBL本が積まれ、雑然としたデスクの上。

それでも、植物が置かれていたり、そこまで、汚いってレベルじゃありません。

 

~キッチン~

焼けたパンが飛び出たトースターの音。

お皿の上に、トーストをのせて、朝食の準備が進んでます。

 

~Geneの寝室~

ベッドに、上半身だけ預けて、器用に、膝立ちで寝ているGene。

 

~キッチン~

食パンの上に、ドボドボと瓶から直接、ありえないくらいの大量のいちごジャムを乗せてる、この手の持ち主は?

 

なにこれ、🐻クマ? 🐭ねずみ? 

顔はくまだけど、色味はネズミ・・・エプロン姿~~~!!

こんなに、男前なのに、こんなに可愛いエプロン、着こなすとか、反則!

 

~Geneの寝室~

こんな体制で寝落ち状態だったとしても、耳慣れない音がすると、目が覚めるのかな。

うっすらと目をあけたGene。

時計は、7時13分。

Gene「・・・・・(なんだよ、まだ、こんなに早いじゃないか~~~~!)」

そのまま、二度寝に突入したいけれど、カチャカチャと食器の音などが聞こえてきて、気になってしまう。

思い切って、身体を起こすと、だぼだぼTシャツから覗く、華奢な腕やスリムな身体が、新鮮。

なにしろ、今まで、ピッチピチだの、シックスパックが続いてたじゃない(笑)

個人的には、こっちのほうがクソ羨ましい。

 

朝日が眩しそうね。

痺れた足をさすりながら、眼鏡をかけ、リビングに向かうと・・・・

 

なんだか、見慣れない風景が。。。

どことなく・・どころか、整然と片付けられたリビング。。。

 

「Gene」と呼ばれ、ぼんやりと・・・声の主が近づいてきても、まだ、夢見心地のGene。

Gene「・・・・・・・」

 

なにこれ、CM?

 

Nubsib「Geneさん? Geneさん」

何度も呼ばれ、ようやくフォーカスが合いました。

Gene「はぁ? ああ・・・なに?」

Nubsib「朝は、トーストを食べたいですか?」

Gene「ああ、ジャムを山ほど乗っけた奴・・・」

Nubsib「こんなふうに?」

差し出されたトーストは、たしかに、山ほどこんもりとジャムが乗ってます。

驚いたGene。

Gene「俺を馬鹿にしてるのか?」

Nubsib「僕はただ、あなたが僕に言ったことをしただけです」

いやいや、言われる前にやってたよね?

それとも、事前にそういう会話があった・・・とか?

 

・・・っていうか、そこまで、頭が働いてないのか、とりあえず、お皿を受け取っちゃうGene。

気に入ったのね。 

 

Gene「・・・で、いつもは、どうやって、授業に出るんだ?」

Nubsib「たいてい、バスかタクシーで行きますよ」

Gene「支度しろよ。大学まで乗せてってやる」

 

Nubsib(&私)「・・はぁ? 本当ですか?」

この申し出は、さすがのNubsibも(私も)予想外。(笑)

 

Gene「嘘つく必要あるか? いいから、さっさと支度しろ。」

進もうとして、同じ方向にどいちゃう、あるある。(笑)

Gene「・・・俺に、気を遣う必要なんかないぞ。俺はただ、Tumが気の毒で、お前をここに置いてるだけだから。お前は自分の線を越えず、俺のことは気にするな。わかったな?」

不本意ながら、仕方なく頷くNubsib。

ははは、だんだん、素が出てくるって奴?(笑)

 

Gene「早く着替えてこい」

部屋に入るNubsibを、思いっきり意識してるのは、Geneのほうです。。。

エ、エプロンが・・・エプロンの丈じゃない(笑)

 

テーブルに腰かけるGene。

ちゃんと、トーストは頂きます(笑)

 

~コンドミニアムの駐車場~

学生ルックも、当然、イケ散らかしてるNubsib。

後ろ姿でも確信できます!

 

発進しはじめた時、Nubsibが覆いかぶさってきて、すぐにブレーキを踏むGene。

固まるGene。

Gene「なんの真似だ」

Nubsib「シートベルトを締め忘れたので、お手伝いしようと・・・」

どんなチャンスでも、チャンスは逃しません(笑)

 

Gene「じ、自分でやるよ」

このSib様の表情、好きすぎる!!

 

そんなNubsibを、今度は、Geneがジロリと睨む。

Gene「お前も、シートベルトするの忘れるなよ」

 

そんな、動揺しまくってるGeneから、目が離せないNubsib。

 

~大学~

学部棟の前で、車を停めるGene。

なんとなく、二人とも、言いたいことがあるような、あるような(笑)・・・微妙な感じです。

この二人のカップリングは、外見だけで言えば、完璧に近いね。

 

Gene「あ、そうだ。これ、君のキーカード。昨日、渡し忘れてた。なくすなよ、高いんだから」

Nubsib「あなたが、僕にくれたものを失くしたりするはずありません」

言うことがいちいち、破壊的~!

いや、ここ、大事なフラグだったのね~~~!(追記)

笑顔も刺さるわ~~~!

 

なにいってんだよ、と、突っ込むことすらできないGene。

まだ、自分の身の内に起きてる変化を認めたくなくて抵抗してる最後のレジスタンス(笑)(笑)(笑)

 

Gene「早く行けよ。遅れるぞ」

Nubsib「はい、送ってくださって、ありがとうございました」

Gene「勉強、がんばれよ」

Nubsib「運転、気を付けてくださいね」

なんなの~~~、字づらだけみたら、パステルカラーそのものの「Kiss&Ride」な会話!

 

ふふふ、Geneの目もきょどります。。。

そして、車を降りるときに、一瞬、のぞき込み、微笑むイケメン!

 

Geneがそのまま、Nubsibを目で追っていると、早速、ファンらしき女子学生から、プレゼント攻撃(笑)

思わず、身を乗り出して・・・見ちゃいます。

ちらり、と、振り返るNubsibと目が合い、ますます、挙動不審。。。

慌てて、車を発進させるGene。

見てるわ、見てるわ(笑)

 

★【Ep 02】1/4の雑感】★

やった~~~!

同居だ~~~!

早速、スウィートな雰囲気が、そこかしこに。。。

Geneのドギマギぶりは、堕ちるのも早そうで、なにより、なにより。

 

同居物において、説得シーンというか、受け入れシーンは、最も重要ですからね(笑)

もうちょっと考えれば、他にもいろいろ、手はあるだろう・・・と思っても、あの手この手で、追い込まれていきます(笑)

話をきいてしまう時点で、8割はOKしてるようなものですよ(笑)

 

優位に立ってる年下攻めのNubsibの意味深なセリフもいいですよね。

こっちまでドギマギします。

まだ、Geneに憑依するというところまではいきませんが、ツン受けは、基本、大好きです。。。

こういう人は、好きだと認めたあとのデレ感が半端ないので、その振り幅がたまりません。

 

ふたりの細かな視線の応酬を、ちゃんとカメラが拾っているのは、演出の意図がコンテ通りに反映されているということでもあるので、わかりやすい反面、もう、そんなに丁寧に追わなくても・・・と思いますが、まだまだ、そこまで演技経験を積んでるメンバーではないので、必須なんでしょう。

今は手取り足取りでも、後半、このカメラ割りがどうなってくるのか、楽しみです。

(『TharnType』でも、最後のラブシーンとかの動きは役者におまかせ・・・とかになってきたって言ってたので、1話と比べると、ホント、面白いですもんね。)

 

どうしましょう。

Tee監督って画角感覚が自然というか、いや、それを言うなら、私がTee監督の画角感覚に、一方的にシンパシーを覚えてるというのが正しいと思うけど(笑)

なにしろ、全部、構図で物語を説明するタイプの人なので・・・非常に筋追い向きなんです(笑) ← 好き嫌い関係ないやん。。

 

その結果、必然的に、あ、これ、必要、あ、この表情いい、ここは無きゃダメよね、と思って、キャプチャーする枚数が多くなるんです!

今のところ、これが「Tee監督作品」の肝だと思って、続けていきます。

 

その代わり、編集の妙で、見せていくドラマではありません。

そこの、合う合わないはあるかもしれませんね。

 

ああ、難しい。。。

 

★【Ep 02】2/4に続く ★