さて、余韻は冷めませんが、お話は続きます。

 

本作品は、主人公が検視官という職業柄、事件現場や解剖シーンが登場することもある『スイート💘クライムサスペンス』です。

苦手な方は、ご注意ください。

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

(できるだけ配慮は致しますが、語彙力のなさをカバーするために、そのまま、画面キャプチャーを載せる場合もあります。)

 

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ


『Manner of death』

 พฤติการณ์ที่ตาย

【Ep.07】 (4/4)

 

~食堂~

二人で、ごはんを食べているSorawitと、Tat。

携帯を見ていたSorawitの手がとまる。

Sorn「先輩、先輩!」

Tat「どうした?」

Sorn「Patさんって死んだんじゃないんですか?!」

更新された、『Stories of the viangpa mork peple』を見て、驚きの声をあげるTat。

Tat「おい・・・」

じっと、画面を見つめるTat。

 

お前たちに、私の口をつぐませられはしない。Jane事件の新しい証拠を急いで開示しろ

 

なるほど!

昨晩、Bunがベッドでわざわざ書き込んでたのは、これだったのね。

そりゃ、PatのノートPCから、彼のアカウントで書き込みするのが、一番だものね。

 

~署長室~

署長「この愚か者! みすみすノートPCを取られる奴がどこにいる!」

M「申し訳ありません」

署長「バカか! 急いで、取り戻してこい!」

M「はい、署長。できるだけ迅速に処理いたします」

一礼して出ていくM。

 

どこかに電話をかけようとする署長。

100パーセント、Songchai議員だと思うけど、違うかな?

 

~レストラン~

高級そうなお料理を前にしているBun。

誰と会食なのかと思ったら、Rung姉ちゃんでした。

 

ひぃ~~~!

この微笑みが、なんとも言えず、(私には)とても恐ろしくてたまりません。。 

 

Bun「Rungさん、僕をここに呼び出したのは、なにか特別な理由があるんですか?」

Rung「あら、私は、ただ、あなたと食事がしたくて、誘いたかっただけよ」

苦笑するBun。

Bun「それ以上のことがありそうですね」

Rung「さすがね。あのね・・・あなたに聞きたいことがあるの。」

携帯の画面を見せるRung。

先ほど、Sorawitたちも見ていた、Patのサイトです。

 

Rung「これをやったのは、あなたでしょ?」

まぁ、わかって当然だと思いつつも、ちらりとRungをうかがうBun。

Bun「どうして、これを私の仕業だと思うんですか?」

Rung「だって、Puedとあなただけが、Janeの友達なんですもの。もし、Puedじゃないのなら、こんなことができるのは・・・あなたしかいないわ。」

Rung姉ちゃん、Puedを除外した理由は、ただ、行方不明だからっていう理由だけですか?

 

黙って、携帯をRungに戻すBun。

Rung「ねぇ、Bun、答えて」

困ったような顔をしても、無言のままのBun。

 

Rung「本当はね、このことを聞きたかったわけじゃないの。私、Pat記者のことを聞きたかったのよ」

Bun「Patについてですか?」

Rung「Patが死ぬ前に、私に、こう言ったの。“Janeの事件の重要な証拠を持ってる”って。それって、あなたが投稿したのと同じ証拠のことなんでしょ?どうやって、(そのことを)わかったの?」

一息つくBun。

Bun「お話しできないんです、Rungさん。あなたもご存じのように、Patは殺されました。もし、私が本当に何か知っていて、それをあなたに話したら、あなたも危険な立場になるんです。」

Rung「でも、それが、Janeに関係することなら、私は危険を冒してもかまわないのよ、Bun。」

Bun「どうか、もう少しだけ待ってください、Rungさん」

 

さっと、自分の手を、Bunの手を包むように重ねるRung。

結構、力、入ってるよね。。。

 

Rung「ねぇ、Bun。もし、私になにかできることがあったら、なんでも言ってちょうだい。Janeのためだったら、私はどんなことでもする覚悟よ。いい?」

頷くBun。

Bun「わかりました、Rungさん」

思いつめたような表情を浮かべるRung。

 

うん、色仕掛けは通用しないものの、Bunは優しいから、無下にはしません。

(Rungがいつまでも手を離さないので、一瞬、ちらっと見るところが地味にツボります)

でも、Mみたいに、鼻の下は伸びてないの。。。(笑) 

 

なんか、勝手に、熟女好きみたいな扱いして

ごめんね、M。

わかってる、君はそんな人じゃない(笑)

 

~Tanの家~

空から撮ると、あのコテージ、こんな感じだったようです。

もっと、周囲が広々してるのかと思ってました。。。

どこの山寺かと思っちゃった(笑) ← こら! 普通は、閉ざされた絶好の隠れ家っていうのよ。

 

またしても、オープンキッチンでお料理中のBun(笑)

そして、白いポロシャツ。。。

本日は、清廉潔白モードだということですね。(笑)

 

へぇ~、オムレツっていうけど、炒めたひき肉とか野菜の具を卵の薄焼きに別乗せして包んで、四角に折りたたんだ形って言えばいいのかしら?

混ぜて焼くと、ジャーマンオムレツみたいだけどね。

 

焼き終わったところで、電話がかかってくる。

Bun「どうかしたのか?」

相手はTanね。

Tan「今夜は、帰りが少し遅くなります。パブでちょっとあって、僕が対応しなければならないので・・・」

あ~、せっかく(好物を)作ったのに・・・と思って、ちょっと黙ってしまうと、

「Bunさん? Bunさん?」と心配そうに、聞いてくるTan。

Bun「あ、ああ。聞いてるよ。食事をとるのを忘れるなよ。」

Tan「はい」

Bun「仕事が終わったら、すぐに帰って来いよ」

Tan「そんなに心配ですか?」

Bun「そんなわけないだろ・・・」

Tan「でも、僕は、あなたのことが気になりますよ。(できるだけ)早めに帰ります」

そして、これがBunの「I miss you」の顔なのね。

Bun「じゃ、あとでな」

 

新婚さん丸出しのような電話を切ったものの、せっかく、おいしそうに上手にできたのになぁ~と、お皿を手に取るBun。

ここ、ちょっと、口元が膨らんでるのが、なお、カワユス。

 

すぐに、なにかを思いつきました。ひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

 

~“The Mist”~

あ~あ、来ちゃったよ。。。 

来ちゃったって・・・すでに、私の発言がネガティブ!ショボーン

 

反して、Bunのこの、ハンサムスマイル!

車を降りたBunが持っていたのは、紙袋に入れられたお弁当箱。。。

ニコニコマークのカイヤッチャイです。

ドラマに不釣り合いなくらいの幸せオーラ全開。

頭、抱えたくなりますね。

 

店に入ろうとしたときに、うめき声が聞こえてきて、店の裏手に目をやるBun。

 

完全に、地面に転がされ、無抵抗状態の男が、誰かに、激しく足蹴りにされている。

狂ったように蹴り続けている男の隣に、控えているのは、Tat。

「おまえ、なにやった!?」

「俺の弟分になにしやがった!?」

 

まさか、まさか・・・と思いながら、じっと目をこらすBun。

 

ここで、怒号を浴びせながら、男の頭を靴で踏みつけにしているBunの顔が、くっきりと浮かび上がる。

 

嫁、静かに、すさまじく怒る。

そのまま、踵を返すBun。

 

~Tanの家~

その晩、帰宅し、車を降りたTan。

家の明かりは消えているが、Bunの車は、ちゃんと家の前に停めてある。

なにか、変だと思いつつ、真っ暗な建物に近づくと、玄関のドアがフルオープン。。。

 

Tan「Bunさん? Bunさん?」

 

Bunを呼びながら、家の中に入った瞬間、こめかみに、銃を向けられるTan。

 

いろいろと怒り心頭な奥様、過激な行動にでました。。

Bun「おまえだったんだな、Damは」

 

いつかはバレるとわかってたような気もしますが、とにかく、ゆっくりと横を向くTan。

 

さて、この、やっと結ばれた新婚夫婦の、あまりにも早すぎる危機はどう回避されるんでしょうか?

 

【本日のおまけエンディング”】

本日も、エンディングは、子犬カップルです。

Tatが、議員のバンを追いかけた日の夜の出来事です。

 

いつもの露店のテーブルで、夕食を食べているSorawitとTat。

Sorn「あ、先輩。今日、一日中、どこにいたんですか? 電話したけど、全然、つながりませんでしたよ」

Tat「あのバンについての証拠を見つけに行ったんだ。」

Sorn「先輩が?てっきり、あのバンに連れ去られたのかと思いましたよ」

ちょっと、からかい口調のSorawit。

Tat「そんなわけあるか!」

まだ、Sorawitが食べ終わってないのに、店の人に「会計してください。いくらですか?」と声をかけるTat。

店の人「60バーツよ」

Sorawitが財布を出そうとすると、「俺が払う」と止めるTat。

Tat「はい、60」

店の人「ありがとうございます」

ちょうど、お金を差し出されたTatの腕が、Sorawitの眼の前に。。。

 

くんくん。くんくん。

Tatの腕の匂いをおって、顔まで横にスライドするSorawit。

 

Tat「お前、なにしてんだ?」

Sorn「なんで、今日は、そんなにいい匂いなんですか?」

自分でもさっと手の香りをかぐTat。

Tat「マッサージオイルの匂いじゃないか・・・」

Sorn「ええ? マッサージなんて、どこにいったんですか?」

Tat「Viang Mayaだよ」

Sorn「・・・・・ニヤリ・・・・」

Tat「なに、見てんだよ?」

Sorn「(どおりで)今日は、くたびれてると思った・・・」

Tat「ああ、かなり疲れたよ、なぜだ?」

Sorn「マッサージ嬢がすんごく良かったに違いありませんね」

ようやく、Sornが言わんとしてることがわかったのか、ばかばかしいと、首を横に振るTat。

Tat「そんなんじゃない。俺は、本当に、マッサージだけを受けたんだ」

Sorn「へぇ・・あそこで受けられるのは、ただのマッサージだけじゃないでしょ」

・・・そうなのね。

Tat「お前の誤解だ」

Sorn「先輩も、やっぱり男ですね。ああ、Bun先生が言ったとおり、悪い男なんだ・・・」

 

つとめて、冷静に諭すTat。

Tat「俺は、本当に、手がかりを探しに行ったんだ。バンがそこに入っていったんだよ」

Sorn「それで、先輩も、彼らに近づくために、サービスを受けなければならなくなったんですか? そういうことですか?」

Tat「それしか方法がなかったんだよ」

Sorn「はいはい、信じます、信じます」

Tat「お前、信じてないだろ?」

Sorn「もう言いましたよね、信じますって」

Tat「いや、お前は信じてない。わかってるぞ。どうしたんだ? やきもちか?」

急に、想像の斜め上の言葉が出てきて、驚くSorawit。

Sorn「なんで? だれが先輩にヤキモチなんかやくんですか?」

今度は、Tatがニヤリとする番です。

Sorn「ありえませんね!」

Tat「ヤキモチだろ?」

Sorn「何言ってんですか?!」

Tat「あ~、はいはいはい」


二人きりの楽しい夜は、こうして更けていくのでした。。。(笑)

 

★【Ep 07】4/4 雑感★

急に「遅くなる」と連絡を入れて来たダンナを驚かそうと、サプライズで職場を訪ねても、まず、ろくなことはないというセオリー通りの展開になります。(苦笑)

 

新婚の奥さんがやりたがるシチュエーションよ。。

気持ちはわかるけどね。

 

幸せの絶頂から、突き落とされるのも早くて・・・だれてる暇のないドラマです。

 

それにしても、あのTanの粗暴な一面を見た瞬間は、さぞやショックだったことでしょう。

でも、すぐに、Bunの頭に、角が生えたように見えました。。。って笑いごとですむかどうかは、Ep.8までお預けです。

慣れないのに、拳銃なんか構えちゃって。。。

引き出しの鍵、よく見つけられたなぁ~とか考えましたが、もしかして、鍵が見つからなくて、引き出しごと、ぶっ壊したんじゃないか・・とか、もう、ここに至るまでのBunの行動を自分に置き換えちゃいます。。。(笑)

まぁ、『Mr.& Mrs.スミス』みたいな、派手なぶっ放しは、戦闘能力が互角でないと成立しないけどね(笑)

 

うん、やっぱり、Rung姉ちゃんって、最初は町の権力者とズブズブに繋がっていたのかと思ってたけど、どうも、一線は画してた感じですね。

いろんな手練手管を使って、事業を大きくし、あのおっさん連中を相手に互角にわたってきたけど、それだけ、どこかで、大きな犠牲を払ってるのかもしれず・・・。

彼らが、PuedにJaneを差し出すよう要求し、あんなビデオを撮ったのも、本人やPuedへの脅しだけじゃなく、いざという時のRungへの脅迫用に使う意図もあったんじゃない?

うがちすぎですかね?

怖い、怖い、言いましたが、もし、Bunに対しての気持ちが(若いころからの)純情だったりしたら、ごめんなさい、です。

でも、やっぱり、孤高の女郎蜘蛛的な、存在感があるのは否めないです。

 

「妹のためなら何でもする」と何度も口にするのも気になるし、同時に、協力者がいる可能性も否定できないですよね。

なにしろ、『人魚姫』にナイフを渡すのは、人魚姫の姉たちだったはず。。

また、勝手な思い付きを書いちゃった。。。

あとで収拾するのが、どんどん大変になりそう!(苦笑)

 

あと、タイの地方警察制度や現状を非難するつもりは毛頭ないので、本来、「クライム物」を見るときにしてしまう、(主に科学捜査とか、サイバー犯罪対策とかに関する)山のような突っ込みを、これでもかなり抑えています。(苦笑)

そりゃ、ちょっとは書いちゃってるけどてへぺろ

これもひとつの異文化交流みたいなものです。

原作を読んでいないので、これが原作者の意図なのかはわかりませんが、制作陣は100年前の建物を病院のロケ施設として使ったり、生活様式全般、クラシカルな雰囲気を漂わせていることで、最初から伝えてきているんですよね。

これが、Viangpha Morkが抱える闇の入口だって。

 

あ、Mくん、もし後でバレちゃったら、車の損壊については被害届出さないで、示談にしてくれないかな? ダメ?てへぺろ

 

さて、今日は、エンディングで大笑い。

くくく、マッサージオイルの匂いに、くんくんするSornに笑った、笑った。

「やきもち」・・・これ大事!

これで、意識し始めると、大抵、コロコロと転がりはじめますよね(笑)

 

でも、「あわや追跡がバレるかというところで、入る予定のなかった高級リゾートスパに議員と一緒に入らざるを得なくなった」騒動を、ちゃんと、カップルのイチャイチャ話に持っていくとは・・・このドラマ、とんでもない力業をみせてきてます!(笑)

これからも、楽しみですぅ~!