もしや、このドラマ、本命のTanだけじゃなく、いろんなタイプの男たちから、Bunが狙われる「実はみんなBunが好き」っていう裏テーマありですか?(笑)
本作品は、主人公が検視官という職業柄、事件現場や解剖シーンも頻繁に登場するクライムサスペンスです。
残酷な描写が苦手な方にはお勧めいたしません。
(できるだけ配慮は致しますが、描写の説明のために、そのまま、画面キャプチャーを載せる場合もあります。)
もちろん、BL物にありがちな描写も含まれます。
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『Manner of death』
พฤติการณ์ที่ตาย
【Ep.02】 (4/4)
~市場~
買い物にきたものの、どうにも背後に視線を感じるBun。
なんどもなんども振り返るが、誰もいない。
かなり、神経質になっているBunセンセー。
品物を受け取り、支払いをしようとした段になって、財布がないことに気づくBun。
「先生、財布、落としてましたよ」
そう言って、Bunの財布をさしだしたのは、Tan。
このタイミングで、この人が現れる・・・・さらに、動揺しちゃうBunの心臓(苦笑)
穏やかに微笑み、どうしたの?取らないの?と、平然とBunを見つめ返すTan。
こういう大人な感じ、出されると、ムカつくけど、余計、惹かれてしまうわね。。。
もう、いっぱい、いっぱいになりながらも、先に支払いをすませるBun。
Tanを、ひと睨みし、無言で、足早にあとにする。。。
オマエノセイダ、オマエノセイダ・・・・ ← 絶対、心の中で、ぶちぶち言ってるよね(笑)
ちょっと、こどもっぽいBunの思考パターン、わかりみが過ぎる(笑)
そんなBunの様子を、微笑みながら、見届けるTan。
Tanは、Bunよりも前に、Bunのことを知ってたよね。。。そんな気がしてなりません。
~Bunの自宅~
ここでもまた、自宅に入るまえに、十分、注意しながら入るBun。
ゆっくりと、ドアを閉めると、しっかり施錠。
ここらへんの描写、Bunの不安な気持ちが蓄積されてるのが、すごくよくわかるね。
用心しながらリビングにすすむと、背後から誰かに押され、壁際に追いやられる。
黒服「この事件に首を突っ込むな、と言ったはずだぞ。」
Bun「お前、誰だ!」
黒服「最後の警告だ!」
その隙をついて、肘鉄を食らわせるBUn。
腕を押さえる黒服。
ナイフで反撃されるところを素手で押さえ込もうとするBun。
たしかに、喧嘩慣れはしてるかもしれないけど、この黒服の子、プロじゃないね。
Bunに一撃をくらわせると、逃げだす黒服の男。
完全に、ダウンするBun。
~Viangpha Mork病院~
翌日。
診察処置室。今日の外来は、Fai先生なのかな。
Fai「ねぇOat、昨晩の、Bun先生の事件、聞いた?」
Oat「Bun先輩は、すごく不運でしたよ。自宅で強盗に出くわすなんて、そんなことあります?」
ファイルを見ながら、答えるOat。
Fai「あなた、それ、何見てるの?」
Oat「これですよ。Jane先生の検査結果です。」
Fai「なぜ(見てるの)?」
Oat「Fai先輩は、ジアゼパムを大量摂取したとして、自分で首をつることができると思いますか?」
Fai「もし、大量のジアゼパムを(注射で)注入されたら、おそらく、ロープを準備する力すらないわよ」
Oat「我々もそう思います」
~Bunの病室~
はやく良くなって、Tan
付箋メモが貼られたサボテンのミニ植木鉢。
このフォルムは可愛くて、いいと思います(笑)
な、なんだ、これは? → サボテン
なんだ、お前は? → Tan
思わず、頭を少し持ち上げて、傍らに立つTanの姿を凝視する、この、Bunの顔(笑)
そりゃ、寝てなんかいらんないわよね。
「あ、気を付けて」
すでに、甲斐甲斐しさを発揮し、支えるTan。(笑)
本人たちはどう思ってるのか知らないけど、とっくに、はじまってる二人なのである!(笑)
さっと、腕を引くBun。意識しまくり。
しかも、この雰囲気は、確実に、ラブコメも入ってるのである(笑)
Bun「こんなところで、何してる?」
Tan「お見舞いに来たんですよ」
目を白黒させて、言葉もないBun。
Bun「・・・・」
Tan「どうしてですか? あなたはまだ、僕を疑ってるんですか?」
Bun「まだ、君の無実を証明する証拠はないからね」
Tan「僕は、Janeを殺してません」
この件について、真剣な表情で、はじめて、自らの口で否定するTan。
この前髪、パラって感じもたまらんし、眼差しの先に、Bunがいると思うだけで、その画、コミコミで萌えてきます!
Bun「殺人者の95%は、自分の犯罪を否認する。それに、殺人者の85%は、被害者の恋人だ。」
なんか、あまりに大風呂敷な数字をことさら強調して、子供のような反論を口にするBunに、笑いだすTan。
Tan「それって、(今回)あなたを傷つけた人が、あなたのことを愛してる人だとでも言ってるんですか?」
Bun:あれ、そういうことになるのか?
そこ、言い負かされちゃダメでしょ(笑)
言い返せず、黙ってしまうBun。 ← がんばれ・・・スースーナ♪
ね、だんだん、Bunのかわいらしさが、Tanによって引き出されて、嬉しい限り(笑)
Tan「僕は真面目に言ってるんです。Janeのせいで、この事件に巻き込まれたんですか?」
こんな表情をしてしまうくらい、Bunのことを心配してるんだって、ちゃんと明らかにしてくれませんか?
Bun「なぜ、そんなことを聞くんだ?」
ジト目のBunセンセー。。
そんなこともわからないんですか?とでもいうように、じっと、Bunを無言で見下ろすTan。
Bun「・・・・・・・」
ふっと、息を吐くBun。 ← 観念した、とも言う。(苦笑)
Bun「何者かは、私がこの事件の真実に近づくことを望んでないようだ」
Tan「だったら、なぜ、やめないんですか?」
今度は、Bunが、そんなこともわからないのか、とTanを見上げる。
Bun「私がJaneの友達だからだ。君は、“死者は声を持たない”という言葉を聞いたことはあるか? 多くの人はそう考えている。特に殺人者はそうだ。私が、検視官になることを選んだ理由は、そんなバカみたいな考えが誤っていると証明したかったからだ。私は、Janeの事件をそんな風にさせたりしない。どんなことをしても、Janeを殺した殺人者を見つけ出してやる」
まじめに熱く語るBunの様子を見て、微笑むTan。
本当に二人とも、キメ細やかな表情の変化を見せてくれて、いい掛け合いが続きます。
Tan「お手伝いしますよ」
Bun「どうやって、私を手伝えるんだ?それに、私は君をろくに知らないのに・・・」
Tan「だったら、自己紹介でもしましょうか」
いきなり、Bunと握手するTan。
Tan「私の名前は、Tan・・・Wirapong Inkhamviengです」
ご丁寧にどうも(笑)
手を引っ込めようとするBunの手を強く握って離さないTan。
くぅ~~~!
Tan「お手伝いしますよ。僕だって、Janeを殺した奴を知りたいんです」
ちょっと(いえ、かなり)ドギマギしてるBun。
今度は、力ずくで、Tanの手を離す。
こうしてみると、完全に、Bunのほうが子供みたい(笑)
Tan「帰ります」
Tanの背中を目で追うBun。
もう、無視できない存在ってやつになってますよね。
病室の前で、Peudとすれ違うTan。
視線だけ、一瞬交わすと、そのまま通り過ぎる二人。
な、なんなの?
今の間は・・・。
Bunの病室に入っていくPeud。
車いすにのり、病院の庭に出て来たBunと、Pead。
Bun「Peud、お前、知ってたか? 俺、つけ狙われ、脅かされ、ストーカーされ、脅迫メールも受け取り、ついには、病院送りのケガまでさせられた。」
Peud「いつからだ?」
Bun「Janeの事件以降だ」
Peud「続いてるのか?」
頷きながら、Peudに話しかけるBun。
Bun「なあ、Peud、もしお前が俺だったとしても、Janeがどうやって死んだのか知ったのなら、絶対にやめたりしないだろ」
驚くPeud。
Peud「お前、もう、わかったのか?」
Bun「Janeは、ジアゼパムを大量に、注入されたんだ。」
~Bunが仮定する事件再現~
犯人役は、Bunが演じます。。。当日の服装というところが、また芸が細かい! 細かすぎる!
Janeの右肩に、注射器を突き立てる。
Bun:普通の人間が、ジアゼパムをを大量摂取した場合、脳の動きは緩慢になってくる。
一人では歩けないJaneを支え、浴槽の近くに運ぶ。
Bun:そのあと、身体の各器官は、神経全体が損傷し、機能を停止する。
浴槽上部の支柱に、ロープを渡し、座らせたJaneの首に巻く。
Bun「想像できるか? 最終的に、加害者は、抵抗する力のないJaneを、(そうやって)絞首刑にしたんだ」
最初から、犯人が薬の量を加減したのか、それとも、ジアゼパムを飲み続けていたため、耐性ができていたのか、意識を失わず、自分の身に起きてる恐怖と最後まで闘いながら、気持ちでは抵抗していたはずだ、とBunは考えてるって意味なのかしら。
なんとか、ロープを外そうと試みるJane。
背後から、もう一方のロープの端を持ち、力いっぱい引っ張り、徐々に、Janeの身体を吊り上げていく。
シリアルキラー役もいけますね。
Bun「・・・・・・」
そこまで、説明し終えたBunが、Peudを見上げる。
Pued「もし・・・そうだったとしたら、俺は、お前に、この事件には関わるな、と命ずるぞ」
Bun「・・・?」
Peud「危険だってわかってるだろ? お前、これ以上、まだ、こんな目にあいたいのか?」
溜息をつBun。
Bun「俺がやめるつもりないってわかるだろ」
ああ・・・この時のPeudの気持ちは・・・。
Peud「・・・・・」
言葉を選ぶPeud。
Peud「この件に関しては、俺自身の手で捜査する。頼む。 もうどんなことがあろうと、この事件に首を突っ込むな。俺にまかせろ。約束する。俺が、Janeを傷つけた奴を見つけ出す。わかったな? いいな? Bun?」
Bun「その約束はできそうもないな・・・Peud」
Peud「なんで、お前はそんなに頑固なんだよ!」
声を荒げるPeud。
うん、いるいる、こうやって、男子をヤキモキさせる女子!
もはや、私のふざけきった脳みその脱線は止まらず、PuedBun、MBun、OatBunどころか、禁断の SornBun まで、スピンオフShipping増殖中(笑) ← これぞ腐女子の嗜み(笑)
Bun「すまんな・・・」
Peud「俺はお前のことが心配なんだよ、Bun」
頷くBun。
でも、Peudの心配は、Bunの想像をはるかに超えるものだと思うけど・・・。
この、正義を信じて疑わない、まっすぐな心根の友を守るために、この人は、一体、なにを犠牲にするのかな。
・・・と、勝手に思ってるけど、外れたら、赤っ恥やね(///∇///)
~ナースステーション~
夜中です。
誰もいない。。。
~Bunの病室~
眠っているBunが、ふと目を覚まし、ドアのガラス戸に何者かの陰のようなものが映っている。
え?と驚くと、今度は、紐で縛られた自分の手首が目に入る。
顔を左に向けると、何者かが、じっと自分を見下ろしている。
Bun「助けて! 誰か~」
さっと、Bunの口を押えつける黒キャップの男。
白衣姿です。
銃を向けられ、おとなしくするしかないBun。
Bun「なんで、こんなことをするんだ?」
男「お前への警告だ。もしやめなければ、お前の親しい人間も含め、何が起こるか、そのうちにわかるだろう」
そういうと、白衣のポケットから、なにかを取り出し、Bunの口をふさぐ男。
注射器から何かの薬を点滴に注入する。
半狂乱になって、大声をあげても、くぐもってしまうBun。
しばらく様子を見下ろしている男。
ゆっくりと動きが緩慢になっていき・・・やがて、意識を失うBun。
★【Ep 02】4/4 雑感★
軽傷ながらも命を狙われ、犯人逃走中ともなれば、日本なら、警官の一人も、病室のドアの前に立っていそうなものですが(笑)、このViangpha Morkという町は、そこまで人員は割けないようですね(笑)
しかも、👻と噂の高き、Dam出現により、更に、狙われ方がグレードアップしてます。
注射器まで出してきて、手口がプロっぽくなってきました。
ちっ、違ったみたい
しかし、シビアな事件が起きてるのに、なぜか、このTanBunの二人は、二人だけの時には、違う時間軸にいる感じがしてなりません。
ちゃんと、甘さも見せてくれます。
もう、何を言ってもやっても、Bunの可愛さは無敵です!(笑)
あのキスのことをお互い覚えてるってわかってるんだよね~~(笑)
一目で惹かれた相手は、第一容疑者。
こんな事態になってしまい、決して、顔には絶対に出すまいと心に誓ってるであろうBunの健気さに、つい、ぷぷぷと笑ってしまいます。
だって、どうみても駄々漏れだから(笑)
市場とサボテン・・・エピソード2、結構、わたしの「好き」が詰まってます。
ああ、楽しい(笑)
ちょっとだけ、実際より、恋を先走りさせてるかも知れませんが、「私にはそう見える!」
あ、Bunがモテモテなのは事実ですが、裏街道スピンオフのことは無視してくださいね。ややこしいだけなので(笑)
「おまけ」シリーズ、続けてくれないのかな?
シビアな展開の後には、付けづらいって気づいちゃった?(笑)