ぼくとわたしのTinCan祭り
こちら2本目です(笑)
引き続き、アップします♪
1時間ほど前にアップしたのをお読みでないかたは、3/4を先に読んでくださいね~♪
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『AChanceToLove(LBC2)』
【Ep.02】 (4/4)
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“TinCanまつり” ちょっとだけ閑話休題。
~AeとPondの寮~
Aeのベッドサイドには、Peteと撮った写真が飾られている。。
あとは、たぶん、サッカー選手のフィギュアだよね。
夜更け・・・それぞれ、ベッドで眠っている2人。
・・・と思ったら、Aeは眠れていないのね。。
そっと、隣のPondの様子を確認するAe。
身体を起こし、クッションに背を預けると、手首のブレスレットに目を落とす。
この間も思ったんだけど、熱帯魚、まだ飼ってたい始めたのね。。
For you From meと彫られた文字。
~回想~
Aeの誕生日に、Aeの実家にやってきたPete。
Pete「僕、Aeにプレゼントがあるんです」
Ae「なにも買わなくていいって言っただろ」
Pete「買ったんじゃありません。僕が自分で作ったんです」
ブレスレットを取り出し、Aeに渡すPete。
Pete「Aeが気に入るか、そうじゃないか、わからないけど・・・」
黙って、立ち上がるAe。
Pete「・・・Ae?」
Peteの前に、膝をつくAe。
Ae「ありがとうな。俺、お前のこと大事にするよ」
その時、Peteが着てたTシャツと同じTシャツを、今、こうして、傷つきまくっているAeが着ているのは、わざとですか?
なにか意味がありますか?
まさか、ペアで買ったか、もしくはお互い服を共有するほどで、Peteを思い切れずに着てしまう・・・とか言う、単純な理由じゃないですよね?
あるんですよね?
だったら、教えて~~~!
※若干、お部屋の感じは変わりましたが・・・・ドラマ的には、寮を変えたということはトピックではありません。ただ、本来は、寮を移ってるはず。。
じっと、ブレスレットを見つめ、Pete・・・と呟くAe。。。
もう、すでに、Aeのシーンが辛くて辛くて・・・逃げ出したいんですけど。。。
*********
~大学 フリースペース~
授業の合間の休憩中に、お菓子食べてるPond。
※ ね、けっこう、Bento出てくるでしょ、一応、出しておきます。
BENTO・・・タイのスパイシーな“のしいか”?
隣で・・・ゲームしてるMai。
Pond「うん・・・これって本当にスパイシーだよな。気に入ったよ」
Bow「私も、この香り好きよ~。ちょっとちょうだいよ」
あはは、Bowもいたね。
Mai「お前、なんで、まだ、ここで食べてるんだ? Aeに会いに行くって言ってただろ?」
結局、お菓子に手を伸ばすMai。
Pond「そうだった?」
Bow「あんた、完璧に忘れてたんでしょ」
そもそも、Maiの存在が謎。どうして、こんなにゲームばっかりしてるの?
Mai「それ、俺に渡してくれよ、もう終わりそうだ。ゲームのアイテムと引き換えたいんだよ」
Pond「おれのだろ。十分だろ。貸せって・・・」
Mai「なんで、友達と分け合わないんだよ?」
Pond「お前、授業に急がなくてもいいのかよ?」
Mai「先に、ゲームをやってからだ」
Pond「じゃ、俺、行くよ。ホント、これ、カラいな。じゃ、またな~」
Bow「ねぇ、Pond・・・お菓子は・・?」
Pond「やだね、お前にはやらないよ」
ゲームに夢中のMaiと二人っきりになったBow。
Mai「死ね!」
Bow「あ~、あなたの名前って・・・なんだっけ?」
Mai「しばらく、ここに座ってたって言うのに、それでも、まだ、俺の名前を知らないだって?Maiだよ」
さすがのBowがちょっと弱腰。。
Bow「(小声で)ここにいたら、Maiにどつかれそうだわ」
Mai「授業あるのか?」
Bow「ああ・・今行こうとしてたところよ。実際・・・私・・ああ、Pond、たぶん、授業あるような気がする。。。バイバイ、Mai。。(Pondに)どうして、あんな人のところに私を残していったわけ?」
*******
~サッカーコート~
Noが、グランドの様子を見ていると・・・CanがJobを連れてやってきました。
Can「P'No、僕の友達なんです。うちのチームに入りたいそうなんです」
Jobを紹介するCan。
Job「こんにちは、P'Champ、こんにちは、P'No」
そうか、ついに3人目のChampに遭遇したわけね。。。(苦笑)
No「あ~~、なんで、俺たちと一緒にやりたいと思ったんだ?」
Job「完璧な答えと、本音の答えとどっちがいいですか?」
No「まずは、完璧なほうから」
Job「サッカーは、僕が幼いころから、大好きなスポーツだからです。チームの一員として、貢献できると思います。名誉にかけて・・・」
Champ「だったら、本音のほうは?」
Job「女の子にもてたいからです」
敬礼をして答えるJob。
この子のキャラもちょっと独特よね。
Can「おい!なんで、そんな答えをするんだよ?チャンピオンになりたいから、うちのチームに参加したいんだろ。さっきの答えはなんだよ?P'Noは、お前を受け入れてくれないよ」
真面目なCanちゃん。
No「「いいだろう!合格だ」
Job「やった~~!」
Can「P'No~~~」
No「なんで、だめなんだ? 彼は誠実だろ」
Champ「おい、なんだって?」
Job「その通りです。僕の答えは、とっても誠実ですよ」
なんとなく、気落ちした顔をしてみせるCan。
Can「P'No・・・先輩はみんなに優しいんですね。僕にだけかと思ってたのに・・・」
No「俺が意地悪だってって言ってるのか? 水でも買ってこい。みんなの代わりにな。俺は、まず、こいつのスキルを確認するよ」
Job「わかりました」
No「水を買ってこい」
Can「ひとりで?」
No「ああ、言ってこい。行くのか、行かないのか?」
Can「わかりました、行けばいいんでしょ!みんなに、先輩はとっても意地悪だって言ってやる!」
No「なんだと?」
また、トムとジェリーみたいな追いかけっこです。。
~売店からの帰り~
言われたことは守る子です。
水を抱えてます。。
Can「P'No、P'No・・・俺のこと、こき使いすぎだ。俺、P'Typeに言いつけてやる」
ふと横を見ると、Tinが電話をしながら、こちらに向かって歩いてくるのが見える。
慌てて、水をベンチに置くと、隠れるCan。
でも、なんで?(笑)
しかも、そんな細い鉄柱じゃ、身体、隠れてないし・・・(笑)
それでも、Tinの電話の内容は気になっちゃう。
Tin「そんなくだらないパーティーに、どうして、僕が行かなければならないんですか?もし、あなたが行きたいのなら、お気に入りの息子と一緒に行けばいいでしょ、だったら、それは僕ではない人ですよ・・・僕は行きません。電話してこないでください。お母さん、あなたにはうんざりです」
Tinが電話を切るなり、近づいていくCan。
Can「今のなんだよ、Tin! どうやったら、自分の母親にあんな口がきけるんだ?」
自分を無視して、去ろうとするTinの腕を掴むCan。
Can「(俺が)話をしているだろ。目に入らないみたいなフリをするのは止めろよ」
Tin「お前がそれに気づいてるとは、幸いだな。」
Can「Tin。一体、なにがあったんだ?俺、お前のこと、いい奴だって思ってた。でも、また、こんなふうに振る舞うようになった・・・。確かに、お前が何者なのか、俺は知らないよ。でも、あんな風に、自分の母親にむかって怒鳴るなんて、罰当たりだぞ。いますぐにでも、母親に謝るべきだ」
Tin「気がすんだか?」
Can「いや・・・お前が謝るまではな・・・」
Tin「俺は、母親にそんなことを言うつもりは全くない。そして、お前は、俺に口出しするのはやめるべきだ。うんざりなんだよ」
立ち去ろうとするTin。
Can「わかったよ。忘れるよ。おまえが愛されてない子供だってことをな・・・」
ああ、地雷ふんじゃった~~!
そして、私は、そんな、心が傷だらけのTinがたまらなく・・・愛しい。
いきなり踵をかえし、戻ってきたTin。
Tin「今、なんて言った?」
Can「俺は、お前は愛されてない子供だって言ったんだ」
ぐっと、Canの胸倉を掴むと、自分のほうにそのまま、引き寄せたTin。
唇同士の衝突から、完全に、意志ありKissに移行したのが、これ。。。
そして・・・Tinが目を閉じた瞬間から、これは、普通の記念すべきファーストキスシーンになりました。
普通の、は、あまりにもTinCanに失礼でした💦(笑)
Can、機能停止。
Tinが唇を離しても、機能停止。
Tin「黙れ!!」
Canを突き放すTin。
突き放されても、機能停止。
立ち去るTin。
ここ、やっぱり、Tinに「男も悪くない・・・」って呟いてほしかったけど、すでに、こっちのTinは、Canに対して、試すような感じじゃなくなってるもんね。。。
それだと、今後、ちょっと矛盾するんだ、と後々、わかります。
それに、Tinにとって、このキスは、自分で仕掛けたものの、半分衝動的で、してみて、初めて、相手との関係性とか相性とか、より鮮明に自分のキモチに気づく、半分確認のキスでもあったのね。
一方、頭、真っ白・・・なCan。
★【Ep. 02】4/4 雑感★
おなじく、Canにも、お口押さえて、お尻地団駄ふみながら、ムームー言ってほしかったけど、← なんのことかお分かりかしら?
今にして思えば、あれだとさすがに、お子様すぎて違和感ありってことになったのかな。。(苦笑)
すでに、こっちのCanも、お子様はお子様なりに、そういう子供っぽい段階のさらに細分化されたステージを、ちょっとだけ上がってる感じがする。。。
そりゃ、なんていっても、大学生なんだから・・・。
つい、みんなが忘れがちになる事実です(笑)
こんなに、Peteのことをドラマ内で取りあげるのなら、もうちょっと、みんなをモヤモヤさせない方法もあったんじゃないかな。
みんな、何よりも、キャストの反応に敏感なんです。ふとそんな邪念がよぎってしまう。
それだけ、このドラマが、好きだって証です。