だいぶ、「らぶちゃん2」のオープニングOSTに慣れて来たような気がします♪
『Just a friend』です。
この間、この曲を説明しようとして、つい、コーラス部分をパヤパパと口ずさんでしまったら、「そのお色気ソングみたいな歌い方、止めて」と、同じドラマ好き(BLにはほぼ無関心)に言われました。
聞いていただければ、おわかりでしょうが、確かに「パヤパパ」とは歌っていません。(爆)
さて、正解は・・・「は、は、はぁ~はは(ぁ)~ ♡」
(お色気ソングは忘れてください)
違うんです、ホント、いい曲です!(焦)
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『AChanceToLove(LBC2)』
【Ep.02】 (2/4)
~バー~
ああ、また、辛い時間が・・・・。
濃そうなウィスキーを顔をしかめながら、流し込むAe。
今日は、Bowが一緒にいるのね。。。
Bow「ちょっと、Ae・・・。もっとゆっくり・・・。死んじゃうわよ」
本気で心配しているBow。
Ae「ほっといてくれ」
かろうじて、Bowと一緒にいるのは、わかってるのね?
Bow「ただ、心配してるだけよ」
Bowも、どうしていいかわからず、困り果てる。。。
Bow「あ、Pond・・・、ここよ」
手招きするBow。
Pond「ああ・・・」
席につくなり、Aeの様子を見るPond。
Pond「相当ひどいな・・・。(Bowに)どうやって、こいつを見つけた? 俺、何度も電話かけたんだけど、こいつ、電源切ってるんだよ」
Bow「私、高校の時の友達とここに来てたの。見回してたら、よく知ってる顔を見つけて、それがAeだったってわけ。ねぇ、彼らの間で、なにが起きてるのかはわかんないけど、なんで、Peteは戻らずに、彼のことをみてあげないの?だって、あんなにお互いのこと、愛し合ってたのに。。。」
Pond「お前の考えてるようなことじゃないんだ・・・」
Bowの言葉を止めようとするPond。
いきなり、立ち上がるAe。
Ae「黙れ!」
Aeの剣幕に言葉も出ないBow。
Ae「俺達が別れた理由はな、お互いを愛さなくなったからじゃないんだ!お前に、それがわかるか?おい?」
完全に、友達に言う口調じゃないよね。。。
Ae「お前にわかるのかよ?」
Bowの肩を小突くAe。
Bowは、圧倒を通り越し、怯えはじめて、Pondのほうに、視線で助けを求めてる。。。
Ae「あいつは、俺から離れたりしない」
Pond「おい、Ae・・・。落ち着けよ」
Ae「俺があいつをどれほど、愛してるか、お前らにわかるのかよ?」
足腰がふらついて、立ってさえいられないAe。
Pond「わかってるよ! Bowは、Peteを責めたわけじゃない。お前ら二人の間に起きたことを知らないだけなんだよ。Bowにあたるなよ!」
Bowも、そんなAeに怒ってるわけじゃなく、ただ、心配で寄り添っている。
Bow「ごめんね、そんなつもりで言ったわけじゃないのよ。」
微かに頷くAe。
Ae「もう・・・わかんないよ・・・」
苦しんでいるAeを見守るしかできないPondとBow。
**********
~IC 講義室~
女子3人が噂話中。
仮に、ABCとします。
A「ねえ、今年のイケメン、誰がなると思う?」
B「間違いなくPeteでしょ!でも、残念ながら、留学中なのよね~。」
A「私は、賛成しかねるわね。Tinに違いないもん。そりゃ、彼はすっごく傲慢だけど、完璧でしょ。」
化粧直しに余念のなかったCが聞き耳をたてる。
C「Tinって誰?」
B「え? あなた、Tinを知らないの?ああ、そうか、あなた、この前の学期、彼やPeteと一緒の授業、取ってなかったのね。あの二人を知らなくても無理はないわね。」
C「彼らのこと、知ってる必要なんてあるの?」
A「もちろんよ。イケメンで、金持ちで、頭もいい!うちの学部には、たしかにイケメンは一杯いるけど、Tinは例外なのよ。」
手招きして、小声になるA。
A「あなたも、“メタナム”は知ってるでしょ?タイにおいて、トップの不動産企業よ。もし、あなたがTinのことを知らなくても、Tul Methananについては聞いたことくらいあるんじゃない?すごく優秀だから、ビジネス雑誌にも取り上げられたことがあるし。超イケメンで、超リッチ、超名門なんだけど・・・残念なことに独身じゃないのよ」
頷くCに、斜め後方の席に、首をむけるA。
振り返った視線の先に座っているのは、Tin。
目を輝かせるC。
C「あの彼が、Tinなの?」
B「そう、そのとおりよ。Tin、メタナム家の末息子。。」
A「うちの学部のナンバー1よ。イケメン、金持ち、そして、賢い・・・名家出身。。。現在、恋人もいないし、誰にも目を向けることもしない」
こう条件だけ並べられると、なんか違う!
自分の噂話をしってかしらずか、席をたって部屋を出ていくTin。
C「彼、恋人いないって言ったわよね?」
B「ちょっと~~~!彼は、すごく傲慢なのよ。」
C「自分で確かめてみなければ、なにもわからないでしょ」
ターゲット、ロックオン!
~IC校舎前の道~
電話しながら、歩いているCan。
Can「もしもし、Jobか? お前、今どこ?俺、今、ICの校舎の前にいるんだよ。・・・・え?お前が、ここで昼飯を食おうって、誘ったんじゃないか。料理はうまくて、可愛い子がいっぱいいて、値段も安いって・・・。・・・・・なんで、そんなこと言うんだよ。お前、わかってるのか?俺、午前中の授業がなかったから、朝、遅くまで寝てて、俺が起きた時には、母さんが俺の朝飯の準備をしてなかったんだよ。俺の胃は空っぽなんだよ。うちの学部って、ICの校舎の近くじゃん?もう歩く力もないんだ。もし、これ以上歩き続けたら、俺、死んじゃうよ。・・・・・・・おい、Job?」
切られた!(笑)
たぶん、途中から聞いてなかったと思うよ(笑)
Can「友達がいのない奴だ!・・・・俺、死んじゃう。。ICの学食で食べるべきかな・・・?でも、俺、あいつに会いたくないんだよな・・・どうすりゃいいんだ?」
目の前にそびえる、ICのタワーを見上げるCan。
~IC校舎 廊下~
C嬢「Tin・・・・Tin・・・・」
Tinを追いかけているのは、さきほどの女子C。
名前出てくるまで、Cでごめんね。
何度呼ばれても、立ち止まる気配なし。。。
おお、Tinの腕を取ったよ、このCちゃん、すごいな。。。
C「どうして、そんなに急いでるの?」
急いでるんじゃなくて、あなたから、逃げたいだけだと思う。。。
Tin「なにが望みだ?」
これまた、単刀直入!
C「私、課題をやるパートナーが必要なの。うちのクラス、ほとんど既に、パートナーを組んでるって知ってた?でも、私、まだ、一人なの。お願い、私とパートナー組んでくれない?」
Tin「ほかをあたれ」
C「ちょっと待ってよ、Tin。あなただって、まだ、パートナーいないんでしょ?ね、一緒にやりましょうよ~。私、あなたの分の課題の手伝いもするって約束するわ!」
Tin「すでに言ったはずだ。ほかを当たれって」
C「あなたが簡単にイライラする人だってわかってるもの。でも、私のこと、可愛そうって思ってくれないの? それとも、私が、なにか他の理由であなたに近づいたとでも思ってるの? 私はただ、パートナーを見つけたいだけなのに」
しなだれかかるC。
これは、ある意味、Canちゃん以上じゃないか。。。
あら、噂をすれば影(笑)
通路の角で、立ち止まるCan!
Tin「なんて、名前だ?」
そ~~っと、陰から覗き込むCan。
C「Ongfongよ。Fongって呼んでちょうだい」
名前、判明。
げ、Tinが携帯を取り出したよ。
まさか?
やっぱり、『LBC』の時のTinとは違う。。。
前だったら、目つきと雰囲気で、瞬殺だったじゃん。。。
Fong「ところで、あなた、Tul Metanamの弟さんなんでしょ?」
さ~っと、顔色が変わるTin。
その様子をじ~~っと、心配そうに、壁にはりついて見ているCan。
急に、携帯をポケットにしまうTin。
Fong「あら、私の電話番号、いらないの?」
Tin「俺の兄のことをどうして知ってる?」
Fong「みんな知ってるわ」
Fongの腕を振りほどくTin。
Tin「いいことを教えてやろうか」
Fong「ええ、なにかしら?」
Tin「メタナム家の息子は、お前みたいな女は好きじゃない」
とっさに、出ていくCan。
Can「Tin!ここにいたのか?俺、探し回っちゃったよ。ああ、腹減った。もう腹ペコで死にそうだよ」
ギロリと突然、現れたCanを不審そうに見るFong。
Can「何してんだよ、俺、腹減ってんだって・・・。急げよ」
Tinの手を引き、その場から、Tinを連れ出すCan。
★【Ep 02】2/4 雑感★
Aeについては、辛いのは自分だけだと抱え込みたいようでいて、壁を作り切れないところが、周囲巻き込み型で、更に辛い。
今、言えるのはこれだけかなぁ。
実は、私もそこまで、ちゃんと咀嚼できてない感じなんです。
TinCanはもう、どこにいようと、引き合うし、引き合ったら、引き寄せる。
恋が動く時は、抗えないからね。
あ、もう、恋だということにしてください。。。
気づく、気づかないは、単なる時間の問題なので。。。
・・・って、ドラマブロガーにしては、あるまじき“せっかちさ”かもしれませんけど、既出の焼き直しのパターンは許されますよね?
抗わないことにしたら楽になるけど、違う苦しみが顔を出す。
世の中、楽な生き方はありません。
オープニングで、OSTの曲の話をしましたが、
『LBC』の時の使用楽曲でもある、『Hope』
これは鬼リピ。
それから、昨日(0910)オフィシャル発表になったこのMV。
(曲自体は)制作発表イベ以来、聞き馴染みはありましたが、きれいな仕上がりです。