なんだか、昨日の暑さで、軽い熱中症というか、夏バテしたみたいです。。。

皆様も、ご自愛くださいね。

 


無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。お願い
 

4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.03】 (1/4)

【Ep.03】 (2/4)

【Ep.03】 (3/4)

 

 『Love by chance』 

【Ep.03】 (4/4)

 

~大学構内の通路~

すでに、陽は落ち、完全に夜です。

IC校舎ちかくのオープンスペース沿いの通路ですが、ひと気は全くありません。

一転、スコール並みの土砂降りの中、Trumpに突き飛ばされ、地面に投げ出されるPete。

雨なんか全然降りそうな気配なかったのに・・・(涙)

 

Pete「一体、何が欲しいんですか?」

Trump「今さら、とぼけるな!金がいるって言ってるだろ」

Pete「ありません・・・」

Trump「ないだと?」

横たわったままでいるPeteのリュックを放り投げるTrump。

Trump「Pete・・・、俺に嘘はつくなよ、かわいこちゃん」

下卑た表情で、Peteの頬を舌で舐めあげるTrump。

Trumpって、かなりヤバイ筋から追い詰められてそうだね?

 

Pete「本当に持ってません」

Trump「おい・・・いいか、今までの俺たちの間に起きたことについては、謝ってやるよ。本当に金がいるんだよ。な、これからは、もうお前に嫌がらせするのも止めてやる。なぁ、Pete。」

それでも、首を振るPete。

Pete「あなたはもう、僕から相当、奪ったじゃないですか。もう、あなたに渡せるものなんか、ありませんよ」

顔にかかった滴を拭い落とすTrump。

Trump「20万バーツだ・・・。20万バーツでいいんだよ、Pete。なぁ?」

目の色が変わってしまってます。。。

Pete「僕にはありません」

Trump「俺に寄越せ!」

Pete「持ってないんです」

両手で頭を押さえつけられた状態で、びしょ濡れのまま、渡す金はない、と繰り返すPete。

思い通りにならず、また、激高するTrump。

Trump「そんなの信じられるか?持ってないわけないだろ!」

Pete「僕の家族が裕福なだけです。僕のではありません」

Trump「俺はな、通帳の中に金があるのを知ってるんだぞ」

ネクタイごと、首を締め上げるTrump。

Pete「ありません・・・ないんです・・・」

Trump「俺に渡すのか、渡さないのか、おい?俺に寄越せばいいんだよ!」

Pete「い・・嫌です」

Trump「嫌だって?そうかよ・・・」

Peteの頬を殴りつけるTrump。

「金を寄越せ!」と繰り返しながら、完全に、仰向けに倒れ込んだPeteの腹を蹴り上げる。

何度も蹴られ、ほとんど意識を失っているようなPete。

 

反応がなくなり、仕方なく、Peteの財布を取り出し、中身を確認する。

Trump「金持ってないって言ったくせに・・・これは一体なんだよ?」

現金を抜き取り、Peteの腕時計も奪うTrump。

Trump「こっちもだ。俺の顔を二度と拝みたくなかったら、警察には知らせるなよ。わかったか?」

Peteをその場に置き去りにしたまま、去っていくTrump。

完璧、犯罪じゃん。。。

 

~工学部 校舎前の広場~

一方、その頃・・・応援練習が終わったAeたち。

Pond「おい、Ping、 Bowはどこ行ったんだ?なんで、今日、応援練習に来なかったんだ?」

Ping「俺に聞くなよ。。この辺にいるんじゃないか。どうせ、イケメンを物色中さ。」


二人の隣にいるものの、Peteに電話を掛け続けるAe。


Ping「しかし、あいつの腹には、食われた男がどれほどいることか。」

Pond「本当だよな。あれ以上、食ったら、腹が爆発するよ」

Bowの男好きって、口ばっかりじゃないの?(笑)

Ping「言えてる・・・」

Pond「食うっていえば、腹が減ってきたな・・・。どこか店を探しに行こうぜ」

話に加わらず、再び、電話を掛けるAe。

Ping「Ae・・お前も来る?」

Ae「おまえたちだけで行けよ、俺は行けない」

Pond「どうかしたのか?」

Ae「うるせぇよ、黙ってろ」

イライラしているAe。

Pond「また、怒られた~~~。はいはい、どこへでも好きなところに行っちまえ」

Ping「じゃ、寮でな?」

一応、手は振り返したものの、ほとんど、意識は携帯に向けっているAe。


Pond「あいつ、俺たちのいうことなんか、聞いてやしねぇ・・・、おい、待てよ、雨だぞ」

それもかなりの本振りです。

Pond「おい、どうやって帰る?」

Ping「お前、ずっと立ってるつもりか?」

Pond「もちろん、お前と帰るにきまってるだろ」

Ping「俺には、魔法があるんだよ~」

Pond「お前、そのかばんの中に、他に何が入ってるんだよ?うわ、早くしろって、濡れるぞ」

カバンから、折り畳み傘を取り出すPing。

Pond「これがお前の魔法か?」

Ping「うん。なんで?」

Pond「ただの傘じゃん!」

Ping「だったら、何だって言うんだよ?」

Pond「雨だぞ・・・」

Ping「傘はなんのためにあるんだよ?」

Pond「日よけ?」

Ping「好きにしろ、俺にとって雨をよけるものだからな、じゃあな・・・」

Pond「おい、待ってくれよ~~~」

早足に帰っていくPond達。

 

あえて、残ったAe。

雨脚が強い空を眺め、連絡のつかないPeteのことをひたすら心配している。

 

その時、Aeの携帯に着信が・・・。

Ae「おお、Canか・・。今、ちょっと話せないんだ」

 

うわ、Canが、Peteの倒れているところから電話してきてる!!!

Can≪あのさ、Ae、お前に話したい、すっごい重要なことがあるんだけど・・・≫

Ae≪なんだよ? 早くしろ≫

Can≪俺がこれを聞いたからって、俺のこと怒らないよな?その・・・お前・・・ICの奴を殴ったりしたか?俺、今、ICの校舎のところにいるんだけどさ。≫

イライラしながら、それでもCanの話に耳を傾けているAe。

Can≪誰かが、ボコボコに殴られて、倒れてるんだよ。でさ、そいつが“工学部のAe”ってずっと、呟き続けてるんだよ・・・≫

Ae≪Peteか?≫

Can≪Peteって誰?≫

Ae≪おい、Can、俺が行くまで、そいつの面倒をみてやってくれ・・・。絶対に一人にするなよ。俺、出来るだけ急いでそこに行くから!≫

携帯を切ると、土砂降りの中を走り出すAe。

 

電話は切れてしまい・・・、一人でどうすることもできないCan。

一応、Peteの意識はあるっぽいね。

Can「ねぇ・・・大丈夫か?」

身体をゆすり、声をかけるCan。

 

おそらく、最速最短で走ってきたAeに、Peteの倒れているほうを指さすCan。

 

Ae「Pete!!」

カバンを投げ捨てると、すぐさま、Peteに向かい、ケガの状態を確認しながら、声をかけるAe。

Ae「Pete? 大丈夫か?本当に、平気か?」

少しずつ、身体を起こしていく。。

Ae「もう、俺が来たから・・・。怖がらなくてもいいからな・・・。もう誰にもお前に危害を加えさせたりしないから・・・」

意識が朦朧となっているPete。

Ae「大丈夫か?Pete?なんで、俺は呼ばなかったんだ?なんでだよ?」

Peteの頭を抱え込むようにして、抱き寄せるAe。

Ae「もう大丈夫だ・・・。俺はここにいるぞ・・・。もう、なにも怖がらなくてもいいんだぞ」

いやいや、さっさと、病院に行こうよ。。。

ま、Peteも、Aeの背中に回した手で、Aeにしがみつけるくらいの状態だってことはわかるんだけど、とにかく、どこか、骨折とかもしてるかもしれないし・・・あんだけ蹴られたら、内臓だって傷つくことだってあんだよ~~~。一応、病院に行こうよ。

 

雨の中、2人、盛り上がって、抱きしめ合ってるところ、申し訳ないけど、

側に立ってるCanは、どうしたらいいかわからないよね。。。(苦笑)

っていうか、今回だけじゃなくても、結構、Canは、ICの校舎周辺をうろうろしてることが多いです(笑)

※『スポーツ科学部』の校舎が、ICに近いかどうかは知りませんけど・・・。

 

そして、場面が、突然、切り替わりました。

*******

~Tumの部屋~

時計を気にするTum。

あ~~~、そういえば、フランスから、電話するって言ってたね。。。

今、それどころじゃないんだけど~~~。 ← こっちの話だけどね。。

 

PCの前にスタンバイしているTum。

繋がった画面越しに、Tarに、笑顔で声をかける。

Tum「ああ、Tar! 元気にしてるか? なにか変わりないか?まだ、そっちは寒いだろ?試験は終わったのか?なんか、少し痩せたみたいだぞ・・。また、飯を抜いてるんじゃないだろうな?飯を抜いたらダメだぞ。まったく、あんまり、心配させるなよ。」

 

Tar「はい、P'Tum 」

さぁ、『Lovebychance』のTarが、満を持して登場しました(笑)

うん、相変わらず、プリチーです。。。

 

さて、興奮しまくってる兄の質問のどれから、答えていく?(笑)


Tar「質問は一つずつにしてよ、お願いだから・・・。一度に全部は応えられないよ」

Tum「悪かったよ。前に話しをしてから、だいぶ経つだろ・・・」

Tar「う~ん、ごめんなさい。授業が忙しかったんだ・・・」

Tum「ん・・・別にいいよ、平気さ・・・ちゃんとわかってるよ。ただ、お前にわかっててほしいのは・・・お前に会いたいってことだよ」

Tar「うん・・・僕も会いたかったよ」

頷くTum。

Tum「それで、今日はなにか、特別な話題でもあるのか?」

Tar「ああ・・今日、僕が電話したのは、フランスのみやげでなにか欲しい物があるか、知りたかったんだよ。そうすれば、それを買えるし、あと、パパやママにも聞いておいてほしいんだ。」

Tum「二人には、お前に代わって聞いておくよ。でも、俺の分は・・・う~ん、 別に欲しい物はないなぁ。お前が家に帰ってくるだけで、俺は十分幸せだよ」

Tar「はぁ~~い。じゃ、そろそろ切るね。えっと・・・タイだと・・・おやすみって言うべきだよね? おやすみなさい、P'Tum。」

Tum「ああ、お休み」

一瞬、笑顔を見せ、バイバイ、と手を振るTar。

 

電話を切ったあと、それぞれが、微妙な表情を浮かべ、それぞれに思いにふける。

 

Tar:ごめんね、P'Tum。僕のことをいつも心配させてしまって・・ごめんなさい。本当に、ごめん。

 

早く、こんな謝罪など必要のない2人になれるといいのにね。

 

********

お待たせしました。。。AePeteに戻ってきました。

 

~ホテルの一室~

ベッドに座り、泣き続けているPete。

濡れたワイシャツの上に、バスタオルを羽織らせるAe。

Ae「ごめん。」

Pete「Ae・・・。なぜ、Aeが僕に謝らなければならないんですか?」

Ae「・・・・ごめん。お前の面倒をみるって約束したのに・・・お前のことを守るって・・・、でも、間に合わなかったよ。お前をこんなめに合わせて、悪かった。」

Pete「いいえ、謝る必要なんてありません。僕のほうこそ、Aeに謝らないと・・・。ぼくのせいで、いっつもトラブルに巻き込ませてしまって・・・」

口元を殴られ、赤くなっているPeteの正面に座り、涙を拭うAe。

ここで、こんなに男らしい顔を見せるところが、ザ・主人公!

ちらちら、Aeに視線を合わせるPete。

Ae「なんだよ? 俺のこと、汚いって思ってるのか?」

(食堂で)汗を拭った時のことを口にし、笑顔を見せるAe。

このギャップよ(笑) 

 

Peteの緊張をほぐしたいのね。。。

 

Pete「違います。ただ、なんとなく、Aeらしいな、って思ったんです」

Ae「俺らしい? どういうところが?」

Pete「その・・・Aeは、ナプキンやハンカチを使ったりしません。」

Ae「ようやく、笑ったな・・・。もう大丈夫そうだ」

涙をにじませながら、「はい・・・」と微笑むPete。

 

今度は、Aeが核心にふれる話をする番ね。

Ae「今日、一体、なにがあった?なにがあったか、俺に話せるか?」

頷くPete。

Ae「それで、お前の電話はどこだ?なぜ、電源を切ってた?」

Pete「取られました・・」

Ae「なんだと?」

すぐさま、Peteの腕を確認するAe。

Ae「お前、腕時計まで取られたなんて言うなよ?!」

話題にしたことはなかったかもしれないけれど、Peteが身に着けていた腕時計が、おそらく、超高級品だってことは気づいていたはずだもんね。


Ae「ほかに、なにされた?なんで、お前は、あんな地面の上に倒されていたんだ?」

言ってる側から、Aeが沸騰してきたのがわかるPete。

Pete「僕なら平気です。Ae。ちょっと、ショックをうけただけです」

Ae「俺は、あいつがお前に何をしたのかって聞いてるんだよ!」

立ち上がるAe。

Pete「ただ、僕のことを蹴ったり、殴りました」

Ae「おい、Pete。警察に、このことを通報しないとだめだ」

Peteの腕を取るAe。

なんなら、今すぐにでも行かなきゃ。。。

 

Pete「だめです。Ae。お願いです。僕はしたくないんです」

Ae「Pete。あのくそ野郎が、お前にこんなことまでしたんだぞ。お前は、警察に言わなきゃだめだ」

首を横に振るPete。

Ae「あんなクズ、刑務所に送ってやらないと・・・」

Pete「いいんです、Ae。今回のことは、僕にとって、ちょっとだけ不運な目にあったってことにしてください。お願いです。」

Ae「不運な目だって? あいつがお前から盗んだものが、いくらくらいの物なのか、俺には見当もつかないよ。だけどな、お前に、こんなことをしたあいつをそのままになんかできない」

Pete「いいんです、お願いです。だめなんです、Ae。お願いだから、警察には言わないでください」

 

泣きながら訴えるPeteの手から、自分の手を離すと、力なく座り込んでしまうAe。

Ae「忘れてたよ、俺には関係ないことだったってこと・・・。お前がまだ、あいつのことを好きなら、俺には立ち入れないことだよな」

悲しみを秘めて、呟くAeの言葉を聞き、強く否定するPete。

Pete「違います、Ae・・僕はもう、あいつのことなんて好きなんかじゃありません」

Ae「それなら、なんで、警察に言わないんだ?」

Pete「彼のせいではなくて・・・、僕の家族のためなんです。僕は、母のことが心配なんです。こんなことをを母に知られたくないし、僕のことで心配もさせたくないんです。お願いです。Ae、お願いします。」

男の子は、お母さんに心配をかけたり、弱みを見せたくない生き物なんだよね。。。

その思いは、家庭環境は違っても、通じるものがあるのね。

※ この場面に限らず、このシーンを通して、Aeを演じるPerthくんの表情は、どれもしっくりきていて好きです。この子は、身体の動かし方はまだまだだけど、表情演技はいい感性してるね。。。

 

Peteの手を取るAe。

Ae「悪かったよ。怒ったりして・・・。俺、お前がまだ、あいつを好きなのかと思ってた。」

あれ・・・ちょっと、そっちに話を戻しますか?

それは、嫉妬したと認める発言ですが、よろしいですか?

議事録に残しますよ(笑)

Pete「いいえ、 もう、全然、そんなことありません。絶対に!」

Ae「わかったよ、信じるよ。」

それって、勘違いして、浮気を疑ったときにいうセリフでは・・・?


こうして、どんどん、暴行事件が・・事件性を失っていくわ~。(苦笑)

 

自分の携帯を手に取るAe。

Ae「ほら、お母さんに電話しろ。そして、今日は、ここに泊まると伝えるんだ。そうすれば、お母さんもお前のこと、心配しないですむだろ・・・」

Aeの配慮に、お礼を言うPete。

Pete「ありがとうございます、Ae」

立ち上がり、Peteの頭を撫でるAe。

Ae「もう泣くな、Pete」

拭いても拭いても、じわるPeteの涙を拭いながら、微笑むAe。

そんなAeを、上目遣いで見つめるPete。

どうしましょう、あ~~、なんか、ここで抱きしめ合っても、なんなら、ちうキスマークの一つくらいかましても、全然、おかしくない雰囲気です。

 

★【Ep 03】4/4 雑感★

雨のシーン→ ホテルでのやりとり・・・と、AePeteにとっては、山場的なシーンが続きますね。

こういうドラマティックなシーンは、俳優たちの気持ちも乗りやすいし、特に、まだ、演技経験の浅い若い子たちにとって、すごくいい経験なんだろうなぁと思いながら、見ています。

(あ、撮影順がどうだったのか、まではわかりませんが・・・(苦笑))

 

 

・・・そして、ようやく、お目見えしたTar役 小Earthくん(1996年生まれ 174㎝。)

(ちなみに、大Earthくん(1994生まれ 182㎝)は、Type役で出演中。

そして、おまけ:中Earthくん(1997年生まれ 175㎝)は、『2moons2 』のWayo役の子です)

 タイの人のニックネーム(チューレン)は、被ることもあるので、他の呼び方や作品名やシップ(カップル)名を組み合わせることも多いですよね。


ま、脱線ついでに、小Earthくんは、タイBL界に君臨する『姫系受け』の代表格のうちの一人です。


TumTarに話を戻すと、『TharnType』の時も、謎めいた形で登場していた2人ですが、こっちもかなり、視聴者の想像力と補完力を問うてきますね(笑)

初見で、この2人の関係性がわかるのは、原作を読んでる人だけじゃないかしら?

 

 

★【Ep 04】1/4に続く★