改正遊漁船業法 | りゅーき@釣行日和

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【設立2013年03月】シーバス釣行記ですが、日常の徒然事も。【更新2021年12月】故郷横浜を離れ大阪に移住。


2024年04月01日より施行となった遊漁船業法改正。これを受け、渡船業を終了する業者が出てきたそうです。

水産省にあったHPを斜め読みした程度なんですが、立入禁止の厳格化や利用者の安全性の拡大、業者側への罰則強化の点が目に付きました。

長年、釣りを趣味としてきた僕ですが、ここ数年は釣りを取り巻く環境が厳しくなる一方で、心苦しいですねぇ。

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改正遊漁船業法の一部/水産省より

改正法施行の背景には、北海道知床沖で観光遊覧船が転覆した事故など、利用者の安全性向上を目指すとありました。その趣旨は大切だと思います。

ただ、改正の中には『利用者を立入禁止の場所に案内しない』との内容も。つまり、これまで黙認されてた防波堤での釣りはNGって事なんでしょう。

↓水産省HP
https://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/yugyo/what/attach/index.html


また、釣りを禁止する漁港が全国に広がってるとも聞きます。かつては黙認されていた漁港も、ここ数年で禁止にする場所が増えているんだと。

問題は、釣人によるゴミや地元の方とのトラブルなど。コロナ禍で人気化したアウトドアの一環で、釣りも脚光を浴びました。そのせいか、問題がクローズアップされているようです。

『じゃあ最近釣りを始めた人が問題か』と言われたら、そんな事はないと思います。以前からゴミ問題などは指摘されてて、それが一気に露呈した感じだと思います。

メディアでは『自業自得』と、釣人のモラルの低さを指摘してます。確かに、釣場の現状を見ると返す言葉がありません。よほどの管理が行き届かない限り、およその釣場はゴミだらけです。

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サッカーの海外試合で、日本サポーターが自主的にゴミを拾う行為がニュースで取り上げる事があります。世界から称賛され、話題になりました。凄く誇らしいニュースだと思います。


反面、花見や花火大会の後は、翌日の会場はゴミだらけというニュースも。地元の方にとっては、大変迷惑な話しで問題になってました。

いずれの出来事も、同じ国の人間の話しです。単発的に聞くと温度差があって、一体どっちが真の姿なのか分かりません。


今回の改正とモラル問題。直接的には関係ありませんが、いずれも釣場の減少に繋がってます。このままでは、釣りそのもののが消滅してしまうかもしれません。

改正法云々の前に、まずは釣人のモラル意識を上げるべきではと。このままでは、釣場は減る一方です。