先日、町内の『だんじり』がありました。この時期は、大阪各所で行われますね。だんじりは関西圏の秋祭りで、いわゆる収穫祭に当るんだと解釈してます。それって、合ってますかね(苦笑)。
横浜出身の僕には、こうゆう習慣はあまり馴染みがありません。でも、間近で見て感じて素直に『いいもんだな』と。人情があるっていえばいいんでしょうか。
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大阪出身の奥さんにとって、だんじりは大切なイベントです。奥さんは小さい頃から馴染んでまして、既に生活の一部と。『お囃子が聞こえるとウズウズする(談/奥さん)』なんて感覚は、なかなか分からないですけど。
久しぶりの故郷のだんじりとあって、テンションは高めだったと思います。ここ10年は横浜暮らしでしたから。それだけに、心待ちにしてたんじゃないかと。
こうゆう関東と関西の生活の違いを、結婚を通じて感じました。『違い』というと大袈裟ですが、東西での歴史の長さが違うんで伝統的な風習に対して温度差があるように感じます。
だんじりを収穫祭と仮定して、昔から特別な意味があったんだと思います。今でこそコンビニなどで、好きな時に好きな物を食べられますが昔はそうはいきません。食べる事は大事ですからね。
豊食の現代では、祭りはイベント性が全面に出て、本来の意味合いは薄れつつあります。例えばハロウィンとか。これはアメリカのお祭りですけど。
それでも、今日まで続いてる訳ですから、意味はあるんだと思います。だんじり自体は、約300年の歴史があると聞きます。ルーツから考えれば、もっと前からあったそうですし。
うんちくはそれとして、我が奥さんのだんじりは祭りそのもの。奥さんの祖父が氏神の神社と親しかった事もあって、小さい頃から身近にあった様子です。
だんじりは丸一日を費やしますから、夜遅くまで町内の人々が協力して、お酒やおつまみや食事などを用意してくれます。そして皆さん笑顔で。いい光景ですね。実にほっこりしてます。
子供たちはといえば、大人に混じってだんじりを楽しみます。それも、夜遅くまでですから。子供心に、夜更かしができるってのはワクワクしました。家族や地域公認の夜更かし。ご馳走は出るは出見世は出るはと、町中が大騒ぎですから文化祭みたいな雰囲気ですよね。
だんじりは別名『山車(だし)』といい、お神輿チックに4輪が付いたものを指します。山車はお神輿とは違い、神様が関係するか否かだと。で、この山車を使う祭りをだんじり祭りというそうです。
上記2枚の画像は、山車とお神輿です。馴染みのない僕からすれば、その区別は分からないですねぇ。祭りの昼の部は、山車を引いて町を練り歩きます。この辺は、岸和田だんじり祭りが有名ですね。
夜はまた別のお神輿?が登場します。上記画像がそれで、赤い服を着た4人が太鼓を囲んで乗ってます。これを皆で担いで町を練り歩くんですが、最終的には神社に行くんですね。
これが謎でして、詳細が分かりません。調べ方が悪いんでしょうけど、ネットで探してもないんですよねぇ。だんじりではないですし、とにかく夜の花形なんです。
我が奥さんはこの夜の部が好きで、祭りのクライマックスは絶賛してます。ここについても地域性があるみたいですが、基本は同じ展開に。
僕も数回しか見たことがないですが、確かに迫力満点です。ちゃんとは分かりませんが、シナリオがあるんですよ。『お約束』みたいな感じで。
『神社 VS 人間』の対決で、祭りを終わらせたい神様(神社)と終わらせたくない人間(神輿)が、境内にて押し問答をするんです。その度に、境内をお神輿が右往左往します。
『お約束』と感じたのは、この押し問答。お神輿を担ぐ人は疲労困憊で、早く終わりにしたいんだと思います。数時間に及んでお神輿を担ぐわけですから、かなりの重労働です。
ところが、祭りを取り仕切る人がそうはさせないんです。イメージ的には、
お神輿が境内に突入する
↓
そうはさせまいとはね返される
↓
お神輿が体制を立て直して再突入
↓
更にはね返られる
と、この繰り返しを延々とします。やがて担ぎ手たちの気持ちが折れてしまうんですが、その様子を観客はドS気味に楽しんでて『もう終わりか』バリに歓声を。
声援?を受け、担ぎ手たちが奮起するんですが、こうなると拍手喝采と。見ようによっては『ガ◯の使い』の某企画のような、お約束の展開。でも、観客にはそこがいいんでしょうね。
奥さんもまた、そんなやり取りが好きなんでしょう。そして、太鼓が響きお神輿の掛け声が高鳴る。ほのかに香る日本酒もあって、この異次元感満載の雰囲気。僕も好きですねぇ。
だんじりが終わると、いよいよ年末が意識されます。ナンだカンだと、今年もあっという間です。









