先日、僕のブログ『シマノ/スコーピオン』にて、赤繋がりでシャアに触れました。スコーピオンが赤をイメージしてる以上、どうしてもシャアとの繋がりを意識せざるを得ません(ドン)。
そんな事もあって、スコーピオンには興味があるんです。ここ数年はバス釣りから離れてましたが、100均釣行を機に再び興味を持ちまして。でもって、シャアについて語ろうかなと。
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機動戦士ガンダム/映画3部作
機動戦士ガンダム。1979年に放送された伝説的なアニメで、現在でも続編が作成されている40年以上の歴史あるものです。放送当初は視聴率も低調で、打切り寸前まで追い詰められたんだと。
ところが、再放送を機に一気にブレイク。ガンダムのプラモデルは大人気となり、放送終了にも関わらずダイジェスト的な映画も3部作られました。作品そのものが社会現象にもなりましたね。
ガンダムの魅力の1つに、物語の世界観があります。それまで勧善懲悪が基本だったアニメに、立場が異なる正義が存在するという設定。まるで、戦国時代のような世界観を持つ物語です。
シャアと専用機のザク
シャア・アズナブルは主人公の好敵手として登場しますが、物語の途中で降板しています。しかし、当時の女性ファンから抗議が殺到した為、物語後半で再登場を果たすという逸話が。
シャアは天才肌でイケメンで、そして沈着冷静にも関わらず常に強気。パイロットとしての実力もズバ抜けており、若くして指揮官を任されてました。キャラ的には、非の打ち所がありませんね。
彼が乗るモビルスーツ(ロボット)は赤でカラーリングされ、トレードマークとなってます。そして、並のスピードではない機動力や、圧倒的な強さから『赤い彗星』との異名が付けられてました。
放送終了後も人気は根強く、その影響力は作品内に留まりませんでした。現在でも多くのコラボを展開しており、むしろ近年では拡大発展してます。ある種、ブランド化してますよね。
日常品は言うに及ばす。グラスやカバンだけでなく、無数のコラボ商品があります。文具とか衣料とかアクセサリーとか。挙げ始めたらキリがありません。『シャア』を付けて検索すると結構ヒットします。
以前にはマクドナルドもコラボを。とりあえず、赤であれば何でもいいみたいな。シャアの味なんてないですからね。でも、僕もガッツリ食べましたけど。普通にマックの味でしたが。
極めつけはシャア専用の自動車。何と大手自動車メーカーのトヨタ社から、まさかのコラボです。実際、走ってるところを見た事があります。『えっ、買ったんだ!』と驚きました。
今や大ヒット漫画となったワンピース。ここにもシャアの影響があります。主人公ルフィの憧れの海賊、赤髪のシャンクス。シャンクスとシャアは声優が一緒なんです。だから『赤髪』なんでしょうね。
コナンにも赤井秀一というキャラが出てきます。やはり、声優はシャアと一緒で苗字の『赤井』は意味が分かると思います。そして『秀一』は声優の名前が『池田秀一』だからと言われてます。
いずれものキャラも、作品上では重要なポジションで雰囲気も似てます。それだけシャアが愛されてるでしょうし、リスペクトされてるんだと。念の為に言いますが、ガンダムでは敵キャラですから。
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そもそもガンダムの物語の背景ですが、舞台は未来の地球で、宇宙移民が始まった時代です。西暦も宇宙世紀に改められ、宇宙世紀0079年〜0080年の1年間に、大規模な戦争が勃発したというもの。
【主なガンダムの作品】
1979年 機動戦士ガンダム(元祖)
1985年 機動戦士Zガンダム(2作目)
1988年 逆襲のシャア(劇場版)
ガンダムには多数のシリーズがあり、時系列を整理するだけでもややこしいです。しかし、シャアが直接登場するのは上記3作品。僕は、この3作品こそガンダムの本流だと考えてます。
機動戦士ガンダム(シャア19歳)
元祖ガンダムは1979年に放送された、全てのガンダムの祖となった物語です。ここでシャアは敵キャラとして、絶大な存在感を示します。常にマスクを付け、素顔が出ることは少なかったです。
理由は素性を隠したかったからです。本名をキャスバル・レム・ダイクンといい、偉大な政治家(革命側)ジオン・ズム・ダイクンの息子。シャアが少年の頃に、父親は政敵に暗殺されました。
軍に入ったのは父親の復讐の為で、それで素性を隠す必要がありました。やがて戦争が勃発し、主人公の好敵手となります。同時に、父親が成し得ようとした大義を見付けるんです。
大義に気付いたシャアは、父親が唱えた人類の革新(ニュータイプ)への必要性を感じます。そして個人的な憎しみから始めた行動が、人類の未来開拓へと想いが変わっていくんです。
シャアの素顔
シャアの活躍は、サッカーで例えるならバリバリの若手筆頭選手って感じです。才能があり、前線で活躍する個人技タイプ。若いが故に思い切った行動をしますが、時に無謀にも思えます。
無類の自信家でクール、そして結果も出すというお約束の活躍をします。加えてイケメンですからねぇ。ただ、あくまで物語では敵キャラですから、終始主人公には勝てませんけど。
機動戦士Zガンダム(シャア27歳)
偽名/クワトロ・バジーナ
この作品ではシャアは味方側です。前作では敵キャラでしたが、さすがは人気者は違います。昇格ですね。主人公をサポートしつつ、組織をまとめていくという重要なポジションになりました。
トレードマークのサングラス
物語後半では、正体も明かし政治家的な活躍をします。父親の血なんでしょうか。カリスマ性も抜きん出て、個人で戦争に参加するのではなく、組織の代表として存在感を増していきます。
サッカーで例えるなら、ゲームメーカーでしょうか。中盤でゲームを組み立たりコントロールしたり、司令塔のような活躍をします。そして若手も育て、中間管理職のような感じですかね。
3作目の逆襲のシャア。1988年に上映された、前作から6年後の物語です。シャアは再び敵キャラとして登場します。前作で共に戦った仲間とも決別し、今回はラスボスですからね。
いよいよアダルトとなったシャア。父親が掲げていた思想を、自身の手で成し遂げようとします。しかし、そこには行き過ぎた思想との指摘も。何故、シャアは暴走してしまったのか!(内容は割愛)
前作で指導者として頭角を現しましたが、カリスマ性は更に増大し総帥として主人公の前に立ちたちはだかります。このシャアの成長は理想的ですが、敵キャラに戻りましたからねぇ。
またまた、サッカーで例えれば完全に監督ポジションですね。それでいて、選手としてもプレーするみたいな。パイロットとしてもトップクラスの活躍をしますから、監督兼選手でしょうか。
1979年から続いたシャアの物語も、1988年のこの作品で終わります。19歳だったシャアも33歳。当初は年齢を聞いて『えっ?』と思いましたが、ある意味理想的な歳のとり方かもしれません。
Zガンダムの頃のシャア
2作目のシャアの魅力に、自分との葛藤が挙げられます。素性を隠して戦争に参加してるんですが、徐々に正体がバレます。そして、周りからは期待されるんです。往年のシャアとして。
シャアと言えば、赤い彗星の異名を持つ伝説的な人物。そんな人物が組織のトップとして立ち上がってくれたら、こんなに力強い事はないでしょう。だから、周りは期待を寄せるんですね。
しかし、先の戦争でシャアは何も出来ませんでした。自分には力量がないと自覚してるんです。補足すると、元祖ガンダムではシャアは敵キャラですから、勝つ訳にいきませんからね。
ただ、物語的には何も出来なかった。だから、周りの期待に困惑するんです。ところが、物語終盤では覚悟を決めます。本来のシャアとして組織の中核を担い、前線でも活躍をします。
最後は、ラスボス級のパイロット2人と死闘を繰り広げます。相手はハマーンとシロッコ。2人を同時に相手して、しかもタイムリミット制限のあるギリギリの戦闘をします。
Zガンダムは、物語の後半で三つ巴の戦争に発展するんです。シャア軍VSシロッコ軍
VSハマーン軍と。つまり3人は、それぞれの組織のトップなんですね。パイロットとしても指導者としても。
ところが、最終戦闘では三つ巴ではなく、シャアが狙い撃ちになります。シャア軍の作戦が、他の2軍にとっては不都合な状態なんです。だから、1対2の構図にとなりました。
決着は着きませんでしたが、終始シャアは押される展開に。それでも身を挺して戦いに挑み続けました。ここで負ければ、シャア軍の作戦が失敗になります。1対2であっても、引くわけにはいきません。
【モビルスーツのうんちく】
シャア愛機の百式とハマーン愛機のキュベレイは、デザイナーが同一人物です。ガンダム史上、美しいと評価される両機。人気ランキングでも上位に入るほどです。
あえてシャアを擁護すれば、搭乗してる機体が2人に比べて旧型なんです。2人は共に最新型の機体で、格段に性能が高い。対してシャアは、ひと世代前の機体。圧倒的に不利な状況でした。
シロッコの愛機はジ・オ。ボテっとした外観からは想像できない、極めて高い機動力を有します。接近戦に強く『隠し手』といわれる腕を2本内蔵し、相手の不意を付いた攻撃をします。
【モビルスーツのうんちく】
シロッコ愛機のジ・オのデザイナーは、上記2機とは異なります。車のポルシェをヒントにデザインしたんだと。どの辺なんでしょうかね。
Zガンダムの最終決戦、史上最高のバトルですね。シャア、ハマーン、シロッコによる三つ巴の戦闘。3人はいずれもトップクラスのパイロットと、それだけにキャラも見栄えします。
シャアは2人に囲まれながらも、作戦を発動させる為に戦うんです。旧型の機体をフルに活用し、負けない戦いを行います。そして、ここで名言が。『まだだ、まだ終わらんよ』と。
でも残念ながら、シャアは勝てません。負けこそしませんでしたがね。潜在的な才能がありながら、それでも勝てないんです。元祖ガンダムの最終バトルでも勝てませんでした。
この辺がシャアたる所以なんでしょうね。悲劇のヒーロー感があって哀愁が漂いますが、シャアにハッピーエンドは似合わないのかもしれません。ただ、本音を言えば勝って欲しかったと。
2002年のベッカム
一連の戦闘の流れは、僕がイメージするところでは2002年日韓ワールドカップのベッカムです。ブラジルに破れましたが、イングランドではなくベッカムを応援してた人は多かったんじゃないかと。
負けはしましたが、このワールドカップの活躍でベッカムは当時最高のクラブチームレアルマドリードに移籍します。銀河系軍団という異名を持つ、最強のクラブチームでしたね。
レアルマドリードのベッカム(中央)
余談ですが、これに近いユニフォーム。僕も愛用してます。昔はサッカーで着てましたが、今は釣り用です。サッカーシャツは吸水速乾性が高いし、UVカットもありますんで夏の釣りに最高です。
もうボロボロです。20年近く愛用してますからね。サッカーをしなくなってからは、着る機会が減りました。もったいないんで釣り用にと。汚れても気にならないし、サラサラしてて着心地はいいです。
ベッカムは、その前の大会(1998年仏)では、まさかの退場でした。ラフプレーが問題となって、イギリスではブーイングに。でも、日韓W杯では大人になって帰ってきたんです。勝って欲しかった。
元祖ガンダムは、2015年にリメイクされてます。その名も『機動戦士ガンダム/ジ・オリジン』と。元祖のキャラクターデザイナー、安彦良和さんが描き下ろした漫画の映像化です。
何せ1979年の作品ですからね。最近の漫画やアニメと比べてしまうと、どうしても内容やビジュアルに粗さがあります。その辺を丁寧に補強しつつ、新たに書き起こしたのがオリジンです。
ジ・オリジン全巻
この作品はよく考えられてますねぇ。キャスバルがシャアという偽名を使った経緯とか、何気ない設定の行間を埋めてます。考察を積まないと、こうゆう辻褄合せは難しいですよね。
オリジンでのシャアは、僕が求める姿でもありました。基本的には元祖に沿った設定ですが、よ〜く人物像が描かれてると思います。大河ドラマと一緒ですよね。皆が知ってる人物をどう魅せるか。
とまぁ、一気にシャアについて、思うがままに述べました。僕の『赤がカッコいい』という根底です。往年の赤い彗星から与えられた影響は絶大で、現在においても特別な意味があります。
シャア・アズナブル、少年の頃のいい思い出ですね。








































