スピンオフの魚紳(ギョシン)さん
釣りのマンガに『釣りキチ三平』があります。釣り人の間ではバイブルともされる、あまりにも有名なマンガですね。1973年から1983年の10年間連載されてました。アニメ化されたり、近年では映画の実写化もされました。
魚紳(ギョシン)さんは、そこに登場するキャラクターです。主人公の三平君の良き理解者であり、好敵手であり。その魚紳さん、近年にスピンオフでマンガ化されてたんですね、知りませんでした!
魚紳さんと言えば、クールなイメージがあります。釣りの実力はピカイチで、それでいてミステリアスな部分も。ひとことで言えば『かっこいい』に尽きます。あえて他の作品で例えるなら、
ワンピースの赤毛のシャンクス。長い連載も、いよいよ最終章。公開される映画も楽しみです。
我が青春のガンダム、赤い彗星のシャア。最近は、シャア専用のマックが発売されてますね。コレって『3倍旨いのかい』みたいな(笑)。
これらのキャラと、魚紳さんは方向性が同じと思ってます。上記のキャラ3人は同じ声優です。その為か、キャラ設定も似通ってるように感じます。
声優は池田秀一さん。二枚目の渋いキャラをさせたら、この人はハマり役です。余談ですが、コナンでは完全にパロってると思います。池田秀一さんといえば、ガンダムの赤い彗星のシャアが有名です。そこで、ガンダムの『赤い』と名前の『秀一』から『赤井秀一』と。
ワンピースも狙ってると思います。ややオマージュとも取れますが、やはりガンダムから『赤』を参考に『赤髪の〜』と付けたんじゃないかと。要は、シャアはインパクトが強いんでしょうね。
だから、魚紳さんの声もそうと思ってましたが、実は野沢那智さんでした。完全に僕の思い込みで。魚紳さんは上記キャラクターに近い役回りだと思うので。野沢那智さんの代表的なキャラと言えば、
ダイ・ハードのブルース・ウィリス。何とも、ふてぶてしい声が特徴的です。『ちきしょー、今日はなんてツイてない日だ』みたいな、あの感じ(笑)。
これまた懐かしい『コブラ』です。主人公のコブラを演じてましたが、こちらはクールなのにどこか三枚目なんですよね。
いずれのキャラもかっこいいんですが、どこかおとぼけ要素があります。あれ?魚紳さんってそんなキャラだったかなぁと。
脱線がてら『ぎょしん』なる寿司屋もありました。東京・自由が丘を中心に店舗を展開してます。何度か行った事があるんですが、割と安いのに旨いんですよね。
ただ、何故かイラストは三平君。どこにも魚紳さんは見当たりません。そして、ギョシンの漢字も『魚臣』と。名前の由来までは分かりませんでしたねぇ。
スピンオフの魚紳さんは、シャアに近いと思ってます。上記画像のバスボートが赤なのも、シャアをイメージしたんじゃないかと。シャアと言えば、操縦するロボット(モビルスーツ)は赤ですからね。アニメ化の機会があれば、声は池田秀一さんに是非ともお願いしたいですねぇ。
いずれにしても、魚紳さんがスピンオフにてスマートになって帰ってきました。近年のマンガらしく、絵柄も綺麗です。ただ残念なのは、既に連載が終了していて、実は僕はこのマンガをよんでないんです。
マンガタイトルは『バーサス魚紳さん』です。実在のプロの釣り人と、釣りの勝負をします。あまり紹介すると、ネタバレになるんでこの辺で(笑)。