1984年4耐での1枚

懐かしいですねぇ~
これは1984年鈴鹿4耐の予選での一コマで、改修前?の第2コーナーですね。
何故かカウルついてませんねぇ・・・バイク寝てませんねぇ・・・おっかなビックリですねぇ・・・
それには理由があるんです。
左手の腕章を見ると白いって事は第2ライダーですね。
実は第一ライダーが午前中の予選で、スプーンで縦に転がってバイク壊れちゃったんですね。
で、そのまま病院に搬送されちゃってるんですよねぇ・・・
メカニックやお手伝いで来てくれている仲間が、「せっかく4耐に来たんだからこいつも走らせてやろう」って気を使ってくれて、必死で修復してくれたんですよねぇ。
でも、ドナドナカーから降ろされたバイクを見ると、カウルは粉砕されているし、フレームがシートレールの所で”く”の字に曲がってるし、クラックが入っているしぃ、正直乗りたくなかったんすよね。
ビビリながら何とか予選を走り終わってバイクを見ると、リアフェンダーにタイヤが擦れた跡が付いてるんですよね。アルミフレームなんで、力技で曲がりを直してもすぐに元にもどちゃってたんですよね・・・
ディスクグラインダー

変速付きの奴とかいろいろあったけど、結局はそのホームセンターで一番安い奴を買った。
なんと1580円
ディスクは100均で購入。
箱にDIYと明記されているところが不気味だ。
果たして役に立つのか
おさんぽ

一応5時に起きて外を見ると路面も濡れていない。
いそいそと身支度をして出かけた。
万博外周から国道171号を横切り彩都へのバイパスに入る瞬間、走っている前方1Mくらいの所にピンポン球位の大きさで、茶色い物体が突然現れた。
突然見えたのでどうすることも出来ずにヘルメットの顎部分に当たり、さらに左肩に当たってどこかに飛んでいった。(正確には落ちたか飛んでいったかは判らないけど)
最初にヘルメットに当たったときは大した衝撃は無く虫の類かと思ったが、左肩に当たった瞬間はそこそこの衝撃があった。
次にとまった信号でヘルメットとツナギを確認したが、何も痕跡は残ってなかった。
蛾や昆虫の類であれば体液が付いていそうだし、すずめ等の鳥類であればもっと衝撃がありそうだし、なによりピンポン球位って事無いだろうし・・・
とりあえず走りつづけて見たけれど、もし鳥とかだと可哀想だなぁと思い気になってしょうがなくなってきた。バイクの調子は可もなく不可もなくって感じだったけど、軽く1本走って終わりにし、帰る途中でもう一度彩都へのバイパスに入り確認すると何も痕跡は無かった。
何が当たったんだろ?
走行距離 20656Km