1984年4耐での1枚
懐かしいですねぇ~
これは1984年鈴鹿4耐の予選での一コマで、改修前?の第2コーナーですね。
何故かカウルついてませんねぇ・・・バイク寝てませんねぇ・・・おっかなビックリですねぇ・・・
それには理由があるんです。
左手の腕章を見ると白いって事は第2ライダーですね。
実は第一ライダーが午前中の予選で、スプーンで縦に転がってバイク壊れちゃったんですね。
で、そのまま病院に搬送されちゃってるんですよねぇ・・・
メカニックやお手伝いで来てくれている仲間が、「せっかく4耐に来たんだからこいつも走らせてやろう」って気を使ってくれて、必死で修復してくれたんですよねぇ。
でも、ドナドナカーから降ろされたバイクを見ると、カウルは粉砕されているし、フレームがシートレールの所で”く”の字に曲がってるし、クラックが入っているしぃ、正直乗りたくなかったんすよね。
ビビリながら何とか予選を走り終わってバイクを見ると、リアフェンダーにタイヤが擦れた跡が付いてるんですよね。アルミフレームなんで、力技で曲がりを直してもすぐに元にもどちゃってたんですよね・・・