じっくり日本株。 -88ページ目

1.4%

新発10年物国際利回りは一時1.4%を割り込み1.3%台まで低下しました。
 
2005年9月以来の低水準は、株式市場から債権市場への更なる資金流入を示しています。
 
これだけ資金が逃げると勝ち組銘柄はますます絞られてきそうです。
 
インドにいち早く種を蒔いたスズキが自動車セクター内では圧倒的な粘り強さを見せつけています。
 
競争が激しく成熟した業界は業績が堅調でも株価はあまり伸びないので、
自分はあまり自動車株には手を出さないのですが、
ダイハツやスズキなど環境に優しい軽自動車株については、
自分は売られすぎだと思ったら買いに向かう事にしています。
 
 
 
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再度

日本市場は再び15000円を割り込みました。
ドルは下落を続け1ドル108円台の水準まで来ています。
 
12月中旬のFOMCではインフレ圧力よりも住宅の落ち込みを優先して利下げに向かうと思うのですが、
昨日の建設許可と住宅着工は予想された件数と比較して1勝1敗でした。

電炉12社の経常利益は鉄スクラップの価格上昇を主因に11社が減益となりました。
円高で原料が安く手に入ろうと商品価格の伸びがそれを上回ってしまえばメリットはなく、輸出産業は苦戦を強いられる事になります。

 
自分は工作機械銘柄を1つ塩漬けしてあります。 
 
次回FOMCの利下げでより円高が進めば業績は伸び悩む可能性が高いのですが、
額が小さい事もあって第3四半期直前までは最低でも付き合っていくつもりです。

 
そして一つ気にかかる事があります。
我が国の政治家達が、
「円高は長期的にはいい事だ。」
と公言してる事です。

いつもの日本市場。輝く銘柄、転がる銘柄。

GSのシティーバンク売り推奨からアメリカ市場は金融株にとどまらず幅広い銘柄で続落し、

その影響を受けて日経平均は15000割れで14000台に突入しました。



今年の相場を牽引してきた資源・商社・海運株はとことん売り崩されています。

北米市場の景気が落ち込んでも新興国にかかる影響はまだ先になると思うのですが、

スズキと同じく新興国への売上げで業績を押し上げてきたコマツも現在大幅続落しています。

中国やインドだけでなく幅広い国で需要が見込める銘柄でさえ売り込まれてしまうのですから手の打ちようがないのですが、

その日本市場でも光を失わない銘柄がいくつかありますね。


1つは現在手に入ってるのですが、もう一つは買い時を逃してしまいました。

悔やまれます。

 

外資系注文では5000万株以上の大幅売り越しとなりました。

長期的な意味合いでは日本市場だけでなく世界全体の転換期に来ているようですが、自分は額の大小は違えどずっと日本市場に投資していくつもりです。


現在日経が17400をつけてから1カ月ちょっとが過ぎています。8月のサブプライム時のような明らかなサインは出ないと思うのですが、一旦の上昇を期待したいですね。