6月5日、cube gardenにて行われた

『TAP-THE LAST SHOW-』イベント

“TAP THE PREMIUM NIGHT”へ。

登壇された方

水谷豊さん

岸部一徳さん

HIDEBOHさん

清水夏生さん

HAMACHIさん

太田彩乃さん

佐藤瑞季さん

さなさん

NONさん

nanaさん

KENICHIさん

 

映画上演後、

ダンサーの皆様がタップを踊ってくださいました!

目の前で見るタップは高揚があって、

前回のイベントでも拝見しましたが

少しも飽きることがなく

もっと見ていたいと思う素晴らしい芸術でした。

体格も違う皆様から生み出される音が

ぴったりと合っているのにも感動を覚えました。

 

以下トークショーのレポです。

大分時間が経ってしまっていますので記憶が曖昧ですが

ご容赦いただきたく存じます。

※内容に触れるコメントがある可能性がございます

司会の方(箕輪直人さんという方だったと思います)「HIDEBOHさん、岸部一徳さん、そして水谷豊さんお願いします!」

HIDEBOHさん「札幌の皆様有難うございます。タップダンスの監修と、“あの”アステア太郎役をやらせていただきました!(笑)」

踊りながら?登場された岸部一徳さん「皆さんの熱気が…私は今ふらっと出てきましたけど(笑)すごかったでしょ?映画もそうですが今のタップダンスもすごかったですよね」

ステッキを持って登場された水谷豊さん「こんばんは。水谷豊です。全国四か所でどこになるかと思っていたら、ここ札幌でした。…本当のこと言うと僕、普通に歩けるんですよ(笑)」

 

水谷さん「楽屋に居ると皆さんの熱気が伝わってきて、初監督作品でこれほど喜んでいただけて嬉しいです」

箕輪さん「どうしてこの題材を?」

水谷さん「いつの間にかタップの世界表現したいと思いまして…僕の中でのタップっていうとチャップリンなんですよね。あの靴の動きがタップのように思えて。リバイバルでフレッド・アステアなどを見るようになりました」

20代、30代、40代でもトライしたけれど叶わなかった、

今回完成できてとても嬉しいとのお話も。

 

箕輪さん「岸部さん、監督の演出を受けられた感想は?」

一徳さん「心地良い、楽しい現場でしたし、監督らしい監督だなあって。一緒に作品作りをしているような感じでした。演出を受けたりも楽しかったです。これほどの作品になるとはそこまでは想像してなかった(笑)僕は皆さんと同じでタップのショーって初めて観るんですよね。こんなにすごいものだと初めて知りました。この映画に出られなければ知らなかった訳ですから、出られて良かったです」

箕輪さん「監督としての水谷さんに違和感は無かったですか?」

一徳さん「違和感は無かったですね…」

水谷さん「一回僕下がりましょうか?(笑)」

一徳さん「大丈夫です(笑)全然無かったですよ。新人監督っていうか、迷いも無く、スムーズに現場を動かしてました」

 

箕輪さん「どのような気持ちで監修されたのですか?」

HIDEBOHさん「僕は水谷さんのドラマで育っている世代で、大ファンだったのでそんな水谷さんが構想された映画で、しかも僕のタップ歴と同じくらい長い間ご構想を練っていたということを聞きまして僕のタップ人生をかけたものにしたいと思いました。清水夏生もうちのダンススタジオです。ラスト24分のショーっていうのは後にも先にも無い映画だなって」

水谷さん「そうそう、アステア太郎の他に蝶々夫人もやってもらってます。僕がやったのは構成までで、後は「ひでちゃんよろしく」って」

監督直筆の構成表を頼りに作られたこと、

イメージが明確だったので苦労も無かったと。

 

箕輪さん「清水さん、オーディションの時はどうでしたか?」

清水夏生さん「そうですね…」

ここで水谷さんたちが清水さんを目立たせるために一歩後ろに下がられて、素敵だなあと思った印象が(*´▽`*)

清水さん「タップの映画を日本でやるっていうのが前代未聞だったのでまずそれがサプライズ。監督が『相棒』の水谷豊さんということがまたサプライズ。演技の経験が無かったので台詞の無いダンサーかと思っていたら台本が送られてきて台詞があるの!?って。台詞を読んでみてMAKOTO、JUN、RYUICHIの中ならMAKOTOだなって思っていたんですけどいざ会場に行ったら「じゃあRYUICHIの台詞お願いします」って言われて次は「JUNの方いってみましょうか」って。どっちもハマらない感じだったのでいよいよ次だなと思っていたら「じゃあタップお願いします」って(笑)結局MAKOTOの台詞はやらず落ち込んで帰ったら決まって、またサプライズでした」

 

HAMACHIさん「僕も前日台詞を貰って家で練習を繰り返して。KENちゃんと駐車場でも練習したりして」

一徳さん、

KENICHIさんへマイクを渡される(*´ω`*)

HAMACHIさん「僕はRYUICHI一本で狙っていたんで、ずーっと僕がRYUICHIの台詞を読んで(笑)」

KENICHIさん「僕にはやらせてくれませんでした(笑)ホストクラブの店長との会話だったよね」

HAMACHIさん「会場に行ったら人がいっぱい居て、困ったな~と思って師匠のHIDEBOHさんを見たら「彼は見なくていいです(笑)」って言われて、それで緊張がほぐれました(笑)」

夜光のダンスで最初に踊りだすのは僕なんです、

とKENICHIさん。

 

太田彩乃さん「ダンスもすごいですが登場人物のキャラクターや人間ドラマにも魂が込められていて!スルメのような、観れば観るほど色んなキャラクターのドラマの見え方があると思います」

水谷さん「MIKAがセクシーダンスを踊りますでしょ。その振付はHIDEBOHさんの奥様なんですよ」

太田さん「それで裏へ行って脚を出して、そこに吸入器があるっていうシーンは監督から「脚出すけど大丈夫?」って言われましたがすごく楽しみにしていました(笑)」

 

佐藤瑞季さん「オーディションはMIKAに「食べる?」って言うシーンだったんですが、緊張して、気が付いたら床がシュークリームだらけでした(笑)オーディションから撮影までずっと食べてました(笑)」

 

さなさん「普段はお笑い芸人をやっております。オーディションが終わった後手応えが無かったので、最後に監督から「何かやり残したことはある?」って訊かれた時ネタやらしてください!って(笑)いつものライブではめちゃくちゃスベるんですけどその時はめちゃくちゃ笑っていただけて、すごく嬉しかったです!後から「あのネタがあったから夏木萌役だと思った」って言う話をしていただきました」

 

箕輪さん「岸部さんにとってタップとはどういうものですか?」

一徳さん「タップは…あの…僕はあまり知らなかったので(笑)」

箕輪さん「もう少しで寝てしまいそうだったので…」

一徳さん「タップは観るか習うかじゃないですか。僕は観る方に回りますけど、映画観終わったら足が動いてしまうくらい楽しい感じはわかりました。もう少し若ければ僕も習うところなんですけど…ねえ?(笑)」

箕輪さん「さっき軽快にご登場いただいたんで、踊りたいのかなって思いまして」

一徳さん「いえいえ踊りたくはないです(笑)」

 

箕輪さん「監督をされて気づかれたことはありますか?」

水谷さん「俳優の時にもわかっていたつもりなんですけど、スタッフの才能が素晴らしいとわかりました」

NONさんnanaさんも感謝しています、と。

 

撮影時間60秒の中で

一徳さんがしっかり写られているものを♪

タキシードと蝶ネクタイが素敵だ~!

ご愛用の黒縁眼鏡もいいですね。

 

最後のご挨拶で

一徳さん「今日は特別に選ばれた方に集まっていただきました。楽しかったとか、いい映画だったと思ったら色んな人にお話しいただけたらいいなと思います」

水谷さん「広い年代の方に観ていただきたいと思うものですが、今日は若い方もちょうどいい年齢の方もいらっしゃいまして…アッハッハッ(笑)俳優としても恵まれていると思っていたのですが、今回本当に恵まれているなと。僕の役者人生に欠かせない岸部一徳さんが、一昨年脚本もできていない段階で出てほしいとお願いしたら4月丸々空けてくださって、本当に感謝です。そして振付を世界のダンサーであるHIDEBOHさんがやってくれて、トップレベルのダンサーたちがそれに応えてくれて…それを皆様に観ていただけたこと、心より感謝致します」

 

 

一徳さんはちゃんとお話を聞かれていたけど(笑)

タップについてどう思われているのか

わかって得した気分にさせてもらえました♪

スキップも得意な一徳さんなら

タップも似合いそうですが(*'ω'*)

 

北海道へ遠征して小旅行気分も味わえて

とっても楽しい時間でした!

5月11日、銀座タクトにて行われた

加橋かつみさんのライブへ。

 

“TAP”イベントと前後してしまいすみません。

 

『Unchain My Heart』もあって嬉しい♪

銀座シックスの話題も出ました。

 

ポールさん「僕も69ですが残り僅かで…」

かつみさん「もうすぐ古稀か!やだな~じじいだね」

ポールさん「古稀というのは古くに稀と…」

かつみさん「最近さあ、『徹子の部屋』の後に『やすらぎの郷』ってやってるだろ?倉本聰さんが脚本書いてるんだけど。色んな人が出ててね。ミッキー・カーチスさんに「出るから観てくれ」って言われから観たんだけど面白くて毎回録画して観るようになってしまった(笑)」

ポールさん「ミッキーさんがメインですか?」

かつみさん「石坂浩二さんがメインなんだけど、加賀まりこさんとかがいっぱい出てるんだよ。設定が高倉健だと思うんだけど…。スターたちの入ってる養老院みたいな話なんだよね。(お客様へ)『やすらぎの郷』観てる人~?面白いよね!さすが倉本聰さんだな~面白い話書くな~って」

ポールさん「かつみさんがドラマにハマるなんて珍しいですね」

かつみさん「珍しいでしょ」

ポールさん「僕も今度、怖いもの見たさで観てみようかな(笑)」

 

『Hippy Hippy Shake』でポールさん「最後間違えました!」

かつみさん「言わなきゃわかんないのにね。正直な男だ(。・ω・。)」
『銀河のロマンス』でかつみさん「最後のフレーズを僕も失敗してしまいました」

 

『廃虚の鳩』後かつみさん「原爆が落ちた後の広島の空を歌った曲です……ミサイルが飛んできたら、どうしようね。諦めましょうね。飛んでくる時うぃーんうぃーんうぃーんみたいな警笛が鳴るんだって。それから落ちるまで3分間くらいあるみたいだから地下鉄に逃げるんだって。ネットニュースで音聞いたよ」
こんQさん「3分間ってウルトラマンみたいですね」

かつみさん「音が鳴ったら諦めよう(笑)」

こんQさん「加橋さんなら生き残れそうですけどね(笑)」

かつみさん「かまやつさんも向こうで待ってることだし」

何それつらい。生きて。

次は『夕陽が泣いている』『ノー・ノー・ボーイ』でした。
 

かつみさん「グランドハイアットでかまやつさんのお別れ会があったんですけど千人ぐらい業界の人が来てました。彼らがライブやったら大変だね(笑)久しぶりにスパイダースが演奏したりして。皆かまやつさんが居なくなって、ボクもそうですけど、すごく寂しくなりました」


かつみさん「次はテンプターズの曲なんですけど、村井邦彦さん作曲です。ボク村井さんが書いてる時居たんですけど、スペインのアランフェス協奏曲ってありますが、それによく似てます(笑)」

『エメラルドの伝説』♪


かつみさん「今度はブルー・コメッツの曲を何曲かやりたいと思います…とりあえず…何がとりあえずなんだ(笑)とりあえず『青い瞳』から(笑)」


かつみさん、『シーサイド・バウンド』の一番ではこんQさんとポールさんと一緒にステップされていました♪


二部ではスタンドカラーからベストに変更されたかつみさん!

ビシッとスーツも素敵だけど

ベスト姿もこなれていてカッコイイなあ(//∇//)

『Love Letters』から開幕しました。

かまやつさんが作ってくれた曲です、

と久しぶりに『雨上がりと僕』を演奏されました。


中高生アスリートの活躍が目覚ましいとポールさん。

かつみさん「卓球できる?」

ポールさん「温泉旅館で一度したくらいです。訊くってことはかつみさんは自信があるんですか?」

かつみさん「ない(笑)」
ポールさん「かつみさんは何かスポーツされてたんですか?ゴルフは知ってますけど」

かつみさん「若い時はスキーやってたね。二級のバッジテストまで取ったよ」

ポールさん「京都だとどこでやるんですか?」

かつみさん「神鍋山だね」

ポールさん「兵庫ですね」

トニー・ザイラーを気取ってたんですね、とポールさん
 

ポールさん「僕はテニスをやってました。今の天皇陛下が皇后さまとテニスで結ばれたと聞いて「これからはテニスだ!」と思って(笑)高校ではサッカー部に入ったんですが気がついたらマネージャーにされてました。それでバンドを始めたって感じですかね」
かつみさん「不思議だけどスポーツってイギリスから出てるものばっかりだよな。野球も元はしゃもじみたいなのにボール載せて、王室の人がやるんだよね…あ、ポール何か面白いこと言おうとしたの?」

ポールさん「いえ」

かつみさん「忘れたの?認知症が始まってきたんじゃない?『やすらぎの郷』観なきゃ!」

『やすらぎの郷』は結構実話も混じっているそうです…!

かつみさん曰く「目の前で観てたもん」と(^^;)


ポールさん「吉祥寺の駅ビルを歩いていた時に、酒の臭いのするおじさんに「お兄ちゃん」と声をかけられました。まあお兄ちゃんと言われたのは悪い気はしないんですが、「俺の千円取っただろ」って言われて。何もしてないって言っても引き下がらないので僕の中で最高に声を荒げて「何言ってんだよ!」と言うとそのおじさんは「お兄ちゃん、悪かったな」と言って去って行きました。あの人は脅しで儲けてる人じゃないかと…皆さん気を付けてくださいね」

かつみさん「そういうの会ってみたいね。交番引っ張ってってやる」

ポールさん「まあ怪我しないで済んで良かったです」
 

アンコールには『What A Wonderful World』が復活♪

この曲はとてもかつみさんの優しさに合っていて大好きです~!

これからも続けていただきたいな。

何度でも聴きたくなる名曲なので!

 

この日はベースの小山説自さん(こんQさん)、

ドラムの西川光洋さん、

キーボードの太田美知彦さんが

かつみさんバンド卒業の日でした。

特にそのことには触れずに終幕。

皆さん他のお仕事でお忙しいのかな?

前途が洋々たりますように!

 

次回のレポも早めにUP致します!

有難うございました。

5月14日、表参道ヒルズスペースオーにて行われた

『TAP⁻THE LAST SHOW⁻』イベント

“TAP THE PREMIUM DAY”へ。

『TAP⁻THE LAST SHOW⁻』

主演、監督、水谷豊さん

 

登壇された皆様

水谷豊さん

岸部一徳さん

HIDEBOHさん

六平直政さん

前田美波里さん

北乃きいさん

さなさん

清水夏生さん

HAMACHIさん

西川大貴さん

太田彩乃さん

佐藤瑞季さん

NONさん

nanaさん

KENICHIさん

 

拝見して参りました。

激しくも美しいタップダンスに感動しました!

上映後に生タップが見られたのも興奮しました。

トークショーでは六平さんを中心にした楽しいお話と

水谷監督の可愛らしさ、

一徳さんのタキシードに眼鏡のカッコ良さに

頬が緩むばかりでした。
 

【本編の感想】

※ネタバレありますので反転お願い致します

※かなり好き勝手言っております

あらすじ。

元天才タップダンサーの渡真二郎(水谷豊さん)は

1988年12月24日のショーで負った怪我により

演出家に転向していましたが、

現役を退き自堕落な生活を送っていました。

そんな渡のもとにタップダンスの殿堂TOPSのオーナーであり、

渡の盟友でもある毛利喜一郎(岸部一徳さん)が現われ

TOPS最後の興行、

“ラストショー”を演出しないかとの誘いをします。

ショーに出るダンサーをオーディションし、

知己と共に演出を練っていくうちに、

渡は失った情熱を取り戻していきます。

そんな中、毛利が持病で倒れてしまいます。

毛利の不調を理由に融資は断られ資金面は絶望的。

ショーは中止かと思われましたが、

若いダンサーたちのやる気に押されたのか

渡はプライドを捨てて方々に頭を下げ、資金を獲得。

無事見事なショーを作り上げることができました。

しかし、ショーの最中、毛利は息を引き取るのでした…

 

あらすじはこんなところかと思います。

かなり毛利さん贔屓のまとめ方になってしまいましたが…

ここからは感想などを。

 

まずタップは凄い!

最後24分のショーはこの映画の謳い文句にある通り

最高に高揚する時間であると言っても過言ではありません。

ただひたすら心地よいリズムに浸っていられる…

ここまでタップを魅せてくださって有難うございますという気持ち!

 

問題はストーリーかなあと、烏滸がましくも思います。

まず渡の息子であるMAKOTO(清水夏生さん)。

美容師の彼女である森華(北乃きいさん)と同棲しています。

タップダンサーと美容師で生計は苦しそうです。

彼は最初のオーディションに遅刻して渡に帰れと言われます。

遅刻した理由は華が体調不良で病院へ連れて行ったため。

ここで「妊娠かな」と思ったのですが理由は後半まで明かされず。

遅刻したけれどめげずにタップで渡を説得し、

オーディションを勝ち抜いたMAKOTO。

しかしショーが中止になると聞いて

ダンサーたちの間にも不和が生じ始めてしまいます。

そしてホストクラブで働くダンサーRYUICHI(HAMACHIさん)から

華がキャバクラで働いていることを指摘され動揺するMAKOTO。

華の勤めるキャバクラへ行き

「こんなことまでして金が欲しいのか」と怒りをぶつけます。

その夜アパートに戻った華は玄関越しに

「あたしだって生みたいの…」と涙します。

ここまで引っ張ってやっぱり妊娠だったのか…

そしてただ抱きしめるMAKOTO。

そこは「生んでくれ」って言ってあげてよ…

「悪かった」とも「俺頑張るから」も無し…

そもそもパートナーの不調でなぜ妊娠を疑わなかったのか…

MAKOTOの母(つまり渡の妻だった人)である

松原貞代(前田美波里さん)を見る限り、

彼女の援助があれば生活していけそうな気もする…

華の一途過ぎる献身ぶりも相俟って在りえなさが…

 

ダンサーの困窮を描きたいという意志は伝わりますが

もっと早めに打つ手は無かったのでしょうか?

MAKOTOの迷いはもっと序盤で「父となる」ことを自覚して

吹っ切ってもらいたかった。

 

「このショーをやる意味は何か?」に対する答えとして

「経験が財産になる」というものが挙げられていましたが、

じゃあ経験で出産費用が賄えるのかというと違うし…

この話で何が重要かって、殿堂と呼ばれたTOPSが

若者たちにとってはさらなる飛躍のための

踏み台に過ぎないってことでは?

TOPSでやったダンサーとして次の仕事に繋げられる、

そこが重要なのではないのかなと思います。

そういう意味での「世代交代」を描ききれず、

手垢のついた精神論にすり替えられたのが非常に残念。

 

あと、毛利さんは本当に死ぬ必要があったのか?

脚本の両沢和幸さんが原案に加えた大きな変更として

「毛利の死」を挙げていらっしゃいましたが、

大病で倒れ車椅子に座っているだけで引退感は出せますし、

世代交代を演出したかったのなら上記のように

TOPSが踏み台となることを押し出せば良かったはず。

何より毛利さん好きだったので純粋に悲しかった。

『相棒』の小野田官房長と同様に死んでしまったので…

困ったら死亡にして感動を引き出そうとしていたのなら間違い。

人の死をオマケみたいに扱ってはいけない気がするので。

【了】

 

【トークレポ】

※こちらにも一部ネタバレあります

階段でのイベント、劇場での生タップを終えて、

司会の方がキャストの方へ一言ずつコメントをお願いしました。

北乃きいさん、前田美波里さん、六平直政さん、岸部一徳さん、特別ゲストにいらしたタップダンサーのHIDEBOHこと火口秀幸さん、そして水谷豊監督の順番でした。


北乃きいさん「映画はショーを見たような気持ちになって。私も(生での)タップを客席で見たかったです(笑)今日は観終わったお客様ということで、色んな話を沢山出来たらいいなと思います」

前田美波里さん「タップお好きになられたでしょうか?ダイエットにも最高ですので!HIDEBOHさんの教室もありますし、私はそこで事務員をやっております(笑)」
六平直政さん「皆さん映画をご覧になってるのでここからは話しやすいです(笑)私が監督を乗せて走った車、どうでしたか?あれがねブレーキが全く効かないんですよ!車の持ち主が知り合いで「俺だけならいいけど監督乗せて走るんだよ!?」って言ったら「大丈夫ですよw」とか言われて。しょうがないから全部のシーンをセカンド発進にして走ったんですよ。そうするとアクセルを離してもエンジンブレーキがかかるんで。それで監督の命を守りました!監督から、車は真っ赤なムスタングのオープンカーでって指定がありました。見栄えが最高でしたよね!あれが初日で、監督が車の中で「むーちゃん…俺の初監督の最初のカットがむーちゃんだよ、有難う」ってそんなこと言っていただいて僕初日なのに感動しちゃって。まあダンサーの皆には負けますけど!見て一徳さん汗が…!CGなんて使ってませんからね!全部肉体の躍動ですから!人間力が凄いなあと思いました。是非ご親戚お友達彼女旦那さん宣伝してください!本当に今日は有難うございました」
岸部一徳さん「さっきのブレーキの話、ほんと?」

六平さん「本当にブレーキ効かなかったんですよ」

一徳さん「知らなかったなあ…」

水谷豊さん「全く効かないってのは嘘です。かなり甘かったですけど」

一徳さん「嘘が結構多いから…(笑)」

六平さん「ちょっと盛っただけです(笑)」
 

一徳さん「僕は映画の中で最後まで観ないでカクンと行ってしまいましたけど。今日今ここで皆さんが踊ってるのを裏で見てたんですけどすごいですね。映画を観た時もすごいと思いましたけど生でってすごいですね。映画もすごいですけど」

六平さん「映画がすごいんですよ!(笑)タップも映画の一部分ですから!(笑)」

一徳さん「自分も出てるんですけど、感動しましたよ。この映画はすごいですね」

すごい連発の一徳さんカワイイ(*´꒳`*)
 

火口さん「HIDEBOHでございます!アステア太郎と蝶々夫人をやらせていただきました。水谷監督のご構想が40年ということで。私は40数年タップをやってるんですけど、ダンススタジオに来ていた小さかった子が主役をやらせていただいて。全国のタップダンサーが救われたと言っても過言ではない、生涯残る映画だと思います」


拍手を浴びて水谷さん「センキュー。この映画を関係者以外に観てもらうのは今日が初めてなんですね。だから皆さんが初めてのお客様なんです、有難うございます。タップダンサーの生活もままならないことと情熱と夢を追うということを描こうと思って」

20代前半から追い続けた夢だったけれど

映画制作は届かない夢だと思っていたというお話。
「映画は観た方のものです」とも。

最後24分のダンスを明後日までに決めないと

間に合わないというところまで悩まれた水谷監督。

思い浮かんだことを紙に書いてあとは

「HIDEちゃんお願いね」「準ちゃんお願いね」

ってお願いしただけなんですと監督。

貰った直筆のメモがバイブルだったと火口さん。

沢山ダンスを考えて大変でしたねと言われるけど、

楽しくて仕方無かったとHIDEBOHさんは仰ってました。
 

ショーの感想は?と訊かれ前田さん「これはタップ人口が増えるなと!絶対にね!(振り付きで)」

六平さん「東映でリハーサルを一徳さんと見学させてもらったんですけど、二人で泣いちゃって」

一徳さん「泣いてないけど」

六平さん「あれ」

水谷さん「盛りグセがありますからね」
 

一徳さん「僕もタップは知ってましたけど目の前で見るのは初めてで、すごいんだなあと思って。完成したのを観てると映画を観てるというより劇場で観てるようなね。でも僕らは踊ってませんから、「ショーがすごい」だけじゃねえ…」

水谷さん「ショーしかなかったみたいですね(笑)」
 

北乃さん「リハーサルのドラマもすごかったんですよ!本当に脚が攣っちゃった人とか中学生の方も居て。そういうドラマにも涙が出ましたしこれも映画にしたい!っていうくらいで。とってもリアルなお話なんだなあって…」

火口さん「裏のドラマがありましたね」


水谷さん「オーディションではABCで評価するんですけど、僕はいいなと思ってAつけて、ふとHIDEちゃん見たらCってつけてるんですよ(笑)僕は得点つけない方がいいなって」

火口さんはその人がどこまで伸びるかもわかるそうです…!


水谷さん「一徳兄さんはね、何としても出てほしくて一年くらい前にスケジュール空けてもらって」

一徳さん「一年前にねえ「空いてますか?」って訊かれてそりゃ空いてますよ(笑)」

会場爆笑。

一徳さん「でも嬉しかったですよ。初監督作品は一度しかないから」

水谷さん「『相棒』ではずっとご一緒して官房長でしたので…官房長ぉぉぉぉぉ!!!!!一徳兄さんとは『相棒』やってる間はあれ以外できないねって言ってたんですけど、辞めた時に「これで一緒に映画ができるね」って言ってくれたんです」

一徳さん「やってたら出られなかったね。『相棒』も楽しかったですけど」

水谷さん「『相棒』の関係者居るかもしれない(笑)」

 

水谷さん「きいちゃんは撮影の頃『ZIP』やってたからスケジュールが無いって言うんですよ!」

北乃さん「それでも寝なくてもいいので出たいです!って」

水谷さん「台本有りませんでしたよね?決め手は何ですか?」

北乃さん「水谷豊さんが監督だからです!」

水谷さん「何か無理矢理言わせたみたいで(笑)」

 

最後の24分を何回も撮り直したお話。

限界を超えないと感動させられないという監督の哲学でした。

鬼になろうと決め、疲れたダンサーに「もう一回」と言ったと。

この先も監督で行こうと決意を固められた水谷さん。

盛りだくさんの内容でしたので

まとまらなくて申し訳ありません。

水谷監督には今後も挑戦していただきたいな。

“TAP”のスピンオフもやっていただきたいかも!

夢が広がります。

そして一徳さんのタキシード姿素敵です~

5月6日、山王オーディアムにて行われた

瞳みのるさんの“花鳥風月”一回目ライブへ。

ピー先生、花鳥風月に因んだ曲をチョイスされてました。

タイガースは『花の首飾り』『青い鳥』『風は知らない』を。

アンコールには『Mr. Moonlight』と

『Fly Me To The Moon』を歌われました♪
 

以下時系列(恐らく…)

 

開演と共に流れた音楽は『床前明月光』

梅艶芳(アニタ・ムイ)さんの歌のようで、

配られた歌詞カードには

ピー先生による日本語訳付きでした♪

(一緒に歌える部分もありました)

 

ピー先生「今日はポップス、JポップスやCポップスの他に童謡や唱歌も歌います。童謡…動揺してます。どうしようか?どう唱歌?(笑)」

最初からピー先生節が飛び出しました(笑)

 

『花~すべての人の心に花を~』では

「泣きなさい 笑いなさい」で

グッと力を籠めるピー先生の熱を感じました。


『青い鳥』を終えてピー先生「森本太郎の作詞作曲です。鳥はどんな鳥が好きですか?」

なおこさん「フラミンゴみたいな脚になりたいです。ピーさまは?」

ピー先生「僕は手羽先が好きですね。つくねも、レバーも。借金取りは好きじゃないです」

『カナリア』なのか『カナリヤ』なのか?という話題も。

碑を見に行かれたピー先生曰く『カナリア』だそうです!

ピー先生が「今日は来ていませんが」と仰っていたけれど、

翌日には森本太郎さんが遊びに来られたとか。

交流が盛んで嬉しい限りです。


当日は夏の日差しを感じる一日でした。

会場内には冷房が入っていて、

なおこさん「「暑くて暑くてしょうがない、ピーに会えたから!」という方~?じゃあ…「寒くて寒くてピーにあっためてほしい~!」って方は?(*´꒳`*)」

ピー先生「僕の冗談は寒いと言われますが(笑)」
 

お水を一口飲まれるピー先生「僕はポール・マッカートニーではないので(笑)」

水を飲まないところが話題になりましたよね。


ピー先生「ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞しましたね。彼はフォークとして評価されたので、クラシックじゃなくてポップスが受賞したことになりますよね。ポップスという俗の音楽で受賞して、僕らの代表としてとってもらったようです。音楽には貴賎が無い。キセルはある。煙管はパイプ(笑)」


ピー先生「風っていうのは見えないものなんですが、西條八十が日本語訳した『風』には「誰が風を見たでしょう」とあります。唐代の詩人である張籍の秋思という詩には秋風を見るという表現があります。『風』の原詞を書いたロセッティさんは秋思を見たでしょうか?多分見ていないでしょうね」

風を見る、というのは素敵な表現ですよね。

漢詩に原点があるのでしょうか?

詩の歴史を調べてみたくなりました!


なおこさんの弟さんが亡くなられたことで、

なおこさんとピー先生の作詞で作られた曲

『まっすぐに前だけを』が歌われました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

別の曲ですが

ダンサーとして踊られた方は

なおこさんのお嬢様だったそうです。

『朧月夜』というタイトルについてピー先生「朧月が見えているのだから夜のはずですよね。だから僕の新譜のタイトルは、夜は取って『朧月』なんですよ。新譜…新郎ではないですが(笑)」


公演が終わってアンコール♪

ピー先生「こんなこともあろうかと!」

と楽譜を取り出し『Mr. Moonlight』!

終わってピー先生「ミスターなのにミスが多くてすみません」

最後は投げキッス(≧∀≦)

 

歌われる御姿を拝見して、

ドラムを叩くピー先生も見たくなってしまいました。

ツアーにもお邪魔したいなあ。


台湾ツアーのお知らせが!

ピー先生とご飯なんてなかなか無いですよね。

ツイッターでフォロワーの方に

企画は東日観光ですか?とご質問いただいて、

わかりませんとお答えしてしまったのですが、

ちゃんと裏に「企画・販売 東日観光」と書いてありました…

ドジばっかりで穴があったら入りたい…

すみませんでしたm(___)m

 

皆様は参加されますか?

私はこの日は用事があって無理そうです…

4月21日、銀座タクトにて行われた

“森本タローとスーパースター”の皆様のライブへ。

 

太郎さん「世間では大変だよ。ミサイルが飛んでくるかもしれないとか。ミサイル飛んで来たらどうする?」

清水さん「諦めます」

太郎さん「早いね!」
 

太郎さん「ミサイル飛んで来たら連絡来るでしょ?」

清水さん「今ミサイル撃ちましたよって?(笑)」

太郎さん「ケータイに来るでしょって!緊急地震速報みたいなのが!首相官邸に住んでるのか僕は(笑)」

色々な問題がありますが、

とりあえず今日だけは忘れましょう、

24時過ぎたらまた考えたらいいと太郎さん(笑)
 

太郎さん「僕たちみたいにバンドやってると難聴気味なんですよ。テレビの音も大きくてね。ホテル泊まってても隣の人が\ガンガンガン!!うるさいー!/みたいな感じでねえ」
清水さんが

コンビニ前に若者が屯しないようモスキート音が出されていて

年を重ねるとそれが聞こえなくなる話をされました。

太郎さん「ホンマに?あら、知らなかった!皆知ってた?話作ってない??」

清水さん「自分が知ってることだけが全てだと思ったら大間違いですよ(笑)」

太郎さん「僕は自分が中心だから(笑)地動説じゃないから」

天動説な太郎さんです(笑)


太郎さん「最近ビージーズは金ちゃん専門になったね。まるでトッポだね」

遠山さん「性格も似てきました」

友達が少ない!?という

太郎さんの誘導尋問に引っかかった遠山さんに太郎さん「来月かつみと会うんだよ、その時言っておく(笑)どんな顔するか楽しみやなあ」

遠山さん「いい方ですよ!」

かつみさんと会う予定!何かな?
遠山さんもご一緒するそうなので、

バンド的なことをご相談されるのかしら?

 

太郎さん「タイガースのオリコン1位を検索したらね、オリコン自体が『君だけに愛を』の時にできたんですよ。“君だけに”は残念ながら2位だったんですね。1位はとんでもない連中でね…『帰って来たヨッパライ』!あれには勝てないよ。でも京都同士で1位2位独占で嬉しいね。『花の首飾り』は1位だったんだよね。タイガースはオリコン1位2曲しかないけど、ジュリーがソロになった時はオリコン1位何曲あると思う?6曲あるのよ。すごいでしょ。加瀬さんの『危険なふたり』、『時の過ぎゆくままに』、『勝手にしやがれ』…あと3曲わからん…!要するにジュリーは6曲ですごいと。タイガースだと『青い鳥』も入ってて4位。タイガースの曲でカラオケで一番歌われているのは『花の首飾り』なの。わかるよ、世の中のオッサンは“銀河”や『僕のマリー』は歌えないでしょ(笑)2位は驚き桃の木山椒の木!『色つきの女でいてくれよ』!嬉しかったねえ」

オフコースもオリコン1位いっぱいあるよね、

と言われ、

オフコースはそんなにない、小田さんの曲

と清水さん。


太郎さんによる清水さんがよくライブをされているお店、

ぺんじゃっくのネガキャン(笑)

「“元”もつけずにオフコース清水仁と看板に出している」

「変な虫がいる」

「命の保証はしない」

「ねずみとかを増殖させてる」
 

日本にヒルズ多過ぎと太郎さん「日本にはあんまり富裕層居ないから中国の富裕層向けかなあ。中国は富裕層が1億人居るらしいからねえ。でも格差がすごくて200倍だって…つまり200円の物が1円に思えるってことだよね。わかりにくいか。2億の物が…やめとこ。計算できない(笑)」


太郎さん「歌ってる人はわかるけどグループ名は何だったかなあ。歌ってるのはジュリー。コーラスはサリーと僕。『ブルーバードブルーバード』」

 

真っ赤なジャケットが~♪な太郎さん!

第二部♪
太郎さん「新しい(テイクアウトライブの)カード買った人居る?あれね、ピーとサリーと僕が初めて3人で演奏したライブ映像が入ってるの。かつみが居ない時、沢田研二ライブのゲストでやった頃に、楽器が置いてあって、ピーがいきなりドラムカンコンカンコンやりだしてね。僕もやりたがりやからギター弾きだして。で僕が「サリーも何かやろうよ」って言ったらベースを弾いてね。3人で演奏したのは初めてやね。最初で最後じゃないかなと。映像も音も良くないんですけど、あったんで出したんです。何やろうかとなって『僕のマリー』をやったんですよ」

拝見しました~!

御三方とってもカッコ良かった(*´ω`*)

 

太郎さん「タイガースの曲は品良く歌わんとな!」

清水さん「合点だ!」


太郎さん「タイガース50周年はピーも何かやるでしょ?沢田も大々的にコンサートするし僕何にも無いんだよね。やりたいなと思ってるのは作詞作曲をいくつかチョイスしたアルバムを作ろうかなと。在庫抱えたくないからあまり沢山作らないよ。15枚くらい(笑)僕の人生の記念としてね、棺桶に入れてもらえればなあと(笑)タイガースに限らず色々書いてたんですが、僕が書いたので僕らしい曲なんですよね。誕生日までには出したいから夏には出るかな」


ライブで演奏する時はお酒を飲まない太郎さんと清水さん。

越後湯沢の時は別と(笑)

今年も越後湯沢でのツアーがあるそうです!
 

太郎さん「思い出したんですけど『青い鳥』は『ヒューマンルネッサンス』に入れるために作ったんですけどシングルカットして。アルバムでは僕が歌ってたのをシングルでは沢田になって。沢田が「タローが歌ってるのに悪い」と怒ったというのが記事になってて。人情味があるね」
『熱中世代』再放送のお知らせも。

この後はノリノリの曲がメドレーで!

 

太郎さんとかつみさんと遠山さんのミーティング(?)

詳細が気になりますね。

ピー先生とのジョイントライブも大阪でありますし、

嬉しい報せがあることを強く熱望致します!