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アフガニスタンのヤギ飼い

 正義は多様な顔を持つ。正義には常に選択の不条理が付きまとう。


 批判や反論に耐えうる意見を持ちたい。自分が相手の正義を受け入れる寛大さと強さを身に着けることだ。

 

 どんな批判にさらされようと、くじけないことだ。傲慢ではなく、真理のために立ち上がる信念が欲しい。大戦中、レジスタンスに身を挺したパリ市民。パリの市民憲章は、”揺らげども沈まず”、であった。


 映画「第三の男」の中でハリーがつぶやくセリフがある。


 「イタリアはボルジア統治の間、血の雨が降り続いたが、ミケランジェロやダビンチを排出した。スイスは同胞愛、500年の民主主義と平和が生んだのは、鳩時計だ」


 オーソン・ウエルズが、シニカルにつぶやく”cuckoo clock”が印象的であった。


 戦乱より平和がいいのは当たり前の話だが、平和ボケで緊張感を欠き、国家が衰退、解体に向かっている現実に国民が気づかないお粗末。戦乱の世が後世に多くの遺産を残したという皮肉。


 「1人殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか?」、解のない大問題だ。


 これは正義の問題ではなく、哲学、生き方の問題なのだろうか。

 

「これからの正義の話をしよう」の中に、「アフガニスタンのヤギ飼い」の話がある。善良なるヤギ飼いを殺すか、解放するか、により部隊が壊滅する話だ。


 自分が生き延びるために1人を殺すのは正義ではない。ナチスのアウシュビッツ収容所で、処刑される一人の罪もなき若者のために「わたしが身代わりに」と命を捧げたコルベ神父。これは正義なのか、生き方なのか。


  佐賀鍋島藩に、家訓の武士道心得とも言うべき「葉隠」がある。


 三島由紀夫氏の生涯を支えた本がこの「葉隠」である。自身もそれを告白し、自決の3年前に「葉隠入門」を世に問うた。

 

 葉隠に、「一念、一念とかさねて一生」、「意地のないもの益(やく)立たず」とある。若者たちが、一生を通じ、独立自尊の精神で、人生を切り開き、世界や社会に貢献する気概を待たないと国の明日はない、とも言う。

 

三島氏が、自己の命と引き換えに守ろうとしたものは、何であったのか。それこそ命がけの覚悟をもって、日本の明日に対し、「危機に向かって絶えず振り絞られた弓」、研ぎ澄まされた危機感を持ったのであろうか。


 「葉隠」の有名なテーゼ、「武士道とは死ぬことと見つけたり」、を青山繁晴氏は、何かが抜け落ちていると言う。

 問われているのは、主君ではなく、自分のためでもなく、自らが犠牲になっても(愛する)人のために死ぬことができるか、だと言う。


 国家への軸足を問う。 民主党政権に欠落するもの、国家観である。

 

 国旗国歌法に反対し、君が代を歌わなくとも総理になれるとは、日本はおかしな国だ!


 政権与党として、何をすべきか、何をせねばならないか、自らを糺てほしい。国民が選んだ政権の姿は、今の民主党の中にはない。


 首相「国歌斉唱」疑惑 「促され、ようやく立った」 
 
 引用記事全文
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100823-00000094-san-pol


 首相、シンガンスの釈放署名
 
 引用記事全文
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%9B%E5%85%89%E6%B4%99


 政治は常に、この1人か5人かの選択を迫る。時には、大局的見地から、理を超えて腹で決めねばならない時もある。 市民目線などでは大した決断はできない。 様子見と先送りと逃げ菅で何ができるのか。

 
 軸足を日本の外に置き、国家の将来像も役割も見せず、国益より政局、財源なきばら撒き政策による財政破綻が忍び寄る。目を覚まさねばならないのは国民自身であろうか。

 

 政治評論家、屋山太郎氏は、民主党はこの一年何もしなかった、と言った。素人集団、政権担当能力が問われる。

 みんなで渡れば怖くない、「政策コンテスト」とは笑わせる。開かれた政権ではなく、定見なき自らの実力不足を認めたも同然だ。


 国を守る賢い民であるために何をすべきか。日本解体左派思想や、菅談話の欺瞞を見抜く見識と、先人たちの培ってきた汗と苦闘を見据え、明日のこの国のかたちを堅持するための、犠牲や貢献をいとわぬ勇気を持ちたい。



参考図書


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紛争とは、正義とは一体何なのだろう

  紛争とは、正義とは一体何なのだろう



 紀元前11世紀頃誕生したとされる古代イスラエル王国は、20世紀現在のイスラエル建国まで、気の遠くなる3000年を超す時間を、絶え間ない紛争で明け暮れてきた。


 スーダンは100年を超えて紛争に明け暮れているが、20世紀を揺るがすテロ戦争は、それでも30年テロ戦争と言われている。


 紛争の正義はあるのか、紛争解決の有効な手立てはあるのだろうか。


 パレスチナ紛争を引きずるイスラエルには、世界最強と言われる情報機関「モサド」がある。モサドは広く世界に向けて人材を募集している。


 イスラエル紛争に身を投じる覚悟のある人、人生の目的を見いだせない人、暇で退屈な人、応募してみたらどうだろうか。


 イスラエル情報機関/モサド


 命と引き換えに仕事をするモサド、史上最強のイスラエル情報機関である。


 暗殺、テロ、政府転覆等イスラエル国家存続に反するものは全て報復、葬り去る。

 

 正義とは一体何なのか。


 モサドの公式サイトで人材募集をしている。


  <a href="http://www.mossad.gov.il/Mohr " target="_blank" class="auto">http://www.mossad.gov.il/Mohr</a></p>


  「特殊任務あります」という。

 

 国家も国旗も認めず、生きがいを見失い、退屈している面々は応募して国際テロ現場の実態を、命と引き換えに体験してみると良い。日本人が失ったものが見えてくるかも知れない。


 解決の糸口が見えないパレスチナやテロ紛争に比べれば、日本の菅政権、普天間の迷走は茶番劇もいいところだ。
 
 要するに、国家運営に関して、しっかりした軸足も、構想力もなく、口から出まかせの実力なき素人集団だということがはっきり見えてきた。

 

 反対と政争に明け暮れ、大事業の国家を背負うという勉強もせず、ぬくぬくと過ごした野党時代のツケの毒が体中に回り始めたのだ。


 国政をないがしろにする“おめでたい”菅政権の行く末は?

 

引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101212/plc1012121201007-n3.htm

 

 来年もわが国は民主党に翻弄される場当たり政治オンパレード

 

 引用記事全文 
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101212/plc1012121600009-n1.htm

 

 

 Over the rainbow、イスラエルの若者たちは、虹のかなたに何を思うのだろうか。 

 
ギリシア神話で虹は、良い噂、悪い噂を司る女神だという


 ”雨には虹の匂いがする”、古代ギリシャの哲学者、アリストテレスのファンタジックな名言である。

 アリストテレスは『政治学』を著したが、政治学を倫理学の延長線上に考えた。彼は「人間は政治的動物である」と定義する。自足して共同の必要のないものは神であり、共同できないものは野獣である。これらとは異なって人間はあくまでも社会的存在である。(Wikipediaより引用)


 雨上がりの午後、虹がかかる空に、人は何を思うのであろうか。

 
 虹の色は、日本では7色であるが、西欧、英国などの英語圏では6色と見るらしい。

 

 虹の7色は、赤、オレンジ,黄、緑、青、紫、藍であるが、英語には藍をあらわす言葉がない。藍は、Deep blue で青なので、6色だという。

 

 日本人の感性が、藍色を見るのであろうか。染色も藍染を好む。東京には、藍染町なる地名もあった。

 

 虹色は、希望の光とも言う。色は眼で見るだけでなく、肌でも見ているのだという。肌が合う、とはまさに肌で色を感じているからだ。


 『人が選ぶ、或いは好む色から、その人の行動心理や深層心理、精神的、身体的な問題点を解決し、その人が生まれ持った色までを解明してゆく』カラーセラピーの分野がある。

 

 「ダイエットにはブルーを、若返りにはピンクを」 カラーセラピスト、泉 智子さんが提唱する「色の暗号」である。


 虹伝説

 北欧神話では虹は天上の神界に通ずる橋とみなされた。これをビフレスト(Bifrost)と呼ぶ。
 ブリヤート人のシャーマニズムでは虹は魂が天に昇る道であると考えられた。
 

 日本神話ではイザナギとイザナミが虹を渡って下界に来たとされる。
 ガボン南部では人類の先祖は虹を通ってきたという俗信がある。(Wikipediaより引用)

 

 かって、限りなく美しい絵本があった。森に住み、虹を食べつくす7人の小鬼たちの物語だ。虹を食べ尽くし、森には虹がなくなると、「虹の生まれる谷」へ虹を探しに行く物語だ。

 

 虹は、天空に浮かび地上と天界とを結ぶ神の架け橋だという。虹のかなたには夢と希望が浮かんでいる。

 
”ジャパン アズ ナンバーワン” 再び「日が昇る」ように、虹を食べつくしてはならない。財源無きばらまき政策の民主党政権は、埋蔵金まで使い果たし、来年度予算編成のメドが立たない。

 

 何度でも言おう。天下の愚策、財源なき子ども手当に、2兆円を超えるバラマキを行い、さらに増額を検討するという。防衛費4兆円にも相当する予算の半分を使い、日本の財政赤字はますます増え続ける。


 国益や国是に弓を引くような民主党左翼政権の中に、正義があるとは思えない。


 日本の確かな明日の政治に、正義を取り戻すために、野党は結集し来年度予算は民主党に任せるわけにはいかない、と主張する。吾々は創造力豊かな賢く勤勉な民であり続けたい。



参考図書


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神々が見ている


神々が見ている



日本の社会と経営者に明日の指針を与え続けたドラッガー氏が、亡くなり久しい。


今、ドラッカー氏復権である。


J.K.ガルブレイスと共に、日本には多くの信奉者が存在する。


ドラッカー名言集として、氏の 著作の集大成も出版され、あらためて珠玉の名言の数々に認識を新たにする。 


ドラッガー賛歌よ永遠に!!である。


タイトルは、「仕事の哲学」の中の一節。


「紀元前440年頃、ギリシャの彫刻家フェイディアスは、アテネのパンテオンの屋根に建つ彫像群を完成させた。だがフェイディアスの請求書に対し、アテネの会計官は支払いを拒んだ。


彫像の背中は見えない。見えない部分まで彫って請求してくるとは何事か」と。


それに対しフェイディアスは答えた。「そんなことはない。神々が見ている」


彼の答えにの中に、吾々は、自らの信念と流儀に基ずき完璧な仕事を達成した者の誇り、自信、責任感を感じる。

仕事に対する真摯な情熱と取り組みがあります。


北尾吉考氏は、「仕事という字は、「仕」も「事」も「つかえる」と読む。誰に仕えるかと言えば、天につかえる」のだという。


人間の真価は、人の見ていないところで、いかに正直か、いかに努力をするか、にあるという。


世の為政達、国の明日を見つめ、心して私利私欲を超えて公に仕え、自らの仕事に取り組んでほしい。



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仕事の哲学

 「指揮者に勧められて、客席から演奏を聴いたクラリネット奏者がいる。その時彼は、初めて音楽を聴いた。

 

 その後は上手に吹くことを超えて、音楽を創造するようになった。これが成長である。


 仕事のやり方を変えたのではない。意味を加えたのだ」

 

 P・F・ドラッガーの視点である。(仕事の哲学引用)

 

 日本電産 永守 重信社長は、うちの社員は、給料だけのためには働かない、と言う。

 

 働くことの意味は、モノを作り、自己を作り、企業を作って行くことなのだ。

 

 創造と貢献の精神が、仕事の質と付加価値を高める。


 給料だけのために働くと、その先に見えてくるものは、せいぜいマイホームぐらいかもしれない。

 

 しかし、真剣に仕事に向き合うと、見えてくるものが違う。

 

 九州にある半導体部品製造工場は、工場の敷地に隣接して列車が走るという立地条件にあった。


  半導体部品の製造不良率を向上させるためあらゆる対策を講じていたが、有効な決め手にはならなかった。

 

 ある日、この工場の女性社員が、、列車が工場近くを通る時間帯に不良率が上がることに気づいた。

  
 検証の結果を踏まえて、列車線路と製造工場の間に、何層かのプールを作った。列車通過時のレールの振動を、プールの水が吸収する仕組みを作った。


 部品の不良率は下がり、歩留まり率は見事に改善された。


 未来工業(株)の社是は「常に考える」ことだと聞く。 

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念ずれば花ひらく



 

「念ずれば花ひらく」

 

「念ずれば 花ひらく

 

苦しいとき母がいつも口にしていた

 

このことばを わたしもいつのころからか

 

となえるようになった

 

そしてそのたびわたしの花がふしぎと

ひとつひとつひらいていった」

 

坂村 真民 氏の真言の詩である。

 

坂村氏は、「念ずれば花ひらく」を八字十音の真言と言い、ひらくを漢字で開くと 書いたことは一度もないという。

 

「字には、言霊があり、視覚から来る霊力がある。だからどうしても八字でなくてはならぬ。私が八字十音と強く言うのは、字数の不思議、音感の不思議を知ってもらいたいからである」 

 

 この詩には、確かに言霊がある。

 「コトの本質」の著者、松井 考典氏も「人生には思うことしか起きない」と言う。



参考図書


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星の王子さま



 【次代への名言】6月29日 アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ

「心だけが、正しくものを見ることができるのさ。本当に大切なものは目には見えないんだよ」(『星の王子さま』 アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ)  きょうは、人種や老若男女を問わず、世界で幅広く愛読されている作家、サンテグジュペリの誕生日。彼は、1900(明治33)年、フランス 中東部リヨンの伯爵家に産声をあげた。  「天翔る詩人」とでもいうべきだろうか。「心の奥で、人知れぬ友情に結ばれていた」という人間群像を描いた『夜間飛行』(引用は新潮文庫から)。「精神の風が、粘土の上を吹いてこそ、はじめて人間は創(つく)られる」という印象的な一文で結ばれる回想録『人間の土地』(同)。彼の作品は多く、もう一つの本職であった航空パイロットの視点から、愛と冒険、生と死がつづられている。



 2009・6・29 産経新聞 【次代への名言】より引用


 鳥の眼、虫の眼、ということがある。

 司馬遼太郎の俯瞰の眼と、松本清張の地を這う点眼の眼である。サンテグジュペリはまさに大空から俯瞰の眼で、星を、地球を、そして人間を見つめた作家であった。

 第二次大戦中、自ら志願兵となったサンテグジュペリに対し、敵味方を超えて彼のメッセージに対する共感が集まった。出来れば、彼とは戦いたくない、というドイツ人兵士が多かったという。

 箱根、仙石原に「星の王子さまミュージアム」がある。

 夜間飛行、人間の土地、星の王子さま等の名作を残したアントワーヌ・ド・サンテグジュペリは、フランス人が最も尊敬する作家だという。

  星の王子さま/サンテグジュペリは、第二次大戦中、郵便偵察機のパイロットとして祖国への献身的な任務を担っていた。

  彼は1943年5月、愛する妻、コンセーロのもとを去り、偵察飛行のため、ドイツ最前線へ飛び立った。

 「一人の人間として存在するために、任務を引き受けねばならない。

 僕は戦争に行く。僕は死ぬために出発するのではない。 平和や、僕が愛するもののために銃弾を浴びに行く。 誠実、純真、忠実、心のこもった仕事を守るために」

 1944年7月、偵察飛行へ飛び立ったまま彼はふたたび帰還することはなかった。

 愛するもの、仕事、国家、彼が命を懸けて守ろうとした崇高な精神に万感の想いである。

 「南方郵便機」の中で、大空からジュヌヴィエーヴにあてた叙事詩「ぼくは泉を見つけ出した。おぼえているかい?それはジュヌヴィエーヴだ」は読む者の胸を打つ。

 命と引き換えに 愛するものたちを守ろうとした献身と犠牲の精神は、時代を越えて、今も生き続けている筈である。  


 以下、Wikipediaより、彼の最後の出撃と撃墜の様子である。 

 『1944年7月31日、フランス内陸部グルノーブル・シャンベリー・アヌシーを写真偵察のため、単座双発双胴のロッキード F-5B(戦闘機 P-38 ライトニングの偵察機型) を駆ってボルゴ飛行場から単機で出撃、消息を絶った。最終階級は少佐。

 サン=テグジュペリの未帰還・行方不明の報は、無線を傍受していたと思われるドイツ空軍にも伝わり、彼らも独自に捜索を開始した。サン=テグジュペリの存在は、国境・民族を越えて、空に憧れを抱く当時の若者にとって、それほどまでにかけがえのないものだった。

 2008年3月15日付La Provence(電子版)に、当時Bf109戦闘機のパイロットだった、ホルスト・リッパート曹長がサン=テグジュペリの偵察機を撃墜したとする証言が公開された。彼自身もサン=テグジュペリ作品の愛読者だといい「長い間、あの操縦士が彼では無い事を願い続けた。彼だと知っていたら撃たなかった」と話していた』

 人をつき動かすものは、正義や力ではないかも知れない。限りない人間への共感、友情、連帯が人を動かすのであろうか。

 正義は戦うことを要求する。選択することを要求する。正義の多様性を前にするとき、「出来れば、彼とは戦いたくない」、サンテクジュペリが発散するあふれる人間味に大いなる共感が集まった。

 
 近頃聞かれなくなった言葉、ヒューマニズムの香り高き詩人であった。


参考図書

星の王子さま (新潮文庫)/サン=テグジュペリ
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夜間飛行 (新潮文庫)/サン=テグジュペリ
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人間の土地 (新潮文庫)/サン=テグジュペリ
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南方郵便機 (サン=テグジュペリ・コレクション)/サン=テグジュペリ
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三行ラブレター

日頃なかなか言えない好きな人への思いや、家族への感謝の気持ちを3行(60字以内)の文章で伝える「心に響く三行ラブレター」を<ins>日本語文章能力検定協会</ins>が募集したことがあった。


 優秀作品三つ。

 「いいトシをして、なんて言わないで。英会話学校に通いはじめたよ。 君に世界を見せたくてね。」
 
 「もうすぐ定年だ。一度、こちらの温泉に来ないか? 単身赴任で苦労をかけた君の背中を流すよ。」

 「ハワイの海とかローマの遺跡とか そんなの誰と行ったって楽しいでしょう。 駅前の商店街で幸せが湧いてくるのはきっとあなたとだけね。」


 秋山ちえ子氏に、「九十九歳の恋うた」があった。老夫人が雪のスイス、チューリッヒへ、初恋のひとを訪ねる短編集である。「九十九歳になっても人を思う艶やかな心が持てることを知らせたかった」という。

 老夫人が若き日に詠んだ歌である。

 「遠き日のおもいであわれ花のごとすがしかりしと君の手紙に」

   
 秋山氏は「秋山ちえこの談話室」をTBSラジオで45年も続けられた才女であった。


 ラ・ロシュフコーの箴言。

 

『愛の喜びは愛することにある。相手に抱かせる情熱よりも、みずからが抱く情熱によって幸福になる』

 

アントワーヌ・ド・サンテクジュペリの名言


 『愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。』



 関連ホームページ
 http://www.tvais.jp/html/2009_04_05/it_1826199/



参考図書

九十九歳の恋うた―小さな町の物語/秋山 ちえ子
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心に響く三行ラブレター/著者不明
¥945
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ゼロと無の神秘

ゼロ、この悩ましき数。人類に与えられた最大の難問、「神は存在するか」の問いの前に立ちはだかった神秘の数である。

 

ヨーロッパで言うグラウンドフロアとは、地上階、つまりゼロ階で、英国は「G」、ドイツは「E」と表示されるという。次の上の階から「1階」、「2階」、「3階」と続く。

 

エレベーターでは、地上階を「0階」と表示するようだ。

 日本やアメリカでは、地上階は「1階」である。当然、次の上の階から「2階」、「3階」、「4階」と続く。つまり日本の2階は、ヨーロッパでは「1階」になる。

 

ちなみに9,11テロの「グラウンドゼロ」は「爆心地」の意味だという。

 

原点が、0なのか、1なのか、という問題はどこから来たのだろうか。ゼロ階から始まるのか、1階から始まるのか、は文化の違いだけなのだろうか。

 

ゼロは、インドで発見された。あの強烈な太陽の熱が「なければいい」という発想がゼロの原点だと聞く。

 

ゼロは不思議な数だ。日本語のゼロの言い回しには、ゼロ、零、無、とある。 試験は、れい点でゼロ点とは言わない。零とゼロは違うらしい。


 Wikipediaによれば、「零点(れいてん、ぜろてん、zero)とは、ある関数 f によって、0 に移される点、すなわち f(z) = 0 を満たす z のこと。複素解析や代数幾何学などにおいて、方程式の解や根と呼ばれるものを幾何学的に取り扱う際に、しばしばこの表現が用いられる」、とある。


 コンピューターは、0と1の2進法による高速演算で成立する。この場合のゼロは、無ではなく確実に存在する。しかし、0と1の間には何も存在しない。

 

日本仏教には「無」という概念がある。「無」という概念は「空」にも通じる。無は、有の反対表現で、空はうつろで実体がないことを言う。

 

日本仏教の根本命題は、「空、縁起、無常」で、自己よりも他者の救済を究極の目標とする。自己とは実体がなく(空)、他者とのかかわりの中で(縁起)、常に移ろいゆく(無常)、ものとする。

 

 自己とは、時の移ろいと他者とのかかわりの中で、ある時は「有」、ある時は「無」なのだ。

 囲碁、将棋、スポーツ等、大勝負の大局を制するものは、自己の私利、私欲を超えた「無心」であるという。


 政治に携わる者、国を預かる者たちは、公をわきまえ、虚心坦懐、無心でなければならない。自己を捨て去り、超えた所に「礼」が生まれる。

 

「礼」とは、まさに自己を「無」(零)にした先にある「礼儀」なのだ。民主党の面々は、総理をはじめ礼を欠く不遜な者たちが多い。

 

小沢切りには、礼も理屈も大義もない。菅直人は、国よりも、党よりも、自己を優先する。総理の椅子に邪魔になるものは切り捨てる。「政治と金」の大義にかこつけたこの無節操さが、総理の資質、資格を問はれる所以であろう。


 財源”無き”亡国予算、日米同盟、領土問題等、国家の信用と国益を貶めた菅総理こそ問答”無用”、即刻退場が大義であろうか。



参考図書

異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)/チャールズ・サイフェ
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政治の不条理

【激突・新春】攻勢の首相「不条理」のレッテル張りで「小沢切り」


 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101042307038-n1.htm


 菅首相、ついに「不条理」を言いだした。哲学のないものが不条理とはお笑い草だ。

 不条理、この言葉は重い。思い付き、出まかせで言う言葉ではない。


 かって、ジャンポール・サルトル、アルベール・カミユ等の時代に、時代を駆け抜けた言葉であった。

 存在の不条理、人間存在そのものが不条理のただ中にある。自己は他者によりその存在意義を与えられる。

 

 国旗国歌を否定、君が代も歌わず、軸足を日本の外に置く菅総理自らが不条理の存在なのだ。 

 

 自らの存在の不条理に気づくべきである。総理たる者の見識と力量を持たぬ者が、不条理を言う資格はない。

 

 日米同盟の危機、尖閣、北方領土問題、不毛の経済成長戦略、仙石、岡崎の任命責任、税収を上回り、埋蔵金まで手を付ける財源なき亡国予算、選挙公約のマニフェスト違反等々、これでなお総理の椅子にしがみつくことがこそが、まさに不条理なのだ。


 『党の後見人的存在、稲盛和夫京セラ名誉会長は5日、記者団に、失望感をあらわにした。  「政権交代が期待を裏切ることになり大変残念だ」』 

引用記事全文  
 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/110105/stt1101052320008-n1.htm


 平沼氏、菅首相の退陣要求 予算案にも反対


 「たちあがれ日本の平沼赳夫代表は7日午前、政局対応について「政権打倒のため徹底的に戦う。沈みゆく日本を立て直すため、菅直人首相には去ってもらわなければいけない」と述べ、菅首相の退陣を求めた」

 

「平成23年度予算案についても「国民のことを思っていない」と反対する考えを表明した。都内の党本部で記者団の質問に答えた」

 

引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110107/plc1101071623014-n1.htm

 

【日本よ】石原慎太郎 世界史のうねりの中で


  「私は長年外洋でのヨットレースを手掛けてきたが、急に変化する気象の中で波は突然激しく変化し船を弄ぶ。大きなうねりの中で別の高い波が立上がり、凶悪な三角波を造って船を襲い損ないもする。

 

 国家の遭難を防ぐためにも、我々はまず歴史の大きなうねりに目を凝らし自らの指針を模索しなくてはなるまいに」

 

引用記事全文
 

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/110103/acd1101030316000-n1.htm


 

菅首相、ネット番組で「気持ちが萎える」 マニフェスト見直し明言


 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110107/plc1101072134022-n1.htm

 

マニフェスト見直しと言うが、まともに実行出来たのは一つもない。できないマニフェストの上にさらに国家解体3法案を画策する。まさに詐欺政権の正体極まれりだ。 


 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/110108/stt1101080257003-n1.htm

 

モノ言えば唇寒し、もはや何を言っても国民の信を取り戻すことはできない。菅直人の亡国絵空事発言にはうんざりだ。


 政治の不条理を語る前に、先人たちの流した汗と苦闘を見つめ、この国の国土にしっかりした軸足を置き、熱き日本の明日を語るべきであろうか。この国と世界の明日の理想が何なのか示さねばならない。




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宇宙は数学の言葉で書かれている

「数学嫌いな人のための数学」 小室 直樹


 数学には、「解のない問題」、「解があっても解けない方程式」つまり答えのない問題も有る、という。

学校では正解を一つしか教えないが、実社会では、解は、必ずしも一つではない。


 数学には、実数と虚数(e)がある。見える数と見えない数だという。吾々数学に疎い者には十分に理解できない。

 

 「宇宙は数学の言葉で書かれている」(村山 斉)ともいう。

 

今年7/24アナログ放送は終了、デジタル放送へ移行する。コンピューターを制御するデジタルの言葉は0と1の2進法で書かれている。0と1の間には何もない。


 テレビをはじめ、衛星が飛ぶのも、データのやり取りもすべてコンピューター制御である。遥かな宇宙から送られてくる写真もデジタル信号によるデジタル写真だ。

 しかし実社会を構成する見えるものは、見えないもののうえに存在している。氷山のように海面下に隠れているものの方が大きいのだ。

 

0と1の間には見えない無限の情報が隠されているのかもしれない。

 世界を支配するのは表向きの見える世界だけではない。見えない闇や密約なるものがあってかろうじて動いてゆく。闇が多ければ専制政治になるだろうが、時としては、隠すのが正解の場合もあるだろう。


 実社会での解は一つではない。正義が多様化しているように、相手にも正義があるのだ。

 ウイキリークスはこの闇を暴いてみせる。果たしてこれも正義なのだろうか。


 阿吽の呼吸や揺れ動く乙女心には、まさに0と1の狭間で彷徨う人間の心の風景がある。

 日本人は、和を尊ぶ。まあまあと言う言い回しは、英語にはないらしい。デジタルの、黒か白かで決着をつける文化に、われわれはなじまない。

 

 しかしである。政治の世界では話が違う。優柔不断、決断せずすべて先送りの民主党政治は、この部分で大いなる感違いをしている。

 

 升田幸三名人に言わせれば、リーダーたるものの資格は、理を突き破る決断ができるかできないかにあると言う。菅直人にはこの資質が全くない。

 

 八ッ場ダム、普天間、尖閣、小沢問題等の取り組みに、政権運営の長たる判断ができない。無免許運転と言われる所以であろうか。


 消費税、TPP参加等、段取りも対応策の工程表も設計図もなく突然ぶち上げる。 大局を見極める力量無き内閣改造、国民の信を裏切る有言不実行、マニフェスト詐欺内閣が続く。


 「コンクリートから人へ」は、まさに絵空事であった。


 菅直人、野党時代の口癖だった、「国民に信を問え」はどうしたのか。




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