皆さまコンバンハ!
突然ですが、SAGアワード、全米映画俳優組合賞なんかでお馴染み、SAG-AFTRAって皆さまご存知ですか???
名前の通り、アメリカでオシゴトをする俳優が加入する労働組合。
映画俳優組合とありますが、組合員は、映画・テレビの俳優やジャーナナリスト、ラジオパーナリティ、シンガー、レコーディングアーティスト、声優、モデル、インフルエンサーなどなど、メディアのプロで構成されているとのこと。
昨年は、『トランスフォーマー』シリーズでお馴染みのマイケル・ベイがプロデューサーを務めるパンデミック映画『Songbird』が、組合との調印に至っておらず、この作品に出演した際は会員資格をはく奪される可能性があると警告を発したことや、トランプ元大統領を追放したことでも話題になりました。
モチロン俳優組合の存在は知っていたものの、実際どのような活動を行っているのか等に気を留めたこともなかったので、モノ申す姿勢にビックリしたものでございます。
さて!この全米映画俳優組合ですが、現在の会長はなんと!『ビバリーヒルズ高校白書』のアンドレアでお馴染みのガブリエル・カーテリス!
懐かしい!
アンドレアもしっかり者キャラでしたが、実物もしかり!
『アイリッシュマン』にも登場しましたが、組合の会長なんて、政治家ですよ!
写真の通り、SAGアワードに主催者として登場したり、モノ申す時に名前が出たりと、割とお目にかかる機会が多い会長サンですが、一体どんな経緯で就任したのかなーなんて思っておりました。
そしたら!
そこはさすが、民主主義の国(近年は問題になってるケドも)!
俳優組合の会長も選挙で選ばれるんですって!
そこでご紹介するのが、本日の主役!
古くは『フルメタル・ジャケット』や『メンフィス・ベル』にご出演。最近では『ストレンジャー・シングス』の悪いヤツ、マシュー・モディーン!
彼、今年の全米映画俳優組合会長選に出馬するそうでございます!
なんでもEWによりますと、マシューは2019年にも出馬したものの、ガブリエル・カーテリスに敗北。
この度雪辱を果たしたい構えとのこと。
会長選挙には、政治の世界同様、キャンペーンマネージャーと組んで、マニフェストも発表するんですって!
マシューの今年の主張としては、SAGが、活動の正当性を主張するために、資金を無駄に使用している!と現体制を非難。
正していく所存らしいです。
160,000人の組合員の皆さんの投票総数の過半数を取ることが当選のラインとのこと。
しかし近年投票率は低迷中で、2019年の選挙では、21.2%しか投票権を行使しなかったそうです。
(組合に属しているうちの、ほんの何%しか俳優で食べていけないと言いますから、圧倒的多数はそれどころなじゃい可能性も)
いやまあしかし!
ティーンの頃に目をハートにして観ていたマシュー・モディーンやガブリエル・カーテリスが、今や政治的野望を持っていたとは非常にびっくり!
SAGのこともちょっと詳しくなっちゃったし、今日は皆さん、お勉強になりましたね!
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