NHK英語教授がお伝えする英会話上達のイロハ -7ページ目

NHK英語教授がお伝えする英会話上達のイロハ

NHKの英会話番組講師でもある木下和好が英会話上達のイロハを余すところなくお伝えしていきます。

$NHK英語教授がお伝えする英会話上達のイロハ-British Museum
大英博物館内(資料館?)

Tube(ロンドン地下鉄)に乗ってCovent Garden駅で下車。小雨が降る中で目指したのは大英博物館。博物館にもっと近い駅はあるが、家族とランチをしてから独りでフラッと博物館巡りをする予定だったので、あえてこの駅。地図を片手に徒歩約10分の道程。見えて来たのはなんとも立派な博物館だ。

「これが無料とは…」

世界中から集められた国宝級の展示物を全ての人に無料で開放する。これが博物館のポリシー。
特にエジプトコーナーやアッシリアコーナーは人気で、僕もこのふたつのコーナーだけで2時間を費やしました。ただ、恥ずかしながら大英博物館の下調べをしておらず(自称博物館フリークなのだが)、博物館を後にしてから「あぁ、こんな展示物もあったのか…」と後悔の連続。聖書学や中東の歴史に興味がある人なら絶対に一度は訪れたい博物館だと思います。

建物の美しさやディスプレイのセンス、落ち着いた雰囲気、そして「無料」という大胆なポリシー(勿論、募金も募っています)。大英博物館の素晴らしさを体感した僕は、再び英国に来ることを心に誓った。


イギリス回想録(第20回/最終回)

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日本人は世界の中でもトップクラスの味覚の持ち主なのではないかと勝手に思っていますが、英国を訪れてみて、英国人にとって、塩っけと甘みと酸味がどれだけ重要かがわかりました。とにかくこの3つの要素が豪快!

日本では様々なスナックに海苔塩味があったりしますが、イギリスではSalt & Vinegar味(塩と酢)のスナックが豊富です(日本のスッパムーチョとは比にならないぐらい酸っぱい)。Pubランチの定番料理 Fish & Chipsにも「これでもか!!!」というくらいモルト酢をかけます。塩分もかなり濃い料理も多く、スイーツの甘みも半端じゃありません。妻の友人の家を訪れたときはメレンゲをデザートにだしてくれましたが、もともとスイーツを食べない僕にとっては拷問のような甘さ!しかし、ふと横に目をやると2歳の英国少女が同じメレンゲをパクペク食べているではないか…かつて英国を旅行した人や留学生に「英国の飯は不味い」と聞いていましたが、味が濃いことを除けば逆に「美味しい」部類に入るのではないかと思いました。

さて、話しは変わってロンドン周辺にはインドカレー屋さんが多く、本格インド料理が楽しめるのをご存知でしょうか?日本では馴染みの薄いマトンやラムのメニューも豊富で、「日本に帰って一番恋しくなるのはインド料理かな?」と 現地の日本人に言わせてしまうほどの味なのです。英国を離れて恋しくなるのがインド料理?一見、不思議な感じがしましたが、僕の場合はアメリカを離れて一番恋しくなるのがメキシコ料理。スパイシーな味は人を虜にするということか…?

イギリス回想録(第19回/全20回)

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英国を訪問する旅行者にとって楽しみなのが、Bed & Breakfastと呼ばれる英国流の宿泊施設。その名の通り、Bed(ベッド)とBreakfast(朝食)を提供してくれる場所で、大手ホテルグループではなく、個人経営されているのが特徴。英国人の部屋を借りる的な感じもあり(勿論、ホテルのようにプライバシー等は守られる)、ホテルより「英国」を味わえるのが醍醐味なのではないかと思います。

僕たちが宿泊したのはロンドンから西に55キロ、Henly-On-Thames(ヘンリーオンテムズ)という静かな街にあるB&B。ホテルのように大きな看板や目印があるわけではないので、最初は何度もB&Bの前を車で通過しながら「どこだろう?」と悩み、住所を確認してようやく発見。中に入るとまさに英国人のお家。案内された部屋には、かつてオーナーの子供たちが読んでいたと思われる本や玩具が棚に並び、ホームステイのような感覚です。

ちなみに僕たちが泊まった部屋は清潔でしたが、難点は部屋の鍵がかからなかったこと、そして何故かクローゼットが臭いこと(古い水回りのせいか?)。「ここには一泊しか泊まらないから」と自分に言い聞かせ、翌朝が来るのを待ちました。

B&Bといっても本当に豪華なところから僕ら家族が泊まったようなところまで色々ありそうですが、翌朝のFull English Breakfastはやはり美味しかった。食事を食べたパテオから見える美しい庭(部屋とは異なり本当に美しい)を目にした瞬間、「これが見れたのなら、ここでも良かった」と思った単純な僕でした。

イギリス回想録(#18/全20回)

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