日本の交通信号は青から黄色、黄色から赤に変わりますが、英国では赤から黄色、黄色から青に変わります。よって、赤信号で停車中の車は信号が黄色になるとブレーキを緩めノロノロ走行をはじめます。日本では反対側の信号が黄色になったら「あっ、そろそろこちらが青だな」と判断していましたが、英国はその点判り易くていいなぁと思いました。
さて、ロンドン中心部では車両入場規制があるのをご存知でしょうか?街中心部の渋滞を緩和するために車両は10ポンドのCongestion Charge(混雑税)を払わなければなりません。知らずにこのエリアに車で入ってしまうと罰金を課されるようで、実際に罰金を課された人一曰く60ポンド(通常料金の6倍)請求されてしまうとのことでした。ほんの一瞬Congestion Charge圏内に入っただけで罰金になったということでしたが、ステッカーを貼っているわけでもないのに警察はどのように違反車両を特定できるのか不思議…。
イギリス回想録(#17/全20回)
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雨が降る中ストーンヘンジ観光(2012年4月)
ロンドン中心部からドライブすること数時間、世界七不思議の一つであるストーンヘンジが突然視界に入ってくる。海から程遠い緑豊かな地に立てられた巨石に完全に気を取られ、「何故こんなところに?」という疑問が頭をよぎる。古代人もこのストーンヘンジを見た時に同じことを感じていたのだろうか、と想像は膨らむばかりです。雨が強く降る中、専用駐車場に車を停め入り口に向かう。入場料は約8ポンド(日本円で1000円くらい)。首からぶら下げるタイプの音声ガイドを受け取り、いよいよストーンヘンジへ。
幼い頃から写真で見ていたストーンヘンジを目の前にして思ったのが「写真でみるより小さく見える」という印象。それどころか「これなら作れそうだな」と古代人のロマンも打ち壊し。それでも、「何故こんなものを、こんなところに作ったのか???」という疑問は拭い去れない。音声ガイドによると、宗教的な建造物という説や、儀式のためのもの、異国民に自分たちの力をみせつけるためのもの、と見解は様々。只々、ストーンヘンジに呆気をとられながら建造物を一周して観光は終わる。なんだか、来る前より疑問が増えたような気がしました。
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写真:パブの中を走る娘(2012年4月)
日本で「パブ」と聞くとお酒を飲む「バー」を想像しますが、英国民はお酒を飲まない人もパブで食事をします。パブの定番メニューともいえるFish & Chips(インゲン豆をマッシュした付け合わせが美味!)やSunday Roast(日曜日のみ提供されるローストディッシュ)、Shepherd's Pie(牛ひき肉とマッシュポテトのパイ)などの料理を楽しむことができます。「Pub Lunch」という表現がありますが、英国民にとってパブは気軽にお昼を食べることができる場所なのです。
ロンドン市内には豪華なパブやちょっと荒れた感じで入るのも怖そうなパブ、家庭的なパブなど、雰囲気が全く異なるお店が数多くあり、郊外には高級レストランのような落ち着いた雰囲気のお店もあります。同じ定番料理でもお店によって味付けが異なったりするので、英国を旅行するときは2、3軒は行っておきたいものです。
お店に入ってみて、雰囲気がバーのようであれば注文料金は前払い、レストランのような雰囲気の場合は後払いが多かったように思えます。
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