日本人は世界の中でもトップクラスの味覚の持ち主なのではないかと勝手に思っていますが、英国を訪れてみて、英国人にとって、塩っけと甘みと酸味がどれだけ重要かがわかりました。とにかくこの3つの要素が豪快!
日本では様々なスナックに海苔塩味があったりしますが、イギリスではSalt & Vinegar味(塩と酢)のスナックが豊富です(日本のスッパムーチョとは比にならないぐらい酸っぱい)。Pubランチの定番料理 Fish & Chipsにも「これでもか!!!」というくらいモルト酢をかけます。塩分もかなり濃い料理も多く、スイーツの甘みも半端じゃありません。妻の友人の家を訪れたときはメレンゲをデザートにだしてくれましたが、もともとスイーツを食べない僕にとっては拷問のような甘さ!しかし、ふと横に目をやると2歳の英国少女が同じメレンゲをパクペク食べているではないか…かつて英国を旅行した人や留学生に「英国の飯は不味い」と聞いていましたが、味が濃いことを除けば逆に「美味しい」部類に入るのではないかと思いました。
さて、話しは変わってロンドン周辺にはインドカレー屋さんが多く、本格インド料理が楽しめるのをご存知でしょうか?日本では馴染みの薄いマトンやラムのメニューも豊富で、「日本に帰って一番恋しくなるのはインド料理かな?」と 現地の日本人に言わせてしまうほどの味なのです。英国を離れて恋しくなるのがインド料理?一見、不思議な感じがしましたが、僕の場合はアメリカを離れて一番恋しくなるのがメキシコ料理。スパイシーな味は人を虜にするということか…?
イギリス回想録(第19回/全20回)
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