USJセントラルパークには

映画芸術にまつわる

有名人の名前を持つ薔薇が勢ぞろい。

映画好きにとって嬉しいスポットです。

2019年の薔薇散歩をふりかえります。

2019年5月

娘の社交不安障害広場恐怖症

認知行動療法の場所に選んだのは

馴染み深いユニバーサルスタジオジャパン!

人混みに慣れるトレーニングをスタートキラキラ

訓練の途中でちょっと一息つける場所が

ここセントラルパークです。

ローズオブフェイム開催期間中は

優雅な薔薇の香りに包まれます。

ゆったりとした音楽が流れ、

ここが遊園地だということを忘れるほど。

オードリー・ヘプバーンという薔薇は、

薄いピンク色が清楚で可憐。

マイフェアレディの花の帽子を連想する優しげなバラ。

ヒギンズ教授の手によって、

貧しい花売り娘から淑女に変身します。

方言研究の材料だった娘。

教授にとって、いつしか

かけがえのない大切な人に。

映画の中にも温室や花屋、衣装、屋敷の壁など

いたるところに花が使われています

マイフェアレディ

大好きな「ローマの休日」をみっけハート
こぶりの朱色とオレンジ。
パッと目をひく鮮やかさ。
今作のアン王女のバラもありますよ。
青みがかった濃いピンク色
美しいお姫様にぴったり。
公務に疲れたアン王女。
一人の女の子にもどってローマをめぐる。
初めていろんなことに挑戦した彼女が
たった一晩で大人の女性に成長する物語。
つづいてはティファニーで朝食をです。
大変愛らしいロマンティックな花。
花びら1枚1枚にスリットが入っていて、
フリルいっぱい。
蕾も素敵ですよねぇ。

日和見主義のパーティガール。

誰にも心を許さない女の子。

たった一人の弟のために、資金を稼ぐ暮らし。

わぉ!ムーンリバーの音楽が流れてきました。

目の前には、白いバラ。

ムーンリバーだぁ。

曲と花を同時に楽しめるなんてねぇ。

一重の白い清楚な花。

窓辺に腰掛け、ギターをつまびくオードリー。

彼女の音域にあわせ作曲したメロディ。

ヒロインが本当は何を求めているか、

名曲にこめられています音符

バス停留所の彼女の涙がいいんです。

物語の転機になる重要な場面。

地味だけどぐっときます。

「私はもう昔の私じゃないの、わかって」

過去の自分に決着をつける、恩人との別れ。

「ティファニーで朝食を」の感想↓

 

バラの花の名前にはなっていなくても、

オードリーの作品、たくさんあります。

新しい自分の一面に気づく「パリの恋人」

気づかせてくれたカメラマンに恋をする。

花嫁姿と頬をつたう涙がとても美しい。

 

オードリーが未亡人を演じ

遺産をめぐり犯罪に巻き込まれる「シャレード」

「麗しのサブリナ」「昼下りの情事」もチャーミングですよね。

憧れの男性にふりむいてもらいたい乙女心。

いじらしくて応援したくなります。

父と娘の心温まるやりとりも魅力の1つです。

 

自分のルーツを知り苦悩する「許されざる者」

一人の生徒によって同性愛者の噂が広がり、
窮地に陥る女教師 「噂の二人」
盲目の主婦と強盗のサスペンス
「暗くなるまで待って」
ドラマティックで深刻になりそうなストーリーが
オードリーの清涼感で重苦しくならない。
薔薇特集②へつづきます。