地域冷暖房施設の都市計画、池袋駅東口地区計画などの変更について　都市計画審議会

3/24、第201回豊島区都市計画審議会が行われました。

〈議事〉

報告1 東池袋地区地域冷暖房施設の都市計画変更について

報告2 池袋駅東口地区地区計画の変更について

報告3 豊島区都市づくりビジョンの改定について

【報告1 東池袋地区地域冷暖房施設の都市計画変更について】

・東池袋地区地域冷暖房施設は、熱供給プラントから周辺15棟のビルへ熱供給を行っています。現行のプラントはサンシャインシティ内にあります。

・東京国際大学キャンパス、南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業による新築建物（北街区）への供給が計画されています

・上記に加え、東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業による新築建物への熱供給を行う予定となりました。これに伴い、新設の導管を設置します。また、既存のプラントのみでは熱需要を賄えないため、同新築建物内に新設の熱発生所施設を作ります。

・地域冷暖房施設は、東京都環境局で供給範囲を定めていて、エリアを追加する場合などは都市計画決定をする必要があります。今回の報告では、導管を増やすこと、プラントを増やすこと、などが都市計画決定される予定の内容という説明もありました。

今後のスケジュールは、5月に都市計画案の公告・縦覧及び意見募集、6月に都市計画審議会で付議、都市計画決定・告示、10月に工事着工の予定です。

【報告2 池袋駅東口地区地区計画の変更について】

池袋駅東口A・C・D地区の地区計画の変更による、段階的なまちづくりのイメージの説明がありました。

現状は、4つの公園を中心としたアトカルハブ、街並み誘導型地区計画・街並み再生方針・高度利用型地区計画の検討など。

2030年頃には、環状5の1号線の開通による駅前通過交通の減少、池袋駅東口駅前クルドサック化、グリーン大通りの一部歩行者専用道路化、東池袋一丁目地区再開発事業、東池袋中央公園の整備、地区計画区域内での建替・共同化・街区再編が促進、など。

将来は、池袋駅東口・西口の街区再編による駅関連施設の更新、デッキ整備及び地下通路の拡幅等による東西の接続強化、地区計画区域内での建替・共同化・街区再編がさらに促進、など。

【報告3 豊島区都市づくりビジョンの改定について】

平成27年に策定された「豊島区都市づくりビジョン」（以下ビジョン）の改定に向けたスケジュールや検討体制などの説明がありました。

東京都が都市計画区域マスタープラン等の三方針などを改定した際に、豊島区のビジョンも時点修正をしています。

ビジョンの検討体制は、専門的見地からの調査検討を行うため、豊島区都市計画審議会の都市づくり専門部会を活用して検討を進め、適宜審議会へ報告を行うとのこと。

今後のスケジュールは以下の通り

令和5年度…

庁内関係各課へ意見照会及びヒアリング、現状分析・課題の整理、都市づくり専門部会の設置（6月頃・開催は10月頃から）、ビジョン（素案）作成

令和6年度…

庁内関係各課へ意見照会及びヒアリング、パブリックコメント・区民ワークショップ

令和7年度…

庁内関係各課へ意見照会及びヒアリング、ビジョン（原案）作成、パブコメ・説明会、都市計画審議会（諮問）、ビジョン改定

以上です。

私の区議としての3期目の任期中の都市計画審議会は今回が最後となります。

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