11/30、総務委員会が行われました。

〈審査案件〉
1 第75号議案 地方税法等の一部を改正する法律の施行等に伴う関係条例の整理に関する条例
2 第76号議案 選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
3 第79号議案 大塚駅北口駅前広場整備工事請負契約の一部の変更について
4 第80号議案 巣鴨地蔵通り電線共同溝等整備工事委託契約の一部の変更について
5 第83号議案 令和2年度豊島区一般会計補正予算(第6号)
6 2陳情第26号 国は国内に(医療用品)を生産する国策会社を設立すべきとの意見書を厚生労働省に提出する事についての陳情

【5 第83号議案 令和2年度豊島区一般会計補正予算(第6号)】
関係する説明者の兼ね合いで、補正予算の審議から行いました。

補正予算規模は4.07億円(国庫支出金3182万円、都支出金578万円、一般財源3億6999万円)で、指定管理者への施設休業による損失補填、住宅確保給付金の追加計上、池袋駅東口グリーン大通りに設置されていた2箇所の喫煙所の撤去費等、大塚駅周辺整備事業(大塚駅北口駅前広場整備)の追加費用など。

◆指定管理者への損失補填に伴う補正(2.48億円)

新型コロナ対策を目的とした区からの要請による施設休館や予約キャンセル等による利用料金還付などにより生じた、指定管理者への損失補填を行うものです。

今回の対象期間は、令和2年2月~6月。これ以降の期間についての補正は今後となります。

 

収入…施設休館に伴う利用料金等の減収など

支出…施設休館による人件費・光熱費・委託費等の減、コロナ対策経費の増など

上記を勘案して施設毎に計算。

なお、雇用調整助成金など、国の支援制度なども極力利用し、利用した分は重複しないよう補填の計算をしています。

 

◆地域区民ひろば施設改修経費(約1000万円)

区民ひろば要を近隣の民間ビルへ仮移転するための費用。

 

◆人とまちにやさしい新たな喫煙対策事業経費(約1200万円)

グリーン大通り沿いの池袋駅東口五差路喫煙所2カ所(ユニクロ前、ふるさと宮城前)を廃止し、臨時的な代替喫煙所等の効果検証などを行う費用。

・当該喫煙所は令和2年4月より使用を中止

・本区は7月にSDGs未来都市などに選定。SDGsには喫煙率が指標の一つとなっている

・周辺のバス停利用者、通行者から受動喫煙に関する声が寄せられていた


区長からは、設置当初は地域とも調整して必要性が高い場所でありJTとも連携して設置した場所だったが、バス停の近くに位置するため受動喫煙の観点から批判の声もあった。さらに、SDGsの取組みで喫煙は大きな課題と認識、設置から10年近く経った中で考えねばならないと判断。代替の喫煙所は考えていきたい、との答弁も。
 

当該喫煙所はバス停に近いこと、人通りが多い歩道内にあること、などから受動喫煙対策の観点からは適地とは言えなくなっています。

私からは、池袋駅東口駅近くの横断歩道上に設置している区の喫煙所などへの誘導について確認しました。

廃止される喫煙所の代替施設の検討は行うようですが、適地が見つかっておりません。現状では稼働している喫煙所への誘導を行うことが現実的な対応だと考えます。現時点では、区が委託している喫煙所の清掃を行っている方、ポイ捨て禁止の呼び掛けをしている方、などが質問を受けた場合に喫煙所を紹介しているとのこと。更なる工夫を求めました。

喫煙者の中にはインターネットで喫煙所を検索する方もおられると聞いています。そうした方は、喫煙者の中でもマナーの良い方だと推察されます。百貨店内など民間の喫煙所も含めて、近隣喫煙所への誘導の工夫が必要です。

 

◆SDGsシンボル設置事業経費(1000万円)
上記喫煙所の跡地2カ所に、SDGsのシンボルとなる施設(区の施策を伝えるもの)を整備する費用。


・情報発信機能を持つモニュメントのようなものを検討。人が多く集まる場所に区の施策をPRするものを設けるのは意義がある。

・街路樹を含めた整備を行う

・SDGs以外に、セーフコミュニティ、アートカルチャー、東アジア文化都市の実績などの政策を伝えることを考えている

 

喫煙所の跡地活用について、グリーン大通りを池袋東口の玄関口に見立て、その場所に区の施策を伝える施設を設置するとの事。

街路樹を含めた玄関口にふさわしい整備も今後行うことも確認し、その意義なども理解したところです。

◆生活困窮者自立支援制度関係経費(約2800万)

住居確保給付金の申請増などによる増額補正。

⇒区HP「住居確保給付金要件拡充のお知らせ

・生活保護費の補正はないが、影響は?

⇒生活保護の申請は、極端に増えている状況にない。住宅確保給付金がセーフティネットになっているのではないかと認識している。

 

◆特定整備路線沿道まちづくり推進事業経費(約1800万)

特定整備路線(補助82号線)の整備に合わせて行われる、防災街区整備事業を活用した池袋本町地区の共同化事業。

土地整備費(補償費)の追加計上による補正。

◆大塚駅周辺整備事業経費(4000万)

大塚駅北口駅前広場整備工事にて追加費用が必要となったため補正。

 

・街路灯増設(商店街街路灯を区街路灯へ変更)

・大リングの照明器具増設(照射試験を行った結果、光量が足りない箇所があったため)

・交通誘導員の増員(交通管理者と協議した結果)
・JR都電上屋工事費の増額(利用者の利便性向上のため上屋の大きさを大きくしたため)

・トイレ工事費の増額(点字ブロックやシグナルエイトへの対応など)

私からは、大塚駅北口整備事業の経緯や意義などを改めて確認した上で、駅前の賑わい創出と共に、治安面を向上した安全安心な駅前づくりについて質疑をしました。

 

Q:大塚駅北口は客引き行為の防止が課題。

商店街街路灯が区街路灯となり、予定されていた防犯カメラ設置や客引き行為防止のための放送機器設置はどうなるのか
A:防犯カメラなどは協議して配置。放送機器など課題があれば地元と協議したい。

Q:決算特別委員会での区長からの答弁で、北口整備事業の後、池袋駅周辺のように客引き行為を防止するために呼びかける人員を配置する、とあった。治安面の向上の観点からも、駅前を明るくすること、防犯カメラや放送機器の設置などの議論をしてきた。このことについての所見は。
A:(高野区長)大塚駅北口は駅前なのに暗いと言われてきたし、商店街からも意見が出ていた。街路樹のイチョウが密集。

北口整備は地元向けの説明会を何度も行ってきた経緯あり、駅前を明るくしなければならない、などの地元要望へ応えるためにできたもの。

客引きの問題は、池袋でもいたちごっこ。完成後は警備も置いていく。行政だけではなく、地元の方の協力も必要。池袋西口の環境浄化パトロール(官民で連携して実施)も再開する。地元の方と共に対策をしていく必要。自分たちの街、という意識が芽生えてきている。地元と連携しながら進めていきたい。

◆その他

・障害者総合支援法事務経費(約270万)

⇒法改正に伴うシステム改修経費

・都支出金返納金(約3400万)

⇒補助金実績額確定による超過交付額の返納

補正予算は賛成多数で可決。

【2 第76号議案 選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例】
期日前投票所の投票管理者・投票立会人の報酬について、現行の規定では以下の2種類しかありません。

(1)百貨店期日前 10:00~20:00(10h・弁当支給なし)

管理者16000円、立会人13400円

(2)区施設期日前 8:30~20:00(11.5h・弁当2食支給)

管理者16000円、立会人13400円

 

期日前投票所の会場をお借りしている東武百貨店(5階イベントホール)の営業時間が9月より10:30~19:00へ変更となったことに伴い、報酬規程の変更が必要となったものです。なお、報酬は時給換算で従来と見合うように計算されています。

 

新設 10:30~19:00(8.5h・弁当支給なし)

 管理者13900円(1400円/h×8.5h+2000円(報酬加算額))

 立会人11945円(1170円/h×8.5h+2000円(報酬加算額))

 

また、東武百貨店とは今後、営業時間が従来と変わらないフロアでの投票所開設が出来ないか、など交渉を行うとの事です。

 

全会派一致で可決。

 

以上です。
次回の委員会は、12/2に行われます。