5/12、公共施設・公共用地有効活用対策調査特別委員会が行われました。

〈調査案件〉
1 旧平和小学校複合施設の基本設計について
2 旧竹岡健康学園の検討状況について
3 委員会の1年間のまとめ

【1 旧平和小学校複合施設の基本設計について】
基本計画の策定、パブコメの結果などについては前回の委員会で報告がありました

⇒4/12「公共施設の再構築等、旧平和小複合施設整備基本計画など

 

 

今回はパース図が示されました。


地域からのアイディアで、仮校舎の愛称を公募で決めることとしています。近隣の小中学生のアイディアや「千川中学校の建替え等を考える会」との協議などを経て、現在選定手続き中との事。

5月中に愛称は決定される予定です。

 

地域説明会を実施予定です。

6/1(水)19時~ 千早小学校体育館

 

令和4年8月に着工し6年2月に施設完成予定です。

【2 旧竹岡健康学園の検討状況について】
活用状況、課題などについては、12月の委員会で報告がありました
⇒12/14blog「旧竹岡健康学園の活用状況など、浮間中など複合施設視察

前回の委員会では、今後の方針を示す、としていましたが、まだ検討しきれていないとのこと。
今回の報告では、今後の方向性を検討する論点整理を行うような段階でした。

 

示された今後の検討の方向は、

①現行の貸付を継続(大規模改修を含み10年間で5.13億円の経費)

②-1 施設廃止・解体・売却(解体経費が3.18億、売却益0.3億、合計2.88億円の経費)

②-2 施設廃止・解体・土地売却できず(解体経費に加え、更地管理費124万円×10年 3.304億円の経費)

上記に加え、廃校をそのまま売却する、というスキームがあり得るため、検討の俎上に載せる旨が私からの質疑で明らかに。

 

竹岡健康学園が果たしてきた功績は大きかった、という評価は今も変わりません。卒業生や関係者の方々の思いを最大限受け止め、閉園後もすぐに校舎を解体することなく林間学校での活用など含めて最大限活用を模索してきたと思います。

しかしながら建物の老朽化によりこのまま使い続けることが困難なこと、林間学校での活用もされないようになり区民が直接利用する施設ではなくなっていること、などの課題があります。

令和4年度はロケーション貸付施設としての暫定活用の期間を1年延ばして対応しましたが、早急に今後の方針を決める必要があります。

早ければ第2回定例会で一定の方向性を示す、ということが副区長から答弁ありました。
区から方向性が示されたらblogでご報告いたします。

【3 委員会の1年間のまとめ】
以下、調査項目別の活動状況です。

◆調査項目
1 公共施設の再構築等に関する諸課題
(1) 高南小学校の別棟整備について

7/16特別委員会
(2) 文化財等保管施設(飯能市区有地)について
9/2特別委員会
(3) 旧第十中学校跡地における野外スポーツ施設の整備について

11/4特別委員会
(4) 区民ひろばの改築・改修について
1/12特別委員会
(5) 未来戦略推進プラン2022における公共施設等の再構築・区有財産の活用等について(整備進行中の主な施設について)
4/12特別委員会
(6) 旧平和小学校複合施設整備基本計画について
4/12特別委員会
(7) 旧平和小学校複合施設の基本設計について
⇒5/12特別委員会(本blog記事の委員会)

 

2 施設・用地の有効活用に関する諸課題
(1) まちづくりにおける土地の取得及び処分について(令和2年度)
9/2特別委員会
(2) 旧竹岡健康学園の活用状況と今後の予定について
12/14特別委員会
(3) 旧竹岡健康学園の検討状況について
⇒5/12特別委員会(本blog記事の委員会)

3 その他関連事項
(1)北区立浮間中学校、浮間図書館、浮間子ども・ティーンズセンターの視察について

12/14特別委員会

 

以上で昨年5月からの1年間の特別委員会は終了です。

5/25(水)の臨時会にて新たな特別委員会の委員構成が決まります。