飢餓発生源の解読:ロシア・肥料・炭化水素・CO2・ハーバー方程式・作物収量の説明
2022年3月9日(水) 記入者:マイク・アダムス

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本日のポッドキャスト「状況更新」では、炭化水素・二酸化炭素・肥料・作物収量・経済制裁そして既に始まっている世界的飢餓に関する重要な情報をお伝えします。

 

これは、既に始まっている世界的飢饉を予測し、回避する為に理解すべき重要な知識です。

オタク帽を脱いでください。

何が起こっているのか理解する為に、3つの方程式を理解する必要があります。

 

その3つの方程式とは

#1:光合成

 

#2:炭化水素の燃焼

 

#3:肥料を作る為のハーバー方程式

 

  光合成


植物は、二酸化炭素を栄養として消費している事に注目しましょう。

 

水と日光と結合して、植物の糖分(代謝エネルギー)生成し、私達が呼吸する酸素を放出するのです。

 


CO2は、左翼や民主党の攻撃を受けています。

 

彼らは、CO2汚染物質だと詐称しています。

 

実際には、人間や動物の為に作物を生産する植物の食物なのです。

 


大気中に二酸化炭素が無ければ、全ての植物が死滅し、地球の生態系が崩壊してしまうからです。

 

これは、民主党が望んで居る事の様に観得る。

 

 

  炭化水素の燃焼


天然ガス等のクリーンな炭化水素は、燃焼させる事で運動エネルギーを生み出す事ができます。

 

その燃焼の副産物は、単なるCO2(植物の餌)である。

詰り、炭化水素は、植物がより高い収穫を得る為に必要なCO2を自由にするのである。

 

急進左派が化石燃料や炭化水素を禁止しようとする時、彼らは間接的に世界の作物収量(世界の食料供給)を攻撃しているのだ。

天然ガスをエネルギー源として消費すると、植物が収量と成長率を上げる為に使える様に、CO2を解放していることになります。

 

炭化水素を燃やす事は、実際に食用作物がより多くの食料を生産するのに役立っています。

 

  ハーバー方程式

 

ハーバー方程式は、炭化水素と大気中の窒素結合させて、植物が直接利用できる窒素肥料を作る過程を表したものです。

 

硝酸アンモニウムや尿素等、窒素系肥料の原料となるアンモニアを造るには、炭化水素が必要な事に注意してください。

ソーラーパネルで、効率よく肥料を生産する事はできません。

 

又、風力発電も使えません。

 

効率よく生産するには、炭化水素からの水素が必要なのです。

 

詰り、天然ガスのパイプラインを止めると云う事は、肥料を作る為の炭化水素を確保できないと云う事なのです。

 

肥料がなければ、作物の収穫量は激減します。

左翼や民主党のほぼ全員が認識していないのは、食料を育てる為の、肥料を作る為に、炭化水素が必要だということです。

 

彼らは、炭化水素を全て『汚い』エネルギーだと誤解している。

 

しかし、アンモニアは単純クリーンな分子であり、有機農作物と非有機農作物の両方に必要であることを理解していない。

 

(勿論、植物にはリンやカリウム)

(微量ミネラルも必要です)

又、化石燃料は地球が生み出した自然のエネルギー源である事も忘れてはならない。

 

天然ガスは『ナチュラル』と呼ばれていますが、これは全くその通りです。

 

天然ガスをエネルギー源とする事は、自然な事であり、地球を汚す事もないのです。

 

  ロシアとウクライナは、世界有数の窒素肥料と穀物の生産国である

 

FAO(国連)等によると、ウクライナと、ロシアは合わせて世界の小麦輸出の28%を占めているという。

The Hill が報じた様に、ウクライナは今日現在、小麦・オート麦・キビ・ソバ・砂糖・牛・肉、その他多数の製品の輸出を全て禁止している。

 


この動きは、これらの穀物の世界的な供給不足危機を引き起こし、今後1~2年は、更に品薄と価格インフレに繋がる事は確実である。

 

これは、数日前に、ハンガリーも小麦の輸出を全面的に禁止したのに加えての事である。

 

 

小麦の輸出量、世界全体

 

 

  経済制裁により、ロシアの肥料やガスは西欧州を始め世界から遮断された

 

更に悪い事に、西側諸国による経済制裁、例えばロシアの国際決済銀行SWIFT締め出しによって、ロシアの輸出業者は肥料や食用作物を世界に売る事ができなくなった。

 

勿論、鉱物にも影響がある。

米国や、西欧州への影響は、食用作物・肥料・エネルギー、そして電気自動車・電気配線・コンピューター部品等の製造に使われる鉱物が、パニックレベルの不足に陥ると云う事です。

ロシアを世界から切り離す事で、西側諸国は自国の天然ガス、肥料、多くの食料作物の供給も断ち切る事になる。

 

その結果、不可避かつ不可逆的な事が起こる。

世界的な飢饉である。

計算すれば、既に実施されている経済制裁や輸出禁止措置の内容だけで、2022年末迄に、10億~20億の人類が飢餓に直面する事は明らかである。

 

更に悪化すれば、地球上の40億人もの人々が「食料不安」と呼ばれる事態に直面する可能性がある。

しかし、極端な欠乏がなくても、物価の上昇は世界中の低賃金労働者を直撃し、あらゆる処で反乱や社会不安を引き起こす可能性が高いのです。

 

食糧価格燃料価格が、2倍~3倍になる事の社会的意味を考えれば、これは最初から全て計画されて居た事だと判るだろう。

 

グローバリスト偉大なるリセット計画を実行し、自分達が引き起こした混乱を利用する為に必要な偽装工作なのだ。

本日の状況更新のポッドキャストで、このダイナミズムの全体像と、さらに多くのことを解説しています。

状況速報 2022年3月9日 - 飢餓行為発生源を解読。ロシア、肥料、炭化水素、CO2、作物収量の解説