【外来種】最悪の侵略的植物が上陸 東京ドーム2個分に大繁殖
【説明欄より】
地球上で最悪の侵略的植物と呼ばれる厄介な水草が、東京ドーム2個分以上にまで大繁殖してしまった。
地元では本格的な駆除に乗り出した。
先日、日本にいるはずのない絶滅危惧種の巨大な鳥が目撃された千葉県の北西部。
今度は、地球上で最悪の侵略的植物が繁殖していると聞いて、取材班が現場へ向かった。
魚の宝庫として知られる手賀沼の水辺を、まるで侵略するかのように覆い尽くす水草。
これは、南米原産の外来生物「ナガエツルノゲイトウ」
爆発的な繁殖力から、地球上で最悪の侵略的植物と呼ばれている。
その秘密は、水の中にあった。
絡み合う、茎と根っこ。
茎から次々と根を生やすため、爆発的に増殖していく。
数年前から急激に増えた水草は、今では東京ドーム2個分以上の広さに拡大している。
この異常繁殖は、生態系に影響を及ぼすだけではない。
水田の稲に水草が絡みつく被害や、田畑へ水を送る農業用水のポンプに入り込み、故障するおそれがある。
そこで千葉県は、2021年からこの悪名高い植物の本格的な駆除に乗り出した。
専用の船を使った大規模な駆除。
土の中に根がわずかでも残ると、そこからまた生えてくるため、専用の船を使って水草を根こそぎ回収しなければならない。
作業員「茎とかちょこっとでも残っていたら、全部そこから再生していくので、(茎などが)なるべく切れないように丁寧に作業をしている」
地球上で最悪の侵略的植物の根絶やしは、そう簡単なことではない。
繁殖するのが水辺だけではないのだ。
刈り取った水草の保管場所。
水草は、陸上でも繁殖してしまうため、アスファルト舗装された場所で乾燥させ、枯らしたあとで焼却処分する必要がある。
全滅を目指した駆除作戦は、10年に及ぶ長い戦いになるとみられる。
千葉県水質保全課・在原潤副課長「一部の川にもすでに広がっていることが確認されていますので、川の部分もあわせて駆除していかなくてはいけません」
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