欧米型:生存備蓄用のタンパク質源
2021年12月03日(金) 記入者:Divina Ramirez

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穀類、小麦粉、パスタ等の炭水化物は、長期保存に適している為、サバイバル備蓄の定番となっています。

 

 

 

しかし、実際のサバイバルでは、炭水化物だけでは限界があります。

充実した生存食には、タンパク質も含まれていなければなりません。

 

 

 

たんぱく質は、全ての細胞が、たんぱく質でできている様に、生命の構成要素です。

 

タンパク質の9つの重要な働き

 

皮膚、髪の毛、爪、筋肉、腱、骨、内臓などを構成するのもタンパク質です。

 

又、炭水化物脂肪から十分なエネルギーを得られない時には、タンパク質が細胞の燃料となる事もあります。


タンパク質とその重要性

 

タンパク質は、細胞を構成する主要な要素のひとつです。

 

体内の生化学反応を促進する様々な酵素もタンパク質であり、消化や血液凝固など、他の重要な機能にも関与しています。

又、体の様々な部分は、ホルモンの形でタンパク質に依存して相互に連絡を取り合っています。

 

これらのホルモンは、成長発達血糖値のコントロール、健康な生殖機能不可欠です。コラーゲンのようなタンパク質は、組織を構造的に支えています。

タンパク質は体液のバランスを保つのに役立ちます。

 

これは心臓肝臓正常機能不可欠です。

 

体液バランスが崩れると、熱中症発作などの深刻な事態を引き起こす可能性があります。

タンパク質体内のほぼ全てのプロセス関与している為、食事から優先的に摂取すべき栄養素の上位に位置しています。

 

専門家は、体重1kg当り0.8g以上のタンパク質を摂取する事を推奨しています。これは、体重(ポンド)に0.36をかけたものです。

 

※画像にリンク有り

※画像にリンク有り

 

1日に必要なタンパク質の量は?

 

長期保存に適したタンパク質源

 

最適な健康状態を維持するためには、タンパク質を摂取する必要があります。以下に、備蓄品に加えておきたい、たんぱく質の豊富な食品をいくつかご紹介します。

 

危機管理に最適な長持ちするタンパク質源

  • ジャーキー - ジャーキーは、スパイスを効かせて乾燥させた肉です。長期保存が可能なように、肉は通常、塩で保存されています。密閉容器に入れておけば、数ヶ月は余裕で持ちます。(市販のジャーキーには、発がん性物質である亜硝酸ナトリウムが使用されているので注意が必要です)。
 

 

  • 塩漬けの魚 - 肉類と同様、もすぐに腐ってしまいます。そのため、乾式塩漬けで熟成させる必要があります。塩漬けとは、魚の切り身を1.5cm以上の塩の層に埋めておくこと2日後に水洗いし、水気を拭き取った後、冷蔵庫に入れて硬くなるまで乾燥させます。
 

 

  • 肉の缶詰 - 肉の缶詰には、動物の筋肉が使われることが多いが、これは筋肉が硬いからである。他の缶詰と同様に、肉の缶詰は数年は持ちます。
 

 

  • 繊維状の植物性たんぱく質 (TVP)- 繊維状の植物性たんぱく質は、大豆などの植物性食品だけで作られた肉の代用品です。味も食感も肉に似せて作られている。しかし、これは通常、遺伝子組み換え大豆から作られているので、避けた方がいいでしょう。
 

 

  • 豆類 - 豆類は、植物性の食事をしている人にとって、優れたタンパク源です。豆は既に乾燥しているので、保存性は抜群です。但し、ネズミから守る為に、必ず密閉容器に入れて置く必要があります。マイラーバッグに入れて5ガロンのバケツに入れておけば、少なくとも20年は保存できます。
 

 

  • ナッツ類 - ナッツ類は、十分な量のタンパク質と健康的な脂肪を含んでいます。また、ナッツバターにすることもできます。ほとんどのナッツは、殻付きであれば保存可能です。(関連記事:最適な栄養を摂取するためのトップナッツ)
 

 

 

  • チーズ - チーズはタンパク質が豊富で、長期保存に適した食品です。チーズは何年も前から発酵させて販売されます。適切に保存されていれば、チーズは長期保存が可能です。チーズにカビが生えたとしても、カビの生えた部分を切り離せば、完全においしいチーズを食べることができます。
 

 

  • アマランサス - アマランサスは、1カップあたり26gと、穀物の中で最も多くのタンパク質を含んでいます。必須アミノ酸を全て含んでいる為、完全なタンパク源と考えられている唯一の穀物です。豆類と同様に、アマランサスも乾燥させて保存する事ができます。
 
 
 


タンパク質は、健康維持に欠かせない栄養素です。サバイバル時にタンパク質が不足して健康を害することのないよう、様々なタンパク質源を備蓄しておきましょう。

 

 

※Gen

欧米型は、良くも悪くも突き抜けている。

 

例えば記事内の『肉』。

 

缶詰で好いじゃないと思うが

 

 

彼等は違う。

 

 

・・・手作りだ。

 

『非常事態時での備え』であるから

当然、冷蔵が必要なものは作らない。

 

只、こうして色々備蓄品目を観ていると

やはり、日本の保存食の知恵は優秀だと思う。

 

魚にしても、塩漬けがあったり干物があったりする。

 

(食べる内容も変ってくるが)

 

近所で買える様なものは塩気が少なくなって

塩抜きする必要の無いものが多いが

それは冷蔵庫が当り前の様に普及しているからだろう。

 

冷蔵庫等は、登場当初は庶民には高嶺の花。

皆が持てる様になったのは・・・

昭和の中頃以降じゃないだろうか。

そうすると、冷蔵庫の正味の歴史は

高々、50年弱くらいの事だろう。

 

家屋も基本は木造で、良くも悪くも風通しがよく

外は、アスファルトで埋め尽くされておらず

樹木が多い環境だった筈だから、夏場でも

アホみたいな体感温度ではなかった筈だ。

 

だから、優秀な保存技術は横に置いても

食材が悪くなる速度も、もっと違っていた筈・・・

 

又、この手の記事を挙げといて云うのもなんだが

 

タンパク質の摂取量を考えても

 

(食べる愉しみは置いておいて)

(生きる為の最低限なものであるなら)

 

『一汁一菜』これで、問題無いと思う。

 

 

もっと云えば・・・

 

 

勿論、これだけでも問題無い。

 

その場合、白米ではなく、玄米等の雑穀が必須。

 

玄米雑穀と味噌(大豆・塩)汁。

 

(全1食と云われる玄米はタンパク質も含む)

 

足りなければ『量』で補えば好い。

 

戦国時代の武士達は、

1日玄米5合を食べて居たとか・・・

 

(食べ盛りや、激しく身体を使うのであれば)

(1日5合でも、足りないと思うんだけどね)

 

・・・と突き詰めて考えると

 

(実際に可なりの頻度で実践してるんだけど何ら問題無い)

 

食べるものをシンプルにすると

作る手間も少なくなり、電気・ガスの燃料も減る。

当然、備蓄の品目も量も節約できる。

 

『味変』を意識し過ぎると、あれもこれもとなり

その分、労力も場所も費用も必要になる。