プレッパー(準備者)初心者の為の、防災用品チェックリスト

2021年10月19日(火) 記入者:ゾーイ・スカイ

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パンデミックやサバイバル・シナリオに備えて、SHTFの前に非常用物資をストックしておく必要があります。

予算をオーバーしないように、食料品の買い物の際に1~2点余分に購入することから始めましょう。

 

最終的には、1週間ほどは持ち堪えられるだけのアイテムを備蓄しておくとよいでしょう。

 


小さく始めて管理し易くする

 

プレッパー初心者の方は、在庫を確認し、必要なアイテムのリストを作り、予算を立てて、無理をしないようにしましょう。

このチェックリストのアイテムを使って、停電、自宅での事故、厳しい気象条件、またはお住まいの州で頻繁に発生するいくつかの自然災害など、一般的なシナリオに備えることができます。

食料と清潔な飲料水

災害時の生存率に影響を与える脱水症状を防ぐ為に、十分な水分を摂取する必要があります。

SHTFの際に体力を維持できるよう、十分な食料と水を用意しておきましょう。予算が限られている場合は、毎日の家事に必要な栄養素やタンパク質を摂取できるよう、手頃な価格のものを利用するとよいでしょう。

脱水食品をストックする際には、食事の準備の為に水を多めに蓄えておきましょう。

ここでは、食糧備蓄のために購入できる安価なアイテムをご紹介します。

 

 

  • スパイスの詰め合わせ
  • パン
  • フルーツ缶詰
  • 肉の缶詰
  • スープの缶詰
  • 野菜の缶詰
  • コーヒー
  • 小麦粉
  • パスタソースの瓶詰め
  • ジュース
  • パスタ
  • ピーナッツバター
  • 砂糖
  • お茶

 

ライトとバックアップ電源

停電が多い地域では、懐中電灯や予備の電池が沢山必要になります。

 

電池を使わずに済む様に、太陽電池式の懐中電灯やランタンを用意しておくとよいでしょう。

 


停電時にラジオや小型家電を動かす事ができるように、発電機や太陽光発電装置などのバックアップ電源を用意しておきましょう。

 

ラジオで天気予報などの最新情報を得ることができます。

火事の心配がある場合は、ロウソクとマッチやライターを最後の手段として使いましょう。小さなお子さんがいるご家庭では、蛍光灯の方がより安全です。

 

(関連記事:備蓄品の保管方法:サバイバル用品を整理するには)

 

 


衛生・トイレ用品

SHTFの際に水道が使えなくなっても、ウェットティッシュ手指消毒剤を使って適切な衛生状態を保つことができます。

ウェットティッシュは、バスルームやキッチンのカウンターやシンクなどの掃除にも使えます。水道がなくても、手を清潔に保つためにハンドサニタイザーを使うことができます。

ティッシュ

ティッシュは、ちょっとした食べこぼしを拭くのに最適です。いざという時には、ティッシュをガーゼのように使って止血することもできます。

様々な種類の手袋

洪水の後始末や吹雪の後の車道清掃など、様々な汚れに対応する為に、様々な種類の手袋を使用することができます。

 

手袋は、寒いときに体を温めるのにも役立ちます。

フェイスマスク

コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックに備えて、家族を感染から守るためのフェイスマスクが必要です。

 

また、火事の際に空気中のほこりや煙を避ける為にもマスクが必要です。煙を扱う場合は、N95マスクをストックしておきましょう。

救急箱

災害時に負傷者が出た場合、救急隊員と連絡が取れない場合には、傷の手当てをする必要があります。

 

特にSHTFが発生した際に、外出や避難を予定している場合は、自宅や車に救急箱が必要です。

火傷、切り傷、引っかき傷、骨折などに必要なアイテムを応急処置キットに入れておきましょう。

 

災害が発生する前に、適切な応急処置のトレーニングを受け、キット内のすべてのアイテムの使用方法を知っておきましょう。

以下は、基本的な救急箱に入れておくべきアイテムです。

 

  • 下痢止めの薬
  • 絆創膏・傷薬(大)
  • 基本的な手術キット
  • ベタジン、ヨウ素、過酸化物、消毒用アルコール
  • 血圧計
  • 検査用手袋
  • 下剤
  • 針と絹糸(傷口を縫う為のもの)
  • ハサミ
  • スプリント
  • 体温計
  • ピンセット

 

ダクトテープ

ダクトテープは万能のサバイバルアイテムです。衣類の破れなど、壊れたものを一時的に直すのにも使えます。

 

 

ボートやカヌーの水漏れを塞ぐのにもダクトテープが使えます。

 

ダクトテープは、空気の流れを遮断することもできます。

 

適切にセットされたギプスの代わりにはなりませんが、負傷した四肢にダクトテープを巻けば、骨折や関節の捻挫を安定させるのに役立ちます。

余分な毛布

寒冷地でのSHTFでは、余分な毛布が必要です。

 

災害時には、余分な毛布を戸口や窓の下の断熱材として使用したり、怪我をした患者の足腰を上げる為の即席の枕として使用することができます。

また、折り畳んだ毛布を首や背中の支えにすることもできます。

 

非常用持ち出し袋を準備する場合は、熱を反射するホイルが付いた非常用毛布を選ぶとよいでしょう。

 

これらの毛布を使って、その場しのぎのシェルターを作ることができます。

サバイバルツールを買い揃える

様々なプレッパープロジェクトを始めるなら、ビット、ドリル、ハンマー、ペンチ、ノコギリ、ドライバーなど、様々な作業に適したツールを用意しておきましょう。

 

マルチツールをバグアウトバッグに入れておけば、バッグを軽く保つことができます。

緊急用ホイッスル又はホーン

SHTFの際には、いかに早く状況に対応するかが、全員の生存を左右する可能性があります。

 

地震や火災の際には、緊急用のホイッスルやホーンで家族を起こし、速やかに避難することができます。

災害時に家の中に閉じ込められた場合は、非常口笛やクラクションで助けを求めます。また、災害時の混乱の中で家族や隣人を探すのにも使用できます。

家族全員で避難する必要があると思われる場合は、このリストの殆ど又は全てのアイテムを用意しておき、避難場所に行く際に必要なものを揃えておきましょう。