粘り強さと臨機応変さ:ホームレスから学ぶ10のサバイバル・レッスン
2021年10月13日(水) 記入者:Divina Ramirez

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多くの人がホームレスを見下していますが、それは単に怠け者だと誤解されているからです。

 

しかし、中には不運が重なり、誰も助けてくれなかった為にその様な状態になったホームレスも少なくありません。

 

皮肉な事に、ホームレスの人はSHTFの時には普通の人よりも有利になる。

 



都会のサバイバルでは、ホームレスの人達にアドバイスを求めたくなるでしょう。特に、自分が目立たない様にしたい場合は尚更です。

 

結局の処、ホームレスの中には、カートや仮設小屋を持っている人もいて、サバイバルについて学んだ事が有る筈だ。

しかし、ホームレスの人達から学ぶのは、自分が路上に出るまで待つ必要はありません。

 

今日から始めましょう。

 

ここでは、彼らから学べる10のサバイバル・レッスンをご紹介します。(h/t to SurvivalSullivan.com)

 

 


1. あなたの態度は重要です。


感情は行動を起こす動機になりますが、恐怖や不安、パニックなどの感情に負けてしまうと、SHTFでの生存率に影響を与える可能性が高くなります。

 

非常用の食料や地下タンクのを十分に蓄えていても、パニックに陥ってその資源を適切に利用できなければ、生き延びる為の努力を怠ってしまうことになります。

一方、ホームレスの多くは、パニックになって歩き回って居る訳ではない事に気付きます。

 

丸で機械的に次の場所を探しているかの様に落ち着いているのです。

 

彼らは、自分の状況に満足している訳でも、悲しんでいる訳でもありません。只、日々の生活に集中しているのだ。

 

その様な状態であれば、明確に考え、冷静に行動することができる

 

 

 

2. 臨機応変に対応する。


ホームレスの人達は、レストランや食料品店に行って、必要なものを必要な時に手に入れるという自由はありません。

 

その為、臨機応変に対応する必要があります。

 

詰り、教会や炊き出し、チャリティー活動など、どこに助けを求めればいいのかを知っておく必要があります。

サバイバルな状況では、あなたも臨機応変に対応しなければなりません。

 

ただ座って食料が届くのを待っているだけではダメなのです。

 



3. シェルターは必須です。


食料と清潔な水の確保は必要不可欠です。

 

しかし、この2つの資源があったとしても、例え仮設の屋根があったとしても、1日か2日も経てば、本当に困ってしまうでしょう。

 

屋外でのサバイバルにおいて、シェルターの不足は、食料や清潔な水の不足よりも大きな問題となります。

適切なシェルターがないと、特に夜間は体温が急速に低下します。

 

酷い場合には、風雨に晒されて数時間で死んでしまうこともあります。

 

その為、避難する時や、荒野でのサバイバルに遭遇した時には、シェルターを考慮に入れることが重要です。

 

ここでは、最適なバグアウトシェルターの選び方についてご紹介します。

 



4. いつでも直ぐに避難できる様にして置く


ホームレスはどこでも歓迎される事は殆どありません。

 

時には住民が警察を呼んで追い払う事さえあります。

その為、彼らはいつでも直ぐに荷物をまとめて移動することができます

いつ、どのように避難するかを知って置く事は、プレッパーとしての心得の一部です。

 

食料や水の備蓄は重要ですが、地震やハリケーンによる洪水などの災害が発生した場合、それらに頼ることはできません。

 

その為、常に避難の準備をしておく必要があります。

避難しても何もできないと云う事にならないように、必要なものを詰め込んだ避難セットを用意しておきましょう。

 

 

(関連記事 次の自然災害に襲われる前に揃えておきたい、必須・必需品10選)

 

 


5. 自分の居る場所を知る


ホームレスの人達は、町のどの部分が安全かを知っています。

 

また、スープキッチンの様に無料で食べ物を提供している場所や、チャリティ活動を頻繁に行っている場所も知っています。

 

加えて、人通りの少ない場所や犯罪の多い場所等、避けるべき場所も知っています。

自分のいる地域を知り尽くしていれば、トラブルに巻き込まれず、必要な時に簡単に助けを求めることができるのです。

 



6. 目立たない様にする。

 

ホームレスの人達は、食料や水、恒久的なシェルターがないだけではありません。

 

街や近所をうろつく時には、目立たない様に気を付けなければなりません。そうする事で、トラブルに巻き込まれない様にする事ができるのです。


予備軍としては、自分に注目して貰いたくありません。

 

清潔で健康的な印象を与えたいものです。

 

最高のプレッパーとは、主流メディアで描かれているようなタイプのプレッパーには見えない人です。

また、ホームレスの様に自分の事は自分でやると云う事を学ぶべきです。関係のない処に首を突っ込むのは、敵を作ってトラブルを招く事になります。

 



7. 犬は、独自の生残り「多機能道具」です。


ホームレスの人達が犬を飼っているのには理由があります。

 

犬は仲間を提供してくれるだけでなく、他の方法では気付かなかった事を知らせてくれたり、より大きな脅威に食らいついてくれたりして、あなたを守ってくれます。

 

また、犬は毛皮で覆われていて暖かいので、寒い時には犬の側で寝て体温を保つ事ができます。

 

 

ここでは、サバイバル・シナリオに最適な犬種をご紹介します。

 


8. 数には安全がある。

ホームレスの人達が集団で行動しているように見えるのは、子供の頃に学んだことがあるからでしょう。

 

数が多ければ安全なのです。

 

誰かに見守られていれば、安心して夜を過ごすことができます。

 

家族がいない場合は、友人や近所の人を自分の小さなサバイバル・グループとして考えてみましょう。

また、地元で参加できるプレッパーグループや集団を探してみるのもいいでしょう。



9. 衛生面は重要です。

病気になる一番簡単な方法は 個人の衛生管理を怠ることです。

 

健康な状態で一人で生きていくのは大変な事ですが、体調が万全でないときはもっと大変だと思ってください。

残念ながら、ホームレスの人達は、食料、水、シェルター等、人間としての基本的なニーズを追求する余り、衛生管理を怠りがちです。

 

その為、ホームレスの多くは、不潔な服、汚れた髪、傷んだ肌をしています。歯痛や小さな傷など、一見すると小さな問題でも、放っておくと大変なことになります。

 



バグアウトバッグ(BOB)の中に衛生用品を入れておくことを怠ってはいけません。消毒用アルコール、石鹸、手指消毒剤などは、SHTFの際に大いに役立ちます。

 


 

10. 争いを避ける。

ホームレスの人達は、争いからは何も良い事がないので、できるだけ争いを避けようとします。

 

SHTFの時、争うと怪我をしたり、貴重な装備や資源を失ったりするだけだからです。

 

敵対する可能性のあるシナリオに参加するよりも、安全な場所に歩いて行くか、逃げた方が良いでしょう。