インフレが食料価格をこれまで以上に押し上げるに連れ、牛肉と鶏肉は贅沢品になる様に設定されている
2021年10月19日(火) by: ラモン・トミー
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多くの人は、牛肉や鶏肉を主なタンパク源として食生活を送っています。
しかし、インフレとそれに伴う食品価格の高騰により、ステーキや鶏肉が高級品になる可能性があり、この概念に終止符が打たれようとしています。
作家のマイケル・スナイダー氏は、肉の価格がどんどん上昇しているのは、人々が肉を食べないようにする為の策略のようだと書いています。
「これは彼等がやろうとしている事と」
「非常によく一致していて」
「人々に肉を食べる量を」
「大幅に減らして欲しいと思っているからだ」
と、彼は言う。
スナイダー氏は、食肉加工会社の2人の幹部の言葉を引用して、一般消費者にとって牛肉や鶏肉がすぐに高額になりすぎることを示唆しています。
豚肉会社Danish Crown社のCEOであるJais Valeur氏は、デンマークの新聞Berlingskeとのインタビューで、牛肉が高級品になりつつあることについて語っています。
彼は、「自分にご褒美をあげたい時に食べる高級品になるだろう」と言います。さらにValeur氏は、牛肉は「超気候に優しいものにはならない」とし「より気候に優しいタンパク質」である豚肉の摂取を提案しています。
一方、英国最大の鶏肉生産者も同様の意見を述べています。
2 Sisters Food Groupの創業者でありオーナーでもあるRanjit Singh Boparan氏は、20年間に渡って安価な食品を享受してきたこの国が終わりを迎えようとしていると言います。
食品価格のインフレが2桁に達していることから、Boparan氏は「3英ポンド(4.12ドル)の鶏肉で4人の家族を養えた時代は終わりつつある」と語っている。
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スナイダーは、ValeurとBoparanが言ったことを要約しています。
スナイダーは「肉の生産は環境にとって特に『有害』だと考えられているので、肉を沢山食べるのが好きな人にとっては、特に悪いニュースです」と言います。
人々は「肉以外」の代替品を消費する様に迫られる
スナイダーは、企業が本物に近い味の代替肉を提供するようになるだろうと続けます。
例えば、微細藻類や虫を原料としたハンバーガーやステーキ、植物を原料とした鶏肉などが挙げられます。
これらの新しい『代替品』は「決して安いものではありません」とスナイダー氏は付け加える。
因みに、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏は、非食肉の代替品を推進している第一人者の一人です。
ワクチン以外にも、彼は「合成牛肉」に多額の投資をしており、植物性食肉メーカーのBeyond Meat社に早くから出資しています。
Big League Politicsによると、ゲイツ氏は、第一世界の国々が完全に肉の代替品に移行する事を求めているという。
ゲイツ氏はインタビューの中で次のように語っている。
「私は、全ての豊かな国が」
「100%合成牛肉に移行すべきだと考えています」
「味の違いに慣れる事ができるし」
「時間が経てば更に美味しくなると主張しています」
「最終的には、グリーンプレミアムが控えめになるので」
「人々を変えたり、規制を利用して」
「需要を完全に変えることができるでしょう」
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更に、中所得以上の国では、本物の肉を止めて植物性の肉を使うようにすることは「可能だ」とも述べています。
しかし、ゲイツはこの変化について、議員からの挑戦を認めています。
「『研究用のゴミ』と呼ばれるものでなければ販売してはいけないという法案があります。牛肉のラベルを使ってはいけないというのです」と彼は言います。
スナイダー氏は最終的に、ゲイツ氏のような人々は「地球の為に人間の活動を非常に厳しく制限しなければならないと真に信じている」と警告します。
そして、こう付け加えます。
「今迄買っていたある製品が」
「『環境に悪い』いう理由で買えなくなり」
「食べ物は想像できる限りの」
「嫌なもので作られる様になるのも」
「そう遠くないかもしれません」