フィッシュストーリー
- 伊坂 幸太郎
- フィッシュストーリー
伊坂幸太郎13冊目の本。
デビュー直後に書いた短編から、今回書き下ろした中篇を含む作品集。
他の作品の人物が色々登場しているので、
それらを思い出しながら楽しんで読める。
「フィッシュストーリー」と最後の中篇「ポテチ」が特に好き。癒される~。
でも思い出せなくて「あれ、これどこに出てた人だっけ?」と気が散ったりもします。
おかげで今は「ラッシュライフ」を読むはめに。
面白いからいいけど。2回目でも新鮮。
伊坂氏の作品を読んだ事がない人にはあまりお勧めできない。
そろそろ長編も読みたいなー。
夜は短し、歩けよ乙女
- 森見 登美彦
- 夜は短し歩けよ乙女
本屋大賞にエントリーされたので読んでみたけど
全く受け付けなかった。
ちょっとひねった、独特の古風な、ウケを狙った文体がダメ。
人物も状況も全く頭に入ってこなくて、途中で投げ出してしまった。
ほめている人が多いので、私が変なんだと思う。
本当にみんな、おもしろいと思って読んだのかなー。
こういう本を面白いと思えることが何かの基準になるといやだー。
口直しに、同じく本屋大賞にエントリー中の↓を読んだ。
- 伊坂 幸太郎
- 終末のフール
…よかった…。
地球滅亡まであと●年という特異な世界なのに
なんでこんなに庶民的な話が書けるのだろう。
登場人物全員がいとしくなる。最後の瞬間まで生き抜いて。
県庁の星
- 桂 望実
- 県庁の星
今さらながら読む。
原作本なのにノベライズみたいだった。
頭の固い県庁さんが、スーパーになじんでいく過程が自然でよかった。
映像が頭にうかびやすく、活動的で印象で楽しく読めました。
映画が見たくなった。織田裕二、はまり役だったのでは?
配達あかずきん
- 大崎 梢
- 配達あかずきん
書店で働く女子二人が、書店ならではの謎を解く短編集。
本屋や本が好きな人なら、とても楽しめると思う。
私も楽しんだ。
でもなぜ★★★なのかというと、
「本や本屋が大好きな私たちにしか分からない、私たちのための本っ!」という
内内にむけた、せまーい愛情が嫌らしく感じてしまったのだ。
へそ曲がりなもので。
最後の、書店員による座談会も何だこれは?と思った。
確かに自分達の世界が楽しいミステリーになって嬉しいとは思うけど
文化祭やサークルで、文科系女子が集まってキャーキャー騒いでるような、
部外者に理解を求めていないような、
そんな感じがしてしまいました。
そもそも大崎梢って何者?
ひとがた流し
- 北村 薫
- ひとがた流し
高校からの幼なじみ、40代の女性三人。
そのうちの一人、千波は朝のニュース番組のメインキャスターに抜擢された矢先、不治の病を宣告される。
不治の病で死んじゃう系の話かとつまらなく思う反面、
静かに死に向かっていく描写に意外性を感じて、なかなか。
北村薫といえば「スキップ」「リターン」が思い浮かぶのですが
こういう話も書くんだなーと、これもまた意外でした。





