あおい
- 西 加奈子
- あおい
「通天閣」「さくら」が非常に良かったのでデビュー作を読んでみた。
関西弁の心地よさがあるけれど
主人公に過去に起きた事件はとってつけたような感じがした。
心の傷(トラウマ)を持たせるために、あえて、みたいな。
この痛々しさが読んでいてつらかった。
当たり外れのある作家だけど、基本的に好きかも。
六番目の小夜子
- 恩田 陸
- 六番目の小夜子
暇つぶしに読みました。
これがデビュー作だったのか!
中盤までのはらはら感と謎は良かったのだけど
オチがすっきりしない。きちんとまとめきっていない印象。
2000年に放映されたというNHKドラマを見てみてくなりました。
鈴木杏、山田孝之、栗山千晶が出ていたそうです。
マドンナ
- 奥田 英朗
- マドンナ
40代のサラリーマンを主役にした短編集。
すごく評判がよかった本を、今さらながら読みました。
軽いタッチでさらさら読める。
おじさんたちも大変だなぁと思うけど
実際にこんなことを考えているのか分からないので、共感の仕様がない。
ウィンキー
- クリフォード チェイス, Clifford Chase, 松本 依子
- ウィンキー
人間と同じように話したり動いたりできるテディベアが主人公。
なぜか爆弾魔の容疑で身柄を拘束される。
面白そうな設定なのだけど、(訳のせい?)読みづらく
感情移入もできなくて途中で挫折。
こんな公式ブログもあったりしたけど、盛り上がっていない。
コールドゲーム
- 荻原 浩
- コールドゲーム
4年前クラス中のイジメの標的だった少年が、クラスメイトひとりひとりを順番に復讐していく。 - いじめた側は、防衛隊を作って戦おうとするのだけど…。
いじめの内容がひどくて、そりゃ復讐されるのも仕方ない。
誰も反省してないし。
現実にありそうなだけに、読後感が良くなかった。
チョコレートコスモス
- 恩田 陸
- チョコレートコスモス
ガラスの仮面のような、演劇素人女子VS天才アイドル女優のお話。 - オチが分かっちゃうのと、ちょっとご都合主義な感じもしたけれど
- マンガのような展開が面白くて、久しぶりの一気読みだった。
- お芝居のことは全くわかりませんが、
「風になって」なんて言われて、風を演じてみせて - 「おぉー、風を感じる…」なんて、
- 実際に目の前でやられたら、恥ずかしくてたまんないかも。
通天閣
- 西 加奈子
- 通天閣
通天閣のそばに住む、人生の、社会のどん底にいる(と思っている)おっちゃんとお姉ちゃんの話。 - おっちゃんサイドとお姉ちゃんサイドのストーリーが交互に語られていく。
- 人と関わりたくないのに、どこかコミュニケーションを求めてしまうおっちゃんがおかしい。
- 大阪人らしいノリとテンポで読みやすく、二人の生活が淡々と書かれていくのかなと思ったら
- 最後にぐぐうっときた。
書くのも恥ずかしいけど
生きていくって楽しいなあ、と思ってしまった。頑張ろう、とかね。
あー、恥ずかしい。
- 何の予備知識もなかったのが(書評などを読む前だった)良かったのか、
- 色々と染み入るものがありました。
月の扉
- 石持 浅海
- 月の扉
「かつてこんなに美しいミステリーがあっただろうか」と帯に書いてありますが、
美しさなんて、全然感じませんでした。
那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。
犯行の要求は、警察に留置されている彼らの「師匠」を空港まで連れてくること。 - (釈放ではなくてね、連れて来ること)
ところが、機内のトイレで乗客の一人が死体となって発見され、事態は一変―。
ハイジャックの理由が「なんだそりゃ?」ですが
それ以外は、暇つぶしに最適なミステリーでした。
