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この形は中学受験算数のテキストでよくお目にかかります。
半径×半径×０．５７
なる裏技は記事を読んで初めて知りました。
裏技でない解き方は、図によると以下の通りです。
言葉を付けたしました。
半径１０ｃｍの円の１／４ ①
１０×１０×３．１４×１／４＝７８．５
等辺が１０ｃｍの直角二等辺三角形 ②
１０×１０×１／２＝５０
①ー②
７８．５ー５０＝２８．５
それが２つ分
２８．５×２＝５７ ㎠
これでええんちゃうか笑
裏技を使えば確かに速いけど・・・
まず、円周率が３．１４の場合しか使えません。
例えば「円周率を３．１とする」
という風に条件を変えれば即詰みます。
女子御三家出身者から聞いた話では
「途中式でこれ（半径×半径×０．５７）を使ってはいけない。意味が分かってないとみなされるから」
解答だけ書くタイプの問題で時短技として使うように、と塾で教わったそうです。
トップ中学では通用しないとも。
そうですよね。
中学受験塾で膨大な勉強に追われているほとんどの小学生は意味を理解するヒマがなさそうです。
何をやっているのか分からないまま裏技に頼ると、のちのちの学習に差し障ります。
算数（数学）を裏技でしのぐ姿勢が身につくと危ういですよ。
それが足を引っ張っているような中高生がいます。
それなら、一見遠回りでも意味を理解して解いた方がよほどいい。
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