オーディオモニタ環境を更新した | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

過去の記事の集大成、ニアフィールド・オーディオモニタ環境を更新した話です。

 

 

 

以前は、YAMAHA MSP3(と自作傾斜スタンド)、オーディオI/FにYAMAHA MG10XUを使用していましたが、MSP3のディスコンに伴い、これを機にニアフィールド・オーディオモニタ環境を更新する事にしました。

 

 

 

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そして完成!!(とうとつに)ちなみにミックス作業をするわけではなく、あくまで上がってきている映像や音源の確認作業で使用することが前提です。(たまに撮影した映像編集もあります※筆者は元々ポスプロなので、出来るからやってる仕事)弱電施工会社でこの環境があれば上出来かと思います。

 

 

 

 

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とにかくシンプルを目指しました。机は汚いですが、これでもきれいな状態です。

 

 

 

 

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YAMAHA MG10XUからRME Digiface USB & ARC USBへ変更した写真。大変省スペースになりました。

 

 

 

 

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機器系統図。

 

 

 

 

これが目指した機器接続です。
まずオーディオI/FとしてRME製品を選び、モニタスピーカにGENELECの8020A。低域のモニタリング用にGENELEC 7050Bを追加し、クロスオーバをminiDSP 2x4 HDで行いました。miniDSP 2x4 HDはS/PDIF入力を備えているので、無駄なA/D、D/Aを避けるためにRME Digiface USBというS/PDIF or ADATのI/OのみのI/Fを選択しました。これでアナログ出力を使えばもっと音が良くなるかも・・・と言った迷いを払拭する事が出来ます。と言うことで、D/AはminiDSPに委ねます。思い切りが大事です。
RME製品なので、コントローラにARC USBを配置し、これをモニタコントローラとします。

 

 

 

 

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計測結果。

 

 

 

miniDSP 2x4 HDのFIRフィルタについて勉強を行いました。結果的には、8020Aはバイアンプと言えど、クロスオーバネットワークは内蔵で、2wayのクロスオーバの時点で位相が回っている事、低域の位相調整はminiDSP 2x4 HDのTAP数では困難な事からPEQとディレイでの調整に留めました。

 

 

とりあえず、環境が完成したので満足です。お金は本当に掛かりました・・・・・・