2024年2月24日21:30 @仙台市
 
 
インド占星術の読み方では、月は獅子座で満月を迎えます。
 
 
度数は11度で、「新たなものが生まれる」「革命的」「新たなものを取り入れる」など、「新たな出入り」という象徴を持ちます。
 
 

 

 月のナクシャトラはマガー

 

 
 
月のナクシャトラはマガー。ケートゥ支配で支配神は太古の神々(祖霊)ピトリスです。
 
 
マガーは「偉大な」「強力な」「先祖」「王家」といった力強いナクシャトラで、自分の能力を発揮して繁栄することを望み、自分の分野を極め頂点を目指すという象徴を持ちます。
 
 
マガーはレグルスを含む星群からなりますが、レグルスもまた「現世的な繁栄・成功」へ導くと言われており、私たちはマガーの領域において体験を通して自分の能力を発揮する強さを鍛えられます。
 
 
自分の能力を発揮する、自分を生きることについてこの先のヒントとなるものに出会ったり、そうだった自分はこれだ、この道を行くんだ!と力強く思い出すこともあるかもしれません。
 
 
誰かのためでもなく、自分のためでもなく、ただ自分が今したいことはこれだ、これを体験したいんだと喜びに忠実な、素直に思えるような配置です。
 
 
 

 

 太陽のナクシャトラはシャタビシャー

 

 

一方、太陽のナクシャトラはシャタビシャーで、支配星はラーフ。

 

 

支配神は神秘ヒーラーのヴァルナで「100のヒーラーと100の悪魔」という「両極端」な性質があります。

 

 

シャタビシャーにラグナや月、太陽がある人は「光と闇」が両極端な強さで持ち合わせていて、高い精神性を持ちながらも、同時に深い闇を持つ傾向があります。

 

 

この「光と闇」「善と悪」という矛盾の二元性の中で、自らの光を見出すことがシャタビシャーの領域です。

 

 

自分という光を思い出すプロセスの中で、過去世で発揮した能力が何らかのはずみで思い出したり、そこに関係する場所に行ったりする機会がある人もいそうです。

 

 

 

 

 ラグナのナクシャトラはチトラー

 

 

ラグナのナクシャトラはチトラーで、支配星は火星。鍛錬という象徴があります。

 

 

シンボルはパールで、「困難や苦しみを通して内に見出す宝石」を表します。

 

 

個人的な願望や望みを叶えたい気持ちが大きく、どうすれば達成できるかを純粋に考えることにフォーカスしやすい配置です。

 

 

 

ラグナは乙女座か天秤座

 

 

ラグナは仙台市で天秤座1度、新月は11室目で起こります。

 

 

度数が際どいので他を調べてみたら、札幌・仙台・東京・福岡がラグナ天秤座で11室目の満月、名古屋・大阪が乙女座で12室目の満月でした。

 

 

11室目だと11が強調されるので、新たな要素が加わる(受け入れる)ことで内なる光が出てくるとようなイメージで、

 

 

12室目だと、習慣化されてきた思考回路を手放したり生活習慣や生活リズムの見直しに良い機会となるでしょう。

 

 

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今の時期は光と闇、善と悪、強さと弱さなどが混合しやすい時期。

 

 

春分前の今、新しい可能性が入り込んでくる時期です。

 

 

自分の見せ方や表現、もしくは達成したいことというのが変わってしまうくらいの強烈な体験をする人もいるかもしれません。

 

 

それは自分の喜びに忠実な、素直で純粋な気持ち。

 

 

その気持ちが自分を導いてくれるようなイメージです。

 

 

特徴的なのは、「過去世の自分の能力」というキーワード。

 

 

過去世の自分にまつわる何か、を思い出したり、場所に行ったり、復活させたり、なんてことも生まれる可能性が高い人もいそうです。

 

 

自分の光、内なる光、天から繋がっている光(自分の由来)と繋がるような、インパクトの強い満月です。

 

 

その源泉とも言える光を、喜びに従った形で現実化させていく

そのパワーがある満月です。

 

 

浄化作用の強い満月です。

自分の生き方は喜びに沿っているか?その辺りの葛藤を手放させるのにも良いタイミングです。