昨日、一緒に住んでいるご夫婦から夕食を食べないかとお誘いしてもらい、彼らの知り合いのピアニスト夫妻と一緒に5人で夕食会がありました。
前菜として出てきたのがフォアグラ。
実は初めて食べました。
フランスではお祝い事やクリスマスの時に食べるらしく、少し贅沢な一品といった位置付けだそうです。コンサートでフランスに行ったところがブレス鶏という銘柄が有名な地域で、お肉屋さんに寄ったついでにフォアグラも手に入れたのだとか…。私が食べたことないと言ったらとても驚いていました。
初めての味は、、、とろっとしていて濃厚でした。
バターみたいにあっついトーストに乗せて頬張ると脂肪分がさらにとろけてほっぺたが落ちそう…。他の4人はすでに食べたことがあったので会話のお供のように食べていましたが、私は話よりもフォアグラが美味しい!と1人でフンフン言いながら食べていました。
でも正直なところ、初めは良かったものの途中からは濃厚さが苦しくなってきて、最後の方は食べるのが少しきつかったです。私は食べることが好きとはいえ、霜降り肉はたくさん食べられないし、モモ肉よりムネ肉の方があっさりしているので好きです。フォアグラも嗜む程度に食べれたらそれで十分だなぁと感じました。
フォアグラと一緒に飲むものは世界3大貴腐ワインの一つ「トカイワイン」
トカイって日本語みたいだなぁと思っていたのですが残念ながら関係はなく、ハンガリーのトカイ地方で作られているワインのことを指しているそうです。干し葡萄の状態から作られる甘さが強めのワインです。飲み口は梅酒みたいなとろっとしたテクスチャーで、個人的には食後酒として飲むポルトワインのようでした。
これがフォアグラに合うかっていうと、そういうわけでもないような…。私は辛口の白ワインやスパークリング、シャンパンの方が合うんじゃないかなと感じました。フォアグラが濃厚でコッテリとしているので、きゅっと冷えたスパークリングで口を整えた方がもっと美味しく食べられると思います。
新しい食の経験ができてHappyな夕食会でした。
余談:
世界三大珍味のフォアグラ、キャビア、トリュフ。まだ試したことがないのはキャビアです。フォアグラとトリュフのどちらが好きかと聞かれたらトリュフって答えると思います笑
この日のメインはブレス鶏のローストだったのに写真撮るの忘れた💦