昨日までの1週間、かなり無謀なスケジュールでドイツとスイスを往復する旅してきました。
まずはフランクフルトの姉の家に行き、ヴュルツブルクで弓の毛替え、シュルリッツという小さな街でマスタークラスを受け、フランクフルトで一泊して、一旦ローザンヌに帰ってきて、翌朝にはミュンヘンに行きレッスン受講ののちフランクフルトに一泊して、ジュネーブに行き、ローザンヌに帰ってくるという電車旅でした。こうやって文字で書いていても移動距離は過去一で多かったかもしれません。
この無謀な旅の始まりはスマホを忘れるという失態から始まりました。
余裕を持って家を出たつもりが、電車に乗った瞬間にスマホを忘れたことに気がついて、次の駅で下車。慌てて降りたものの自分の家の最寄り駅に戻る電車が30分後。スマホを持っていないのでGoogleマップで調べることもできず、電車で3分の距離なら歩けるだろうと思い、スーツケースと楽器と鞄二つを持ち、熱波で日差しの強い真昼間にサングラスも帽子もないまま葡萄畑の中をトボトボ歩きました。ずっとまっすぐ歩くだけでしたが、肩から落ちて来る鞄を直しながら本や楽譜の入った重いスーツケースを引いて歩いた30分の道のりはとても滑稽で虚しく感じました。さらに家まであと少しというところで、スーツケースに違和感。タイヤの回転が悪いなと思い確認したところ、ゴムが破けて車輪が回らなくなってしまいました。なんとか引きずって家に帰り、いつもの場所に鎮座していたスマホをもぎ取り、気を取り直して電車に飛び乗り、予定の30分遅れで電車旅がスタートしました。家にある大きいスーツケースに移し替えようかとも考えましたが、せっかくパッキングしたものを取り出す時間も気力もなく、とにかくこの旅では壊れかけたスーツケースで行こうと決断。20分遅れでフランクフルトに到着しました。
一瞬だけ、スマホなしでこのままいくかと頭をよぎりましたが、今の時代はスマホがないと電車のチケットもマップも見れず、途方に暮れるだけ。一駅分歩いてスーツケースが壊れましたが、30分後の電車を待ちながら立ち尽くすよりタイムロスも少なかったため、結果的には戻って良かったかなと思いました。
スマホを忘れることはほとんどなかったので、ちょっとショックだったし自分をさらに疲れさせることになりましたが、これが日本に帰る時の旅の始まりにならなくて良かったなと思いました…
ちなみにスマホにストラップをつけて首から下げられるようにすると、鞄の中でも目印になってかなり便利です。





















