気がついたら年の瀬。

先週日本に帰ってきて1週間が経ちました。毎日外に出たり、母にヴァイオリンのレッスンをお願いしたりしていたので、休むというよりかは年末年始でお店が閉まる前に行けるところは行っておこうと気合を入れて動いていました。そのおかげで、普段はあまりいかない銀座や大手町に行ってアフタヌーンティーをしたり、欲しいものの下見をすることができました。スイスに帰るまであと1週間。年が明けたら時間があっという間に過ぎ去ってしまいそうなので、今この時間を大切にしながら楽しみたいと思っています。

 

今年の始まりは特に目標も決めずに走り出しました。毎年、今年の一文字と昨年の一文字を決めて日記なり予定帳に書き込んでいたのですが、見返してみても見当たらず。きっと自分でもよくわからないまま2025年が始まったのだろうと思います。霞の中にいるというよりかは、いろいろな枝分かれした道が用意されていてどこに行くかわからないという感じ。昨年の今頃、まさか引っ越して新しい家に住んでいるなんて考えてもいなかったし、ドイツにいる自分と相性の良い先生に会えるとは想像もしていませんでした。どれも自分を変えてくれた良い出会いや機会が多く、目標を無理に決めなくてよかったなと思っています。

 

いま振り返ってみると、今年のテーマは「不惑」だったのではないかと考えています。とにかく他人に邪魔されたくない。自分がやりたいことを中心に(でも迷惑はかけないように)、自分本位で行動できた年だったと思います。簡単な事で言うと、疲れているのに自分時間を削ってまで相手に返信したり、時間が詰まっているのに自分の予定を頑張って変更してまでリハーサルを入れようとしたり。小さいことだけどそれが積み重なると自分自身にストレスや失敗といったデメリットで返ってくることが多く、最終的に自分だけが損をする自己犠牲になってしまうことを極力避けました。私が好きなラジオで、「自己犠牲をする人は結局相手も幸せにならないよね」と言っていたことがスッと腑に落ちたので、今年は自分がしたいことを中心に物事を考えるようになりました。見方を変えると自己中心的かもしれないけれど、私は私で抱えているものがあるから。自分はこれ以上傷つきたくないから、傷つくようなことをする人からは離れる。1人でいても寂しくない。大丈夫。

 

対人関係でも不惑だったのではないかと思います。足を引っ掛けようとしてくる人、根掘り葉掘り聞いてくる人とは無理に闘おうとせず距離を置く。不惑、不動がモットーですね。この人はどんな時でもいつも通りの態度と笑顔だよねと言ってもらえる、この人といると安心するなと思ってもらえる人でいたいよなと思いました。(内面はそうでないことの方が多いと思いますけど笑)

 

私は占星術に興味があり、月初に星座別でその月の過ごし方や頑張ることを応援してくれる嬉しいTwitterのアカウントがあるのですが、そこでも蠍座は「自分はこうしたい」という意思の強さが見えてきたと言ってもらいました。占いは基本的に都合の良い解釈で捉えるようにしているのですが、蠍座の特性にドンピシャで合っているのではないかと思っている私にとっては、じんわり心があったまる言葉をかけてもらえるのが嬉しいです。意外と自己肯定感が低い今の私にとって、前を向くことができる存在です。

 

↓もしよかったら見てください!

https://x.com/forstargazeryou?s=21&t=eJnDLCmerGKboA5HESJPdw

 

 

 

 

来年はまたどんな年になるかは決まっていないけれど、自分がいるべき場所にいたいなと思っています。いるべき場所はドイツかもしれないしフランスかもしれない。もしかしたら音楽の場じゃないかもしれない。人生の分岐点を少し遠くから全体を俯瞰する年にしたいです。決めるのはもう少し先でも良い。今なら少し間違えても戻れそうだから。そして、自分がいたいところにいる。他人から必要とされる存在になるよりかは自分が何をしたいかを中心に、来年も過ごしたいです。

 

今は不安定な時期。

決まっていないからこそ楽しい。

決めないといけないという結果だけを見ない。

結果までの過程も大事にしたい。

だからこそスイスで、ああでもないこうでもないと葛藤しながら音楽の勉強している自分に誇りを持ち続けたいです。

 

 

(ということを言いつつも、現実は卒業論文とリサイタルに追われる毎日になりそうです笑)

 

 

 

 

 

 

パラグライダーも自分のやりたいことをやってみる生活🪽

 

 

9月からずーっと大家さんにお願いしていた、Wi-Fiがやっとつきました。


というのも、契約書には家賃にWi-Fi込みと書いているにもかかわらず設置されていた形跡がなく、入居した瞬間から大家さんの娘さんにWi-Fiが欲しいとお願いしていました。


この3ヶ月半で、Wi-Fiがないと不便なことがとても多いこともわかりました。

私の携帯はスイス国内は1ヶ月無制限、EU圏内は1GBまでという契約だったので、データ共有を使えばパソコンやタブレットは問題なく使えましたが、パソコンを使っているとスマホの充電もどんどん減っていき、データ共有をオンにしたまま寝ると、朝になったらスマホの充電が0%になってアラームが鳴らない、なんてこともしばしば。

極めつけはSIMカード。私は日本のとスイスのSIMカードを1つのスマホで入れ替えながら使っているので、日本のクレジットカードで買い物をしたい時に、決済の確認コードが日本の携帯番号に送られるように設定されているのです。日本のSIMカードということは、スイスで使うと海外受信料がかかるため、Wi-Fiがないと使えなくなってしまいます。そうなると日本のSIMカードを入れない受信できない決済確認コードは私の部屋では機能しません。仕方なく学校に行って作業することもありました。



先週からWi-Fiがついたことで、充電も減りづらくなり決済もしやすくなったので大変便利です。ありがたや…





Wi-Fiがついたことを嬉しそうに報告してくれた大家さんの娘さんですが、いや契約書に書いてあることだから!とツッコミそうになりました。






学校の大きなクリスマスツリー🎄


今年の年末も2週間ほど一時帰国予定です。

 

今回は航空券が高く、帰国するか迷っていました。というのも12月19日で学校が終わるのですが、直前までオーケストラのプロジェクトやピアノのオーディション(クラスコンサート)があり、昨年のように1週間早く帰ることができませんでした。オケのプロジェクトがなかったら12/13の母のリサイタルに行けてたかもしれなかったから悔しい…!

迷っているうちにどんどん航空券の値段が上がり、ギリギリに帰ることに。それでも、今年は姉がひと足先に帰っているので、1年半ぶりに家族でお正月を迎えられそうです。

 

一時帰国の楽しみはスイスから始まります。

まずはお土産。チーズやチョコは夏には持って帰れないので、冬の帰国の時に買って帰ります。スーパーのチョコや普段は買えないちょっと良いチョコなど、どんな物を買って帰ろうかなと下見を繰り返して決めます。予算は厳格には決めないですが、あくまで気持ち程度。多すぎても渡すもののほとんどが母だけなので、1人でも消費できる分を目安に買います。また、1人では消費できなかったスパイスや、もらったけれど食べないものを帰国前に母と電話して「これ、いる?」と聞き、持って帰ってきていいよと言われたものもお土産です。

今回はチョコレート、チーズ、ワイン、サブレ、バターなど食べ物が多めです。

 

そして、私の場合は航空券を取る前から日本でやることリストを作り始めます。

一時帰国とはいえ完全に休みに帰っているわけではないので、あらかじめ買っておいて欲しいものや自分で注文して実家に送るもののリサーチ、日本でやりたいことと食べたいものなどを母と共有します。楽しく、でもぼーっと過ごしたらもったいないので戦略的に考えます。今回の目的は主に母のレッスン。年末年始の休暇期間ということもあり、友人と会う約束はほぼ無しにして1人の時間と家族の時間を大切にするつもりです。昨年は頭からすっぽり抜けていた年賀状も出せたらいいな〜!

 


今日でプロジェクトが終わるので、明日はスーパーに行ってお土産を買いに行ってきます♪




日本では、スイスでいつも1人で生活を回している自分を少し解放して、実家でぬくぬく年末年始を過ごしたいです。

皆さんも良いバカンスを!!

 




 

先日フランクフルトに行ってきた時の写真🤳

今年も変わらないクリスマスマーケットで良かったです。


平日の朝食

朝ごはんは欠かさずに食べるようにしています。

 

学校に行く日も家にずっといる日も毎日オーバーナイトオートミールです。私はあまり平日、土日といった縛りがない生活をしているので、いつも同じです。

前夜にオートミール30gとヨーグルトと豆乳を混ぜてラップして冷蔵庫で冷やす。朝起きたら冷凍ベリーとアガベシロップをかけてサクッと食べられます。以前はきな粉もかけていたのですが食べ切ってしまったので、最近はココアパウダーを混ぜてチョコ味にしています。そのココアパウダーは少しこだわっていて、スイスのCaotinaというブランドのブラックココアを使っています。ミルクココア味は少し安いのですが、ブラックの方が良いなと思ったので、スーパーを探し回ってやっと手に入れた物です。本当はホットココア用のものですが、最近は甘い飲み物はめっきり飲まなくなってしまったので、おそらく朝ごはんのオートミールで全て使ってしまいそうです。

 

私の場合は朝ごはんを食べると一日を通してパフォーマンスが良くなります。

一時期、家にずっといる日は朝ごはんを食べないようにしようとしていた時期もありましたが、お昼ご飯に食べすぎてしまって血糖値が跳ね上がり昼寝をしてしまう、そして昼寝後はお腹が重くなって夕食が食べられないという悪循環を繰り返している時がありました。今は血糖値の上下をなるべく減らし、常に一定でいられるように心がけています。朝ごはんを食べていればお昼ご飯にドーンと重い物を食べたくならないので、ご飯とお味噌汁などシンプルに済ませます。逆に朝ごはんに甘いパンやガッツリ食べすぎてしまった時は、お昼前にふわっと眠くなって机に突っ伏して朝寝をしてしまうことも。そういう日は大体うまくいきません。

もう少し栄養の摂り方については詳しく勉強したいなとも思っています。音楽家って体が資本の芸術家なのに意外とストレスから肌荒れしていたり、過度な肥満の人もいるので、しっかり自分の体を管理している人が理想です。でも、スイスに住み始めてから酷い風邪を引いたりしたことはないので、食事は現状維持の方向性でいいかもしれません。


夕食は少し改善したいなと思っています。キッチンを使うのに他の人がいたりして時間がかなり左右されることから、焦って食べようとしてお腹が痛くなってしまったり料理する時間が取れず簡単に済ませてしまったり。作り置きや気軽に調理できる食材を選んで、少し軽めに食べられるようにお昼ご飯から見直していきたいと思っています。





⇩もし良かったら!

 https://www.caotina.ch/fr/produits/caotina-noir-30-x-15g






ローザンヌはクリスマスマーケットが始まり、イルミネーションもシンプルだけど大きいです😊


 

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生きてれば、毎日何かしらの出来事があるなって最近感じています。

 

例えば先日。

 

特に予定のない日だったのでゆっくり起きようとしたら、朝の8時半に「ウイーン、ダダダダッ!」という掘削音で目が覚めました。というのも、私の住む町一体が夏からずっと工事をしていて、どこの通りにも穴が開いてそれが数週間くらい放置されたままの状態です。どうやら水道管の工事をしているらしく、道端にチョロチョロと水が流れていることも。いつ終わるのかまだ目処は立っていない、おそらく工事が終わる頃には私は引っ越しているんだろうなと思っています。隣の部屋のフランス人が私より先に起きて洗面所を使おうとしていたものの、水が出ない。この家に住むWhatsAppグループに「今日って断水する日なの!?」とメッセージしていました。すると階下の人が工事の職人さんに何時まで断水するのか聞いてくれたらしく、その結果はまさかの17時まで。8時半から17時までのほぼ丸一日、水が使えない日ということを工事が始まってから知らされるという、なんとも荒々しいやり方…。とりあえずトイレ一回分はタンクに水が溜まっていたので流せましたが、蛇口からは一切水が出ない。朝ごはんで使ったお皿も洗えず、前夜に飲み水も十分に確保していなかったので、困ったもんだなぁと思っていました。でも、何もしないわけにはいかないのでとりあえず午前中は練習。翌日からオーケストラのプロジェクトが始まるので譜読みをしつつ、翌週のクラスコンサートの練習も欠かせません。

午後になると流石に飲み水がなくなって、困惑。そこで思いついたのが、プールに行こう!ということでした。誕生日のために母から送ってもらった小包に水泳道具も入れてもらっていたので、いつか泳ぎに行ってみたいと思っていました。

 

行ってみたのはVaudoise Aréna。(ちなみにVaudoiseとは、Vaud(ヴォー)州の人という意味です)

 

 

通年使えるアイスリンクや25mと50mプールとダイビングプールがあり、ジュネーブに住んでいる頃に電車の中から見つけました。スイスに住み始めてからはなかなかな泳げる機会がなく悶々とする日々で、泳ぎたいと言うと「湖があるよ!」と言われていたのですが、やっと好きなプールに行けました。

実際に行ってみると、とても綺麗。そしてヨーロッパならではの文化かなと思うこともありました。

例えば更衣室。

男女で分かれているのではなく、ロッカールームとは別に個室の着替えるスペースがあり、そこで着替えてから暗証番号式のロッカーに物を収納するというシステム。シャワールームだけは男女で分かれていますが、それ以外は全員で使います。おそらくジェンダーフリーなどに配慮されているのかなぁと思いながら使っていました。

プールは遊泳スペースは少なく、みなさん泳げる人ばかり。日本のプールではフィンやパドルなどの加速するための道具はレーンが分かれていることがほとんどですが、スイスではどこのレーンでも使えるようでした。貸し出しのビート板はなかったので、持っていなかった私はちょっときつかったです。日本に帰ったら持って帰りたいけれど、スーツケースに入るかなぁ…。飛び込みに関する制限もあまり厳しくなく、唯一注意されている人を見たのはシャワーを浴びずにプールに入ろうとしていた人だけでした。

行ったタイミングも良かったのか、人も少なくたくさん泳いで、久々に体を動かせた日でした。次はいつ行けるかな、と密かに楽しみにしています。

 


買い物して帰ってきたら水も出るようになっていたので一安心しました😌






人も少なくて泳ぎやすかったプール🏊‍♀️



ホッケー用のアイスリンクかな…?



写真だと伝わりづらいけど、けっこう大きいです😊


最近、自分の先生のレッスンに関して少々悩むことがあります。

というのも、意見が噛み合わない。

 

今の先生と出会ってから4年が経ち、生徒になって3年目。失礼ながら先生もお歳を召され、レッスンスタイルも1年目の時とは変わりました。最初の頃は1週間に1回の2時間のレッスンは、先生が私とじっくり向き合ってくれるための時間だと思いとても嬉しかったのですが、今はさらっと曲を通してアドバイス。次は何弾く?とどんどん進んでいくレッスンです。曲の大きさにもよりますが、小品は3曲くらいないと時間が余ってしまう、と時間配分を毎回気にしています。

彼はあと2年で退職。何十年もローザンヌで教鞭をとってきた生活が終わろうとしているのです。昨年後半くらいからレッスンスタイルが今のようになり、「あ、先生のウィニングランが始まったな」と薄々と気づいていました。でも私は成長真っ只中。人よりも遅れていると昔から言われてきたので、バチェラーの3年間はとにかく地道に技術を磨くこと、いろいろな曲を弾いてレパートリーを増やすこと、自分の音楽を見つけることと目標を立ててやっています。私自身も半年前からレッスンを受けるスタイルを少し変えて、同じ曲でも違った解釈を毎回変えながら先生に提案する形にしてみました。だからこそ、「私はこの曲をこう弾きたい!」という気持ちが前に出ている演奏スタイルへと変化をしているところです。しかし、私の先生は音楽家を表現者というよりも作曲家の再現者と考えているようで、音楽の作りに齟齬が生まれているような感覚をここ最近で感じています。先生にいうことになかなか納得できず、レッスン時間だけ頷いて納得した顔をすることもできるけれど、「えーそうかなぁ、私のイメージすることと違うんだけどなぁ」という気持ちが先行して顔が曇る。先生も気づいているのか、最終的に「君は賢すぎる(たぶん少し皮肉の意味)」と言われてしまったこともあります。そして、今はじっくり1曲と向き合って内側を掘りたいと思っているけれど、先生からは「もう2ヶ月も弾いてるんだから暗譜してきてよ。2週間くらいで暗譜してきてほしい」とのオーダー。なんか噛み合わないな、と感じる始末…。

意外と今の私には週一回のコンスタントなレッスンではなく、自分が納得した音楽を創る時間の方が必要なのかもしれません。それでもこの先、学生を卒業した後はレッスンを受けられる機会も勇気も減っていくでしょうから、定期的なレッスンには感謝しています。

 

周りの生徒さんたちは先生を慕っていて、バチェラーからマスターも続けてローザンヌで勉強する人たちがほとんどですが、私は別の道に行くつもりです。成長したいと思っているのに、先生が生徒を成長させる気というかガッツというか、そういったものが感じられないのは今の自分とは少し違うと思うので、マスターでの先生はもう少し若くてパワーのある先生のもとで勉強したいなと思っています。

良い先生のところに良い生徒がいるのは嘘ではないと思います。(でも人によって「良い先生」の基準が違うので、コンクールで優勝する人がたくさんいる先生が必ずしも自分に合うとは限らないですね)

 

 

 

 

 

この曲を愛の曲というか、死の曲というか。

人それぞれの感じ方だけれど、イメージするものが真逆だと出てくる音色も全く変わってきます。(ちなみに先生と私の考え方は逆だと思う…)

もしよかったら聞いてみてください〜↓

 

 





先週から完全に冬へと様変わりしたスイスです。

さむい!芯まで冷える冷たい風が吹いています🤧


今日は11月10日。

21歳の誕生日を迎えました!

 


この1年間は理不尽な思いをしたり胸糞悪いこともあったけれど、着実に身も心も成長していってるなと自分自身が気づく瞬間がたくさんありました。こうなりたい、もっとこうしたいと自分の中にある理想像により近づくための思考力や行動力がさらに培われたと思います。また1年、何が起こるのか、そしてどこにいるのかは私自身もまだまだわかりませんが、無数に散らばる可能性を信じて、見極めて精進していきます。

 



メッセージをくださったみなさんもありがとうございました!

 



今日はケーキを買いに行こうと思ったのですが、ローザンヌ周辺のパティスリーはどこもかしこも月曜日が休業なので、マイバースデーパーティーは木曜日まで持ち越しになりそうです!

その代わりにアジアンスーパーで餃子の皮をお土産に買って帰りました😀

これで美味しい焼き餃子を作ります!

 

 

 



  

今日は夏のマスタークラスで撮ってもらった写真を。この頃から弾き方もかなり変わりました。

顔がこわいよぉ😦



引っ越しして3ヶ月目になりました。

自分の生活は慣れてきたものの、新しい入居者が入ってきたりして落ち着くまではまだ時間がかかりそうです。

 

10月は幸せを分けてもらった月でした。

マッターホルンを見に行ったり、人生初の結婚式に参列したり、80歳のお祖母様のバースデーパーティーで演奏したりと、引っ越したからこそ巡ってきたご縁がありました。

 

人生初の結婚式の花嫁は大家さんの娘さんでした。彼女は私と同じローザンヌ高等音楽院で教育課程のマスターを卒業し、今は教えの仕事をしているとかしていないとか。花婿は私と同学年(バチェラー3年ですが同い年ではないと思う…)で同じ学校で勉強しています。

結婚式は小さな教会でしたが、宗教の慣わしにとらわれずに歌をたくさん歌ってみんな幸せになろうというような式でした。私は花嫁と花婿の入場する時の音楽をクインテットの一員として演奏してきました。メンデルスゾーンの結婚行進曲とか弾くのかなってちょっと楽しみしていたのですが、全然知らないポップスの曲を無理やりクインテットに編曲したものだったので少し残念…。教育課程と演奏家課程って勉強のシステムが違うので音楽に対する考え方が全く違うのだと思います。

 

夫婦になった彼らの新居は私の部屋の下の階でした。

私が入居するときに私もここに住むと娘さんが言っていたのはなんとなく聞いていたのですが、結局どうなったのだろうと思っていたら、旦那の彼が引越しの荷物を抱えて住み始め、先週からついに2人で暮らし始めたようです。

10月から私の部屋の隣にフランス人の女の子が住み始めて、1人で使っていたキッチンを2人で使うようになり、11月から4人で使うとなるとなかなか窮屈に感じることが多いです。今までフランス人の子とはキッチンを使うタイミングが重ならないようにお互いが気にかけていたのですが、夫婦は特に気にしていないよう。そしてキッチンとリビングの共用部は彼らの好みに飾り付けをしているので、まるで私たちはお邪魔して使わせてもらっているようで、気軽に使えなくなってしまいました。幸いと言っていいのかわからないですが、大家さんの娘さんは生まれてこのかた実家暮らしで料理はほぼできないらしく、キッチンを占領することはあまりありませんが、出したものが出しっぱなし!ここに置いていたものがないじゃん!となることが時々あります。また、共同生活というかシェアハウスって嫌いじゃないですが、私は基本的には家にいる時は1人で作業することが多いので、キッチンでの立ち話や何作っているのって聞かれたりするのは面倒くさいとも思ってしまいます。

きっとここで生活するのはあと8ヶ月程度なので、頑張って慣れていきたいです。

バチェラーを卒業したら、小さくてもいいから自分のキッチンがあるところに住めたらいいなって思っています。

 




バースデーパーティーはローザンヌから電車で1時間のところにあるフリブールで。この地域はドイツ語圏とフランス語圏が混ざり合うところで、街の看板は2つの言語が書いてあります。私の大学の分校もこの街にあります。


 

 


愚痴のようになってしまってスミマセン

 

先日のプロ意識の話の続きです。

 


まだ読んでいない方はこのURLからぜひ⇩

https://ameblo.jp/fran-violin/entry-12937685977.html




結局、カルテットはチェリストが脱退。新しいチェリストを迎えて再出発することになりました。

 

チェリストは1週間の沈黙を破った後、いきなりグループチャットで「このグループの雰囲気や自分が別のグループにも属していることを踏まえて教育マネージャーと話しあった結果、身を引くことにしました。もう別のチェリストに心当たりがあるかもしれないし、学校が探すのを手伝ってくれるだろう」と言ってきました。

 

なんと無責任な人…

そもそも自分のせいでこういうことになっている自覚がないのにも驚き、そして自身の都合で脱退するにも関わらず代役を見つけようとしないまま去っていく人。文化の違いかもしれませんが、率直に人としてあり得ないなと思いました。彼としては、1回だけリハをキャンセルしただけなのにどうしてこんなに責められなきゃいけないんだ、だったら出ていってやると開き直っているのかもしれませんが、相手の状況を考えないとても安直な考え方です。私個人では彼と関わることは以前も以後もないので、学校ですれ違ったとしてもスルーするだけですが、同じ音楽の道に身を置いているものとしては腹が立ちますね。

 

デンマーク人ヴァイオリニストは動きが早く、すぐさま残る3人のグループトークを作り、自分にはチェリストに当てがあるからそれでいいかと聞いてきました。そして2日後に連絡があり、イタリア人のチェリスト登場。またリハが初めからになってしまいますが、上手な人なので一緒に弾けるのが楽しみです。

 

 



 

高校から音楽学校に通っている私ですが、学校の友達はときに仕事仲間となることがあります。同じ音楽という道を志していて、一緒に切磋琢磨している友人のようなライバルのような人たちが私の周りにたくさんいるけれど、スイスの音大で勉強をしていて、改めて「プロフェッショナルの精神」に対する考え方の違いが人によって異なることを痛感させられる機会が増えたように感じています。

 

 

直近は昨日のことでした。

 

 

次のリハーサルは2週間後の10時ね!としっかり約束して解散したにもかかわらず、その時間になっても現れないチェリスト。部屋がわからなくて迷っているのかなと連絡をすると、その10分後に「今日はとても体調が悪いから行けない」とのメッセージが。

 

 

というのも、今年度は弦楽カルテットを組むことになり、2月にある試験に向けて準備をしています。私の通うローザンヌの大学は室内楽が必修科目のため、希望がないと事務局が勝手にグループを結成してくれるシステムです。昨年はあらかじめ誘われたグループがあったので、秋学期が始まる前からメンバーと会ったりしていましたが、一昨年と今年は特にやりたいこともなかったので学校にお任せしていました。そして結成された今年のグループ。もともとバチェラー1年のモルドバ出身ヴァイオリニストとバチェラー3年の日本人の私と台湾人ヴィオリスト、フランス人チェリストという組み合わせでしたが、バチェラー1年の人がローザンヌに入学しなかったため、マスターで勉強しているデンマーク人ヴァイオリニストに変更されました。そのヴァイオリニストはヨーロッパ中を演奏活動しながら周っている旅人のような人で、学校にいる期間が少ないと言われていたため、リハーサルができる期間がとても限られていました。レッスンを受けようにも9月末に初回のレッスンを受けた後、次に先生に会えるのは12月といった具合で予定を立てるのがとても難しいなという印象を始めから抱いていました。さらにチェリストはローザンヌの対岸のフランス領・エビアンに住んでいて毎日船で学校に通うため、朝早いリハと夜遅すぎるリハは無理とのこと。

 

どうにかこうにか決まった初回のリハーサル。2時間の時間を取っていたのですが、チェリストは船に乗り遅れたのかで20分遅刻。今思えば、「ごめん!遅れる!」というメッセージに対して誰ひとり返信をしない状況で始まった幸先の悪いスタートだったよなと思います。

 

そして結成されて3度目の昨日のリハーサルはチェリストが体調不良を理由にドタキャン。メラメラとブチギレた旅人ヴァイオリニストが、「これはプロフェッショナルではない、体調が悪いならもっと早くに知らせるべきだ」とかなり強めのメッセージを送り、その後は3人でリハをして解散しました。メッセージに不快感を持ったのがチェリスト。「君に言われる筋合いはない、君は僕の先生じゃないんだ、立場を弁えろ」との返信が。こりゃぁ面倒なことになったなぁと既読スルーをしていたのですが、それに対して旅人が畳み掛けるように言った正論が「喧嘩をしたいわけではなくプロ意識が欠けているんだ。僕は君の先生じゃないけれど、そもそも先生に言われることと思っている方が変だ。そう思っているのなら僕たちは一緒に弾かないほうがいい」とのこと。まさにその通り。ド正論です。少し口調が強すぎる表現もありましたが、彼の言いたいことに対して反論は誰もできない文章。論破されたチェリストはその後何も言っていないので、納得したのかしていないかはわかりませんが、非常に気まずい雰囲気になってしまいました。

 

正直なところ私としては、今回の出来事は「普通に」考えたらドタキャンをすることがおかしいのですが、バチェラー1年の頃に組んでいた(組まされていた)オクテットでは、残念ながらそうした出来事が日常茶飯事で起こっていました。リハ開始時刻に頭が痛いから今日は行けない、楽器を家に忘れただの何だの、色々な理由をつけてリハを休もうとしていた輩が8人グループの中に2人いたので、私の感覚が麻痺していたようでした。でも今回、やはりそういうのはおかしいと、はっきりNOを突きつけた人を見て、ああ私もそうやって言ってもいいんだな、言わなきゃいけないんだなと改めて感じさせられる機会でした。この世界、正直者が馬鹿を見ることが多いですが、本来そうであってはいけないと感じました。

旅人ヴァイオリニストはリハ中も蘊蓄が多くて「メンドクサ…」と感じる時も多々ありますが、「学生でありプロであるという意識」を心に留めて弾いているからこそ色々な場所で活躍できているのだと、仲間として大切にしたい人だと思いました。

 

 

今後どうなるかはわからないですね…

 

 

 

 

 

個人的に今回のことを許せたのは、家が近いからかもしれません。今までは2時間のリハのために往復3時間を費やしていたのですが、今は20分で家に帰れるので早く終わってラッキー✌️くらいの気持ちで帰ってこれました😀

 

 

そしてショスタコーヴィッチのカルテットを弾いてみたかったから弾けてうれぴい🙌

担当の先生も今年から新しく入った、エベーヌカルテットの元チェリストなので、もっとたくさん勉強したいのです…💦

 

 

 

 

この間の中秋の名月🌕