引用:由布市公式
由布院観光といえば、必ず名前があがるのが「金鱗湖(きんりんこ)」。
湖面に立ち上る朝霧や、湖畔に佇む鳥居が生み出す幻想的な風景は、多くの旅行者を惹きつけてやみません。
湖の周辺には散策路や飲食店が整備されており、自然の美しさだけでなく、グルメやショッピングも楽しめるのが魅力。女子旅やカップル旅、家族連れにもぴったりの観光地です。
この記事では、金鱗湖の基本情報から駐車場・アクセス、ベストシーズンや食べ歩きスポットまで詳しくご紹介します。
この記事のポイント
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「金鱗湖(きんりんこ)」の読み方や名前の由来がわかる
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駐車場料金・アクセス方法を実体験をもとに解説
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食べ歩きや周辺観光で楽しめるスポットを紹介
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朝霧の時間やベストシーズンを徹底解説
金鱗湖(きんりんこ)の読み方と名前の由来
「金鱗湖」と書いて「きんりんこ」と読みます。
湖の名前は、明治時代の儒学者・毛利空桑が、湖で泳ぐ魚の鱗が夕日に反射して金色に輝いた様子を見て名付けたものだそうです。
それまでは「岳ん下ん池(がくんしたんいけ)」と呼ばれていましたが、より美しい響きを持つ「金鱗湖」という名前が広まり、今では由布院を代表する観光スポットとして定着しています。
金鱗湖が観光で人気の理由
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湖に「清水」と「温泉」が同時に流れ込む珍しい構造
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冬の早朝には幻想的な朝霧が発生
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湖畔にある鳥居がフォトスポットとして人気
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湖周辺のカフェや食べ歩きが楽しめる
湖自体はとても小さいのですが、その特別な雰囲気が「小さな箱庭のように美しい」と評判です。
金鱗湖周辺の観光と散策の楽しみ方
金鱗湖を一周する時間は?
湖の周囲には散策路が整備されており、一周約400m。
のんびり歩いても 15〜20分程度で回れる大きさです。
途中には小さな桟橋やベンチがあり、水鳥を眺めたり、湖面に映る景色を楽しんだりしながら歩くのがおすすめ。
観光の合間にリフレッシュできる癒しのスポットです。
金鱗湖で朝霧が見られる時間
金鱗湖の最大の見どころといえば、秋から冬の早朝に立ち上る朝霧。
湖に流れ込む温泉と清水のおかげで水温が高いため、冷え込む季節には湖面から白い霧が立ち上ります。
おすすめの時間帯は 午前7時前後。
静寂の中で太陽が昇り、霧が淡い光に包まれる瞬間は、まるで幻想的な絵画のようです。
金鱗湖周辺の食べ歩き
湖畔から続く「湯の坪街道」には、食べ歩きグルメや雑貨店がずらりと並んでいます。
女性に特に人気なのは次のグルメ。
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サクサクの「金賞コロッケ」
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とろけるプリンやロールケーキなどのスイーツ
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地元の素材を使ったジェラート
散策しながら気軽につまめるので、お腹も心も満たされます。
金鱗湖の写真スポット
SNS映えするフォトスポットも充実しています。
特におすすめなのは以下の3つ。
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湖畔に佇む「天祖神社」の鳥居
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朝霧とともに浮かび上がる湖面のリフレクション
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夕日に染まる水面と由布岳のコラボレーション
湖自体が小さいため、どの角度から撮っても美しいのも魅力です。
金鱗湖の駐車場・アクセス情報
金鱗湖周辺の駐車場の料金
金鱗湖の周辺には専用駐車場はなく、近隣の有料駐車場を利用します。
実際に訪れた際に撮影した駐車場では、料金は以下のようになっていました。
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1回 300円〜500円程度(場所によって異なる)
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土日祝日や紅葉シーズンは早い時間に満車になりやすい
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湖までは徒歩5分ほど
タイムズ湯布院第2
- タイムズ湯布院第2(後払い300円)
- 住所:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1024
- 休日料金:800円
- 営業時間:24時間
田舎庵の横
- 田舎庵の横にある駐車場(300円)
- 住所:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1071−3
- 休日料金:800円
- 営業時間:24時間
金鱗湖のアクセス方法
女子旅や家族連れなら、車またはタクシー利用が便利です。
駅から徒歩の場合は、湯布院の街並みを楽しみながらのんびり歩くのもおすすめです。
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車:大分自動車道「湯布院IC」から約10分
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電車+徒歩:JR由布院駅から徒歩30分(やや距離あり)
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タクシー:駅から約5分
金鱗湖のベストシーズンと観光の注意点
金鱗湖は一年中訪れることができますが、特に人気の季節は以下の通りです。
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秋(紅葉):湖畔が赤や黄色に色づき、絵画のような景観
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冬(朝霧):幻想的な霧が立ち上る、金鱗湖最大の見どころ
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春(新緑・桜):やわらかな緑に包まれた爽やかな雰囲気
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夏:木陰が心地よく、避暑地感覚で涼める
特に「秋の紅葉」と「冬の朝霧」は外せないシーズンです。
私は夏に行ったのでめちゃくちゃ暑くて歩くのが大変でした…
しかし、海外からの観光客も割と少ないし、道が空いててゆっくり散策できました。
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金鱗湖の事件について
検索候補に「金鱗湖 事件」と出ることがありますが、過去に大きな事件があったわけではありません。
安心して観光できる、穏やかで安全な観光スポットです。
しかし、金鱗湖に落ちた子供がいたので、子連れで行くときは目を離さないように気を付けましょう。
金鱗湖のまとめ
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金鱗湖(きんりんこ)の名前は、魚の鱗が夕日に輝いたことが由来
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一周約400m、散策は15〜20分ほどで楽しめる
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駐車場は周辺の有料を利用、料金は300〜500円程度
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朝霧が見られるのは秋〜冬の早朝(午前7時前後)
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湖畔の鳥居や湯の坪街道での食べ歩きも大人気
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ベストシーズンは秋の紅葉と冬の朝霧
由布院観光を訪れるなら、必ず立ち寄りたいスポットです。
写真好き、自然好き、グルメ好き、誰にとっても忘れられない思い出になるでしょう。