引用:湯田温泉公式
山口県山口市にある「湯田温泉」は、古くから白狐伝説が残る由緒ある温泉街。
大浴場や旅館での入浴はもちろん魅力ですが、この街ならではの楽しみ方として人気なのが、無料で入れる足湯です。
観光や散策の合間に気軽に立ち寄れる足湯は、地元の人や観光客の憩いの場。特に女子旅では「ちょっと休憩しながらおしゃべりしたい」「映える写真が撮りたい」という願いを叶えてくれる、便利で楽しいスポットなんです。
この記事では、湯田温泉にある無料の足湯をすべてご紹介しつつ、利用時間や駐車場、タオル事情など旅行前に知っておきたい実用情報もまとめました。
この記事のポイント
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湯田温泉には無料で利用できる足湯が数ヶ所ある
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駅前や観光案内所、公園など、立地ごとに雰囲気や楽しみ方が違う
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タオル・駐車場・利用時間など、女子旅に役立つ細かい情報を整理
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歴史や文化に触れられるスポットもあり、観光と一緒に楽しめる
湯田温泉で巡りたい無料足湯スポット
湯田温泉の足湯はそれぞれ場所や雰囲気が異なり、めぐる楽しさがあります。ここからは一つひとつご紹介します。
- 湯田温泉観光案内所前
- 湯の香通り
- 湯の町通り
- サンフレッシュ山口(2025年現在は無し)
- 井上公園
- 湯田温泉駅前
- こんこんパーク
- 狐の足あと
観光案内所前の足湯でまずひと休み
湯田温泉の玄関口といえるスポットが「湯田温泉観光案内所前」の足湯。
県道204号線沿いにあり、初めて訪れる方にもわかりやすい立地です。
営業時間は9:00~22:00。観光案内所のスタッフに周辺情報を聞きながら休憩できるのも魅力です。
タオルや飲泉用のぐい呑みも販売されているので、手ぶらで来ても安心。
さらにここには「飲泉場」も併設されていて、温泉を実際に味わうことができます。
ちゃんと水質検査報告書もあったので、安心して利用できますね。
実際に飲んでみましたが、本当に温泉飲んでるって感じで思ってたよりも熱めのお湯でした。
若干硫黄の香りがするかなという感じです。
地元の人も利用するらしく、ペットボトルで汲んでいるおばあちゃんもいました。
湯田温泉には美肌効果があると言っていました。
72℃のお湯が沸いているので、手で触らないように気をつけてください。
飲泉の利用時間も10:00~22:00まで。
路地裏に佇む湯の香通りの足湯
観光の人通りから少し外れ、静かに楽しめるのが「湯の香通り」にある足湯です。
利用時間は10:00~22:00。
2019年には湯田温泉で唯一となる「手湯」も新設され、手軽に温泉の温もりを感じられるようになりました。
手湯の方は温度が高めで40℃以上あるんじゃないかなと感じました。
足湯の方は大小2つの湯舟があり、友達と並んでゆっくり浸かるのにぴったり。
日が暮れてくるとライトアップもされているため、また違った雰囲気が楽しめます。
木のぬくもりが感じられるし、人目があまり気にならない場所にありおすすめ。
飲食店街の真ん中・湯の町通りの足湯
飲食店街の中央に位置する「湯の町通り」の足湯は、夕食前後の立ち寄りに便利。
利用時間は10:00~22:00。
ここはカラオケ店シダックスの横にあり、わかりやすい場所にあります。
夜は街灯や飲食店の灯りで温泉街らしい雰囲気に包まれ、旅の写真スポットとしても映える場所です。
歴史と文化に触れられる井上公園の足湯
「井上公園」にある足湯は、ただ温まるだけでなく歴史散策も楽しめるのが特徴。
利用時間は10:00~22:00。
園内には明治の政治家・井上馨の銅像や、中原中也・種田山頭火といった詩人の碑があります。
温泉文化だけでなく、山口の文学や歴史に触れられるのは他の足湯にはない魅力。
文化に興味がある女子旅にはぜひ立ち寄ってほしい場所です。
めっちゃくちゃ公園の中にある足湯場所で、夕方になると通勤や通学の方が多く通る場所。
駅から近く、駅から真っ直ぐ歩けばつくので、観光客の利用者も多いところでした。
駅近で便利!湯田温泉駅前の足湯
列車で訪れる方におすすめなのが「湯田温泉駅前」の足湯。
利用時間は10:00~22:00。駅のすぐそばにあるため、到着してすぐ、または帰り際にサッと寄れる利便性が魅力です。
ここは源泉かけ流しじゃないみたいで、かなりぬるかったです。
隣には大きな白狐「ゆう太」のモニュメントがあり、フォトスポットとしても人気。
さらに運が良ければ、観光列車「SLやまぐち号」が通る姿を足湯に浸かりながら眺めることもできます。
旅情を感じたい方にぴったりです。
サンフレッシュ山口跡地(閉鎖情報)
かつては利用できた「サンフレッシュ山口」の足湯は、現在閉鎖されています。
最新の情報を事前に調べてから訪れることをおすすめします。
湯田温泉こんこんパークは2025年6月にオープンしたばかり
2025年6月1日に誕生したばかりの「湯田温泉こんこんパーク」は、温泉や健康、交流、自然とのふれあいをテーマにした複合施設です。
交流棟には全天候型の「こんこん広場」や、多目的スペース、食事をしながら足湯を楽しめる温泉交流エリアを完備。さらに2階には「もちまきテラス」があり、山口県ならではの文化体験もできます。
屋外には白狐をモチーフにした大型遊具や噴水広場があり、子ども連れや友達同士で訪れても楽しいひとときに。
もちろん、無料で利用できる足湯も併設されていて、広い軒先で景色を眺めながらくつろぐことができます。
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所在地:山口県山口市湯田温泉エリア
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利用時間:10:00~21:00
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定休日:毎週火曜日(清掃日)
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駐車場:2025年秋ごろ完成予定。それまでは臨時駐車場または周辺の有料駐車場を利用
湯田温泉に新しくできた交流拠点として、観光客はもちろん、地元の方からも注目を集めている最新スポットです。
狐の足あとは無料じゃないけどおすすめ
湯田温泉の人気観光施設「狐の足あと」では、有料ながらも充実した足湯体験が楽しめます。
入浴料は大人200円、小中学生100円と手ごろで、屋内外に設置された複数の足湯からは温泉街を眺めながらリラックス可能。
さらに館内には観光情報の展示やおしゃれな休憩スペースもあり、雨の日でも安心して過ごせます。
無料の足湯を巡ったあとに、ちょっと贅沢な気分で立ち寄るのにおすすめです。
湯田の足湯をもっと楽しむための実用情報
タオルは持参が便利
多くの足湯はタオルを貸し出していません。
観光案内所や狐の足あとなどでは購入できますが、フェイスタオルやハンドタオルを持参すると便利です。
駐車場事情
湯田温泉街には複数の駐車場があります。
「狐の足あと」と中原中也記念館の共同駐車場は無料で利用可能。
ただし混雑時はコインパーキングを使うのがおすすめです。
- 「リパーク山口湯田温泉3丁目」
- 「トラストパーク湯田温泉3丁目」
など、24時間営業の駐車場もあり、車旅でも安心です。
全ての足湯を巡っても、全て徒歩圏内なので、ホテルや飲食店が集中しているパーキングに駐車しても大丈夫です。
足湯の利用時間と24時間営業について
湯田温泉の足湯はほとんどが10:00~22:00。
24時間営業ではなく、夜間は湯を抜いて清掃が行われます。
朝は7時ごろからお湯を張るので、早朝に訪れるとちょうど準備中ということも。利用時間を確認して訪れるのが確実です。
湯田の足湯スポットで1番おすすめは湯の香通り
数ある湯田温泉の足湯の中で、個人的にいちばんおすすめしたいのは「湯の香通り」。
路地に佇む静かな雰囲気で、観光客の多い時間帯でも落ち着いて過ごせるのが魅力です。
大小2つの湯舟があり、広いので、他の観光客がいたとしても友達と並んで浸かるのにぴったり。
さらに2019年に新設された「手湯」は、寒い季節や気軽に温泉を感じたいときに嬉しい存在。
足元からも手元からもぽかぽか温まり、湯田温泉の足湯らしさをもっとも感じられるスポットといえます。
女子旅におすすめの過ごし方
湯田温泉の足湯は、ただ浸かるだけでなく旅のリズムをつくる役割もあります。
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午前:観光案内所前や駅前の足湯で最初のひと休み
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午後:歴史散策がてら井上公園へ
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夕方:湯の町通りの足湯でのんびり、おしゃれなカフェで甘いものを
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夜:宿に戻る前に湯の香通りで静かな足湯タイム
こんなふうに足湯を挟みながら歩くと、温泉街を一日中楽しめます。
まとめ:湯田温泉の足湯は無料で入れておすすめ
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湯田温泉には無料の足湯が6ヶ所あり、立地や雰囲気がそれぞれ違う
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サンフレッシュ山口の足湯はすでに無かった
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観光や歴史散策、食事の合間に立ち寄れて女子旅にぴったり
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タオルや駐車場など旅行者目線の設備も整っている
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事前に利用時間を確認すれば、効率的にめぐれる
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22時まで足湯に入れる
温泉街を歩く途中に「ちょっと座っておしゃべりしながら足湯」。
それだけで旅がぐっと豊かになります。湯田温泉を訪れるなら、ぜひ足湯めぐりを旅のプランに加えてみてください。














































































































